IFLA(国際図書館連盟)

E2075 - IFLAの拡大集中許諾制度(ECL)に関する報告書

2018年8月,国際図書館連盟(IFLA)は,拡大集中許諾制度(Extended Collective Licensing:ECL)に関する報告書(background paper,以下「本報告書」)を公開した。本報告書では,ECLが世界的に評価を得ていると指摘し,カナダ・中国・フランス・ドイツ・英国・米国・ノルウェー・スウェーデンの事例とともに,以下のようにその長所や課題を紹介している。カナダや米国の仕組みは,厳密にはECLではないが,参考になるとして含められている。

国際図書館連盟(IFLA)、“IFLA Global Vision Ideas Store”へのアイデア応募期限を延長

国際図書館連盟(IFLA)は2018年9月26日付の記事で、図書館員から“Global Vision”実現のためのアイデアを募るウェブサイト“IFLA Global Vision Idea Store”へのアイデア応募期限を2018年10月31日まで延長することを発表しています。

Your ideas matter! Contribute to the Ideas Store before 31 October(IFLA, 2018/9/26)
https://www.ifla.org/node/81764

IFLA Global Vision Idea Store
https://ideas.ifla.org/

国際図書館連盟(IFLA)、欧州各国の集中管理団体(CMO)に関する基礎的調査の結果を公表

2018年10月8日、国際図書館連盟(IFLA)が、拡大集中許諾制度に関わって、欧州連合(EU)加盟国及びスイス・ノルウェイ・オーストリアを対象に実施した、、集中管理団体(CMO)の有無や、取り扱っている著作物の分野(図書、写真、フィルムなど)について調査した報告書を公開しています。

調査結果は、ポルトガル・リトアニア・ベルギー・フランス・ドイツ・ハンガリーを除く26か国からの回答をもとに作成されたものです。

CMOが存在する場合でも図書館が必要なライセンスを提供しているとは限らない事などが指摘されています。

Are We Ready for Extended Collective Licensing? Initial Data from IFLA Survey of Collecting Society Coverage(IFLA,2018/10/8)
https://www.ifla.org/node/82013

IFLA Journal、2018年10月号が刊行:プライバシーを特集

2018年10月3日、国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の44巻3号(2018年10月)が公開されました。

プライバシーに関する特集号です。

Out Now: October 2018 issue of IFLA Journal(IFLA,2018/10/3)
https://www.ifla.org/node/81954

IFLA Journal. 2018, 44(3). [PDF:88ページ]
https://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-44-3_2018.pdf

“IFLA Metropolitan Libraries Short Film Award 2018”の受賞作品は“Books in the Cloud”

2018年9月26日、国際図書館連盟(IFLA)の大都市図書館部会(Metropolitan Libraries Section)は、“IFLA Metropolitan Libraries Short Film Award”の2018年の受賞作品を、イスラエルのBeit Ariela Shaar Zion Libraryの作品“Books in the Cloud”と発表しています。

世界図書館情報会議(WLIC)・第84回IFLA年次大会の会期中の2018年8月27日に、同部会により実施された“IFLA Metropolitan Libraries Short Film Award 2018”において10か国・15作品の中から選ばれたものです。

全作品はA Corto di LibriのYouTube公式チャンネルから視聴できます。

IFLA Metropolitan Libraries Short Film Award 2018. See you next year!(IFLA,2018/9/26)
https://www.ifla.org/node/81794

国際図書館連盟(IFLA)、欧州議会での著作権指令改正案可決に対してプレス・リリースを発表

欧州議会が2018年9月12日に著作権指令改正案を可決したことをうけ、9月13日、国際図書館連盟(IFLA)がプレス・リリースを発表しています。

プレスリリースでは、今回可決した改正内容が発効した場合、図書館は、国境を越えたネットワークを通じても含めて、保存のための著作物のデジタル化の可能性が明確となり、また、教育のための著作権の除外規定からの恩恵も受けるとしています。

一方で、オープンアクセス(OA)論文やオープンな教育資源(OER)を搭載するの非営利のプラットフォームに深刻な影響を与える条項、ニュース記事のスニペットへの支払い義務、グローバルイノベーション分野において欧州を遅れさせる混乱・リスクを招くテキスト・データ・マイニングに関する規則の複雑さなどに懸念を示してします。

IFLAでは、欧州の著作権改革は、今後、欧州委員会・欧州議会・加盟国での議論へと進むが、全ての関係者が、より創造的で革新的な未来のために正しい道を進むために必要なことを確実に理解するようにするとしています。

国際図書館連盟(IFLA)、“Trend Report”の2018年版を公開

2018年8月28日、国際図書館連盟(IFLA)が、“Trend Report”の2018年版を公開しました。

IFLA Trend Reportは、図書館をめぐる最新の社会動向に関し、図書館界と各分野の専門家による対話を経て作成されたものです。2013年に初めて公開され、2016年からは毎年更新版が公開されています。

2018年版は、今年3月にスペイン・バルセロナで開催された“IFLA President's meeting”での発表をベースとしており、「シナリオ・プランニングと図書館」「攻撃を受けている図書館」「図書館が考慮すべき問題」「図書館とコミュニティのネットワーク」という、各分野の専門家による4つの論考を掲載しています。

Facing the Future with Confidence: IFLA’s Trend Report Update 2018(IFLA,2018/8/28)
https://www.ifla.org/node/67015

2020年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の開催地は、ニュージーランド・オークランド

2018年8月29日、第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会のクロージングセッションにおいて、2020年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の開催地がニュージーランド・オークランドと発表されました。

@iflawlic(Twitter,2018/8/29)
https://twitter.com/iflawlic/status/1034708515514929152
https://twitter.com/iflawlic/status/1034738717674614784

E2053 - EU一般データ保護規則(GDPR)と図書館への影響

個人データの保護を受ける権利は,欧州連合(EU)において基本的な権利と位置付けられている。EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)はその保護を強化し,域内のルールを統合する規則として,2016年4月に採択された。同年5月に公布・施行された後,2年間の猶予を経て,2018年5月25日から適用が始まった。以下では,GDPRの概要及び諸外国で検討される図書館におけるGDPRへの対応等を紹介する。

国際図書館連盟(IFLA)、マラケシュ条約の実務指針を公開

2018年8月27日、国際図書館連盟(IFLA)が、実務指針“Getting Started Implementing the Marrakesh Treaty for persons with print disabilities”を公開しました。

図書館員が、マラケシュ条約の内容を理解し、自信を持ってサービスを提供できるよう、世界盲人連合(WBU)・トロント大学(カナダ)・カナダ研究図書館協会(CARL)の支援を受けて作成されたもので、現在、英語版・フランス語版・スペイン語版が公開されています。

Getting Started: New IFLA Guide on Making the Marrakesh Treaty Real(IFLA,2018/8/27)
https://www.ifla.org/node/72643

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