Creative Commons

クリエイティブ・コモンズ、“CC Search”を正式に公開

2019年4月30日、クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)が、Beta版として公開していた、クリエイティブ・コモンズのライセンスで公開されているコンテンツを一括して検索できる“CC Search”を正式に公開しました。

Open APIやCommon Crawl社によるウェブアーカイブのデータセットから取り出した、19のコレクション(メトロポリタン美術館・クリーブランド美術館【美術品】/Behance・ DeviantArt【グラフィックデザイン・芸術作品】/Flickr【写真】/Thingiverse【3Dデータ】等)の3億件以上のコンテンツが検索できます。

また、画面デザインが変更(簡素化、クリエイティブ・コモンズに則ったフィルタリング機能)されたほか、より高速で関連性の高い検索が可能となっています。

今後は、EuropeanaやWikimedia Commons等の画像を優先的に追加するほか、オープンアクセスのテキストブックやオーディオなども年内に検索可能とし、機能の改善作業も継続する予定です。

東京大学史料編纂所、編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開

2019年4月2日、東京大学史料編纂所が、同編纂所が編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開しました。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-SA(クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供されています。

今年度のニュース&トピックス(東京大学史料編纂所)
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/news-j.html
※2019/04/02欄に「東京大学史料編纂所により編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開」とあります。

編纂・出版(東京大学史料編纂所)
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/publication/publication_top-j.html

東京大学史料編纂所、 史料画像データの利用条件を設定

2019年4月2日、東京大学史料編纂所が、 史料画像データの利用条件を設定しました。

利用の際の条件は、同編纂所が所蔵する原本等の史料画像データ(史料種別(区分)が「貴重書」・「特殊蒐書」(一部を除く)・「写本」のもの)の利用に際しては、同編纂所の所蔵史料であることを明示するとともに、改変を行った際はそれについて明示するよう求めています。当該データはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY(クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供され、上記の条件に従う限り、手続きなく自由に利用でき、利用料も発生しません。

また、同編纂所の出版物の版面画像データの利用の際の条件についても、資料画像データと同様、同編纂所の編纂・出版物であることの明示や、改変の際の明示を求めています。版面画像データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC(クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供され、非営利目的で上記の条件に従う限り、手続きなく自由に利用できます。利用料も発生しません。

上記以外の史料等画像データの利用については事前の問い合わせが必要です。

また、同編纂所ウェブサイトのコンテンツを利用した成果物の提供も求めています。

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、IIIFに対応した「関西大学デジタルアーカイブ」β版を公開:書誌情報はCC0ライセンス・資料画像はパブリックドメインマークを採用

2019年3月27日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が、IIIFに対応した「関西大学デジタルアーカイブ」β版を公開したと発表しています。

同アーカイブには以下の4種類のデジタルアーカイブが含まれます。

・関西大学東アジアデジタルアーカイブ:関西大学総合図書館およびKU-ORCAS所属の教員が所蔵する東アジア関係のコレクション
・大坂(阪)画壇デジタルアーカイブ:関西大学が所蔵する大坂(阪)画壇関係資料
・泊園文庫デジタルアーカイブ:関西大学の学統のひとつである泊園書院旧蔵コレクション
・泊園印章デジタルアーカイブ:泊園書院の院主であった藤澤南岳が主に所蔵していた印章コレクション

書誌情報はCC0ライセンスを付与し、資料画像はパブリックドメインマークを採用しています。

関西大学デジタルアーカイブを公開しました(KU-ORCAS,2019/3/27)
http://www.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20190327_263/

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、華北交通アーカイブ正式版を公開:京都大学総合博物館でも関連展示を開催

2019年2月12日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は、華北交通アーカイブ正式版の公開を発表しました。

華北交通写真を、華北交通株式会社(1939–45)が事業を行っていた交通網とリンクさせることで、写真のテーマや撮影地から華北交通株式会社の活動を明らかにする研究データベースです。

華北交通写真とは、中国の北部・西北部一帯の交通インフラを管轄していた華北交通株式会社旧蔵の広報用のストックフォトです。その数量は3万5千点余りに及び、戦後は京都大学人文科学研究所で保管されてきましたが、今回インターネット上で全写真データが公開されました。

キーワード、撮影年月、撮影駅、検閲印などによる詳細検索機能が提供されているほか、写真の自動タグ付けや自動カラー化の技術も採用されており、ボタンにより「オリジナル写真」と「自動カラー化写真」の切り替えが可能となっています。また、写真データ及びメタデータのライセンスはCC BYとなっています。

本アーカイブの公開と関連して、2019年2月13日から4月14日の期間、京都大学総合博物館において華北交通写真の現物を展示する特別展「カメラが写した80年前の中国―京都大学人文科学研究所所蔵 華北交通写真」が開催されます。

米・クリーブランド美術館(CMA)、所蔵作品の高精細画像及びメタデータをCC0ライセンスで公開

2019年1月23日、米・クリーブランド美術館(CMA)が、高精細画像(JPG、TIF)及びメタデータ(解説文・展示歴・引用文献・カタログレゾネの番号・出所情報等)をCC0ライセンスのもと公開したと発表しています。

対象はパブリックドメイン(PD)となっている同館所蔵の芸術作品3万点で、商用・学術・非商用問わず、共有・編集・再利用が可能です。PDに加え著作権保護期間中や利用制限のある所蔵作品のものを含めた約6万1,000点のメタデータも公開されています。

検索機能はMicrosoftのクラウドサービス“Azure Search”を用いて構築されているほか、PDの画像は、Creative Commons Search Beta、Internet Archive(IA)、Artstor、Artsからも検索可能となっています。

また、APIが提供されているほか、GitHub上でCSVファイルやJSON形式のファイルが公開されています。

第2回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「かわいい子には旅をさせよ ― デジタルアーカイブとオープンデータ―」の講演資料・パネルディスカッション記録が公開

2018年12月28日、東京大学附属図書館は、2018年11月22日開催の第2回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「かわいい子には旅をさせよ ― デジタルアーカイブとオープンデータ―」に関して、講演資料及びパネルディスカッション記録の公開を発表しました。

【開催報告】第2回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー(東京大学附属図書館, 2018/12/28)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/news/20181228

第2回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー 講演資料・パネルディスカッション記録(東京大学附属図書館)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/archives-top/seminar2

【イベント】シンポジウム「著作権延長後の世界で、我われは何をすべきか」(1/10・東京)

2019年1月10日、東京ウィメンズプラザにおいて、青空文庫、本の未来基金、デジタルアーカイブ学会、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン、インターネットユーザー協会、thinkCによる共催のシンポジウム「著作権延長後の世界で、我われは何をすべきか」が開催されます。

開催趣旨によれば、同シンポジウムはTPP11が12月30日に発行し、2016年の改正著作権法も同日施行されることで、著作権保護期間が著作者の死後70年原則に延長されることを受け開催されるものとのことです。延長に至った経緯を非難するのではなく、過去の作品の保存、継承、新たな創造・ビジネス・教育・研究開発のために、「延長後の世界」でできることについて、政策のビジョンや政策形成のありかた、個別の対策などを考える、とされています。

当日のプログラムは以下の通りです。入場は無料ですが、事前にWebフォームからの申し込みが必要です。

・基調スピーチ 中山信弘氏(東京大学名誉教授、元クリエイティブ・コモンズ・ジャパン代表)

・報告「期間延長問題の経緯」 福井健策氏(弁護士、thinkC世話人)

福井県立図書館・福井県文書館、両館が所蔵する幕末福井関連資料のテキストデータをオープンデータとして公開

2018年11月13日、福井県立図書館・福井県文書館は、両館が所蔵する、幕末福井関連資料のテキストデータをオープンデータとして公開しました(画像を除く)。

クリエイティブ・コモンズ表示-継承4.0国際ライセンス(CC BY)のもと公開されています。

また、同データを利用して作成された成果物(論文やレポートなど)の提供も呼び掛けています。

両館では、幕末福井関連資料データの拡充に努めていきたいとしています。

公開されたデータは以下の3種類です。

(1)「越前世譜 茂昭様御代データセット」全文テキストデータ(20冊)
※福井藩主の事績を中心とした編年体の福井藩史のうち、松平茂昭が藩主であった1858年(安政5年)から1869年(明治2年)までの分  

(2)「御書翰データセット」「御来翰データセット」目録データ(44冊)
※1863年(文久3年)から1867年(慶応3年)に松平慶永(春嶽)が出した手紙と受け取った手紙を日付順に写してまとめたもの

(3)「御側向頭取御用日記データセット」全文テキストデータ(3冊)
※松平春嶽の側近・側向頭取による日記

米・メトロポリタン美術館、APIを公開:Googleとの連携も発表

2018年10月25日、米・メトロポリタン美術館(MET)は、APIの公開を発表しました。APIを通じて、同館の40万6,000点の画像を著作権等の制限なしに利用することができます。

あわせて、METではGoogleとのAPI連携を発表し、これまで手作業でGoogle Arts & Cultureに画像(757点)をアップロードしていたところ、新しいAPIを導入することで、20万5千点のパブリックドメインの作品の高精細画像がGoogle Arts & Cultureから公開されたと発表しています。同館がCC0で公開している画像については、ダウンロードボタンが設けられています。Google Arts & Cultureでは初めてとのことです。加えて、同館のウェブサイト上の詳細情報へのリンクである詳細ボタンも設置されています。

また、GoogleのナレッジグラフとのAPI連携も行なわれており、ナレッジパネル内に同館のデジタル画像が表示されるとともに、ナレッジパネルに表示された画像をクリックすると、Google Arts & Cultureで公開されている画像にリンクされます。

ページ