電子書籍

高森町立図書館(長野県)、町民向け電子図書館サービス「高森ほんともWeb-Library」の提供を開始

2020年6月2日から長野県の高森町立図書館が、町民向け電子図書館サービス「高森ほんともWeb-Library」の提供を開始しています。

「高森ほんともWeb-Library」はスマートフォン、タブレット、パソコンから利用可能な電子書籍の貸出を提供するサービスです。株式会社メディア・ドゥ/オーバードライブ・ジャパンの提供するシステムを利用しています。インターネット環境があれば自宅や外出先でも利用することができます。貸出冊数は1人・3冊までで貸出期間は2週間です。

「高森ほんともWeb-Library」はオープン時点で250冊の電子書籍を提供し今後も提供タイトルは徐々に増加予定です。また、デジタル化した同町の町史などの地域資料の提供も計画されています。

高森町は「高森ほんともWeb-Library」を小学校の英語教材、読書・情報活用推進、外国語学習サポート等にも活用する予定です。

韓国国立中央図書館(NLK)、自宅から利用可能な電子書籍に海外の電子書籍1,352冊を追加:学術書や文学賞受賞作等

2020年6月1日、韓国国立中央図書館(NLK)が、自宅から利用可能な電子書籍に海外の電子書籍1,352冊を追加したと発表しています。

同館では、2019年に、2,705冊の電子書籍を利用可能としましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で再度休館となり、利用者が良質な学術資料を利用できるようにするため早期に拡充したものです。追加分を含めた4,057冊の電子書籍は、NLKの定期利用カード所持者であれば同館ウェブサイトから利用することができます。

今回追加されたものは、米国図書館協会(ALA)傘下の大学研究図書館協会(ACRL)が刊行する書評誌に掲載された学術書、ピューリッツァー賞・マン・ブッカー賞といった権威のある文学賞受賞作、新型コロナウイルス関連や医学分野の学術書等が含まれています。

追手門学院幼稚園(大阪府)、関西の幼児教育保育機関で初めて電子図書館サービスを導入

2020年5月28日、学校法人追手門学院は、幼保連携型認定こども園追手門学院幼稚園(大阪府豊中市)が関西の幼児教育保育機関で初めて電子図書館サービスを導入することを発表しました。

同園の電子図書館サービスは2020年6月1日から運用を開始します。同サービスを活用することによって、保育教諭・園児によるオリジナルのデジタル絵本の製作や、製作したデジタル絵本の電子図書館サービスを通じた園児・保護者への提供等の取り組みが行われる予定です。

学校法人追手門学院は、同法人が設置する大学・中学高等学校・小学校においてすでに電子図書館サービスを導入しており、同園への導入により、関西で初めて幼小中高大を網羅した形での電子図書館が誕生した、としています。

【追手門学院No.13】関西の幼稚園初!電子図書館を導入(追手門学院,2020/5/28)
https://www.otemon.ac.jp/whatsnew/pressrelease/_13903.html

オープンアクセス(OA)学術単行書のダイレクトリDOABと人文・社会科学系の電子資料提供サービスProject MUSEが新たにパートナーシップ関係を締結

2020年5月27日、オープンアクセス(OA)学術単行書のダイレクトリDirectory of Open Access Books(DOAB)は、人文・社会科学系の電子資料提供サービスProject MUSEと新たにパートナーシップ関係を締結したことを発表しました。

締結されたパートナーシップ関係は、Project MUSEに収録されたOA単行書の発見可能性の強化とDOABに登録される出版社数・OA単行書タイトル数の増加を目指すものです。

Project MUSEは、米・ジョンズホプキンス大学のミルトン・S・アイゼンハワー図書館とジョンズホプキンス大学出版局による非営利共同事業として運営され、100以上の出版社の6万点以上の単行書を提供しており、提供タイトルの中には2,800点以上のOAタイトルが含まれます。Project MUSE上のOAの単行書のDOABへの登録を希望する出版社は、申請を行うだけでDOABへの登録が可能になります。

株式会社メディアドゥ、「電子図書館緊急導入支援キャンペーン」の対象を公共図書館にも拡大

2020年5月27日、株式会社メディアドゥは、学校・学校図書館を対象に実施している「電子図書館緊急導入支援キャンペーン」の対象を、同日から公共図書館にも拡大すると発表しました。

同キャンペーンは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、図書館を利用できない児童・生徒を支援することを目的として、5月7日から学校・学校図書館向けに開始されました。発表の中では、同キャンペーンの開始後に公共図書館からの問い合わせも多く受けたこと、公共図書館でもOverDrive電子図書館サービスの利用が増えていることを受けて拡大を決定したとしています。

2021年3月31日までのキャンペーン期間中に申し込んだ場合、米国OverDrive社が提供するOverDrive電子図書館サービスの初期費と2020年度分運用費が無料となり、初年度にかかる費用はコンテンツ購入費のみとなります。

公共図書館にも「電子図書館緊急導入支援キャンペーン」を適用(株式会社メディアドゥホールディングス, 2020/5/27)
https://www.mediado.jp/group/2785/

E2260 - Open Research Libraryの動向

Open Research Library(ORL)は,世界中のオープンアクセス(OA)の査読付き学術単行書や論文集等のチャプターを単一のプラットフォームから利用可能とするKnowledge Unlatched(KU)の新しい取組であり,2019年5月にベータ版,2020年1月に正式版がリリースされた。OA学術単行書はオンライン上に散在しており,利用者が見つけ出したり,図書館が流通・利用状況を管理したりすることは,困難である。ORLはその解消を目指している。

英国図書館(BL)、2018年7月から2019年6月にかけて公共図書館で最も貸し出された電子書籍等を初めて公表:公共貸与権に係る補償金の支払いを実施

2020年5月19日、英国図書館(BL)は、2018年7月から2019年6月にかけて公共図書館で最も貸し出された電子書籍・オーディオブックを初めて公表しました。

同館は公共貸与権(PLR)に関するプログラムを所管しており、今回の発表は、同日公表された、同期間における公共図書館の貸出データに基づいており、今回、初めて電子書籍・オーディオブック等に関する数値が含まれ補償金の支払いが行われています。

また、Libraries Connectedが発表した、同国のロックダウン下中に電子書籍を借りた人が358パーセント増加したとの推定も紹介されています。

Press releases(BL)
https://www.bl.uk/press-releases
※「Annual public library loans figures reveal the UK’s most borrowed e-books for the first time Tue 19 May 2020」とあります。

電子出版制作・流通協議会(電流協)、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2020年04月01日)」を公表

2020年5月18日、電子出版制作・流通協議会(電流協)が、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2020年04月01日)」を公表しています。

前回2020年01月01日時点と比較して、実施自治体は3つ増えて94、電子図書館(電子書籍貸出サービス)は3つ増えて91館となっています。

電流協 お知らせ
https://aebs.or.jp/
※2020年5月18日欄に「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2020年04月01日)公表の件」とあります。

電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2020年04月01日)
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html

図書館流通センター(TRC)が提供する電子図書館サービスの2020年4月貸出実績が前年同月比423%に増加:新型コロナウイルス感染症拡大による公共図書館の休館等の影響

2020年5月18日、図書館流通センター(TRC)は、TRC電子図書館サービスの2020年4月貸出実績が前年対比423%に増加したと発表しました。

発表では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による公共図書館の臨時休館、小中学校や高校の休校、外出自粛の継続等により、自宅から利用できる電子図書館サービスの利用が増えたとしています。なお、新型コロナウイルス感染症の影響で利用が増えていた3月との前月比では150%に増加しています。

国内導入実績 No.1 のTRC電子図書館サービス4 月貸出実績が前年同月比423%の大幅増(TRC, 2020/5/18)[PDF:2ページ]
https://www.trc.co.jp/information/pdf/20200518_TRCrelease.pdf

米・OverDrive社、同社の電子書籍提供サービスを企業・大学・法律図書館向けに補完する新しい事業部門“OverDrive Professional”を設立

2020年5月7日、公共・学校図書館を中心に電子書籍提供サービスを展開する米国のOverDrive社は、同社のサービスを企業・大学・法律図書館向けに補完する新しい事業部門として“OverDrive Professional”を設立したことを発表しました。

OverDrive Professionalの設立に伴い、学生・知識労働者・研究者等は所属機関のOverDrive導入により、図書館提供の電子書籍・オーディオブックへ同社の読書用アプリ“Libby”からアクセス可能になることが示されています。また、法律事務所・ロースクール・政府機関向けには、法律・ビジネス情報等のプロバイダーLexisNexis社の電子書籍の利用や、LexisNexis社の電子書籍プラットフォーム“LexisNexis Digital Library”からOverDrive社のコンテンツの利用について、サービス提供可能であることを発表しています。

OverDrive社はプレスリリースの中で、提供する電子書籍にはキャリア開発・専門能力開発・IT・マーケティング・語学学習等の幅広い分野が含まれ、Wiley社をはじめ著名な出版社の刊行するタイトルも利用可能であることなどを発表しています。

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