ARL(北米研究図書館協会)

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第360号を公開:ラーニングアナリティクス(Learning Analytics)がテーマ

2018年9月5日、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第360号を刊行しました。

会員館が、学習履歴を活用して学習・教育活動に活用する「ラーニングアナリティクス」(Learning Analytics)を支援するために、データの収集と管理のバランスをどのように実行しているか、また、職業倫理義務にどのように注意を払っているかを調査したものです。

研究図書館のラーニングアナリティクス事業の計画方法・採用方法・参画方法、データセキュリティやプライバシー保護のための仕組み、ラーニングアナリティクス事業に参画する際に直面する倫理的課題、上記課題の交渉・解決方法等が調査されています。

また、図書館のプライバシーに関する声明やポリシー、研究機関のプライバシーポリシーやデータセキュリティポリシーなども事例も掲載されています。

E2053 - EU一般データ保護規則(GDPR)と図書館への影響

個人データの保護を受ける権利は,欧州連合(EU)において基本的な権利と位置付けられている。EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)はその保護を強化し,域内のルールを統合する規則として,2016年4月に採択された。同年5月に公布・施行された後,2年間の猶予を経て,2018年5月25日から適用が始まった。以下では,GDPRの概要及び諸外国で検討される図書館におけるGDPRへの対応等を紹介する。

北米研究図書館協会(ARL)、SPEC調査プログラムの終了を発表

2018年8月22日、北米研究図書館協会(ARL)が、11月の報告書シリーズ“SPEC Kit”第361号の刊行をもって、1973年から45年にわたって図書館の政策や実践に関するデータの収集・普及を行なってきたSPEC調査プログラムを終了させると発表しました。

2017年に、ARLの今後の評価のためのプログラムに関するタスクフォース(Assessment Program Visioning Task Force)が、現在の評価関連サービスの再検討を要請し、その中で、ARL会員館の専門知識を活用・共有することで会員館を支援することが提言されたことを受け、そのためのリソースを割くために終了することになったものです。

ARLでは、ベストプラクティスとなるケーススタディを集めて普及させるための新しい方法を設計・実行するためのパイロット事業を実施中です。

北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2016-2017年度版を公開

2018年7月17日、北米研究図書館協会(ARL)が、124の加盟館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2016-2017年版“ARL Annual Salary Survey 2016-2017”を公開しました。

114の大学図書館に勤務する1万245人と、10の非大学系図書館に勤務する5,357人が対象で、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。

・北米の加盟館の職員の給与がインフレ率を上回る上昇。
・米国の加盟館のマイノリティの図書館員の割合は15%であるが、管理職では割合が低い。
・マイノリティ職員の67.5%が女性。
・加盟館の女性職員の給与は男性の94.8%。

等が指摘されています。

北米研究図書館協会(ARL)、加盟館・医学図書館・法律図書館の2015-2016年度版統計を刊行

2018年7月17日、北米研究図書館協会(ARL)が、2015-2016年度の3種類の統計を公開しました。

いずれも、コレクション、スタッフ、予算、サービス等に関する統計がまとめられていて、それぞれ、米国とカナダのARL加盟館124機関、医学図書館58機関、法律図書館72機関が対象となっています。

ARL Statistics 2015–2016 Publications Released(ARL,2018/7/17)
http://www.arl.org/news/arl-news/4571-arl-statistics-2015-2016-publicati...

ARL Statistics 2015-2016
https://doi.org/10.29242/stats.2015-2016

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第359号を公開:図書館開発(Library Development)がテーマ

2018年7月11日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第359号を刊行しました。

会員館における図書館開発(Library Development)事業に関する組織・資源(人的・財政的等)・活動等の情報を集約したものです。

多くの研究図書館で、現在、もしくは、まもなく、資金調達活動・古い建物の改修・新築等が実施されることから行われた調査です。

景気後退前後の比較を可能とするため、2006年に実施した類似調査の調査項目は維持するとともに、今回の調査では、近年の傾向を把握するため、フレンドレイジング(関係団体・関係者との関係構築)、図書館の価値を強化する利害関係者とのコミュニケーション、それらコミュニケーション活動において行なわれる説明方法についての項目が含められています。また、資金調達における諮問委員会の役割についても調査されています。

北米研究図書館協会(ARL)、EU一般データ保護規則(GDPR)の図書館への影響に関するイシューブリーフを公開

2018年5月24日、北米研究図書館協会(ARL)が、イシューブリーフ“The General Data Protection Regulation: What Does It Mean for Libraries Worldwide?”を公開しました。

米・ノースカロライナ大学チャペルヒル校図書館の学術コミュニケーション担当ギリランド(Anne T. Gilliland)氏によるもので、EU一般データ保護規則(GDPR)の2018年5月25日の発効を控え、図書館での個人情報の管理方法に関して、図書館における必要な検討を支援するために作成されました。

交換プログラム、留学、客員研究員、サテライトキャンパスといった様々な場面で欧州との関係があることから、大学図書館・研究図書館は、GDPRの要件を満たしている必要があるとし、個人情報の取集・管理・移転の方法の変更や、職員へのプライバシーに関するトレーニングの提供など、図書館に与える影響について指摘しています。

E2024 - 北米研究図書館協会による今後の評価プログラムへの提言

2017年12月,北米研究図書館協会(ARL)は,研究図書館の今後の評価プログラムへの提言をまとめた報告書“ARL Assessment Program Visioning Task Force Recommendations”を公開した。

北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第358号を公開:アクセシビリティ・ユニバーサルデザインがテーマ

2018年5月2日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第358号を刊行しました。

アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン(Accessibility and Universal Design)がテーマで、障害者のアクセシビリティへのニーズに会員館がどのように対応しているかを調査したものです。

図書館での福祉機器への対応状況、障害者サービスの内容、同サービスのための職員配置や人材育成、同サービスのためのリソース、同サービスに関する組織のポリシー等に関する情報を収集しているほか、ユニバーサルデザインに関する内容も含まれています。

人文・社会科学のOA単行書を出版するイニシアチブ“Toward an Open Monograph Ecosystem(TOME)”(記事紹介)

2018年4月3日、米・バージニア工科大学のウェブサイトに、人文・社会科学のオープンアクセス(OA)単行書を出版するイニシアチブ“Toward an Open Monograph Ecosystem(TOME)”に関する記事が掲載されています。

このイニシアチブは、紙媒体の単行書の購入者や、図書として出版できる文字数がある専門的な著作物が次第に減少している中、2017年3月に立ち上げられました。米国大学協会(AAU)、北米研究図書館協会(ARL)、Association of University Presses(AUPresses)のほか、同学を含む12の大学が計画に関与していました。

記事では、TOMEの助成を受ける最初の研究者となった同学の歴史専攻の助教授(assistant professor)を紹介しています。

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