韓国国立中央図書館

韓国国立中央図書館(NLK)、機関リポジトリ普及促進事業OAKの2019年の対象機関を発表:同事業によるリポジトリ設置機関が50機関に

2019年7月10日、韓国国立中央図書館(NLK)は、同館が主管する機関リポジトリ普及促進事業OAKの2019年の対象機関を発表しました。

今年度の対象は、新規の機関として、健康保険審査評価院と育児政策研究所、改善普及機関として韓国海洋大学校、のあわせて3機関が選ばれました。選定機関は、OAKのメタデータ標準が適用された最新のリポジトリの構築、内部システム連携、1年間の無償メンテナンス、運営者教育などの支援を受けることになります。

2009年に開始された同事業によりリポジトリが設置された機関は50機関となりました。

7月12日に同館において業務協約式が行なわれ、あわせて、「2019 OAKリポジトリ運営機関ワークショップ」も開催されます。

韓国図書館協会(KLA)、全国国公立大学人文学部長協議会と人文学の価値の社会的普及のため覚書を締結

2019年6月17日、韓国図書館協会(KLA)が、全国国公立大学人文学部長協議会と、人文学の価値の社会的普及のために協力する覚書を締結したと発表しています。

全国の国公立大学の人文学部と図書館が協力することで、人文学の普及に大きな成果をもたらすことが目的です。

今後、人文学の一般普及のためのコンテンツ開発など、様々な種類の事業を共同で計画するとともに、文化体育観光部などの政府機関や学界・民間機関とも有機的な協力体系を構築していくとしています。

報道によると、6月からは、図書館の「道の上の人文学」事業のなかで、ベビーブーマで退職を迎える世代を対象とした試験プログラム「知恵の学校」を共同で運営するとのことです。

「知恵の学校」は、退職後も文化的な活動に積極的に参加する同世代を対象に、テーマごとに3か月、担当教授が1人あたり10冊程度の関連テキストを20人から30人の参加者と一緒に読む内容です。

首都圏(ソウル・仁川・京畿道)では、ソウル大学を中心に国立中央図書館(NLK)など2か所の図書館で4つのプログラムが、地方では、釜山・大邱・光州・大田・春川の5か所で、釜山大・慶北大・全南大・忠南大・江原大が参加して9つのプログラムの実施が予定されているとのことです。

韓国国立中央図書館(NLK)、プログラミングに関する入門講座を実施

韓国国立中央図書館(NLK)が、プログラミングに関する入門講座を、韓国情報化振興院と連携して実施すると発表しました。

第4次産業革命の時代に要求される教育として実施されるものです。対象は35人で、受講料は無料です。

開催期間は5日間で、2019年6月3日、6月5日、6月7日の3日間でプログラミング学習ソフトScratchを用いた入門講座を、6月12日、6月14日の2日間でセンサー技術を用いたフィジカル・コンピューティングに関する講座を受講します。

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館の約2年間の貸出しデータを用いて行なった20代に人気のある図書の分析結果を発表

2019年5月20日、韓国国立中央図書館(NLK)が、韓国の成人の日に合わせ、全国845の公共図書館の約2年間(2017年1月から2019年4月)の貸出しデータ約1,250万件を用いて行なった20代に人気のある図書の分析結果を発表しました。

文学分野では、東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が最も多く貸し出され、韓江『菜食主義者』、葉山アマリ『29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。』と続きます。

非文学分野では、岸見一郎『嫌われる勇気』が最も多く貸し出され、ユン・ホンギュン『自尊感授業』、チェ・サジャン『知的対話のための広く浅い知識』と続きます。

上位200位中では、東野圭吾氏の図書が28冊で最も多く、ギョーム・ミュッソ氏の図書が12冊、村上春樹氏の図書が10冊、ベルナール・ウェルベル氏の図書が7冊、J・K・ローリング氏の図書が5冊、と続きます。

また、2018年上半期からは『82年生まれ、キム・ジヨン』等女性問題を扱った図書の貸出しが増加したこと、非文学分野では「心理学」「自己啓発」「創造的思考」「女性問題」「財テク」「人文学」に関する順で貸出しが多いことなども指摘されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、納本・保存されている電子ジャーナルを確認できる「電子ジャーナルアーカイブ」を公開

韓国国立中央図書館(NLK)が、2019年5月1日から、NLKに納本・保存されている電子ジャーナルを確認することができる「電子ジャーナルアーカイブ」を公開しました。

韓国の学術誌の国際的な地位を向上させることが目的で、ジャーナル名・発行者・国際標準資料番号等で検索することができます。

同アーカイブの利用を希望する学会は、e-ISSNを付与した後、NLKの「書誌情報流通支援システム」に登録することになっています。

국립중앙도서관, 전자저널 아카이브 서비스 개시(国立中央図書館、電子ジャーナルアーカイブサービス開始)(NLK,2019/4/29)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=10061&notice_type_code=3&cate_no=4

E2127 - 韓国国立中央図書館のLinked Open Data:国家書誌LOD

韓国国立中央図書館(NLK)は韓国の全国書誌作成機関として,2013年から全国書誌データをLinked Open Data(LOD)で提供している。なお,韓国では全国書誌を「国家書誌」というため,本稿でもそれにならう。2019年1月10日,それまでのウェブサイトを刷新した新たな国家書誌LOD提供サイトが公開された。本稿では,今回新規に追加された機能だけでなく既存機能も含めて,国家書誌LODの概要を紹介する。

韓国・国立子ども青少年図書館、公共図書館と連携した児童向けコーディング教育の試験事業を実施

2019年4月4日、韓国・国立子ども青少年図書館は、絵本を用いたコーディング教育の試験事業を実施すると発表しました。

2019年から韓国において年間17時間のコーディング教育が小学校5年生・6年生において義務化されたことにあわせて実施するもので、小学生の読書への関心を高め、プログラミング的思考を伸ばすことを目的に、全国の公共図書館20館と連携して行われます。

4月5日には、同館において実施館の担当者を対象とした説明会とワークショップが開催され、今後5月から10月にかけて、小学校3年生・4年生を対象に、各図書館で15人参加者を募集して、合計76回の事業が実施されます。

同館では、実施館に講師・補助講師、教育カリキュラム及びコンテンツ、教材、工作材料、広報資料などを提供します。また追加でコンテンツを開発し、関連コンテンツは、今後、同館のウェブサイトで公開されます。

同館では、今年の実施結果を評価し、次年度から同事業を順次拡大する予定です。

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館所蔵の貴重資料・郷土資料のデジタル化支援事業の2019年度の募集開始

2019年4月8日、韓国国立中央図書館(NLK)が、公共図書館所蔵の貴重資料・郷土資料のデジタル化支援事業の2019年度の募集を開始すると発表しました。2018年度に続き2度目の募集です。応募期間は5月10日までです。

NLKでは、同事業を通じた「コリアンメモリー 地域文化遺産デジタルアーカイブ」の構築を目指しています。

文化遺産の保存・伝承・活用及び全国の図書館間の協力体制構築を目的とした事業であり、郷土資料・貴重資料約1万点を選定し、スキャニング・目次作成・PDFへの変換といったデジタル化の全工程を支援するとともに、デジタルデータを応募機関に提供します。また、選定された館と参加希望機関で構成される協議体では、地域のデジタルアーカイブ構築とデジタル化支援協力方案についての議論が行われます。

2018年度は公共図書館15館が参加し、各地の独立運動や植民地期の発行資料、邑誌・郷土誌といった地域資料6,900点のデジタル化が実施されており、NLKでは、来月から検索サービスを提供する予定です。

韓国国立中央図書館(NLK)「学術誌著作権案内システム(KJCI)」への著作権情報登録が韓国研究財団(NRF)「学術誌評価」の申請資格に

2019年4月4日、韓国国立中央図書館(NLK)は、NLKの「学術誌著作権案内システム(Korea Journal Copyright Information:KJCI)」への著作権情報登録が、韓国研究財団(NRF)による「学術誌評価」への申請資格の1つとなったことを発表しています。

KJCIは、国内の学会誌の著作権ポリシー情報を提供するシステムで、「原文アクセスポリシー」「再利用ポリシー」「著作権ポリシー」「セルフアーカイブポリシー」等の項目が掲載されています。このうち、「原文アクセスポリシー」のエンバーゴの有無と「セルフアーカイブポリシー」についてはKJCIの担当者が学会の登録とは関係なく直接分析します。

KJCIでは学術誌編集委員による登録の便宜を図るため登録のための項目・用語を簡便化しており、登録後、KJCIの担当者による分析と学会の最終的な承認を経てKJCIで公開されます。同手順を終えた学会には著作権登録確認書が発行されます。

国内学会の学術誌の著作権ポリシーの策定及び明文化を支援し利用者に提供することで、適切な学術論文の活用拡大とオープンアクセス(OA)を実現させることを目的に実施されます。

韓国国立中央図書館(NLK)、韓国漫画映像振興院と業務協約を締結:ドラマ化・映画化されたウェブトゥーン(ウェブ漫画)の長期的・持続的な収集・保存

2019年4月2日、韓国国立中央図書館(NLK)が、韓国漫画映像振興院と業務協約を締結したと発表しました。

協約を通じて、両機関は、図書館法第20条2(オンライン資料の収集)に依拠して、ドラマ化・映画化されたウェブトゥーン(ウェブ漫画)の長期的・持続的な収集・保存に取組みます。

NLKでは、韓国漫画映像振興院から保存価値の高いウェブトゥーンの原文ファイルと書誌データの移管を受けて永久保存するとともに、ウェブトゥーン研究者のために研究情報サービスを提供する予定です。

국립중앙도서관-한국만화영상진흥원 간 업무협약(MOU) 체결(NLK,2019/4/2)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=10027&notice_type_code=3&cate_no=4

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