ロシア

CA1177 - ロシア国立図書館における国際交換業務の変化 / 酒井貴美子

ソ連崩壊以後の政治的・経済的変化によってロシア国立図書館(モスクワ)の国際交換業務に大きな変動が起きている。ロシア国立図書館の1992年から1995年にかけての国際交換による送付は,1986年と比べると送付は1/10に,受理は1/3に減っている。交換相手機関の数は,現在102ヵ国2,500機関である…

CA1168 - 独露の戦利品図書問題のその後 / 兎内勇津流

ロシア・東欧の共産主義体制の崩壊,冷戦の解体という国際情勢の変化を背景に,独露間で,戦利品として第二次大戦中およびその直後にソ連がドイツから持ち去った,大量の図書館資料の行方の探索と返還の問題が両国間で持ち上がっていることは,前に述べた(CA1040)。1993年にモスクワで開…

CA1114 - ロシア連邦の図書館法 / 酒井剛

本誌にロシア連邦の納本法が紹介された(CA1095参照)のに続いて,今回はロシア連邦の図書館法(原文に忠実な訳は「図書館事業に関する連邦法」である。以下「法」と略す)の概要を報告する。法は1994年11月に議会で採択,12月に大統領の署名を経て発効した。条文は全8章,28条から成り,次…

CA1095 - ロシア連邦の納本法 / 小林一春

1994年暮れ,ロシア連邦の納本法が議会での採択(11月),大統領の署名(12月)を経て発効した。1991年からの作成作業が完成をみたもので,これまで政令等の形であったものが初めて1つの法律としてまとめあげられた。内容的にはこれまでの制度の基本的なところを受け継ぐと同時に,1981年の…

CA1065 - 曲がり角に来たロシア・東欧との国際交換 / 軽部運代

1989〜1990年のソ連・東欧の政治変動は,同地域の出版物にも大きな影響を与えた(CA762参照)。良くも悪くも政府の傘下にあった出版そのものが次々と民営化し,従来発行されていた逐次刊行物の休・廃刊も相次いだ。これまで,西側の図書館が購入のほかに,この地域の資料を効果的に入手する…

CA1064 - ロシアのブックスインプリント / 酒井剛

ロシアでは,計画経済から市場経済への移行にともなって,出版物市場においても自由化が進められた。ソ連時代の出版社数は約2百社にすぎなかったが,現在ではすでに7千社以上が登録されている。しかし,出版社の大部分は年間数点の書籍を発行するにとどまり,まったく出版活動を行わな…

CA798 - 旧ソ連共産党秘密文書の公開 / 岩澤聡

英国の出版社Chadwyck-Healeyが明らかにしたところによれば,モスクワの旧ソ連共産党の文書庫に保管されている秘密文書のうち,十月革命の代表的指導者に関するファイルがこの秋公開されることになった。マイクロフィルムで公開される文書は,トロツキー,モロトフ,ジダーノフ等に関して党…

CA762 - グラスノスチがもたらしたもの / 岩澤聡

ここ数年のソ連・東欧の出版界の混沌状況は,アメリカの図書館に直接影響を及ぼしている。出版物の価格の高騰,伝統的な流通ルートの混乱,書誌コントロールの欠落により,出版物の入手が困難になってきている。グラスノスチ以前,ソ連における情報伝達の基本原則は,「集合的宣伝機関…

CA747 - 最近のソビエトの出版統計から / 兎内勇津流

外国向けのソ連の出版計画情報誌Novye Knigi SSSRに,最近1989年の出版統計が掲載された。それによると,当該年度中にソ連国内では7万6711点の図書が出版された。総冊数は22億5145万,平均ページ数は206であった。出版点数は,1975年に8万3439点となった前後から停滞していたが,89年は前年を5千点近く…

CA678 - ソ連における資料保存の課題から / 篠原ミカ

1988年2月の科学アカデミー図書館(レニングラード市)の火災を契機に,ソ連国内では防火体制をはじめとする図書館資料の保管についての劣悪な状況が指摘され(同じレニングラード市内のロシア文学研究所,通称プーシキンの家の書庫など),昨年暮れにはモスクワでソビエト図書館・文学…

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