Creative Commons

東京海洋大学附属図書館、貴重書156点を「新日本古典籍総合データベース」で公開

2019年11月21日、東京海洋大学附属図書館は、同館所蔵の貴重書156点を11月7日に「新日本古典籍総合データベース」で公開したことを発表しました。

「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(歴史的典籍NW事業)により2017年度にデジタル化されたものであり、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが採用されています。

[共通]当館所蔵の貴重書をデジタル化・公開しました(東京海洋大学附属図書館, 2019/11/21)
http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/jov4dv7h2-2255/#_2255

東京海洋大学附属図書館 画像一覧(新日本古典籍総合データベース)
https://kotenseki.nijl.ac.jp/page/list-tkyl.html

中国・復旦大学、中国の印譜を収録したデジタルアーカイブを公開:IIIFにも対応

2019年11月15日、中国・復旦大学は、中国の印譜を収録したデジタルアーカイブ「印譜文献虚擬図書館」を同日に公開したことを発表しました。同アーカイブの収録コンテンツはIIIFに対応しているほか、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-ND 3.0 CNが採用されています。

公開について報じる寧波晩報の2019年11月21日付け記事によると、現時点では、印譜の蒐集で知られる香港の林章松氏が復旦大学図書館に寄贈した印譜500部、復旦大学図書館所蔵の印譜1部の計501部が公開されています。

复旦大学“印谱文献虚拟图书馆”正式启用(復旦大学, 2019/11/15)
https://news.fudan.edu.cn/2019/1115/c1247a103002/page.htm

裾野市(静岡県)、『裾野市史』のPDFデータをCC BY 4.0で公開

2019年11月25日、静岡県の裾野市が、『裾野市史』のPDFデータをCC BY 4.0で公開しました。

公開していない付属の図表もあるとしています。

新着一覧(裾野市)
http://www.city.susono.shizuoka.jp/news.html
※2019年11月25日欄に「裾野市史をオープンデータとして公開」とあります。

裾野市史のPDFデータ公開(裾野市)
http://www.city.susono.shizuoka.jp/kanko/6/2/8113.html

参考:
愛知県、「愛知県史オープンデータ」を公開
Posted 2019年3月22日
https://current.ndl.go.jp/node/37840

パブリックドメイン資料の複製物はパブリックドメインのままとすべきである(記事紹介)

2019年11月20日付で、クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons:CC)が、“Reproductions of Public Domain Works Should Remain in the Public Domain”と題したブログ記事を投稿しています。

明白にパブリックドメインである彫像・胸像・彫刻・碑文などの著作物の写真や3Dスキャンによる複製物に対して、文化遺産機関がCCライセンスを適用することが近年増加しています。CCはブログ記事の中で、著作物がパブリックドメインである場合、その複製物に著作権ライセンスは適用されるべきではなく、著作物に著作権が存在する場合にのみ機能することを意図したCCライセンスが仮に適用されていたとしても無効である、という見解を示しています。

CCはブログ記事の中でこの見解の根拠として、主に次のようなことを挙げています。

・CCライセンスは著作者が著作物に対して公衆にどのような許可を与えているかを理解しやすく示すことを趣旨としている。
・著作物にCCライセンスを適用できるのは著作者のみである。
・著作物の忠実なデジタル複製という行為に対して、通常創造性は認められず著作権に類する権利は生じない。

スウェーデン王立図書館(NLS)、ウェブサイト上で研究者向けに作成したクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに関する解説・FAQ等を公開

2019年11月18日、スウェーデン王立図書館(NLS)は、同館のウェブサイト上で、研究者向けに作成したクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに関する解説・FAQ等を公開したことを発表しました。

公開されたウェブページでは、研究者がオープンアクセス(OA)で研究成果を公表するための最も簡単な方法として、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを紹介しています。ウェブページ内では、研究成果に付与されるライセンスの意味、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの概要、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに関わるFAQ等が示されており、研究者向けに活用方法や関連情報を提供する内容となっています。

NLSは学術出版物のOAへの転換に関する全国調整事業の一環として、2019年3月にスウェーデン教育研究省(Swedish Ministry of Research and Education)へ5件の調査研究の報告書を提出していますが、OAポリシー・義務のモニタリングに関する報告書“Uppföljning av krav på öppen tillgång inklusive CC-licenser”の中で、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに関する実用的なガイドの作成を勧告しています。今回のウェブページ公開はこの勧告に応えるものである、としています。

Artstor、英国のサイエンスミュージアムグループの所蔵品約5万点の画像を公開

2019年10月29日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorが、英国の科学博物館・科学産業博物館・科学メディア博物館・鉄道博物館・鉄道博物館(シルドン)からなるコンソーシアム「サイエンスミュージアムグループ」の所蔵品約5万件の画像を“Open Artstor: Science Museum Group”で公開したと発表しています。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで公開されています。

New collection - Open Artstor: Science Museum Group(Artstor, 2019/10/29)
https://www.artstor.org/2019/10/29/new-collection-open-artstor-science-museum-group/

科学技術振興機構(JST)、2019年度第1回J-STAGEセミナー「国際動向への対応:オープンアクセス(Plan S)」の開催報告書を公開

2019年10月10日、科学技術振興機構(JST)は、2019年6月21日に開催した2019年度第1回J-STAGEセミナー「国際動向への対応:オープンアクセス(Plan S)」について、開催報告書の公開を発表しました。

同セミナーで行われた下記講演の概要、質疑応答の内容等が掲載されています。

・Adapting to a transformative future: Open Access and Plan S
Dugald McGlashan氏(INLEXIO)

・プランSが学術出版に与える影響について~欧州発論文の分析を中心に
野村紀匡氏(クラリベイト・アナリティクス)

・日本の助成・研究機関におけるオープンアクセス方針
李東真氏(JST)

・CC ライセンス・DOAJ の概要
小田島亙氏(JST)

・DOAJ収載・CCライセンス設定に関する取組み①
コミュニティの研究成果を広く、早く、安全に発信するために―日本表面真空学会「e-Journal of Surface Science and Nanotechnology」
松田巌氏(日本表面真空学会)

Taylor & Francis社、研究者を対象とした学術情報流通に関する意識調査のレポートを公表

2019年10月21日、Taylor & Francis社は、研究者を対象とした学術情報流通に関する意識調査のレポートとして、“Taylor & Francis researcher survey 2019”を公開したことを発表しました。

調査は2017年から2019年の間にTaylor & Francis社の雑誌で学術論文を出版したことのある著者を対象として、2019年7月にオンラインアンケートツールSurveyGizmoにより実施されています。公表されたレポートは2,755人の研究者の回答に基づいて作成されました。

レポートはTaylor & Francis社のウェブサイトからダウンロードすることができます。また、研究データ公開プラットフォームfigshareで調査結果の完全なデータセットが公開されています。

公表されたレポートでは調査の結果として、次のようなことが示されています。

・大半の研究者(88%)は、誰もが研究成果にアクセスできることの意義を認めている。

・自身の研究成果が必要とされる全ての人にアクセス可能な状態にあると認識している研究者は半数以下であり、人文社会科学系の研究者に限るとわずか33%であった。

Artstor、フォルジャー・シェイクスピア・ライブラリー(米国)のデジタル化画像コレクション8,000点以上を“Open Artstor: Folger Shakespeare Library”で公開

2019年10月9日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorは、米国ワシントンD.C.にあるフォルジャー・シェイクスピア・ライブラリー(Folger Shakespeare Library)のデジタル化画像コレクション8,000点以上を“Open Artstor: Folger Shakespeare Library”で公開したことを発表しました。

画像コレクションはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで公開されています。挿絵付きの台本・貴重な図書・舞台衣装・劇作法・舞台役者の肖像など、シェイクスピアと演劇一般の歴史・成果を明らかにする画像コレクションである、としています。

Open Artstor: Folger Shakespeare Library(Artstor,2019/10/9)
https://www.artstor.org/2019/10/09/open-artstor-folger-shakespeare-library/

国立国語研究所、「語彙研究文献語別目録」の全文テキストデータを公開

2019年10月25日、国立国語研究所は、「語彙研究文献語別目録」の全文テキストデータの公開を発表しました。

「語彙研究文献語別目録」は、佐藤喜代治氏編『講座日本語の語彙別巻』(明治書院、1983年)所収の目録であり、個々の語にどのような研究文献があるかを語別に検索することが可能です。今回、「編集のことば」「あとがき」と凡例はPDF形式で、目録はExcel形式及びTSV形式で公開されています。

なお、「語彙研究文献語別目録」の公開ページ上の記載によれば、全文テキストデータの二次利用条件はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC(クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利4.0 国際ライセンス)となっています。

2019年度のニュース一覧(国立国語研究所)
https://www.ninjal.ac.jp/newsyears/2019/
※2019年10月25日付けのニュースに「「語彙研究文献語別目録」データを公開しました」とあります。

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