Creative Commons

米国デジタル公共図書館(DPLA)、Europeana、クリエイティブコモンズのワーキンググループ、 国際的で総合運用可能な権利表示制定のためのホワイトペーパーを公開

米国デジタル公共図書館(DPLA)、Europeana、クリエイティブコモンズのワーキンググループ(WG)が、国際的で、総合運用可能な権利表示制定を目的とした2種類のホワイトペーパーを公開しました。

一つ目のペーパー、「国際的な権利表示の標準化のための提言」(Recommendations for standardized international rights statements)では、両機関の経験に基づき、標準化された権利表示を満たすものを提供するための国際的なアプローチについての指針が述べられているとのことです。このペーパーとともに、WGが永年議論してきたものを反映した12の新しい権利表示のリストも提案されているとのことです。

2つ目のペーパー、「技術的なインフラのための企画案」(A proposal for a technical infrastructure)では、新しい権利表示が世界中の機関で利用されるために、新しい権利表示の名前空間“rightsstatements.org”を主催することが提案されているとのことです。

ともに、コメントが求められており、締切は2015年の6月26日になっています。

トロント大学、つららのデータを提供するウェブページ“The Icicle Atlas”を公開

カナダのトロント大学がつららの形成に関するデータを提供するウェブページ“The Icicle Atlas”を公開しました。 230,000件以上のつららの画像、研究室で作成されたつららの低速度動画や時系列データ等がCC BY 4.0ライセンスで提供されています。

同大学でつららの形態を研究する物理学者のStephen Morris氏は、クリスマスツリーに飾れるつららの3Dプリンターを使用した作成から、映画製作での利用等、データの活用には多くの可能性があり、どのように使われるか期待していると述べています。

The Icicle Atlas
http://www.physics.utoronto.ca/Icicle_Atlas/

フォード財団、助成を行ったプロジェクトや研究にオープンライセンスポリシーを適用することを発表

フォード財団(Ford Foundation)が、同財団が助成を行ったプロジェクトや研究にオープンライセンスポリシーを適用することを発表しました。2015年2月1日から、クリエイティブコモンズのCC BY 4.0 ライセンスを標準とするとのことです。

Ford Foundation Expands Creative Commons Licensing for All Grant-Funded Projects (Ford Foundation, 2015/2/3)
http://www.fordfoundation.org/newsroom/news-from-ford/934

Ford Foundation to require CC BY for all grant-funded projects(Creative Commons, 2015/2/3)
http://creativecommons.org/weblog/entry/44865

Nature Publishing Group、オープンアクセス誌でCC BYライセンスを標準に

2015年1月26日、Nature Publishing Group(NPG)が、NPGの18誌のオープンアクセス(OA)雑誌すべてと、NPGにより出版されている2誌の学会誌で、クリエイティブコモンズのCC BY 4.0 ライセンスを標準とすることを発表しました。著者は異なるライセンスを希望することも自由ですが、特に希望しなければ、CC-BYライセンスが適用されるとのことです。また、どのライセンスを選択しても、投稿料(APC)を均一にする予定とのことです。

Nature Publishing Group moves to CC BY 4.0 as default for open access journals(NPG, 2015/1/26)
http://www.nature.com/press_releases/cc-by-4-0.html

A recap of a successful year in open access, and introducing CC BY as default(Nature News Blog, 2015/1/26)

欧州宇宙機関 (ESA)、火星探査機マーズ・エクスプレスによる画像にCC BY-SAライセンスを適用へ

2014年12月18日、欧州宇宙機関 (ESA) が、火星探査機マーズ・エクスプレスによる高解像度ステレオカメラの画像等にクリエイティブ・コモンズライセンスののCC BY-SA IGO 3.0(表示-継承)を適用していくことを発表しました。18日に公開された動画“Flying over Becquerel crater”に最初にライセンスを適用し、今後、公開済みの画像等のクレジット表示を変更していくとのことです。また、Flickrで公開しているマーズ・エクスプレスの画像にも、既にCC BY-SAが適用されているとのことです。

ESA Mars Express HRSC images now available under a Creative Commons licence (ESA blog, 2014/12/18)
http://blogs.esa.int/communication/2014/12/18/esa-mars-express-high-resolution-stereo-camera-hrsc-images-now-available-under-a-creative-commons-licence/

Mars Express(ESA)

UNESCOドイツ委員会、Wikimedia Deutschland等、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイドを公開

UNESCOのドイツ委員会やWikimedia Deutschland等が、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイド“Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences”を公開しました。関心を持っている個人や団体に、オープンコンテンツライセンスの利用や活用のためのガイドラインを提供することを目的とし、ライセンスの機能の説明や個人の必要にあったライセンスの選び方、オンライン上のオープンコンテンツの見つけ方等が掲載されているとのことです。

Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences (PDF:80ページ)
http://www.unesco.de/fileadmin/medien/Dokumente/Kommunikation/Open_Content_A_Practical_Guide_to_Using_Open_Content_Licences_web.pdf

Open Content - A Practical Guide to Using Creative Commons Licences(Wikimedia)

Sketchfab、3Dデータをダウンロードできるオプション追加を発表し、大英博物館のコレクション14点のデータを公開

3Dデータの投稿共有サイトであるSketchfabが、クリエイティブコモンズ・ライセンスの下、3Dデータを無料でダウンロードできるオプションを追加したことを発表しました。ユーザーはSketchfabで3Dコンテンツを公開する際に、データのダウンロードを可能にするか選択できるとのことです。

また、大英博物館やMicrosoft等と協力し、大英博物館所蔵の彫刻や米国のデザイナーであるFrancis Bitontiの作品等の3Dデータが公開されたことも発表されました。今回データが公開された大英博物館のコレクションは、アメンエムハト3世の像等、14点となっています。

Sketchfab launches a Download Option and reaches 200k 3D files(Sketchfab, 2014/10/30)
http://blog.sketchfab.com/post/100773163909/sketchfab-launches-a-download-option-and-reaches-200k

3D print a model downloaded from Sketchfab(Sketchfab, 2014/11/3)

Open Definitionのversion 2.0がリリース

2014年10月7日、Open Knowledge FoundationとOpen Definition Advisory Council が、Open Definitionのversion 2.0をリリースしたことを発表しました。新しいバージョンでは、意味を保持しながら原則を書き直し、よりわかりやすい言葉を使い、重要な面を明確にしたとのことです。また、オープンライセンスの定義とオープンワークの定義を明確に分け、Open Definitionにおけるオープンワークが「オープンライセンス」「アクセス」「オープンフォーマット」の3つの原則で定義されるようになったとのことです。

Open Definition Version 2.0
http://opendefinition.org/od/

Open Definition v2.0 Released – Major Update of Essential Standard for Open Data and Open Content (Open Knowledge Foundation Blog, 2014/10/7)

米Creative Commons、2013年の年次報告を公表

2014年7月2日、米Creative Commonsが2013年の年次報告“The future is open”を公表しました。2013年に改訂されたライセンスversion. 4.0についてや、Creative Commonsによるオープンポリシーに関する活動や著作権改革をサポートする活動等が紹介されています。

The future is open(Creative Commons)
http://teamopen.cc/thefuture/

New report from CC: The future is open(Creative Commons 2014/7/2)
http://creativecommons.org/weblog/entry/43164

参考:
オープンライセンスポリシーの策定等を支援する”Open Policy Network”設立
Posted 2014年5月20日
http://current.ndl.go.jp/node/26168

Creative Commonsがライセンスを改訂、version 4.0へ
Posted 2013年11月26日
http://current.ndl.go.jp/node/24942

文化庁、著作物利用の意思表示システムについてクリエイティブコモンズとの連携協力を検討へ

文化庁が、2013年3月27日に、第8回コンテンツ流通促進シンポジウム『著作物の公開利用ルールの未来』を開催します。このシンポジウムは、著作権者が自身の著作物の利用に関する意思表示を行うための仕組みをテーマとしたものです。そのような仕組みとして、文化庁では2007年度から独自システムの構築を検討していましたが、2011年度に実施した調査研究の結果、そのようなシステムを政府が構築・運営することは困難であるとし、今後はクリエイティブコモンズライセンスとの連携協力を視野に入れたものを検討していくということになったそうです。

第8回コンテンツ流通促進シンポジウム『著作物の公開利用ルールの未来』(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/seminar/contents_sympo8/index.html

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