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医学分野のプレプリントサービス“medRxiv”の立ち上げが発表される

2019年6月5日、医学分野(medical and health sciences)のプレプリントサービス“medRxiv”の立ち上げが発表されました。論文の受付開始日は2019年6月6日、サービス開始日は2019年6月25日としています。

medRxivは、bioRxivを運営するコールド・スプリング・ハーバー研究所(CSHL)と医学系雑誌出版社BMJ、米・イエール大学の3機関共同運営によるプレプリントサービスで、査読前の医学分野の論文を受付し、新しい知見の迅速な共有やフィードバックを受けるためのプラットフォームを無料で提供するものです。

medRxivが受付した論文は「査読前」であることが明記されますが、DOIが付与されウェブ上で発見・索引付け・引用が可能になります。

Coming soon: medRxiv(medRxiv)
https://connect.medrxiv.org/

全国遺跡報告総覧、全国の遺跡や文化財に関するイベント情報検索機能の改善を発表

2019年6月10日、奈良文化財研究所が、2016年9月から公開している全国の遺跡や文化財に関するイベント情報検索機能の改善を発表しました。

種別(展覧会、講演会、現地説明会、その他)・開催日・開催地・フリーワードなどから、関心に合わせて各地の遺跡や文化財に関するイベント情報を検索しやすくなったほか、全国遺跡報告総覧に登録された報告書に表示される「内容が似ているイベント」の機能について、文字リンクのみだったものがイベント画像も表示されるようになっています。

全国遺跡報告総覧:全国の遺跡や文化財に関するイベント情報検索機能公開のお知らせ(なぶんけんブログ,2019/6/10)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2019/06/event.html

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)と西・中央アフリカ研究教育ネットワーク(WACREN)、アフリカのオープンアクセス・オープンサイエンス推進を目的に連携協定を締結

2019年6月3日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)と西・中央アフリカ研究教育ネットワーク(WACREN)が、アフリカのオープンアクセス(OA)・オープンサイエンス推進を目的に連携協定を締結したと発表しています。

広大で多様なアフリカにおいてオープンサイエンスを採用するには、多様な国や地域の優先順位やニーズを反映したサービスが必要であることから、連携することで、OAとオープンサイエンスのための地域・国の能力やサービスを強化することが目的です。

前年の、EIFLとCOARの支援を受けてWACRENが実施したLIBSNSEプロジェクトの成果の上にに締結されたもので、引き続き、COARは、世界的なトレンドや技術(リポジトリやオープンサイエンスに関する知識)をWACRENに提供し、WACRENはCOARの国際的な活動に対してアフリカの視点を提供します。

国内の研究成果を公開するMyanmar Education Research and Learning Portalプロジェクトの立ち上げが発表される(ミャンマー)

途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFLの2019年5月31日付のブログが、ミャンマーにおいて、Myanmar Education Research and Learning Portal(MERAL)プロジェクトの立ち上げが発表されたと紹介しています。

同国教育省の高等教育部門及び国家教育政策機関(NEPC)による事業で、5月24日と25日に実施された“Myanmar Universities’Research Conference 2019”の開会式で発表されました。

MERALプロジェクトは、同国内の大学による雑誌論文・博士論文・会議録といった研究成果を収集・保存・共有するための国家ポータルを創設するプロジェクトで、同国の学術機関のリポジトリをホスティングするともに、各機関のリポジトリ搭載のコンテンツを検索・閲覧できるようにするものです。EIFLがプロジェクトの運営を、国立情報学研究所(NII)が次世代リポジトリソフトウェア「WEKO3」を用いてリポジトリの構築支援を行います。

La Referencia、OAリポジトリ・コンソーシアム・ジャーナルが地域の現状に基づいた公共政策の手法による体系的観点を持つための一般原則・行動を提言した文書を公開

2019年5月20日、研究成果のオープンアクセス化を推進するラテンアメリカの国際組織La Referenciaが、ドキュメント“Scholarly Communication and Open Access. Actions for a Public Policy in Latin America”を公表しました。

La Referenciaが、5月にブラジルで開催されたグローバルリサーチカウンシル(GRC)の年次会合に出席したLa Referencia参加機関のために作成したものです。同地域が直面するオープンアクセス(OA)の課題に関して、短期的・中期的な観点から強化・更新が必要な、共通ビジョンの議論やその策定を促すことが目的で、その課題を概観し、公的資金が投入された学術成果のOA化や、その実現のための中心的役割を科学技術機関が果たすよう必要な行動をとることを促しています。

OAリポジトリ・コンソーシアム・ジャーナルが地域の現状に基づいた公共政策の手法による体系的観点を持つための一般原則・行動を提言しており、論文処理費用(APC)やリポジトリの役割に関し、同意できる点とできない点を明らかにし、地域の状況を考慮したうえで、“Plan S”のような取り組みを議論する必要性で締めくくられています。

「研究データリポジトリ整備・運用ガイドライン」が公表

内閣府の国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会において検討されていた「研究データリポジトリ整備・運用ガイドライン」(2019年3月29日付)が公表されています。

研究データリポジトリ整備・運用ガイドライン [PDF形式:893KB]
https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kokusaiopen/guideline.pdf

国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kokusaiopen/index.html

NIIとWACREN、オープンサイエンス基盤の研究開発に関し覚書を締結

2019年3月15日、NIIは、西・中央アフリカ研究教育ネットワーク(West and Central African Research and Education Network:WACREN)とオープンサイエンス基盤の研究開発に関し覚書を締結したことを発表しました。

最初のプロジェクトでは、リポジトリと研究データ管理システム(RDM)の共同開発を開始するとしています。

NII and WACREN Sign a Memorandum of Understanding on R&D of Open Science Infrastructure(NII, 2019/3/15)
https://www.nii.ac.jp/en/news/release/2019/0315.html

ORCID、リポジトリでのORCIDの使用に関する勧告を公表

2019年2月27日、ORCIDが、リポジトリでのORCIDの使用に関する勧告“Recommendations for Using ORCID in Repositories”を公表しました。

2018年10月に発表した勧告案へのパブリックコメントや、勧告策定のタスクフォース内での議論を経て公表されたものです。

勧告の主な内容として以下の事項があげられています。

「しまね地域資料リポジトリGO-GURa」がリニューアル

2019年2月15日、島根大学附属図書館が、「しまね地域資料リポジトリGO-GURa」のリニューアルを発表しました。

主な変更点として、トップページの検索ウィンドウに機関名称と発行年を追加、一度検索した後の絞り込み機能を増強、全体的なデザイン修正などが挙げられています。

しまね地域資料リポジトリGO-GURaがリニューアルしました!(島根大学附属図書館,2019/2/15)
https://www.lib.shimane-u.ac.jp/new/2019021500022/

しまね地域資料リポジトリGO-GURa
http://coc.lib.shimane-u.ac.jp/ja

全国遺跡報告総覧、報告書詳細画面に引用表記を表示し「クリップボードにコピーボタン」も追加

2019年2月8日、奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧の報告書詳細画面に引用表記を自動表示するようにしたと発表しています。加えて、入力ミスなく簡単に引用できるよう「クリップボードにコピーボタン」も追加しています。引用の表記方法は、考古学系雑誌の表記方法を参考にしています。

あわせて、同総覧にアクセスしてすぐキーワード検索ができるように、カーソルが検索ボックスに初期表示するように変更されています。

全国遺跡報告総覧:報告書を手軽に引用!調査研究を支援する機能を追加(なぶけんブログ,2019/2/8)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2019/02/inyo.html

参考:
全国遺跡報告総覧「遺跡 (抄録) 検索」にフリーワード検索機能が追加:PDFの有無による絞込みも可能に
Posted 2019年2月5日
http://current.ndl.go.jp/node/37520

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