アイルランド

アイルランド政府、公的資金に基づく研究成果をオープンアクセス化へ

アイルランド政府が国レベルのオープンアクセスポリシー“National Principles for Open Access Policy Statement”を発表しました。これは、公的資金に基づく研究成果については、オープンアクセスとして提供する方針を定めたもので、声明文ではそれらの研究成果はオープンアクセスリポジトリへ登載されるべきとされています。

National Principles for Open Access Policy Statement (PDF)
http://www.tcd.ie/Library/assets/pdf/National%20Principles%20on%20Open%20Access%20Policy%20Statement%20%28FINAL%2023%20Oct%202012%20v1%203%29.pdf

Ireland has announced a National Open Access Policy (STM Publishing 2012/10/25付けの記事)
http://www.stm-publishing.com/ireland-has-announced-a-national-open-access-policy/

12歳の少年が開発するクラウド型図書館システム(アイルランド)

アイルランドはダブリン郊外のラスマインズに住む12歳の少年カラン(Shane Curran)が、スマートフォンで操作するクラウドベース図書館システムを開発する会社“Libramatic”を設立したと報じられています。カランは6歳でプログラミングを始め、小学校を卒業するとソフトウェア開発者兼最高技術責任者(CTO)としてCreditCroc社で働き始め、このたびアイルランドで最年少の会社経営者になったということです。

このシステムでは、スマートフォンのカメラを用いてISBNバーコードを読み取り、オンラインで図書の情報を取得してデータベースに格納するというもので、同様にカメラを用いて図書の貸出・返却も行うようです。学校の図書館ではシステムに多くの金額を費やしているのに司書が情報を手入力する必要があるなどあまり役に立ってないという経験から思いついたアイディアとされています。

Libramatic
http://www.libramatic.com/

Chief executive (12) launches library system(The Irish Times 2012/7/31付け記事)
http://www.irishtimes.com/newspaper/finance/2012/0731/1224321154831.html

ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンの学生グループがアイルランドの図書館情報学専攻者のキャリアパスの現状調査を開始

2012年6月22日に、アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(UCD)で図書館情報学(LIS)を専攻する学生グループが、同国におけるLIS専攻者のキャリアパスについて調査を開始しました。LIS専攻者は卒業後にどこで働いているのか、仕事に役立つスキルは何か等をアンケート調査し、その結果をUCDの図書館情報学大学院等のカリキュラム開発に役立てるとしています。

なお、プロジェクトのウェブサイトには、LIS専攻者のキャリアパス等に関する参考文献とそのレビューが掲載されています。

Where Are You Now?: Career pathways of LIS graduates
http://lisworkforceproject.wordpress.com/

Where are you now?… Career pathways of LIS graduates (Library.ie 2012/6/22付けの記事)
http://www.library.ie/2012/06/22/where-are-you-now-career-pathways-of-lis-graduates/

参考:
CA1737 - 米国の図書館就職事情 / 田中あずさ
http://current.ndl.go.jp/ca1737

図書館情報学についてTwitter上で熱く語る#irelibchat開催へ(アイルランド)

2012年6月21日午後7時から8時(現地時間)にかけて、アイルランドの図書館関係者によるTwitter上のイベント“#irelibchat”が開催されます。これは、図書館情報学に関する幅広いトピックを参加者が選択し、Twitterを使って議論するというもので、英国における同様の取り組み(#UKLibChat)をアイルランドの図書館界で実施しようというものです。同国の図書館界ではこれが初めての試みで、アイルランドの図書館情報学をテーマとしたコミュニティブログ“libfocus”が主催するとのことです。

Third Thursday #irelibchat? (libfocus 2012/6/12付けの記事)
http://libfocus.blogspot.jp/2012/06/third-thursday-irelibchat.html

Interleaf社、レファレンスサービスの質問回答管理システムInterleaf LQの提供を開始

アイルランドの図書館システムベンダーであるInterleaf社が、レファレンスサービスの質問・回答を管理するシステムの提供を開始しています。郷土史担当部署やレファレンス担当部署での利用を想定しているもののようです。

Ref.
Interleaf LQ application launched(Interleaf社 2012/6/8)
http://www.interleaf.ie/News/Interleaf-LQ-application-launched

アイルランドの公共図書館、3分の1がOverDriveによる電子書籍サービス提供

アイルランドでOverDriveの代理店となっているInterleaf Technology社が、アイルランドの公共図書館の約3分の1に当たる10州の公共図書館が、OverDriveによる電子書籍サービスを開始した、と公表したとのことです。

Ref.
One third of Irish public Libraries use OverDrive ebooks service from Interleaf Technology(2012.6.12付け)
http://www.irishpressreleases.ie/2012/06/12/one-third-of-irish-public-libraries-use-overdrive-ebooks-service-from-interleaf-technology/

トリニティ・カレッジ・ダブリン図書館が300周年を迎える(アイルランド)

1712年5月23日に旧館の礎石が置かれて300年を迎えたのを記念して、アイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリンの図書館では、同館職員の集合写真の撮影や、ジョナサン・スウィフトやオスカー・ワイルド等といった同大学の著名な卒業生に扮した人々のイベント等が行われたようです。その様子が同館の300周年記念特設サイトで公開されています。なお、同館は、これまでにたびたび「美しい図書館」として取り上げられている図書館です。

We Are 300... (Trinity College Library Dublin 2012/5/24付けの記事)
http://tcld.wordpress.com/2012/05/24/we-are-300/

Old Library Tercentenary 1712-2012 (Trinity College Dublin図書館の300周年特設サイト)
http://www.tcd.ie/Library/tercentenary/

E1290 - 100万冊に愛を込めて World Book Night 2012が開催

E1290 - 100万冊に愛を込めて World Book Night 2012が開催

ユネスコの定める世界図書・著作権の日(E1168参照)である4月23日に,英国・アイルランド・ドイツ・米国で,大人のための読書振興イベントである「ワールド・ブック・ナイト2012」(World Book Night 2012)が開催された。...

アイルランド国立図書館、ジェイムズ・ジョイスの手稿のデジタル画像を公開

アイルランド国立図書館が、ジェイムズ・ジョイスの手稿のデジタル画像を無料公開しています。

これについては、米国のジョイス研究家が、同時期に販売を開始し著作権を主張しているとのことです。

Ref.
More service enhancements (アイルランド国立図書館 2012/4/10付けニュース)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=3f4bf22c-6dc8-4182-be71-4b09b9df84f2

アイルランド図書館会議、同国公共図書館の2012年予算統計を公表

2012年3月16日に、アイルランド図書館会議(Chomhairle Leabharlanna)が、同国に32ある公共図書館局(public library authority)の2012年予算の年次統計を公表しました。2012年の公共図書館サービス予算は前年比で2.6%減であること、全体での図書館資料費は2011年と比較し12.1%減少していること等が示されているようです。

Public Library Authorities Budgeted Expenditure for 2012 (PDF)
http://www.librarycouncil.ie/publications_archive/documents/2012budgets.pdf

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