オーストラリア

オーストラリア図書館協会(ALIA)・ブルーシールドオーストラリア(BSA)、火災発生の危険性の高まりを受け“ALIA Disaster Management for Libraries Guides”を更新

2019年9月3日、オーストラリア図書館協会(ALIA)とブルーシールドオーストラリア(BSA)は“ALIA Disaster Management for Libraries Guides”3点の更新を発表しました。

現在、同国が、乾燥・少雨等の気候により火災が発生する危険性が高まっていること受けてのもので、各館での防災プラン策定を支援することが目的です。

Is your library ready for the disaster season?(ALIA,2019/9/3)
https://www.alia.org.au/media-releases/your-library-ready-disaster-season

オーストラリア国立図書館(NLA)、電子リソースの統合ポータルサイトeResourcesをリニューアル

2019年9月2日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、電子リソースの統合ポータルサイトeResourcesをリニューアルしました。

電子ジャーナル・電子書籍の全文検索(現在、オンラインコンテンツの80%が検索可)、最も関連性の高い検索結果の表示、検索結果の絞り込み機能、検索結果の引用・保存・エクスポート等の機能があります。

館外から電子リソース等の本文を閲覧するには、同館の利用者カード記載のIDを用いてログインする必要があります。館内利用の場合は自動的に全て閲覧することができます。

ポータルサイトのトップバナーには、NLAのOPAC、リサーチガイド、旧ポータルサイトへのリンクが貼られています。旧ポータルサイトは11月まで利用可能です。

オーストラリア図書館協会(ALIA)、政府機関からの助成によりデジタル医療リテラシーに関する図書館員向け研修プログラムを実施

2019年8月14日、オーストラリア図書館協会(ALIA)及びALIAの公共図書館部門であるAustralian Public Library Alliance (APLA)と医療図書館部門であるHealth Libraries Australia (HLA)は、政府機関のAustralian Digital Health Agencyから約100万オーストラリアドルの助成を受けてデジタル医療リテラシーに関する図書館員向け研修プログラムを実施することを発表しました。

この研修プログラムは、政府の実施するデジタル医療プログラムに関する利用者の質問へ公共図書館や医療図書館の職員が適切に回答することを支援するために、2019年9月から2020年6月まで実施されます。

この全国的な取り組みにより、プライバシー設定への理解や変更方法、家族の記録の管理方法、包括的な医療記録の保証のための医療提供者との関わり方を含む政府のデジタル医療に関するイニシアチブを、利用者がどのように理解しているかなどについての研修が図書館職員向けに提供されます。

オーストラリア国立図書館(NLA)、同館所蔵資料を用いて博士号取得を目指す大学院生を対象とした奨学金プログラムの申込を受付中

オーストラリア国立図書館(NLA)が、2019年8月30日まで、同館所蔵資料を用いて博士号の取得を目指す大学院生(オーストラリア国民もしくは永住者)を対象とした奨学金プログラムの申込を受け付けています。

(1)同国の歴史・文学、図書館・アーカイブス管理・博物館研究のための奨学金(3人)
(2)伝記研究のための奨学金(1人)
(3)地方の研究者のための奨学金(1人)

の3種類あり、奨学生に選ばれると、同館で調査を行うにあたって(2020年1月6日から2020年2月14日まで)、週300ドルの奨学金や自宅からキャンベラまでの航空料金(エコノミー、1,000ドルが上限)を受け取ることができるほか、オーストラリア国立大学の大学寮での宿泊(朝食付)や、同館コレクション・施設の利用に加え、職員からの助言も得ることができます。

(1)(2)については、2019年12月31日時点で35歳未満であることが条件です。(3)については、年齢制限はありませんが、地方居住者等、同館所蔵資料の利用が困難である人が対象です。

オーストラリア国立図書館、デジタルデポジットシステム“National edeposit (NED)”の公開を発表:オーストラリア国内の電子出版物の納本受付・管理・長期保存等を担うサービス

2019年8月12日、オーストラリア国立図書館は、オーストラリアの国立及び州立・準州立の図書館の協力により、デジタルデポジットシステム“National edeposit (NED)”を公開したことを発表しました。オーストラリア国内の電子出版物の納本受付・管理・長期保存等を担うサービスです。

オーストラリアの法定納本制度では、国立及び州立・準州立の図書館が、所管地域の全ての出版物を収集することとなっていますが、今回のNED公開により、著者、出版社はNEDを通じた電子出版物の納本が可能となります。

オーストラリア図書館協会(ALIA)、美術館・図書館・文書館・博物館等における労働人口の多様性に関する調査報告を公開

2019年8月7日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、オーストラリアの美術館・図書館・文書館・博物館等(GLAMR;Galleries, Libraries, Archives, Museums, Records)における労働人口の多様性に関する調査報告書として、“Australian Library and Information Association Galleries Libraries Archives Museums and Records Workforce Diversity Trend Report 2019”を公開したことを発表しました。

この調査報告書はオーストラリア統計局による2006年、2011年、2016年の国勢調査のデータに基づいて作成されており、労働人口の多様性に関して是正に向けて取り組むべき課題として、以下の5点を指摘しています。

オーストラリア国立図書館(NLA)、情報探索システム“Trove”内の先住民族の言語に関する資料にタグ付けを行うコードアソン(code-a-thon)への参加を呼びかけ

オーストラリア国立図書館(NLA)が、国連の国際先住民族言語年(2019年)及びオーストラリア先住民(アボリジニとトレス海峡諸島民)の歴史・文化・功績を称えるNAIDOC Week(2019年7月7日から7月14日)にあわせて実施するコードアソン(code-a-thon)への参加を呼びかけています。

NLAの情報探索システム“Trove”内のオーストラリア先住民の言語に関する資料を識別するために、NLA、オーストラリア・アボリジニ・トレス海峡諸島民文化研究所(AIATSIS)、書誌検索サービス“Libraries Australia”、州立・準州立図書館が連携して実施する取組です。

オーストラリアの先住民族の言語データベース“AUSTLANG”を利用して、Trove内の該当するアイテムにタグ付けを行うとともに、それらの資料を見つけやすくするために地域の図書館の目録に付与したタグをインポートします。

Troveにアカウント登録し、“AUSTLANG”の検索方法やタグの付与方法について学ぶことで参加することが可能です。

オーストラリア国立大学(ANU)、1861年から1928年における国内6図書館の貸出記録をデータベース化し“Australian Common Reader”として公開

2019年6月18日、オーストラリア国立大学(ANU)は1861年から1928年における国内6図書館の貸出記録をデータベース化し“Australian Common Reader”として、大学のウェブサイトで公開したことを発表しました。

大学の発表によると、図書館の貸出記録データベースとしては世界最大のもので、19世紀末から20世紀初頭のオーストラリアにおける読書習慣を明らかにするものである、としています。

このデータベースは2008年に西オーストラリア州のカーティン大学によって構築され、2014年以降、ANUのSchool of Literature, Languages and Linguistics所属の研究者であるラモンド(Julieanne Lamond)氏と同大学のデジタル人文学研究センター(Centre for Digital Humanities Research)の共同運営によって管理されています。

データベース上では、貸出された図書館、職業、利用者の性別によるフィルタリングや特定の本・利用者の検索、検索結果のエクスポート等の操作を行うことができます。

Ex Libris、研究者が直面する課題と研究担当部署・図書館による支援の水準に関する調査結果をまとめたペーパーを公開

2019年6月13日、ProQuest社傘下の事業部門Ex Librisは、研究者が直面する課題と研究担当部署・図書館による支援の水準に関する調査結果をまとめたペーパー“Supporting Academic Research : Understanding the Challenges”の公開を発表しました。

調査はEx Librisの委託を受けたAlterline社によって、米国、英国、オーストラリアの研究者300人への質問紙調査と研究担当部署の上席スタッフ9人へのインタビューとして行われ、公開されたペーパーは調査から得られた知見をまとめたものになっています。

ペーパーは調査から得られた主な知見として以下のような点を挙げています。

オーストラリア国立図書館(NLA)、2019年オーストラリア総選挙の選挙運動で用いられたエフェメラ類の寄贈を呼びかけ中

オーストラリア国立図書館(NLA)が、2019年5月に実施されたオーストラリアの総選挙の選挙運動で用いられた、フライヤー・政策声明・投票ガイド・風船・横断幕・ポスター等といったエフェメラ類(オリジナル)の寄贈を呼びかけています。

特に健康サービス・労使関係・教育・鉱業・気候変動が懸念事項となっている、僅差で争われた選挙区・コミュニティにおける者に関心があり、また、首都圏だけでなく、地方の資料も収集したいとしています。

オンラインの選挙運動資料については、 同館のウェブアーカイブPandoraで収集されており、政党・候補者・圧力団体などといった約1,000のサイトが収集されています。

@nlagovau(Twitter,2019/6/18)
https://twitter.com/nlagovau/status/1141117937371111425

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