機関リポジトリ

DuraSpace、リポジトリソフトウェアDSpace ver. 7.0のBeta 1版を公開

2020年3月4日、米国の図書館等のネットワークLYRASIS傘下組織の非営利団体DuraSpaceは、リポジトリソフトウェアDSpace ver. 7.0のBeta 1版のダウンロードとテストが可能になったことを発表しました。

Beta 1版は、DSpace ver. 7.0の新機能紹介とコミュニティからのフィードバックのために公開されたもので、今後数回同様の目的によるベータリリースが予定されています。専用のデモサイトまたはダウンロードにより手動でテストすることができます。DuraSpaceはDSpace ver. 7.0の主な新機能として以下のような特徴を紹介しています。

東京大学学術機関リポジトリで『東京大学百年史』全10巻が公開

2020年2月20日、東京大学附属図書館は、『東京大学百年史』全10巻を東京大学学術機関リポジトリ(UTokyo Repository)上で公開したことを発表しました。

『東京大学百年史』は、東京大学創立百年(1977年)の記念事業の一つとして刊行されたものであり、東京大学百五十年史編纂準備の一環として、全巻のデジタル化が実施されました。

『東京大学百年史』を東京大学学術機関リポジトリUTokyo Repositoryで公開しました(東京大学附属図書館, 2020/2/20)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/news/20200220

シンポジウム「オープンアクセス:これまでとこれから」の発表資料が大阪府立大学学術情報リポジトリOPERAで公開される

2020年2月17日、大阪府立大学学術情報リポジトリOPERAは、2019年12月17日に大阪府立大学学術情報センター図書館・大阪市立大学学術情報総合センターの共催により開催された公開シンポジウム「オープンアクセス:これまでとこれから」の発表資料を公開したことを発表しました。

当日のプログラムの内、以下の4つのプログラムの発表資料とシンポジウムの広報ポスターがOPERAで公開されています。

・大阪府立大学学術情報リポジトリOPERAの10年
 大阪府立大学学術情報課

・大阪市立大学学術機関リポジトリ OCURA
 大阪市立大学学術情報課

・研究成果のオープン化から始まる研究戦略
 引原隆士氏(京都大学図書館機構長・附属図書館長)

・機関リポジトリはどう使われているのか
 佐藤翔氏(同志社大学免許資格課程センター准教授)

大阪府立大学が2020年2月17付で公開した同シンポジウムの開催報告によると、シンポジウムへは54人が参加しました。また、同大学内限定でシンポジウム当日の動画が公開されています。

フランスの学術機関コンソーシアムCouperin、フランス国内の研究者を対象とした出版・オープンアクセス(OA)の実践に関する調査結果を公開

2020年1月23日、フランスの学術機関コンソーシアムCouperinは、2019年の2月から4月にかけてフランス国内の研究者を対象に実施した、出版・オープンアクセス(OA)の実践に関する調査結果を公開したことを発表しました。

Couperinの同調査はオープンサイエンスに関する国家計画の一環として、過去に前例のない規模で実施され、フランスの科学コミュニティの約10%に相当する1万1,658件の回答を得ています。回答とその分析に基づいて、研究者と出版社との関係、学術雑誌へのOA出版、学術雑誌の利用状況と論文の可視性、機関リポジトリ(archives ouvertes)・プレプリントサーバーの利用状況、研究データへのアクセシビリティなどについて、次のような調査結果が示されています。

セミナー「学術論文発表を取り巻く最新動向 : オープンアクセスの現在」の発表資料が大阪大学機関リポジトリ(OUKA)で公開される

大阪大学機関リポジトリ(OUKA)で、大阪大学附属図書館、及び同大学の経営企画オフィス研究支援部門・研究推進本部による共催セミナー「学術論文発表を取り巻く最新動向 : オープンアクセスの現在」の発表資料が公開されています。

同セミナーは文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として、2020年1月24日に大阪大学生命機能研究科(大阪府吹田市)で開催されました。セミナー当日は、電子ジャーナルの価格高騰・論文処理費用(APC)を必要とするオープンアクセス(OA)ジャーナルやハイブリッドジャーナルの広がり・ハゲタカジャーナルの出現・研究データの公開や共有に関わる動きなど、学術論文発表を取り巻く最新動向について有識者の講演等が行われています。

当日の主なプログラムは以下のとおりでした。

・開会挨拶

・講演1「学術論文発表と研究評価を取り巻く環境の大変貌―オープンアクセス誌がもたらすパラダイムシフト」
 船守美穂氏(国立情報学研究所情報社会相関研究系准教授)

・講演2「ハゲタカOAにどう向きあうか」
 佐藤翔氏(同志社大学免許資格課程センター准教授)

英・JiscのPublications Routerと英・Symplectic社の研究情報管理システム“Elements”が連携を開始する

2020年1月15日、英・Jiscは、論文のメタデータおよびフルテキストを出版社等から各大学の機関リポジトリ等へ通知・転送するためのシステムPublications Routerが、英・Symplectic社の研究情報管理システム“Elements”と連携を開始したことを発表しました。

JiscとSymplectic社は2019年初頭に、英国のケンブリッジ大学、及びシェフィールド・ハラム大学とともに、Publications RouterとElementsを併用する際の技術的な適合性を検証するパイロット研究を実施しました。2大学は機関リポジトリとしてそれぞれDSpace、Eprintsを使用しています。

2大学はSymplectic社の統合モジュール“Repository Tools 2 (RT2)”を用いて、Elementsへの新規レコード追加や既存のレコードの照合のために機関リポジトリから研究成果データの収集を行い、Publications Routerが自動的に保存したレコードにもうまく機能するかどうかをテストしました。パイロット研究ではこのような両システムの利用において、Publications RouterとElementsに技術的な適合性があることが示された、としています。

E2217 - 図書館総合展2019フォーラムin大阪<報告>

2019年9月28日,大阪市にあるYMCA国際文化センターを会場に,2019年3回目の図書館総合展地域フォーラム(CA1944参照)が開催された。3回目のテーマは「open」である。フォーラムは,第1部に関西の各機関・グループで活躍する8人の登壇者によるリレートーク,第2部に協賛企業によるプレゼンテーション,第3部に「OpenGLAMの可能性を再度考える」というテーマで講演・報告が行われた。

【イベント】国立大学図書館協会中国四国地区協会・JPCOARワークショップ「『OA + x = OS 』~とにかくオープンアクセス・オープンサイエンス~」(2/13・岡山)

2020年2月13日、岡山大学附属図書館中央図書館3階セミナー室において、国立大学図書館協会中国四国地区協会の主催・オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)の共催により、ワークショップ「『OA + x = OS 』~とにかくオープンアクセス・オープンサイエンス~」が開催されます。

オープンサイエンスの動きが活発化し、大学図書館にもその対応が求められていることを背景に、オープンサイエンスの最新動向の把握と機関リポジトリによるグリーンオープンアクセス(OA)の取り組み事例の共有を通して、学術情報のオープン化に大学図書館がどのように貢献できるのかを考える、という趣旨の下で開催されます。参加費は無料ですが、定員は80人で事前の申し込みが必要です。当日の主なプログラムは次のとおりです。

・開会挨拶・趣旨説明
 李禎之氏(岡山大学附属図書館副館長)

〇第1部 とにかくオープンサイエンス
・基調講演「オープンサイエンスの潮流と図書館機能の重要性」 
 林和弘氏(科学技術・学術政策研究所)

・講演「図書館員のためのオープンサイエンス」
 杉田茂樹氏(上越教育大学)

・質疑応答

オランダ大学協会(VSNU)、改正著作権法第25fa条(“Taverne Amendment”)による学術成果のオープンアクセス(OA)化の実施拡大に対する支援を決定

オランダのオープンアクセス(OA)に関する情報を提供するウェブサイト“open access.nl”の2020年1月7日付の記事で、オランダ大学協会(VSNU)が2019年末に、改正著作権法第25fa条(“Taverne Amendment”)の実施拡大に対する支援を決定したことが紹介されています。このVSNUの決定は2020年までに学術成果の全てをOA化するという目標を再加速させるためである、と説明されています。

“Taverne Amendment”は、オランダの公的助成を受けた学術論文や図書の一部は、公表後、合理的な期間を経るとOAで公開可能になるという内容の条項です。VSNUはこれによる学術成果のOA化を加速させるため、2019年1月に公表から6か月を経た学術成果の出版社版を、著者らが機関リポジトリによりOA化することを支援するパイロットプロジェクト“You share, we take care”を開始しました。2019年中、“You share, we take care”には600人以上の研究者が参加し、2,800件以上の学術成果がOA化されています。

英国の機関リポジトリアグリゲーターCORE、提供コンテンツの閲覧画面をリニューアル:PDFのアウトライン・サムネイル表示機能や関連論文推薦機能等を実装

2019年12月16日、英国の機関リポジトリアグリゲーターCOREは、ポータルサイトから提供しているコンテンツの閲覧画面をリニューアルし、新機能が追加されたことを発表しました。

リニューアルにより、COREポータルサイト上でコンテンツを閲覧する際に、画面左上隅に新たに2つのボタンが追加されています。左側のボタンを押すと、コンテンツがアウトライン化されたPDFである場合には、論文の章立て等のアウトラインを表示させることができます。右側のボタンを押すと、PDFをサムネイル表示させてページ間を高速で移動することが可能になります。

また、リポジトリ・ジャーナルシステム等向けに関連論文を推薦するプラグイン“CORE Recommender”の機能も閲覧画面に統合されており、数千規模のオープンアクセスデータプロバイダのネットワークの中から、閲覧中のコンテンツに類似した論文を発見することが可能になっています。

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