IMLS(博物館・図書館サービス機構)

2008年度「公共図書館調査」の結果が公表される(米国)

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、2008会計年度の「公共図書館調査」(Public Libraries Survey)の結果を公表しています。全米の公共図書館9,259館を対象にした調査で、来館回数、貸出回数、インターネットにアクセスできるパソコンの利用回数、所蔵資料の点数などの項目について、公共図書館界全体の傾向が調べられています。レポートによると、国民一人当たりの来館回数は5.1回で、1999年度の調査時より19.7%増加しているとのことです。そのほか、貸出回数、パソコンの利用回数などは増加傾向にあるものの、レファレンスの処理件数は減少しているようです。

Public Library Visits, Circulation Spike While Staff Numbers Stay the Same:
IMLS FY2008 Public Libraries Survey Report(IMLSのプレスリリース)
http://www.imls.gov/news/2010/063010.shtm

Public Libraries in the United States: Fiscal Year 2008
http://harvester.census.gov/imls/pubs/pls/pub_detail.asp?id=130

図書館の就職支援サービスに関する実践等の共有を促進する“Project Compass”(米国)

博物館・図書館サービス機構(IMLS)の資金援助の下、図書館員向けオンライン学習コミュニティWebJunctionとノースカロライナ州図書館は共同で、図書館の就職支援サービスに関するアイディアや実践の共有を全米レベルで促進しようというプロジェクト“Project Compass”に取り組んでいます。これは1年間のプロジェクトとして、2009年9月に開始されました。これまでに、図書館に対する利用者のニーズ調査を実施したほか、2010年3月から5月にかけて、4度の地域サミットを主催し、図書館同士の意見交換、情報共有が図られています。また、2010年の6月にはこのサミットのオンラインバージョンが公開されることになっています。このほか、様々な情報を図書館コミュニティが共有するためのウェブサイトも公開されています。

Project Compass
http://www.webjunction.org/project-compass

Workforce Resources (情報共有用ウェブサイト)
http://www.webjunction.org/workforce-resources

Project Compass Summits Help State Libraries Develop Strategies for

米国議会図書館、個人の資料保存にアドバイスをする「パーソナル・アーカイビング・デー」を開催

米国議会図書館(LC)は、2010年5月10日に、個人のデジタル資料・写真・録音物などの保存方法について専門家がアドバイスを行うイベント「パーソナル・アーカイビング・デー」を開催するとのことです。これは、LC、米国図書館協会(ALA)、博物館・図書館サービス機構(IMLS)などにより5月に開催される“Preservation Week”の一環として実施されるとのことです。

Pass It On: Personal Archiving Day at the Library of Congress
http://www.digitalpreservation.gov/news/events/presweek2010/

Celebrate Preservation Week @ your library, May 9-15(2010/4/20付けALAのNews)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2010/april2010/preservationweek_alcts.cfm

Pass It On: Saving Heritage and Memories

2009年に公共図書館のインターネットを活用した米国民は8,000万人弱

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団と、IMLS(博物館・図書館サービス機構)の資金提供の下、ワシントン大学情報学部が、米国の図書館におけるインターネット利用についての、最初の大規模な研究を実施し、その結果を“Opportunity for All: How the American Public Benefits from Internet Access at U. S. Libraries”(「全ての人にチャンスを:米国民は米国の図書館のインターネットアクセスからどのような恩恵を受けているか」)として公開しました。それによると、2009年に公共図書館が提供するインターネットサービスを利用した米国民は、14歳以上の米国民のほぼ3分の1に相当する約7,700万人にのぼったそうです。また、米国の貧困線を下回るレベルで生計を立てている人のうち44%が、公共図書館でコンピュータやインターネットを利用しています。調査結果から、米国民にとって公共図書館のインターネットサービスは、雇用、教育、健康、コミュニティのつながり作りにおいて、重要な役割を果たしていることが明らかになったということです。

Opportunity for All: How the American Public Benefits from Internet Access at U. S. libraries

CA1708 - 米国の読書推進活動―Big Readが図書館にもたらすもの― / 田中敏

米国の国立芸術基金(National Endowment of Arts;NEA)は、2009年1月に『盛んになる読書』(Reading on the Rise)という報告書(1)を公表した。これは、5~10年おきに実施されている、米国の成人の文学作品の読書に関する調査の報告書で、2008年の調査では、1982年の調査開始以来低下を続けていた、文学作品を読む成人の比率が上昇に転じたことが報告された(E885参照)。...

米国IMLS等による、文化遺産保存のための提言をまとめたリポート

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)とオーストリアのSalzburg Global Seminar(SGS)による、文化遺産の保存のための提言等をまとめたリポート“CONNECTING TO THE WORLD’S COLLECTIONS”が公開されています。2009年秋にオーストリアのザルツブルクで開催されたセミナーに基づくもので、文化遺産保存に向けた「ザルツブルク宣言」も掲載されています。

IMLS and SGS Issue Report on the Preservation of World Cultural Heritage(2010/3/2付けIMLSのニュース)
http://www.imls.gov/news/2010/030210.shtm

CONNECTING TO THE WORLD’S COLLECTIONS
http://www.imls.gov/pdf/SGS_Report.pdf

IMLS and SGS issue report on the Preservation of World Cultural Heritage(2010/3/4付けPeter Scott's Library Blogの記事)

米国IMLS、博物館と図書館がディスカッションをするためのwikiサイトを開設

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)は、博物館関係者と図書館関係者がディスカッションをするためのwikiサイト“UpNext”を開設しています。wikiで共有された知識を、IMLSの今後の運営等に活用するとのことです。2週間ごとにテーマが変更され、2010年3月から5月にかけて10のテーマが予定されています。ディスカッション用のガイドも公開されています。

Are you UpNext? Share your thoughts on the Future of Museums and Libraries Wiki(2010/2/24付けIMLSのプレスリリース)
http://www.imls.gov/news/2010/022410.shtm

The Future of Museums and Libraries: A Discussion Guide
http://www.imls.gov/pdf/DiscussionGuide.pdf

Share your thoughts on the Future of Museums and Libraries Wiki(2010/3/2付けLIS Newsの記事)

テネシー大学が行う大学図書館の価値研究にIMLSが助成

米国テネシー大学ノックスビル校がイリノイ大学と北米研究図書館協会(ARL)と共に行う大学図書館の価値研究に対して、博物館・図書館サービス機構(IMLS)が100万ドルの助成を行うようです。研究成果は、大学図書館が構成員や資金提供者らに対してその価値や投資対効果(ROI)をいかに提供しているかを示すための手助けになるとのことです。

ARL Partners in Grant to Study Value of Academic Libraries(ARLのプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/ROI-grant-12jan10.shtml

IMLS、米国の公共図書館のサービス動向の報告書を公開

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、公共図書館のサービス動向の調査概要“Service Trends in U.S. Public Libraries, 1997-2007”をウェブサイト上で公開しています。1997年度から2007年度までの期間について、インターネット環境が拡大したことによる利用者のニーズへの対応の変化や、都市部と地方部でのサービスの違いが調査されているようです。

New Technology Services Draw Record Numbers to Libraries: Government Study Documents Ten Years of Steadily Increasing Public Use(IMLSのプレスリリース)
http://www.imls.gov/news/2009/122209.shtm

資料を保存し伝える図書館の役割をアピールする“Preservation Week @ your library”(米国)

米国図書館協会(ALA)は、資料を残して伝えるという図書館の役割の認知度を高めるため、2010年5月9日~15日を“Preservation Week @ your library”とし、各地での関連イベントの開催を呼びかけています。こうしたテーマの全国的なPR運動は今回が初めてで、合言葉は“Pass it on!”(「伝えよう!」)に決定しました。なお、“Preservation Week @ your library”には、米国議会図書館、博物館・図書館サービス機構も協賛しています。

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