アイルランド

アイルランド図書館協会が定める“Library Ireland Week”、2011年は3月7日からの1週間

アイルランド図書館協会(Library Association of Ireland)が、2011年3月7日から13日までの期間を“Library Ireland Week 2011”に定め、図書館や図書館専門職をアピールするための機会にするとしています。6回目となる今回のテーマは、「かしこい人はかしこい図書館を利用する」(Smart People Use Smart Libraries)で、技術が図書館でいかに使われているかを示したいとのことです。期間前から、各地の図書館では、関連イベントが多数開催される予定のようです。

Library Ireland Week, 2011(Library.ie 2011/2/24付けの記事)
http://www.library.ie/2011/02/24/library-ireland-week-2011/

アイルランド国立図書館、18世紀末から19世紀半ばまでの作曲家の楽譜等のデジタルアーカイブを開設

2010年12月13日付けのアイルランド国立図書館のニュースによると、同館は、18世紀末から19世紀半ばにかけてのアイルランドの作曲家の楽譜等を公開するデジタルアーカイブ“National Archive of Irish Composers”を開設したようです。公開されている資料は、アイルランド国立図書館の所蔵する楽譜コレクションをデジタル化したものとのことです。

National Archive of Irish Composers
http://www.naic.ie/

Launch of the National Archive of Irish Composers (2010/12/13付け National Library of Irelandのニュース)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=8a5e2c51-dd93-45fa-a76e-04beaa15320a

小学校教員と公共図書館員が作る、児童向け史跡紹介動画(アイルランド)

2010年11月23日付けLibrary Services for Young Peopleの記事によると、アイルランドのダブリンの古い建造物や史跡について紹介する“Dublin Buildings”という動画が公開されているようです。これは、小学校の児童等のために、市内の公共図書館員と小学校教員が協力して作成したものので、これまでに64件の動画が作成されているようです。

アイルランドの読書状況2010

2010年10月24日、アイルランドのブッククラブ“Bord Gais Energy Book Club”が、アイルランドの読書習慣に関する調査結果を公表しています。調査は420名の成人を対象に行われたようです。その結果をいくつか取り上げると以下のとおりとのことでした。
・74%の人が1年間に6冊以上の本を読む。
・家に100冊以上本があると答えた人は42%。
・1週間に読書に費やす時間は、1時間から3時間の人が47%、3時間から7時間が36%で、7時間以上と答えた人は10%。
・本を読むならiPadやオーディオブックよりも紙の本が良いと答えた人は95%。
・無人島に持って行くなら、『指輪物語』、『高慢と偏見』、『無人島でのサバイバルの仕方』等。

bordgaisenergybookclub.ie survey reveals all about Irish reading habits (2010/10/24付け Bord Gais Energyのニュース)
http://www.bordgaisenergy.ie/news/?d=20101024

ダブリン大学トリニティカレッジが研究成果のオープンアクセス化の方針を発表

2010年10月20日、アイルランドのダブリン大学トリニティカレッジ(Trinity College Dublin:TCD)が研究成果のオープンアクセス化の方針を発表しています。この方針は、雑誌論文やその他の学術成果を、TCDの機関リポジトリである“TARA(Trinity’s Access to Research Archive)”を通じて提供するものです。公開される研究成果には、すべての学術論文、査読付きのカンファレンスペーパー等の他にも、教員が執筆した図書や既発表の研究に関連するデータセットの公開も求められているようです。TCDのプレスリリースによると、この種のオープンアクセスの方針の決定は、アイルランドの大学では初とのことです。

TARA (Trinity’s Access to Research Archive)
http://www.tara.tcd.ie/

TCD to Provide Free Online Access to its Research (2010/10/20付け TCDの記事)
http://www.tcd.ie/Communications/news/pressreleases/pressRelease.php?headerID=1585&vs_date=2010-10-20

参考:

E1098 - アイルランドの公共図書館による小学校へのサービス調査報告

 2010年8月25日,アイルランドの教育・技能省は,「公共図書館と学校:アイルランドにおける小学校への図書館サービスの政策と展望」と題した調査報告書を発表した。...

Open Knowledge Foundation等10機関、"LOD2"プロジェクトを開始

2010年9月6日から8日にかけて、ドイツのライプツィヒで、欧州委員会の資金援助のもと、Linked Dataの統合・組織化を目指すプロジェクト“LOD2”のキックオフミーティングが行われ、LOD2プロジェクトが開始されました。このプロジェクトは、Linked Dataの大規模な統合・組織化を行い、メディアと出版等3つのアプリケーションシナリオにおいて、その利点を広く示すことを目的とするもので、ドイツのライプツィヒ大学や英国の“Open Knowledge Foundation”等の10機関が参加し、今後4年間継続されるようです。

LOD2
http://lod2.eu/Welcome.html

AKSW coordinates EU-funded research project LOD2 aiming to take the Web of Linked Data to the next level (2010/9/5付け Agile Knowledge Engineering and Semantic Webの記事)

公共図書館の小学校へのサービスに関する調査報告書が公開(アイルランド)

2010年8月25日、アイルランドにおける公共図書館の、小学校へのサービスに関する調査報告書が公開されました。この調査は、アイルランドの公共図書館調査プログラムの援助の基、ダブリン市公共図書館等によって行われたものとのことです。報告書は、他国での小学校への図書館サービスに関する文献調査、2008年に実施したアイルランド国内の公共図書館に対する電話調査、そして小学校へのアンケート調査等に基づくもので、生徒と教師のニーズに応えるために公共図書館ネットワークが果たすべき役割をテーマにまとめられているとのことです。

The Public Library and the School: Policies and Prospects for Library Services to Primary Schools in Ireland
http://www.library.ie/wp-content/uploads/School_Report2010.pdf

The Public Library and the School -- Report Launched (2010/8/25付け Library Services for Young People のニュース)

2010年の国際建築賞に、図書館建築では国際教養大学図書館等4館が受賞

2010年7月、シカゴ建築・デザイン博物館(The Chicago Athenaeum)とヨーロッパ建築アートデザイン都市研究センター(The European Centre for Architecture Art Design and Urban Studies)が行っている国際建築賞2010(International Architecture Awards 2010)が発表され、図書館建築としては、秋田県の国際教養大学図書館、カナダのBloor Gladstone Library、米国のKirkwood Public Library、アイルランドのWestmeath County Buildings and Libraryの4館が受賞しています。

International Architecture Awards
http://www.chi-athenaeum.org/intarch/2010/index.html

AIU LIBRARY + LECTURE BUILDING(秋田県、国際教養大学図書館)
http://www.chi-athenaeum.org/intarch/2010/aiulibrary-13/index.html

BLOOR GLADSTONE LIBRARY(カナダ、オンタリオ州、トロント)

アイルランドのダブリン、ユネスコが指定する「文学の都市」に

アイルランドの首都ダブリン市が、ユネスコが指定する「文学の都市」(City of Literature)になったとのことです。これは、ユネスコの“Creative Cities Network”という取組みのうちの文学に関するもので、エジンバラ(英国)、アイオワ市(米国)、メルボルン(オーストラリア)に続く4都市目とのことです。

Dublin: UNESCO City of Literature(2010/7/26付けLibrary.ieの記事)
http://www.library.ie/weblog/2010/07/26/dublin-unesco-city-of-literature/

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