Creative Commons

クリエイティブ・コモンズ、オープンアクセスの推進に関しArcadia Fundから45万ドルの助成を獲得 研究者向けのツールを開発へ

2015年9月25日、クリエイティブ・コモンズはオープンアクセス(OA)の推進に関し、Arcadia Fundから3年間で45万ドルの助成を受けることを発表しました。

Arcadia Fundは文化遺産や自然の保護、OAに関する活動に対し助成を行う団体です。クリエイティブ・コモンズは今回の助成を、現在のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの仕組みを補完するものとして、研究者が出版に関わる権利を保持、あるいは取り戻すことができるようにするツールの開発に使用するとしています。

Creative Commons awarded $450,000 from the Arcadia Fund to support open access publishing for authors(Creative Commons、2015/9/25付け)
https://creativecommons.org/weblog/entry/46170

クリエイティブ・コモンズが、“Open Licensing Policy”のドラフト版を公開

2015年9月22日、クリエイティブ・コモンズが、政府職員によるオープンライセンスポリシーの作成、採用、実行を指導するために、“Open Licensing Policy”のドラフト版を公開したと発表しています。

このドラフト版は米国連邦政府職員用に調整されているが、どの国のニーズも簡単に満たすことができるとのことで、地域、国家によるニーズに合わせて取捨選択、改善、修正ができるようにCC BY4.0のライセンスのもと公開するとのことです。

Open Licensing Policy Toolkit (DRAFT)(creative commons,2015/9/22)
https://creativecommons.org/weblog/entry/46110

Open Licensing Policy Toolkit (Google docs version)
https://docs.google.com/document/d/1ZKozpL3mZ5gOTJaql1DWcSwzwSR7OY3rpq7eTFvvCu0/edit#heading=h.2g4juz6dmkwg

Open Licensing Policy Toolkit (Wiki version)

米ウォルターズ美術館、オンラインコレクションのライセンスをCC0(パブリックドメイン)に

米メリーランド州ボルチモアにあるウォルターズ美術館が、オンラインコレクション18,000点以上の画像とメタデータについて、ライセンスをCC0(パブリックドメイン)とすることを発表しました。

ウォルターズ美術館は2011年からオンラインコレクションをクリエイティブコモンズの「表示-非営利-継承 3.0」(CC BY-NC-SA 3.0)ライセンスで公開しており、これらのコレクションは同美術館のWebサイトから閲覧できるほか、Wikimedia Commonsにも取り入れられていました。それらのコレクションはWikimediaに関連する4,000以上のページで利用されています。

コレクションのライセンスがパブリックドメインとされたことにより、今後は誰もがその目的に関わらず、制約なく画像等を再利用できるようになります。

Walters Art Museum goes CC0(OpenGLAM、2015/7/30付け)
http://openglam.org/2015/07/30/walter-art-museum-goes-cc0/

Policy on Digital Images of Collection Objects Usage(The Walter Art Museum)
http://art.thewalters.org/license/

『情報管理』2015年8月号刊行 オープンデータ、オープンアクセス等に関する記事を掲載

『情報管理』2015年8月号(Vol.58 No.5)が刊行され、オープンデータ、オープンアクセス等に関する以下の記事が掲載されています。

・座談会 社会と科学のためのオープンデータ
 UHLIR, Paul F., LAL, Krishan, 大武 美保子, 岩田 修一
 http://doi.org/10.1241/johokanri.58.333

・日本におけるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの実際
 長谷川 世一
 http://doi.org/10.1241/johokanri.58.343

・科学はどこまでオープンにできるか
 有田 正規
 http://doi.org/10.1241/johokanri.58.353

CCライセンスバージョン4.0日本語版公開

2015年7月13日、クリエイティブ・コモンズ(CC)はCCライセンスバージョン4.0(CC4.0)の日本語版とマオリ語版を公開したことを発表しました。CC4.0のアジア・太平洋地域言語版が正式公開されるのは両言語版が初とのことです。

CC4.0日本語版の作成は2014年2月から開始され、2015年1月にはドラフト版が公開されていました。今回公開された日本語版はCC4.0の単なる参考訳ではなく、「正式版」のひとつと位置づけられます。

New Translations: CC 4.0 licences now available in te reo Māori and Japanese(Creative Commons、2015/7/13付け)
http://creativecommons.org/weblog/entry/45695

ライセンスについて(Creative Commons)
https://creativecommons.org/licenses/?lang=ja

参考:
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン、CC-CCライセンスバージョン4.0の日本語版ドラフトを公開、意見募集中
Posted 2015年1月5日
http://current.ndl.go.jp/node/27738

米国デジタル公共図書館(DPLA)、Europeana、クリエイティブコモンズのワーキンググループ、 国際的で総合運用可能な権利表示制定のためのホワイトペーパーを公開

米国デジタル公共図書館(DPLA)、Europeana、クリエイティブコモンズのワーキンググループ(WG)が、国際的で、総合運用可能な権利表示制定を目的とした2種類のホワイトペーパーを公開しました。

一つ目のペーパー、「国際的な権利表示の標準化のための提言」(Recommendations for standardized international rights statements)では、両機関の経験に基づき、標準化された権利表示を満たすものを提供するための国際的なアプローチについての指針が述べられているとのことです。このペーパーとともに、WGが永年議論してきたものを反映した12の新しい権利表示のリストも提案されているとのことです。

2つ目のペーパー、「技術的なインフラのための企画案」(A proposal for a technical infrastructure)では、新しい権利表示が世界中の機関で利用されるために、新しい権利表示の名前空間“rightsstatements.org”を主催することが提案されているとのことです。

ともに、コメントが求められており、締切は2015年の6月26日になっています。

トロント大学、つららのデータを提供するウェブページ“The Icicle Atlas”を公開

カナダのトロント大学がつららの形成に関するデータを提供するウェブページ“The Icicle Atlas”を公開しました。 230,000件以上のつららの画像、研究室で作成されたつららの低速度動画や時系列データ等がCC BY 4.0ライセンスで提供されています。

同大学でつららの形態を研究する物理学者のStephen Morris氏は、クリスマスツリーに飾れるつららの3Dプリンターを使用した作成から、映画製作での利用等、データの活用には多くの可能性があり、どのように使われるか期待していると述べています。

The Icicle Atlas
http://www.physics.utoronto.ca/Icicle_Atlas/

フォード財団、助成を行ったプロジェクトや研究にオープンライセンスポリシーを適用することを発表

フォード財団(Ford Foundation)が、同財団が助成を行ったプロジェクトや研究にオープンライセンスポリシーを適用することを発表しました。2015年2月1日から、クリエイティブコモンズのCC BY 4.0 ライセンスを標準とするとのことです。

Ford Foundation Expands Creative Commons Licensing for All Grant-Funded Projects (Ford Foundation, 2015/2/3)
http://www.fordfoundation.org/newsroom/news-from-ford/934

Ford Foundation to require CC BY for all grant-funded projects(Creative Commons, 2015/2/3)
http://creativecommons.org/weblog/entry/44865

Nature Publishing Group、オープンアクセス誌でCC BYライセンスを標準に

2015年1月26日、Nature Publishing Group(NPG)が、NPGの18誌のオープンアクセス(OA)雑誌すべてと、NPGにより出版されている2誌の学会誌で、クリエイティブコモンズのCC BY 4.0 ライセンスを標準とすることを発表しました。著者は異なるライセンスを希望することも自由ですが、特に希望しなければ、CC-BYライセンスが適用されるとのことです。また、どのライセンスを選択しても、投稿料(APC)を均一にする予定とのことです。

Nature Publishing Group moves to CC BY 4.0 as default for open access journals(NPG, 2015/1/26)
http://www.nature.com/press_releases/cc-by-4-0.html

A recap of a successful year in open access, and introducing CC BY as default(Nature News Blog, 2015/1/26)

欧州宇宙機関 (ESA)、火星探査機マーズ・エクスプレスによる画像にCC BY-SAライセンスを適用へ

2014年12月18日、欧州宇宙機関 (ESA) が、火星探査機マーズ・エクスプレスによる高解像度ステレオカメラの画像等にクリエイティブ・コモンズライセンスののCC BY-SA IGO 3.0(表示-継承)を適用していくことを発表しました。18日に公開された動画“Flying over Becquerel crater”に最初にライセンスを適用し、今後、公開済みの画像等のクレジット表示を変更していくとのことです。また、Flickrで公開しているマーズ・エクスプレスの画像にも、既にCC BY-SAが適用されているとのことです。

ESA Mars Express HRSC images now available under a Creative Commons licence (ESA blog, 2014/12/18)
http://blogs.esa.int/communication/2014/12/18/esa-mars-express-high-resolution-stereo-camera-hrsc-images-now-available-under-a-creative-commons-licence/

Mars Express(ESA)

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