スペイン

英国王立化学会(RSC)、スペイン国立研究協議会(CSIC)との“Read & Publish”契約締結を発表

2019年2月26日、英国王立化学会(RSC)は、スペイン国立研究協議会(CSIC)の“Library Network”との“Read & Publish”契約締結を発表しています。

2020年12月までの2年間のパイロット契約で、スペインの研究機関・学術機関におけるこの種の契約としては初めてと説明されています。

2016年にOA2020の関心表明(expression of interest)に署名したCSICでは、このような契約を、今後、現在購読契約を締結している出版社とも実現したいと考えているとのことです。

@RoySocChem(Twitter,2019/2/26)
https://twitter.com/RoySocChem/status/1100425044621168640

スペイン国立図書館、クラウドソーシングのためのプラットフォーム “comunidad.bne.es”を公開

2019年2月6日、スペイン国立図書館は、Red.es社との協力により、クラウドソーシングのためのプラットフォーム“comunidad.bne.es”を公開したことを発表しました。

利用者はプラットフォームを通じ、同館のデジタル資源について、本文のテキスト化や写真中の人物の特定、典拠・書誌データへの情報追記等が行えます。

これらの取組を通じたデジタル資源の可視化やアクセスのしやすさの向上により、研究や教育での利活用推進につながるとしています。

La Biblioteca Nacional de España pone en marcha una plataforma de colaboración pública en la red(スペイン国立図書館, 2019/2/6)
http://www.bne.es/es/AreaPrensa/noticias2019/0206-presentacion-comunidad-bne.html

E2077 - ChefBNEに見る食・料理を通じたデジタル化資料の活用

スペイン国立図書館(BNE)では2017年11月から2018年2月にかけて,同国に関係の深い食材・料理を解説した12の動画を公開する事業,ChefBNEを実施した。デザインコンサルタント会社との協力による映像作品としての価値だけでなく,一線で活躍する料理人や研究者によって監修された内容という点でも注目を集め,SNSを介して話題となった。本稿では,図書館と食というテーマの可能性,外部資源を用いたデジタル化資料の活用という2つの観点から本事業を紹介する。

OCLCのWorldCatに、スペイン・バルセロナ最古の公共図書館の目録情報が追加

2018年11月7日、OCLCは、Worldcatにスペイン・バルセロナ最古の公共図書館である“The Public Library of the Episcopal Seminary of Barcelona”のレコード124,000件以上が追加されたことを発表しています。

同図書館は神学、聖書学、教会学、人文学などの分野に関する貴重な資料を数多く所蔵しており、古いものは14世紀に遡るとあります。

The Episcopal Public Library of Barcelona to add its collections to WorldCat(OCLC, 2018/11/7)
https://www.oclc.org/en/news/announcements/2018/EpiscopalPublicLibrary.html

スペイン・カタルーニャ州のInclusive Libraries Project(文献紹介)

2018年8月にマレーシアのクアラルンプールで開催される第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、スペインのカタルーニャ州・ビラノバにあるArmand Cardona Torrandell図書館のSusana Peix Cruz氏による“Inclusive Libraries: Architecture, Services, Library Collections and Training Combine in an Acessibility Project in the Libraries of Catalonia ”と題する文献が公開されています。

同文献では、まず、2015年に開始された、カタルーニャの公共図書館ネットワークによるInclusive Libraries Projectが紹介されています。

同プロジェクトでは、公共図書館利用における既存の障壁を特定・改善するために、建築、サービス・アクティビティ、蔵書、研修の4つのワーキンググループが設置され、アクセシブルな図書館モデルのための提言が策定されたとのことです。

研究大学における機関リポジトリのプロフィール(米国)

米国の調査会社Primary Research Groupが、北米およびスペインの6つの研究大学図書館における、機関リポジトリの詳細や担当者のディスカッションをまとめたレポート”Profiles of Research University Institutional Digital Repositories”を発表しました。

このレポートはカーネギーメロン大学、インディアナ大学ブルーミントン校、ノースウェスタン大学、ペンシルバニア大学、クレムゾン大学、スペインのナバーラ大学の6つの大学の機関リポジトリについて、リポジトリのパフォーマンスや使用しているソフトウェアについてまとめているほか、リポジトリ担当者による、関連するテーマに関するディスカッションがまとめられているとのことです。ディスカッションのトピックはResearchGateや著作権・ライセンシング、教員の協力を得る方法、利用統計、リポジトリのマーケティング、出版者の反応、リポジトリによる出版・査読、データリポジトリの問題、ファンディング・収入獲得方法等、多岐に渡るとされています。

なお、本文は有料です。

Clarivate AnalyticsとREDIBがイベロアメリカ地域の学術雑誌ランキングを発表

2018年5月16日、Clarivate AnalyticsとRed Iberoamericana de Innovación y Conocimiento Científico (REDIB)は、両者の協働の下で開発した、イベロアメリカ地域(ラテンアメリカのうちスペイン語・ポルトガル語圏の国々)と、イベリア半島のスペイン、ポルトガル、アンドラを含む地域の学術雑誌のランキングREDIB Journals Rankingを発表しました。

REDIBはスペインの政府系研究機関CSICとイベロアメリカ地域の大学ネットワークUniversiaのジョイントベンチャーとして立ち上げられた、イベロアメリカ地域の学術的電子出版物のプラットフォームです。今回発表されたランキングではClarivate AnalyticsのWeb of Scienceのデータを用い、被引用数等からREDIB収録誌のランク付けを行っています。

欧米4か国で実施されたフェイクニュースに対する意識調査についての報告書が公開される

2017年10月24日、英国のロイタージャーナリズム研究所(Reuters Institute for the Study of Journalism:RISJ)は、米国、英国、スペイン、フィンランドで調査した国民のフェイクニュースに対する意識調査についての報告書““News you don’t believe”: Audience perspectives on fake news”を公開しました。RISJは、英・オックスフォード大学の政治・国際関係学部(Department of Politics and International Relations)に拠点を置く、世界のメディアの動向等を調査する研究団体です。

同報告書は、2017年の上半期に米国、英国、スペイン、フィンランドの4か国で行った、フォーカスグループインタビューによる調査とオンラインニュースの利用者への調査をまとめたものです。調査結果からフェイクニュースは狭義にはねつ造されたニュースであるが、ニュースメディア・政治家・プラットフォームといった広範な情報環境への不満があることが示唆されたとしています。また、ねつ造されたニュースに取り組むことは重要であるが、それだけでは人々の情報環境への不満といった問題は解消されないと、述べています。

EIFL、マラケシュ条約に関する図書館向けのガイドのスペイン語版を公開

2017年10月12日、EIFL(Electronic Information for Libraries)が、マラケシュ条約(Marrakesh Treaty) の図書館向けのガイド“The Marrakesh Treaty: an EIFL Guide for Libraries”のスぺイン語版を発表しました。

アラビア語、英語、フランス語、リトアニア語、ネパール語、ロシア語、セルビア語に続く8言語目での翻訳です。

EIFL Marrakesh Guide launches in Spanish(EIFL,2017/10/12)
http://www.eifl.net/news/eifl-marrakesh-guide-launches-spanish

世界17か国のインターネットユーザーの読書状況調査

2017年3月23日、ドイツの市場調査会社GfKが、インターネットユーザーに対して行った読書調査の結果を発表していました。

17か国(英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダ・ロシア・カナダ・米国・メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・中国・日本・韓国・オーストラリア)を対象に実施されたもので、調査結果の概要によると、インターネットユーザーの多数(59%)が、毎日もしくは少なくとも週1回は読書をしているという結果が得られたとのことです。

国別では、中国70%、ロシア59%、スペイン57%の順で読書をすると回答した割合が多く、また、低所得世帯(24%)より高所得世帯(35%)が、男性(27%)より女性(32%)が読書をする傾向が高いという結果が紹介されています。

また、読書をしないと回答したインターネットユーザーの割合が最も高かった国はオランダと韓国(16%)で、ベルギー(14%)、カナダ・フランス・日本(11%)と続きます。

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