公文書館

英国国立公文書館(TNA)、新たなデジタル戦略“Plugged In, Powered Up”を公表:デジタル保存に関するオンライン研修も提供予定

2020年1月21日、英国国立公文書館(TNA)は、デジタルに関する組織力向上のための新戦略“Plugged In, Powered Up”を公表しました。

2019年初めに、アーカイブに関する専門家300人超を対象としてTNAと・Jiscが共同実施した大規模調査の結果を踏まえて策定されたものであり、2022年までに提供される予定のプログラム、研修、リソースに関する計画を示しています。電子アーカイブ事業に関する3つの主領域である、「アクセス」、「デジタル保存」、アーカイブと様々な人々とを結びつける「エンゲージメント」に焦点を当てた内容となっています。

戦略には、英・電子情報保存連合(DPC)との連携プロジェクトである“Novice to Ninja”(初心者からニンジャへ)も含まれています。同プロジェクトでは、デジタル保存に関する無料のオンライン研修を2020年後半に提供する予定としています。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」の2019年度の助成プロジェクトを発表

2020年1月9日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、同財団が実施する「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」(Digitizing Hidden Special Collections and Archives)の2019年度の助成対象に決定した18のプロジェクトを発表しました。

総額410万ドル以上の助成が実施されます。ネイティブ・アメリカンの寄宿学校における録音記録のデジタル化、ニューメキシコ州の公共メディア放送局の番組のデジタル保存事業、カンザス州の公共メディア放送局の歴史的なテレビ・ラジオ番組のデジタル保存事業等のプロジェクトが採択されています。

E2217 - 図書館総合展2019フォーラムin大阪<報告>

2019年9月28日,大阪市にあるYMCA国際文化センターを会場に,2019年3回目の図書館総合展地域フォーラム(CA1944参照)が開催された。3回目のテーマは「open」である。フォーラムは,第1部に関西の各機関・グループで活躍する8人の登壇者によるリレートーク,第2部に協賛企業によるプレゼンテーション,第3部に「OpenGLAMの可能性を再度考える」というテーマで講演・報告が行われた。

英国国立公文書館(TNA)、英国政府ソーシャルメディアアーカイブの検索機能を公開

2020年1月13日、英国国立公文書館(TNA)は、英国政府ソーシャルメディアアーカイブ(UK Government Social Media Archive)に検索機能を実装したと発表しました。

同アーカイブは2014年から、英国政府の公式TwitterとYouTube公式チャンネルの情報を対象に開始されたもので、2018年には政府機関ウェブアーカイブのポータルサイトで公開が開始されていました。現在はFlickrの画像もアーカイブ対象となっており、2020年1月13日時点で877,000件以上のTweet、119,600件以上のFlickr画像、39,900本以上のYouTubeの動画がアーカイブされています。

今回実装された検索機能ではこれらの投稿をキーワード検索できるほか、投稿した機関や投稿の時期、プラットフォーム等により検索結果の絞り込みもできます。

英国国立公文書館、一日に請求できる文書数に試行的に上限を設定:2020年3月31日から6か月間

2020年1月7日、英国国立公文書館(TNA)は、2020年3月31日から6か月間、利用者が一日に請求できる文書数に試行的に上限を設けることを発表しました。

一日あたりの上限は、当日請求分12点、事前請求分12点の計24点となっています。なお、同一シリーズの文書であれば20から40点をまとめて請求できる一括請求サービスは試行期間中も利用可能ですが、利用は一日あたり8人限定となっています。

また、これまでは1回に請求できる文書数の上限は3点でしたが、試行期間中は上限の12点を一度にまとめて請求できるようになるとしています。

英・The Telegraphの同日付の記事でもこの発表を取り上げており、上限設定に対して文書を多く利用する歴史家から反発の声が上がっていることを紹介しています。

Changes to document ordering(TNA, 2020/1/7)
https://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/changes-to-document-ordering/

【イベント】日本写真保存センターセミナー「写真原板データベースとジャパンサーチとの連携―写真原板のより広い利活用を目指して―」(2/5・東京)

2020年2月5日、サンシャインシティ文化会館(東京都豊島区)において、日本写真保存センターセミナー「写真原板データベースとジャパンサーチとの連携―写真原板のより広い利活用を目指して―」が開催されます。

日本写真保存センターが公開する「写真原板データベース」は、2019年10月からジャパンサーチとの連携を開始しています。本セミナーでは、同センターの調査活動に触れながら、写真原板データベースとジャパンサーチについて、それぞれの機能や将来に向けた取組に関する説明が行われます。

参加無料ですが事前の申込みが必要であり、定員100人(申し込み順)となっています。当日の主なプログラムは次のとおりです。

・国の分野横断統合ポータル「ジャパンサーチ」について
中川紗央里(国立国会図書館電子情報部電子情報企画課連携協力係)

・写真原板データベースの特徴と、連携により見えてきた課題について(仮題)
河原健一郎氏(日本写真保存センター調査員)

英国国立公文書館(TNA)、首相府、内閣府の文書の一部を公開:1995年から1996年にかけての文書が中心

2019年12月31日、英国国立公文書館(TNA)は、同国の首相府及び内閣府の文書の一部を公開したことを発表しました。

公開された文書は、主に1995年から1996年にかけての文書であり、メージャー元首相政権下における英国内外の様々なテーマを解明するものであることが説明されています。米国のクリントン元大統領による英国・アイルランドの訪問、1996年のアトランタオリンピックへのメージャー元首相の訪問計画、米国・ロシア・南アフリカ・ボスニア紛争下の旧ユーゴスラビア等の国家との国際関係に関する文書などが含まれている、としています。

公開された文書はTNAの閲覧室で閲覧できるほか、TNAのオンライン目録“Discovery”から検索することも可能です。

文化庁、「世界遺産・国宝等における防火対策5か年計画」の決定と防火対策ガイドラインの改定等を発表

2019年12月23日、文化庁が、「世界遺産・国宝等における防火対策5か年計画」の決定、及び、「国宝・重要文化財(建造物)等の防火対策ガイドライン」「国宝・重要文化財(美術工芸品)を保管する博物館等の防火対策ガイドライン」の改定を発表しました。

あわせて、世界遺産である史跡等に所在する建造物の防火施設等の緊急状況調査結果も公表しています。

報道発表(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/index.html
※2019年12月23日欄に「世界遺産・国宝等における防火対策5か年計画等について」とあります。

世界遺産・国宝等における防火対策5か年計画等について(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/91957201.html

『アジ歴ニューズレター』、映画監督・片渕須直氏へのインタビューを掲載:同氏の作品・研究とアジア歴史資料センターの資料とのかかわりがテーマ

国立公文書館アジア歴史資料センターが発行する『アジ歴ニューズレター』第30号(2019年12月19日発行)において、第30号特別企画インタビュー「アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』片渕須直監督に聞く」が掲載されています。

映画監督・航空史研究者である片渕氏の作品・研究と、同センターの資料とのかかわりがテーマとなっており、同センターを利用するようになった時期・きっかけ、資料の検索方法、同氏の新作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』で具体的に資料が活用されたシーン等についてインタビューが行われています。

アジ歴ニューズレター第30号(国立公文書館アジア歴史資料センター)
https://www.jacar.go.jp/newsletter/newsletter_030j/newsletter_etc_030j.html

ジャパンサーチ(試験版)、国立民族学博物館の「カウフマン・アフリカ古地図コレクション」「雑誌目録」「音響資料曲目」「図書目録」との連携を開始

2019年12月11日、ジャパンサーチ(試験版)は、国立民族学博物館が所蔵する古地図の資料情報等に関するデータベース「カウフマン・アフリカ古地図コレクション」、雑誌の書誌・所蔵情報に関するデータベース「雑誌目録」、所蔵音響資料の音楽の曲単位の情報等に関するデータベース「音響資料曲目」、及び図書の書誌・所蔵情報に関するデータベース「図書目録」との連携を開始したことを発表しました。

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年12月11日付けのお知らせに「「カウフマン・アフリカ古地図コレクション 」「雑誌目録 」「音響資料曲目 」「図書目録」と連携しました」とあります。

@jpsearch_go(Twitter,2019/12/11)」
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1204978524144066560

ページ