ニュージーランド

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2020年3月21日の午後1時から4月3日まで休館すると発表しています。

オンラインサービス、レファレンスサービス“Ask a Librarian”、学校へのILLサービス等は継続されます。

COVID-19 coronavirus update The Library is temporarily closed to the public from 1pm Saturday 21 March to Saturday 4 April(NLNZ, 2020/3/20)
https://natlib.govt.nz/about-us/covid-19-coronavirus-update

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、学校図書館に関する全国調査の2019年版を公表:職員配置及び蔵書を調査

2020年3月2日、ニュージーランド国立図書館(NLNZ)は、同館の学校向けサービス部局とニュージーランド学校図書館協会(SLANZA)・ニュージーランド図書館協会(LIANZA)が2019年8月に共同で実施した学校図書館に関する全国調査の結果“School libraries in
Aotearoa New Zealand 2019”を発表しました。

2018年調査に続く2度目のもので、前回調査で得られた情報をもとに、学校図書館の職員配置(雇用計画、専門能力開発、俸給)及び学校図書館の蔵書(蔵書構築予算、媒体の種類、蔵書冊数)に焦点をあて調査されました。

得られた主な知見として、

・大部分の図書館職員は学期間のみの勤務(初等学校の職員は通常パートタイム、中等学校等の職員は通常常勤)

・大部分の図書館員は自身の技能を仕事上の要件に合致しているかそれ以上である述べている(しかし大部分がその役割上の責任に比べて給与が適切でないと感じている。また、47%が図書館情報学の資格認定を受けている)

・大部分の職員は学校の首脳陣から十分な支援を受けていると感じている(支援や継続的な専門的な学習を妨げているものには、時間・資源の不足や図書館の役割への理解不足がある)

Artstor、ニュージーランド国立博物館が所蔵する資料の画像4万5,000枚以上を“Open Artstor: Museum of New Zealand - Te Papa Tongarewa”で公開

2020年1月27日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorは、ニュージーランド国立博物館(Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa)が所蔵する資料のデジタルコレクション“Open Artstor: Folger Shakespeare Library”の公開を発表しました。

デジタルコレクションには画像4万5,000枚以上が含まれており、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで公開されています。

New: 45,000 images from Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa(Artstor, 2020/1/27)
https://www.artstor.org/2020/01/27/new-45000-images-from-museum-of-new-zealand-te-papa-tongarewa/

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリーの2020年版を公開

2020年2月10日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリー“Library Publishing Directory”の2020年版の公開を発表しました。

PDF版、EPUB版での公開のほか、掲載情報を検索できるオンラインデータベースも提供されています。

米国・カナダを中心に、ニュージーランド・ウクライナ・アイルランド・インド・オーストラリア・ドイツ・英国・ブラジル・南アフリカ・ナイジェリアを含む計153の大学・研究図書館での出版活動が紹介されており、各館ごとの担当部署、ウェブサイト、SNS、出版活動の概観、職員数、財源、OA・有料・ハイブリッドのタイトル数、出版媒体、分野、査読誌の割合、APCが必要な学術雑誌の割合、連携先、出版プラットフォーム、デジタル保存戦略等がまとめられています。

ニュージーランド国立図書館、同館のアレクサンダー・ターンブル図書館のアーカイブ資料やコレクション等を用いた音楽研究推進を目的とした研究フェローシップの申請受付開始

2020年2月10日、ニュージーランド国立図書館が、2021年のリルバーン研究フェローシップ(Lilburn Research Fellowship)への申請受付を開始しました。

Lilburn Trustの支援を受けている同フェローシップは、同館のアレクサンダー・ターンブル図書館が所蔵する同国の音楽関係のアーカイブ資料と幅広いコレクションを用いて、同国の音楽研究を推進することを目的に2012年に開始されたものです。

採択者は、2021年を通じて、最大7万ドルの助成金と、同館のウェリントン館での事務スペースが提供されます。また、同館の一般コレクションやオンライン情報源も利用可能です。

受付期間は5月17日までです。

@NationalLibraryNZ(Facebook, 2020/2/10)
https://www.facebook.com/141682096023826/posts/1255171158008242/

ニュージーランド・セルウィン図書館、オーストラリアの森林火災で負傷した野生動物の保護に必要な袋・布を作成するために必要な材料・ミシン等を利用者に提供

2020年1月8日、ニュージーランドのセルウィン図書館(Selwyn Libraries)が、オーストラリアの森林火災で負傷した野生動物の保護に必要な袋・布・巣を作成するために必要な材料やパターン、ミシンを利用者に提供すると発表しており、ニュージーランドの国営ラジオ局であるラジオ・ニュージーランドが1月13日付で報じています。

自宅で作成したものも含め、開館時間内に同館に完成品を提供すると、とりまとめて、それらを必要としているオーストラリアの担当機関に送付するとしています。1月22日付の同館のFacebookによると、1月28日で完成品の受付は締め切られています。

デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP 2019”の優勝者及び各賞受賞者が発表される

Europeanaの2019年12月14日付けブログ記事において、デジタルアーカイブの資料で作成するGIFアニメの国際コンペティション“GIF IT UP 2019”の優勝者及び各賞受賞者が発表されています。

“GIF IT UP”のウェブサイトによると、6回目の開催となる2019年は、DPLA、DigitalNZ、Troveとの緊密な協力のもと、Europeanaが主催しました。

The winners of GIF IT UP 2019(Europeana Blog, 2019/12/14)
https://blog.europeana.eu/2019/12/the-winners-of-gif-it-up-2019/

About(GIF IT UP)
https://gifitup.net/about/

オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)、英国生化学会の完全子会社であるPortland Press社と“Read & Publish”契約を締結

2019年11月1日、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)は、英国生化学会(Biochemical Society)の完全子会社であるPortland Press社と“Read & Publish”契約を締結したことを発表しました。Portland Press社にとっては初めてのオープンアクセス(OA)への「転換契約」となり、CAULにとっては2例目の「転換契約」となります。

この契約は、ウェルカム・トラスト等による、学会系出版社の即時オープンアクセス(OA)転換とPlan S原則に準拠した「転換契約」締結支援プログラム“Society Publishers Accelerating Open access and Plan S (SPA-OPS)”を契機として締結されました。オプトイン方式による2020年から2022年までの3年間の試験的な契約となります。

契約に基づき、英国生化学会の学術雑誌7誌(完全OA誌2誌含む)について、オーストラリア及びニュージーランドの契約参加機関に所属する研究者は、追加費用を支払することなく研究成果をOAにすることが可能になります。また、契約参加機関からのハイブリッド誌5誌へのアクセス、機関リポジトリ登録用の出版社版(version of record)PDF通知なども含む内容となっています。

オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)、英国微生物学会(Microbiology Society)と2年間の“Publish and Read”契約を締結:CAULとして初めての「転換契約」

2019年10月17日、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と英国微生物学会(Microbiology Society)は、試験的なオープンアクセス(OA)等に関する出版契約として、2年間の“Publish and Read”契約を締結したことを発表しました。

CAULにとって今回の契約は出版社と締結する初めてのOAへの「転換契約(transformative/transitional agreement)」です。同契約はオプトイン方式による2020年から2021年までの試験的な契約です。オーストラリア及びニュージーランドの契約参加機関に所属する研究者は、英国微生物学会の刊行する雑誌へ著者として掲載された全ての研究成果が初めからOAで公開されると同時に、学会の刊行するコンテンツについて1947年までのアーカイブも含めて全てアクセス可能になります。

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