ドイツ

独・プロジェクトDEAL、Springer Nature社とのナショナルライセンス契約に関する初回の交渉結果を発表

2017年10月12日、プロジェクトDEAL(Projekt DEAL)を主導するドイツ大学長会議(HRK)が、同会議のウェブサイトで、Springer Nature社とのナショナルライセンス契約のための初回の交渉結果を発表しています。

原則的な課題についてのいくつかの調整事項についてはすでに合意されているものの、複雑な課題についてのさらなる交渉に必要な時間を確保するために、2017年12月31日をもって契約を終了する機関へのSpringer製品の提供に関して、“cost-neutral extension”による1年間の延長に合意したと発表しています。

また、ドイツ語圏コンソーシアムGASCO(German, Austrian and Swiss Consortia Organisation)とのNature製品の契約に関する交渉も1年間延長されると発表されています。

CA1906 - ドイツデジタル図書館(DDB)の沿革とサービス / 丸本友哉

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カレントアウェアネス
No.333 2017年9月20日

 

CA1906

 

ドイツデジタル図書館(DDB)の沿革とサービス

利用者サービス部サービス運営課:丸本友哉(まるもと ともや)

 

独・De Gruyter社、1749年からの同社の既刊本のデジタル化を発表

2017年9月5日、独・De Gruyter社が、1749年まで遡る同社の既刊本4万タイトルをデジタル化すると発表しました。

2020年までに完了させる計画で、2017年末までに、主要な図書から3,000タイトルがデジタル化される予定です。

同社では、絶版本を電子形態もしくはオンデマンド出版で提供するサービス“e-dition”を実施していますが、このサービスは段階的に廃止されます。

The De Gruyter Book Archive: digitizing a treasure(De Gruyter,2017/9/5)
https://www.degruyter.com/dg/newsitem/231/de-gruyter-book-archive-260-jahre-verlagsgeschichte-digital

ドイツの電子情報長期保存プロジェクトnestorが策定した電子情報の保存計画のためのガイドラインの日本語訳が公開

ドイツの電子情報長期保存プロジェクトであるnestorが2012年に策定した、電子情報の保存計画のためのガイドライン“Leitfaden zur digitalen Bestandserhaltung. Vorgehensmodell und Umsetzung”(2.0版)の日本語訳が朝日大学の機関リポジトリで公開されました。

保存計画のためのガイドライン 手続モデルとその実装 バージョン2.0(JAIRO)
http://jairo.nii.ac.jp/0431/00000913
※日付が「2017-09-04」となっています。

保存計画のためのガイドライン 手続モデルとその実装 バージョン2.0(朝日大学機関リポジトリ)
http://id.nii.ac.jp/1128/00005314/

ドイツ・DEALプロジェクト、2017年末をもってElsevier社との契約を延長しない国内機関のリストを公開

2017年8月21日、ドイツにおけるナショナルライセンス契約を目的とするプロジェクトDEAL(Projekt DEAL)が、同プロジェクトのウェブサイトにおいて、2017年末をもってElsevier社との契約を延長しない国内機関のリストを公開しています。

Vertragskündigungen Elsevier 2017(Projekt DEAL,2017/8/21)
https://www.projekt-deal.de/vertragskundigungen-elsevier-2017/

国際図書館連盟、インフォグラフィック「偽ニュースの見極め方」の世界の図書館での活用例を紹介するレポートを公開

2017年8月20日、国際図書館連盟(IFLA)が、2017年2月に公開したインフォグラフィック「偽ニュースの見極め方」(How to Spot Fake News)の世界の図書館での活用例を紹介するレポート“How to Spot Fake News Using the IFLA Infographic in Libraries”を公開しました。

ベトナム・ダナン大学図書館の図書館員が情報リテラシーの授業で活用した事例、マレーシアの公共図書館がパソコンの近くにポスターとして掲示した事例のほか、フィンランド、ジョージア、ドイツ、メキシコ、ナイジェリア、香港、スウェーデン、英国、米国での活用例が紹介されています。

Real Solutions to Fake News: How Libraries Help(IFLA,2017/8/20)
https://www.ifla.org/node/11584

国際図書館連盟、「グリーンライブラリ賞2017」の受賞者を発表

2017年7月20日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリ賞2017」の受賞者に、ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のバート・オルデスロー町立図書館を選んだと発表しています。

都市の緑化のためにメイカースペースとコミュニテイ構築の取り組みを結びつけた“Ernte deine Stadt - Harvest Your City: Three Years of Green and Sustainable Library Commitment in the Stadtbibliothek Bad Oldesloe” プロジェクトや、地域密着型農業に着手したことが評価されています。

その他、5つの準優勝者も以下の通り発表されています。

・孫逸仙図書館(Sun Yat-sen Library)(中国・広州区)
環境保護の概念を取り入れて建物を「グリーンライブラリ」に改修。

・香港中文大学図書館(中国・香港)
持続可能性を取り入れた図書館戦略の策定。

OCLC Researchと欧州研究図書館協会、欧州の研究情報管理基盤での永続的識別子の採用と統合に関する共同調査を開始

2017年6月13日、OCLC Researchと欧州研究図書館協会(LIBER)は、欧州の研究情報管理基盤での永続的識別子(PIDs)の採用と統合に関する共同調査を開始すると発表しています。

欧州の研究情報管理の単館での実装に関する既存の研究を補完し、拡張することで、大学・研究図書館の指導者に、組織・グループ・国家・多国籍規模での研究情報管理の新たな動向や課題に対する有益な洞察を提供する事を目的としています。

永続的識別子の採用と統合や、曖昧さの解消や相互運用性の支援における役割に着目して、フィンランド・ドイツ・オランダ3か国での研究情報管理の実践を調査することで、国家規模での研究情報管理基盤や研究情報管理の実践、永続的識別子統合の具体例の事例研究を行ないます。

OCLC Research and LIBER to launch collaborative information management study(OCLC,2017/6/13)
http://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201716dublin.html

オープンデータに関する法案が可決(ドイツ)

2017年5月18日、ドイツ連邦議会はオープンデータに関する法案を可決しました。

この法案は、連邦政府機関に、今後はデータを加工せずに公開することを義務付けています。たとえば高速自動車道路の交通量や車両登録などのデータが、今後無料かつ機械可読形式で利用可能になるだろうとのことです。

New Open Data Act in Germany(European Data Portal, 2017/5/30)
https://www.europeandataportal.eu/en/news/new-open-data-act-germany

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