オランダ

【イベント】U-PARLシンポジウム:むすび、ひらくアジア3「図書館をめぐる知の変革」(1/26・東京)

2019年1月26日、東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)において、「U-PARLシンポジウム:むすび、ひらくアジア3「図書館をめぐる知の変革」」が開催されます。

東京大学に新設予定のアジア研究図書館では、研究者の集う新しい形の研究図書館となることを目指しており、本シンポジウムでは研究者とライブラリアンの叡智を結集させ、研究図書館における「知」のあり方を模索したいとあります。

入場無料、一般公開、定員170名(先着順)であり、事前の申込みが推奨されています。

シンポジウムの内容は次のとおりです。

・開会の辞
蓑輪顕量氏(U-PARL部門長、大学院人文社会系研究科)

・趣旨説明
永井正勝氏(U-PARL副部門長)

・オープンサイエンス時代の新たな図書館員像 〜データライブラリアンに求められるスキル標準とその育成〜
尾城孝一氏(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)

・橋を築け、橋になれ 〜ライデン大学のアジア図書館と橋渡しとしてのサブジェクト・ライブラリアン〜
ナディア・クレーフト氏(ライデン大学アジア図書館)

フェルメールの全作品がGoogle Arts & Cultureで公開

2018年12月3日、オランダのマウリッツハイス美術館は、同館等が所蔵するオランダの画家フェルメールの全36作品がGoogle Arts & Cultureで公開されたことを発表しました。

また、新たに公開された“Pocket Gallery”は、AR(拡張現実)技術を用いた仮想展示であり、フェルメールの全作品を実物大で鑑賞することができます。

Google Arts & Culture: Meet Vermeer - The first virtual museum to show all of Johannes Vermeer’s paintings(マウリッツハイス美術館, 2018/12/3)
https://www.mauritshuis.nl/en/press/persarchief/2018/meet-vermeer/

オランダ視聴覚研究所、GIFアニメの収集・保存プロジェクトを開始

2018年10月26日、オランダ視聴覚研究所(Netherlands Institute for Sound & Vision)が、GIFアニメの収集・保存プロジェクトの開始を発表しました。

GIFアニメはデジタル文化と不可分であるにも関わらず、これまで文化遺産として認識されず、アーカイブされてこなかったことから実施するものです。

同研究所では、策定した収集ガイドラインに基づきウェブ上で収集したオランダ関連のGIFアニメをGIFアニメの検索サイトGIPHY上の公式チャンネルで公開しています。

また、Instagramを通じて、10月26日から10月28日にかけて、収集ガイドラインに関する意見を募集していました。

JOIN THE CREATION OF A GIF COLLECTION(Netherlands Institute for Sound & Vision,2018/10/26)
https://beeldengeluid.nl/en/knowledge/blog/join-creation-gif-collection

オランダ大学協会(VSNU)、オランダの14の大学による査読論文の半数がオープンアクセス(OA)と発表

2018年10月29日、オランダ大学協会(VSNU)は、オープンアクセスウィークの終了を受けて、オランダの著者の最新のオープンアクセス(OA)論文の数を公表しました。

約2万8,000件の査読論文がOAで公開されており、2017年時点の数値で、14のオランダの大学からの査読論文の半数(50%)がOAとなっているとしています。ちなみに2016年時点の数値では42%でした。

国内出版者が刊行した電子書籍が刊行1年以内に電子書籍貸出サービスから利用可能に:出版者と著者等の貸出時の報酬の配分も策定(オランダ)

2018年10月3日、オランダ王立図書館(KB)が、オランダの出版者が刊行した電子書籍が1年以内に電子図書館“online Bibliotheek”で利用できるようになると発表しました。

教育・文化・科学大臣、KB、オランダ公共図書館協会(VOB)や著作者団体・出版社団体・著作権管理団体との合意に基づくもので、合意は2019年1月1日から効力を持ちます。

今回の合意では、電子書籍が貸出された際の報酬について、出版者と著者・翻訳者・イラストレータで折半する事が定められました。また、この合意を実現させるために、2021年に300万ユーロの予算措置が講じられるとしています。

現在利用可能な電子書籍のタイトルは2万1,000件ですが、2019年末までに2万7,000件に増加することが見込まれるとしています。

Science Europe、研究成果物の完全で即時のオープンアクセスを実現するための公的助成機関によるイニシアチブ“cOAlition S”の開始を発表

2018年9月4日、欧州の研究助成財団・研究実施機関が加盟するScience Europeは、11の公的助成機関(オーストリア科学財団・ フランス国立研究機構・アイルランド科学財団・イタリア国立核物理学研究所・ルクセンブルグ研究財団・オランダ科学研究機構・ノルウェー研究会議・ポーランド国立科学センター・スロベニア研究機構・スウェーデン環境・農業研究審議会・英国リサーチ・イノベーション)が、欧州委員会(EC)の支援を受けて、研究成果物の完全で即時のオープンアクセス(OA)を実現するためのイニシアチブ“cOAlition S”を開始すると発表しました。

同イニシアチブは、2020年1月1日までの公的助成を受けた成果物の、規約に準拠したOAジャーナルやOAプラットフォームでの公開の義務化という1つの目標と、そのための10の原則からなるPlan Sを中心に構築されており、公的・民間を問わず、世界中の研究助成機関の参加を呼びかけています

What is cOALition S?(Science Europe,2018/9/4)
https://www.scienceeurope.org/coalition-s/

国際図書館連盟(IFLA)“Public Library of the Year Award 2018”は、オランダ・School 7(KopGroep Bibliotheken)

2018年8月28日、国際図書館連盟(IFLA)“Public Library of the Year Award 2018”にオランダのデン・ヘルダー市にあるSchool 7(KopGroep Bibliotheken)が選ばれました。

マレーシア・クアラルンプールで開催されていたIFLAの年次大会で発表されたもので、同賞のスポンサー企業であるSystematic社からのプレスリリースによると、年齢や言語を問わず多様な住民が、読書に加え、仕事のために利用、講座やワークショップへの参加が可能なほか、熱心なボランティアが子どもにプログラミングを教えたり、子どもが大声で本を読んだりするなど、地域のリビングルームのような利用のされ方をされていること、そして、そのことを反映した建築が評価されたようです。建物内の劇場で結婚式をあげたり、カフェで誕生日を祝ったりすることも可能となっています。また、社会の持続可能性に焦点を当てた活動を行っていることや、古い学校の建物と新しい図書館を調和させた建築であることも指摘されています。

同館長によると、賞金5,000米ドルは、児童書の購入や、図書館員やボランティアと祝賀会に開催に充てるとしています。

Porticoとオランダ国立図書館が提携を発表 Porticoアーカイブの複製をオランダ国立図書館にも保存

2018年8月14日、電子学術情報アーカイブPorticoが、オランダ国立図書館との間で、Porticoアーカイブの複製を同図書館でもホストする提携を結んだことを発表しました。

Porticoアーカイブの複製はそのほかに米国内や、クラウドストレージ上にも存在しています。オランダ国立図書館がホストし、欧州内にも複製が置かれることで、コンテンツの長期保存をより確かなものとすることが提携の狙いとされています。

Portico places archive replica at the National Library of the Netherlands(Portico、2018/8/14付け)
https://www.portico.org/news/portico-places-archive-replica-at-the-national-library-of-the-netherlands/

デルフト工科大学がオープンサイエンスに関するMOOCを開講

オランダのデルフト工科大学が、オープンサイエンスに関するMOOC(大規模公開オンライン講座)” Open Science: Sharing Your Research with the World”をedXで開講します。講義開始は2018年10月30日です。

同講座は博士課程の大学院生や教員、研究者を受講対象と想定したもので、オープンサイエンスに関する一般的な概説や地域・分野ごとの利点と障壁、データ共有戦略の立て方、論文をオープンアクセスとする際の方法の選び方等を扱うとされています。開講言語は英語です。

Open Science: Sharing Your Research with the World(edX)
https://www.edx.org/course/open-science-sharing-your-research-with-the-world

“2018 IFLA/Systematic Public Library of the Year”の受賞候補5館が発表される

2018年6月28日、“2018 IFLA/Systematic Public Library of the Year”の受賞候補5館が発表されました。

新築館もしくは図書館以外の建物を改築した公共図書館を対象に、19か国の35館のなかから、デジタル開発・地域文化・持続可能性・利用者の要望への対応状況といった基準をもとに選出されたもので、受賞館1館は8月のIFLAの年次大会で発表されます。

ノミネートされたのは以下の5館です。

・オースティン中央図書館(米・テキサス州):自家発電及び雨水循環システム、インテリアデザインや家具の高い柔軟性

・ヴィラ・ロボス公園図書館(ブラジル):明るく開放的な環境による、魅力的な空間

・KopGroep Bibliotheken (School 7)(オランダ) :地域や地元の劇場・カフェ・大学との統合における成功や、新旧の建物の調和

・Deichman Biblo Toyen(ノルウェー):インテリアデザインにみられる利用者の関与や、地元の団体や専門家と連携しての弱い立場の若者のための取組の実施

ページ