ドイツ

独・De Gruyter社、創設270周年を記念し、創設以来の既刊本から選んだ図書270冊を毎月27冊ずつ10か月間をかけてオープンアクセス(OA)化

2019年5月2日、独・De Gruyter社が、創設270周年を記念し、創設以来の既刊本の完全デジタル化事業“De Gruyter Book Archive” (DGBA)に基づき、図書270冊を、毎月27冊ずつ、フランクフルト・ブックフェア2019までの10か月間をかけてオープンアクセス(OA)化すると発表しました。

270 treasures from De Gruyter Book Archive made open access (De Gruyter,2019/5/2)
https://www.degruyter.com/dg/newsitem/332/270-jahre-verlagsgeschichte-270-schtze-aus-dem-archiv-werden-open-access

【イベント】KU-ORCAS国際シンポジウム 「デジタルアーカイブと東アジア文化研究ー現状と課題ー」(3/27・吹田)

2019年3月27日、大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスにおいて、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が主催する国際シンポジウム 「デジタルアーカイブと東アジア文化研究ー現状と課題ー」が開催されます。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です(当日参加も歓迎)。

主な内容は以下の通りです。

・趣旨説明 藤田高夫氏(関西大学教授)

・発表
KIM HAYOUNG氏(韓国学中央研究院蔵書閣)

KAUN MATTHIAS氏(ベルリン国立国会図書館)

周欣平氏(カリフォルニア大学バークレー校図書館副館長)

青柳和仁氏(島根大学附属図書館)

学外研究者(高野山大学)

・ディスカッション

・閉会挨拶 内田慶市氏(関西大学教授)

E2105 - 第3回SPARC Japanセミナー2018<報告>

2018年11月9日,国立情報学研究所(NII)にて第3回SPARC Japanセミナー2018「オープンアクセスへのロードマップ:The Road to OA2020」が開催された。

ドイツ・DEALプロジェクト、Wiley社と3年間のOA出版に関するパートナーシップを締結

2019年1月15日、ドイツのDEALプロジェクトは、2019年から2021年までの3年間、Wiley社とOA出版に関するパートナーシップを締結したと発表しました。

今回の契約では、DEALプロジェクトが1年ごとに契約料を支払うことで、すべての参加機関がWiley社の雑誌を1997年刊行分に遡って閲覧することと、Wiley社の雑誌にオープンアクセス(OA)で投稿することが可能となります。プレスリリースでは、今回のパートナーシップに伴い、学際的なOAジャーナルの創刊、オープンサイエンスのための著者へのサービスの開始、ドイツの若手研究者のための新たなシンポジウムの開催を予定していると述べています。

独・Max Planck Digital Library、プロジェクトDEAL支援のため、2018年12月31日をもってElsevier社との購読契約を中止すると発表

2018年12月18日、独・Max Planck Digital Libraryは、現在の契約期間が切れる12月31日をもって、Elsevier社の電子ジャーナルの購読を中止すると発表しました。

プロジェクトDEAL(Projekt DEAL)によるElsevier社との交渉を支援することが目的です。

Max Planck Society discontinues agreement with Elsevier; stands firm with Projekt DEAL negotiations(Max Planck Digital Library,2018/12/18)
https://www.mpdl.mpg.de/en/about-us/news.html#elsevier-cancellation

独・プロジェクトDEAL、Springer Nature社とのナショナルライセンス契約についての交渉の現況を発表

2018年12月4日、プロジェクトDEAL(Projekt DEAL)を主導するドイツ大学長会議(HRK)が、同会議のウェブサイトで、Springer Nature社とのナショナルライセンス契約の交渉について進展があったと発表しました。

両者は交渉の中間段階として、2019年は同社のコンテンツの購読を“cost-neutral extension”により現行の契約を継続することに同意しました。契約の継続により、複雑な契約モデルについての議論を結論づけるのに必要な時間を確保するとしています。両者は遅くとも2019年中旬までに、新たな契約の締結を目指すと述べています。

F1000と独・Max Planck Digital Library、オープンアクセス(OA)出版について合意

2018年12月4日、F1000は、独・Max Planck Digital Libraryが論文出版費用を支払うことで、独・マックスプランク協会の研究者が、出版プラットフォームF1000Research上で論文を無料でオープンアクセス(OA)で公開できる契約で合意したと発表しています。

論文はCC BYで、研究データはCC0で公開されます。

@F1000(Twitter,2018/12/4)
https://twitter.com/F1000/status/1069867669808144384
https://twitter.com/F1000/status/1069931842298613762
https://twitter.com/F1000/status/1069977005700079616

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリーの2019年版を公開

2018年11月29日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリー“Library Publishing Directory”の2019年版の公開を発表しました。

PDF版、EPUB版での公開のほか、掲載情報を検索できるオンラインデータベースも提供されています。

ダイレクトリーには、米国・カナダ・英国・オーストラリア・ドイツ・アイルランド・スウェーデン・ルーマニア・イタリア・カザフスタンの138の大学・研究図書館での出版活動について、各館ごとの担当部署、ウェブサイト、出版活動の概観、職員数、財源、OAのタイトル数、出版媒体、分野、査読誌の割合、APCが必要な学術雑誌の割合、出版プラットフォーム、デジタル保存戦略等がまとめられています。

E2080 - 優れたグリーンライブラリーを称えるGreen Library Award

2018年8月27日,マレーシアで開催された世界図書館情報会議(WLIC):第84回国際図書館連盟(IFLA)年次大会(E2078参照)において,優れたグリーンライブラリー(CA1797参照)を称えるIFLA Green Library Award 2018の受賞館,中国・広東省佛山市図書館の表彰式が行われた。

E2073 - 第29回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

2018年9月12日から15日まで,リトアニアの第2の都市カウナスに所在するヴィータウタス・マグヌス大学にて,第29回日本資料専門家欧州協会(EAJRS;E1969ほか参照)年次大会が開催された。欧州で活動する日本資料専門家グループにより毎年のこの時期に開催される集会で,本年度は「(グ)ローカル化する日本資料 (G)localizing Japanese Studies Resources」をテーマとして,14のセッションで構成され,31の発表(英語22,日本語9)をメインに,リソース・プロバイダー・ワークショップ,EAJRS和古書保存ワーキンググループの活動報告やEAJRS事務会議,エクスカーションが実施された。参加者は82人にのぼり,その内訳は欧州から44人,アジアから34人(日本33人),北米から4人であった。発表は大別すると概ね以下に分類される。(1)在外日本資料の研究・施設紹介,(2)欧州における日本学研究に関する活動やデータベースの紹介,(3)欧州での日本語教育の状況,その分析,(4)日本機関による日本資料に関する国外向けの活動やサービスの紹介,である。また本大会の大きな特徴としては開催の地リトアニア,とりわけ第二次世界大戦中にこの国で外交官として多くのユダヤ難民を救った杉原千畝に関する発表が複数あったことが挙げられるだろう。以下,筆者の発表および,関心を持った発表について紹介する。

ページ