ALA(米国図書館協会)

米・公共図書館協会(PLA)、公共図書館による米国民の健康保険加入促進を支援するためのイニシアチブを開始

2018年10月10日、米・公共図書館協会(PLA)が、公共図書館による米国民の健康保険加入促進を支援するためのイニシアチブ“Promoting Healthy Communities: Libraries Connecting You to Coverage”を開始することが発表されています。

PLAは、対面での支援を受けた人の60%近くが健康保険に加入する傾向があるが、その支援をするための資金や組織の数が連邦政府によって削減されているとし、健康情報の提供を行う公共図書館がその不足を補う立場にあると考えています。

同イニシアチブにおいて、PLAは、300米ドルの助成金を最多で120の米国内の公共図書館に提供するとしています。助成金の受領館は、情報の提供、健康保険受付・提供団体との連携、健康保険加入期間における地域住民の健康保険加入の促進を行います。PLAはそのほか、全図書館向けに、地域住民への指導を容易にするための情報やツール類を同イニシアチブのウェブページで公開しています。

米国図書館協会(ALA)、学校図書館を支援するための体系的な戦略をまとめた文書を公表

2018年10月5日、米国図書館協会(ALA)が、ALAや図書館界が学校図書館を支援するための体系的な戦略をまとめた文書“Fight for School Libraries”を公表しました。

ALA会長のニール(Jim Neal)氏が2018年5月に招集した “Fight for School Libraries”サミットにおいて学校・公共・大学図書館のリーダーによって策定されたものです。

戦略文書では、学校図書館の人員・財源・認証評価に関する標準や政策についての質の高いデータの収集、国民や地域住民にとって説得力のある説明やメッセージの開発、さらなる支援を得るための公共図書館・大学図書館との連携強化、アドヴォカシー活動における一貫した学校図書館支援の実装、が挙げられています。

米国図書館協会(ALA)、ハリケーン・フローレンスの被害を受けた図書館及び住民の支援活動を実施中であることを発表

2018年9月14日、米国図書館協会(ALA)が、ノースカロライナ州・サウスカロライナ州・バージニア州の各図書館協会とともに、ハリケーン・フローレンスの被害を受けた図書館の支援を行っていると発表しています。

また、保険の申請やインターネットへの接続、救援・復興情報の入手といったニーズを持つ住民のライフラインとしての役割を果たすべく大西洋沿岸部の図書館を対象とした支援活動も行なわれているとのことです。

また、ALAでは、防災や災害時に支援を提供する組織の情報、オンライン上で公開されている復興のためのリソース、冊子体のリソースの書誌情報を掲載したLibGuide“Library Disaster Preparedness & Response”を提供していることを案内しています。

米・公共図書館協会(PLA)、「勇気」をテーマとした小説コンテストを実施:優勝者は短編小説の無料プリンターで作品を発表

米・公共図書館協会(PLA)が、「勇気」をテーマとした全国規模での小説コンテストを2018年9月25日から実施すると発表しています。募集期間は、10月30日までです。

PLAの“Fostering Creative Community Connections”の一環として、住民の、読書、作文、そして地元の図書館への関心を高めることを目的に実施されるもので、優勝者は1,000ドルを授与されるとともに、世界中に設置されている仏・Short Edition社製の短編小説の無料プリンター(Short Story Dispensers)で作品を発表することができます。

米・公共図書館協会(PLA)、戦略計画“2018-2022 Strategic Plan”を公表

2018年9月7日、米国図書館協会(ALA)の公共図書館協会(PLA)が、戦略計画“2018-2022 Strategic Plan”を公表しました。

2014年に発表された前戦略では、組織目標として、(1)リーダシップ開発、(2)評価指標、(3)ファミリーエンゲージメント、(4)デジタルリテラシー、が掲げられていましたが、その成功を受け、新戦略では、(1)変化、(2)リーダーシップ、(3)アドヴォカシーと認知度、(4)公平・多様・包摂・社会的正義、(5)組織的優秀性、を掲げています。

PLAでは既に目標達成のため、公平・多様・包摂・社会的正義に関する図書館職員向けの研修を2019年から開始予定であり、また、協会の新しいトレンドやモデルと追及し組織的優秀性を達成するための措置を採っているとしています。

また、計画に掲載されている主な成果目標として、

米国図書館協会(ALA)、新設されたグラフィックノベルス&コミックスラウンドテーブル(GNCRT)の会員募集を開始

2018年9月5日、米国図書館協会(ALA)が、新設されたグラフィックノベルス&コミックスラウンドテーブル(Graphic Novels & Comics Round Table:GNCRT)の会員募集を開始しました。

GNCRTは、蔵書構築・プログラム・アドヴォカシーといったグラフィックノベルスやコミックスを担当している図書館・図書館職員を支援することを目的としており、図書館関係会議での発表やコミックス関係のイベントへの参加、助成金の管理、グラフィックノベルスやコミックスを担当している図書館員や研究者のネットワーク構築などを実施します。

米国図書館協会(ALA)専門・政府・企業図書館部会(ASGCLA)が発足

2018年9月5日、米国図書館協会(ALA)の専門・政府・企業図書館部会(ASGCLA)が発足しました。

連邦政府および軍図書館に関するラウンドテーブル(FAFLRT)の廃止と専門・企業図書館部会(ASCLA)への合併により発足したものです。

Federal, Armed Forces, Specialized & Cooperative Libraries Merge to Form New Division of ALA(ASGCLA,2018/9/5)
https://www.asgcladirect.org/2018/09/federal-armed-forces-specialized-cooperative-libraries-merge-to-form-new-division-of-ala/

図書館デザインショーケース2018(米国)(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)が発行するamerican libraries誌の2018年9月/10月号において、2018年に北米で新しく建てられた、もしくは改築された図書館17館が写真とともに掲載されています。

以下の図書館に関する簡単な説明と、建築家、面積、費用などの情報がまとめられています。

E2054 - 2018年米国図書館協会(ALA)年次大会<報告>

2018年6月21日から6月26日にかけて,2018年米国図書館協会(ALA)年次大会(E1945ほか参照)がルイジアナ州ニューオーリンズで開催された。今回の大会はErnest N. Morial Convention Centerをメイン会場とし,約2万5,000人が参加してブース展示やセッションが行われた。筆者は,私立大学図書館協会が実施する海外派遣研修(長期研修)に参加する機会を得て,その研修の一環として同大会へ参加した。本稿では,大会の概要と筆者の印象に残っていることを中心に報告する。

米国図書館協会(ALA)、成人の英語学習者向けサービスを行なう図書館を支援する事業「アメリカンドリームリテラシーイニシアチブ」の成果をまとめた報告書を公開

2018年7月31日、米国図書館協会(ALA)が、「アメリカンドリームリテラシーイニシアチブ(American Dream Literacy Initiative )」の10年間の成果をまとめた報告書“American Dream Literacy Initiative”を公開しました。

同イニシアチブは、ALAがダラー・ジェネラル・リテラシー財団(Dollar General Literacy Foundation)と連携し、成人の英語学習者や基礎教育や労働力開発が必要な成人のためのサービスを拡大する公共図書館に助成を行う取組です。

開始以来、188館に対して約150万ドルの助成が実施され、同イニシアチブによる英語学習者は2万5,000人に達しています。

報告書では、調査結果として、英語学習者が公共図書館を利用する第一の理由は雇用のためであること、助成を得た館ではコミュニティーとの連携が改善したことやプログラムを長期間維持することが可能になったことを指摘するとともに、図書館の利用者数や英語学習ソフトウェアの利用増、チューターのトレーニングやイベントの実施、機器やソフトウェアの購入といった成功例を紹介しています。

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