文献紹介

E1471 - 深夜の図書館は誰がどのように利用しているのか<文献紹介>

米国オハイオ州にあるケント州立大学の図書館では2011年から24時間開館が実施されている。このスケジュールに慣れるに伴い,同大学の図書館員は,深夜の図書館を誰がどのように利用し,どのようなサービスや資料が求められているか,安全性に不安はないか,24時間開館は学生の成績向上や目標達成につながっているか,といった疑問を感じるようになった。これらの疑問から,同大学では利用者データ,アンケート,学生の成績データ等の調査を行い,論文にまとめた。...

E1465 - 大学図書館における電子書籍サービスに向けて<文献紹介>

2013年6月,国立大学図書館協会の学術情報委員会・学術情報流通検討小委員会が,2012年度調査報告として2本の報告書「大学図書館における電子書籍サービスに向けて‐現状と課題‐」及び「学術情報流通の現状と課題の整理のために‐検討の報告‐」を公表した。本稿では,これらの報告書のうち,前者の電子書籍に関する報告書について,概要を紹介する。これは,大学図書館においても電子書籍への取組みが直接的な課題となってきたとの認識に基づき,電子書籍の状況について調査し,さらに大学図書館としての課題と提案をまとめたものである。...

E1452 - 研究者による研究データ共有の決定要因は何か<文献紹介>

近年,論文などの出版物だけではなく,研究に用いた生データをも公開し,共有する動きが自然科学分野から人文・社会科学分野に至るまで拡大している。その背景には,他の研究者によるデータの再利用や研究結果の検証を可能にすること,公的資金による研究成果を広く市民に公開することへのニーズがある。...

E1131 - 書架は不要:図書館における電子書籍<文献紹介>

 本書は電子書籍提供サービスNetLibrary(CA1648参照)が開始された1998年以来の米国の図書館の電子書籍(E-books)への取り組みの成果であり,電子書籍が図書館と図書館業務にもたらす課題を調査した英語で書かれたおそらく初めての図書であろう。本書のタイトルは「図書館と出版社が電子書籍に投資するなら,私たちは書架が不要な図書館をやがて持つかもしれない」という編者の主張に由来している。編者のポランカ(Sue Polanka)氏は米国オハイオ州に本部を置くライト州立大学図書館の参考調査担当課長であり,各章の執筆者は大学図書館員,学校図書館員,公共図書館員,大学教員,出版社副社長,調査会社調査サービス責任者である。...

E1099 - デジタル情報:秩序かアナーキーか<文献紹介>

 デジタル情報は学術コミュニケーションをどのように変えてしまうのだろうか。現在の学術コミュニケーションの比較的秩序あるシステムは生き延びるだろうか,それとも技術が提供する可能性は,混乱とアナーキーとを生み出すのだろうか。このような問いに答えようとした論文集が本書『デジタル情報:秩序かアナーキーか』である。...

E860 - 電子出版のインパクト<文献紹介>

Brown, David J.; Boulderstone, Richard. The Impact of Electronic Publishing: The Future for Publishers and Librarians. K.G. Saur, 2008, 355p. 本書は,1996年にBowker-Saur社から出版されたDavid J. Brownの“Electronic Publishing and Libraries: Planning for the Impact and  Growth to 2003”の改訂新版に当る。…

E841 - 図書館職員の研修の充実方策について(報告)<文献紹介>

本報告書は,2006年9月に発足し,2008年6月まで活動した2006~2008年度の「これからの図書館の在り方検討協力者会議」(以下,協力者会 議と略)による,図書館職員の研修の充実方策をまとめたものである。2004~2005年度の協力者会議では,2006年3月に「これからの図書館像―地 域を支える情報拠点を目指して―」をとりまとめている(E478参 照)が,本報告書は「これからの図書館像」を具体的に実現するための,次の一歩と位置づけられている。報告書は3章立ての構成となっている。その他に,資 料として別紙1「司書等の研修体系について」,別紙2「図書館職員のキャリアパスのための研修のモデル」,そして要旨をまとめた「概要」,「参考資 料」(注)も添えられている。...

E822 - 図書館における電子リソース管理<文献紹介>

本書は,データベース,電子ジャーナル,電子ブックを含む電子リソース(e-resource)について理論と実務の両面から包括的に取り上げたハンド ブックであり,このような書籍が出版されるのは初めてのことである。本書は,5部21章から構成され,執筆者は32人(米国31人,カナダ1人)に上る。

E804 - 持続可能なオンライン学術資源プロジェクトとは<文献紹介>

本報告書は,非営利のオンライン学術資源(OAR)プロジェクトが持続可能なものとなるためのメカニズムを体系的に理解できるよう,英国情報システム合同 委員会(JISC)が非営利法人Ithakaに委託した調査研究の成果である。Ithakaは,非営利プロジェクトの持続可能性に焦点を当てた関連文献の 分析を行い,営利企業,特に新聞業界における同種の取り組みと比較するとともに,OARプロジェクト関係者へのインタビュー,さらにはIthaka自身の 経験-JSTOR(CA1520参照),Portico(CA1597参照)など-を踏まえ,本報告書をまとめ上げた。これは,3段階のプロセスの第1段階と位置付けられており,次に行うべき作業に関する議論のためのコンテクスト構築を目的としている。...

E757 - 電子ジャーナルの利用統計<文献紹介>

Fowler, David C. ed. Usage Statistics of E-Serilas. Haworth Press, 2007. 297p. 電子ジャーナルの利用統計は,2002年にCOUNTER(CA1512参照)の実務指針が出現するまで標準化が行われておらず,出版社を越えた利用統計の比較ができなかった。2008年1月現在,COUNTER実務指針に準拠して利用統計を提供する出版社やベン…

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