教科書

マクミラン社、授業内容に応じて編集可能な電子教科書“DynamicBooks”を発表

大手出版社のMacmillan社は、大学の教員が、自分の授業の内容に応じて既存の教科書の内容を編集することができる電子教科書“DynamicBooks”を発表しています。不要な章を削除したり、教員自身の文章や図や動画を付け加えたりすることができ、オリジナル部分と変更部分は区分けされて表示されるものとのことです。2010年8月に100タイトルでの発売開始を予定されているようです。

Dynamicbooks
http://dynamicbooks.vitalbook.com/

Textbooks That Professors Can Rewrite Digitally(2010/2/21付けNYTimesの記事)
http://www.nytimes.com/2010/02/22/business/media/22textbook.html

Format War Heats Up Among Publishers of Electronic Textbooks(2010/2/22付けThe Chronicle of Higher Educationの記事)
http://chronicle.com/article/Format-War-Heats-Up-Among/64323/

バーンズ&ノーブル社、大学生向けに教科書のオンライン貸出を開始

米国の書店大手のバーンズ&ノーブル社(Barnes & Noble)が、大学生向けに教科書のオンライン貸出プログラムを開始しています。オンライン貸出では印刷された教科書を購入するよりも50%以上の低価格で入手することができ、全米の大学生で換算すると数百万ドルの節約になるとのことです。オハイオ州立大学やメリーランド大学など米国の25大学で導入されており、大学の書店の電子取引サイトにアクセスするか、キャンパス内のバーンズ&ノーブルの書店から利用できるようです。

Barnes & Noble First to Offer Multi-Channel Textbook Rental Program(バーンズ&ノーブルのプレスリリース)
http://www.barnesandnobleinc.com/press_releases/2010_jan_11_textbook_rental.html

フロリダ州の大学出版会、オンライン版教科書を無料で提供開始

フロリダ州大学システムの公式出版会である“University Press of Florida”が、オンライン版教科書の無償提供、印刷版教科書の廉価提供を開始するということです。これは、デジタルリポジトリ、オンデマンド印刷、従来の出版社のそれぞれの強みを組み合わせることによって、上昇する教科書費用の問題を解決し、高品質の学問知識を学生や教師に広く普及させることを目的としたパイロットプロジェクトです。

University Press of Floridaのプレスリリース
http://www.upf.com/news/OrangeGrovePressRelease.pdf

University Press of Florida
http://www.upf.com/

米国での教科書電子化の取組み

米国カリフォルニア州では、財政難への対応として、学校の教科書の電子化への取組みが行われており、この度、高校の数学と科学の電子教科書についての審査が行われ、16点のうち10点が合格したとのことです。使用するかどうかは学校の判断とのことです。また、同じ記事で、ヴァージニア州での電子教科書の取組みも紹介されており、内容の改定がしやすいこと、費用が安いことなどが利点として言及されています。

California offers free digital textbooks to schools
http://www.gcn.com/Articles/2009/08/18/Free-digital-textbook-initiative.aspx

日本障害者リハビリテーション協会、国際セミナー報告書 「DAISYによる教科書づくりを考える」を公開

日本障害者リハビリテーション協会 情報センターが2009年6月16日、2009年2月に京都で開催した国際セミナー「DAISYによる教科書づくりを考える」-欧米から学ぶ-の報告書を公開しました。

「DAISYによる教科書づくりを考える」-欧米から学ぶ-
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/090205daisy_seminar/index.html

文部科学省、拡大教科書の普及充実にかかわる大臣書簡を発信

文部科学省が2008年3月18日、渡海文部科学大臣名で、教科用拡大図書(いわゆる拡大教科書)を必要とする児童・生徒に速やかに確実に給与できるよう、各教科書発行者代表者宛てに協力を求める書簡を発信しています。

具体的な文部科学省の取り組みとしては、関係者による検討会議を立ち上げ、標準規格の策定や教科書デジタルデータの提供拡大などを進めていくとしています。

「拡大教科書」にかかる大臣書簡(平成20年3月) - 文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/kakudai/08031408/001.pdf

小・中・高校教育に関すること(拡大教科書)-文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/kakudai.htm

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