IMLS(博物館・図書館サービス機構)

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、図書館と博物館における幼児教育活動を強化するため、新たな助成を発表

2014年7月11日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)は、図書館と博物館における幼児教育活動を強化するため、ジョージア公共図書館(GPLS)、OCLC、BUILD Initiativeの各機関が行うプロジェクトに、個別に助成を行うことを発表しました。これらの助成は、IMLSが2013年に発表したレポート“Growing Young Minds: How Museums and Libraries Create Lifelong Learners”で行った提言を実践するものとのことです。

IMLS Announces New Awards to Strengthen Early Learning Activities at Libraries and Museums(IMLS, 2014/7/11)
http://www.imls.gov/imls_announces_new_awards_to_strengthen_early_learning_activities_at_libraries_and_museums.aspx

IMLS announces new grant to OCLC to strengthen early learning activities in libraries(OCLC, 2014/7/14)

米国議会図書館の“National Digital Stewardship Residents”、次年度の研修生が公表、今年度の研修生のインタビューが掲載

米国議会図書館(LC)のブログで、LCが博物館・図書館サービス機構(IMLS)とともに行っている“National Digital Stewardship Residents”プログラムについて紹介されています。このプログラムは、図書館学、情報学等の修士課程を最近修了した人に、デジタル保存分野で経験を得る機会を提供するもので、9か月に及ぶ活動が予定されています。

初回である2013-2014年は、ワシントンD.C.の機関に、二年目は、ニューヨークとボストンの機関に派遣されるとのことで、決定した研修生や、プログラムが公表されています。

また、2014年7月22日から24日に開催される“Digital Preservation 2014”のカンファレンスで、初回の研修生によるこのプログラムに関するパネルの開催が予定されているということで、研修生へのインタビューが紹介されています。

Residency Program Update and Panel Preview for DP2014(THE SIGNAL, 2014/7/11付)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2014/07/residency-program-update-and-panel-preview-for-dp2014/

米国の公共図書館の統計・概況調査の2012年度版のデータが公開

2014年7月2日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米の公共図書館の統計“Public Libraries Survey”の2012年度版のデータを公開しました。IMLSでは、毎年、来館者、貸出、蔵書規模、開館時間、職員、電子リソース、運営収入と運営費、サービスポイントの数等の情報を集めているとのことです。

このデータの分析レポートについては、年内に公開する予定とのことです。

FY 2012 Public Library Survey Data Released
http://www.imls.gov/fy_2012_public_library_survey_data_released.aspx?CategoryId=1&pg=1

Public Libraries in the United States Survey | Public Library (Public Use) Data Files
http://www.imls.gov/research/pls_data_files.aspx

参考:
米国の公共図書館の統計・概況調査、2011年度版が公開
Posted 2014年6月19日
http://current.ndl.go.jp/node/26388

米国の公共図書館の統計・概況調査、2011年度版が公開

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米の公共図書館の統計や概況をまとめた“Public Libraries in the United States Survey”の2011年度版を公開しました。プレスリリースによると、今回はじめて公共図書館への投資と利用との関係性について分析がおこなわれたとのことです。

以下の様な点が紹介されています。

・図書、電子書籍、プログラム、利用者用コンピュータ、スタッフへの投資の増加は来館の増加と関連があった。
・コレクションとプログラムの増加は貸出の増加と関連があった。
・利用者用コンピュータの数の増加はコンピュータの利用とプログラムの参加者数の増加と関連があった。
・プログラム数とスタッフ数の増加は、プログラムの参加者数と関連があった。

また、図書館への来館数の減少は電子資料への投資と関連しており、サービスがオンラインへと移行している現れである可能性がある等とし、これらの変化は図書館のコレクションやサービスの電子配信に関する更に詳しい調査のための新しいデータ要素の必要性を示すとしています。

IMLS Releases 2011 Public Libraries in the United States Report (IMLS, 2014/6/18)

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、2012会計年度の州図書館行政機関の調査レポートを公開

2014年5月付で、、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、米国内の州図書館行政機関(State Library Administrative Agencies:SLAA)についての調査レポート“State Library Administrative Agencies Survey Fiscal Year 2012”を公開しました。

全米50州と特別区のSLAAの財政、運営、サービスの傾向について、歳入と歳出、労働力と人材育成、サービス、ガバナンスの観点から調査したレポートとのことです。2012会計年度のSLAAの歳出は10億ドルで、2003会計年度から比べると27%減少、2010会計年度から比べると12%増加していることなどがまとめられているとのことです。

1994年から実施されてきた調査で、今回で6回目とのことです。2010年までの“State Library Agency Survey”から、名称が変更になったとのことです

State Library Administrative Agencies Fiscal Year 2012 (PDF;90ページ)

IMLSが米国における活動継続中の博物館数に関する推計を発表 1990年代から倍増

2014年5月19日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、米国で現在活動継続中の博物館数に関する推計を発表しました。

発表によれば35,144の博物館が活動中であり、これは1990年代の同様の推計(17,500館)の2倍以上であるとのことです。各博物館のデータは” Museum Universe Data File”と題してオンライン公開されています。

Government Doubles Official Estimate: There Are 35,000 Active Museums in the U.S.(IMLS、2014/5/19付け)
http://www.imls.gov/government_doubles_official_estimate.aspx

Museum Universe Data File(IMLS)
http://www.imls.gov/research/museum_universe_data_file.aspx

New IMLS Estimate: There Are 35,144 Active Museums in the U.S., Doubling Official Estimate From 1990s(LJ INFOdocket、2014/5/19付け)

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、全米博物館・図書館サービスメダル2014を発表

2014年4月24日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米博物館・図書館サービスメダル2014(2014 National Medal for Museum and Library Service)の受賞館を発表しました。同賞は、市民や家庭、コミュニティに対して著しい貢献を果たした博物館・図書館等を称えて贈られる全米規模の賞です。

開始から20周年となる、2014年の受賞館は以下のとおりです。

・Brooklyn Botanic Garden(Brooklyn, N.Y.)
・Chicago Public Library(Chicago, Ill.)
・The Children's Museum of Indianapolis(Indianapolis, Ind.)
・Las Vegas-Clark County Library District(Las Vegas, Nev.)
・Mid-Continent Public Library(Independence, Mo.)
・Mystic Aquarium(Mystic, Conn.)
・North Carolina Museum of Natural Sciences(Raleigh, N.C.)

幼い頃に博物館・美術館等を訪れていた子どもは訪れていなかった子どもより読解・数学・科学の成績が良い(米国)

2014年4月21日付けの米国博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)のブログで、幼稚園に通うくらいの年齢時に博物館や美術館、遺跡を訪れていた子どもは、小学校3年生時の読解や数学、科学の成績が、博物館等を訪れていなかった子どもよりも高いとする調査結果が公表されています。

この調査結果は2014年4月に開催された米国教育研究協会(AERA)の年次大会で、IMLSのSenior StatisticianであるDeanne W. Swan氏が行った発表の中で示されたものです。分析によれば収入が低い家庭の子どもに限った場合でも、わずかではあるものの有意な差が認められることから、Swan氏はこの結果を博物館等における早期教育プログラムに関する興味深い発見であるとしています。

Children Who Visit Museums Have Higher Achievement in Reading, Math, and Science(UpNext: The IMLS Blog、2014/4/21付け)
http://blog.imls.gov/?p=4792

米国の公共図書館における“E-rate”の受給率は9割以上:IMLSによる調査より

米国の学校と図書館のブロードバンド環境の整備を支援するため補助金制度である“E-rate”について、新しく利用可能になったデータに基づき、米国の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)が受給状況について分析を開始したそうです。IMLSのブログ“UpNext”において、その初期の分析の結果概要が紹介されています。

ブログの記事によると、2002年度から2012年度の11年間のデータを分析したところ以下のようなことが分かったとのことです。
・11年間でE-rateプログラムを活用した公共図書館は15,551館で、全体の9割以上を占める。
・図書館がE-rateを受給し続けている年数は平均で7.8年である。
・E-rateの受給率は州によってばらつきがあり、アリゾナ州、メイン州、サウスカロライナ州では100%である一方、受給率が少ない州は、ニューハンプシャー州(13%)、サウスダコタ州(21%)、テキサス州(51%)などとなっている。

なお、詳細な分析結果も今後公開されるようです。

New Data: More than 90% of U.S. Public Libraries Have Used E-rate(UpNext, 2014/4/16付け)
http://blog.imls.gov/?p=4778

米国の公共図書館の統計・概況調査、2011年度版のプレビューが公開

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米の公共図書館の統計や概況をまとめた“Public Libraries Survey”の2011年度版公開に先立ち、結果のプレビューを公開しています。2011年度、米国における公共図書館の数は8,956館で、米国の人口の95.3%にあたる2億9990万人が利用したとのことです。調査結果のハイライトをまとめた“Fast Facts”や各州の公共図書館に関する統計データ等が紹介されています。

Preview of FY 2011 Public Libraries Survey Available(IMLS, 2014/3/12)
http://www.imls.gov/preview_of_fy_2011_public_libraries_survey_available.aspx

Public Libraries in the United States Survey: Fiscal Year 2011 (IMLS)
http://www.imls.gov/research/public_libraries_in_the_us_fy_2011_report.aspx

参考:
米国の公共図書館の統計・概況調査、2010年度版が公開(米国)
Posted 2013年1月23日

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