録音資料

日本博物館協会、台風第19号による博物館の被災状況について情報を収集中:賛助会員から水損した映像音声資料の無償クリーニングの申し出

2019年10月16日、日本博物館協会が、台風第19号による博物館の被災状況について、関連支部を通じて情報収集中であると発表しています。

また、同協会の賛助会員である(株)東京光音から、水損した映像音声資料の無償クリーニングの申し出があったこともあわせて紹介しています。

日本博物館協会 News
https://www.j-muse.or.jp/
※「台風19号による博物館の被災につきまして」とあります。

令和元年台風19号に伴う視聴覚資料救済窓口開設について(東京光音,2019/10/15)
http://www.koon.co.jp/info/1.html#d20191015

参考:
令和元年台風第19号による博物館等への影響
Posted 2019年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39263

国立国語研究所、研究資料室収蔵資料の保存箱目録と音声・映像ファイル目録を公開

2019年10月8日、国立国語研究所は、同研究所研究情報発信センター研究資料室収蔵資料の保存箱目録と音声・映像ファイル目録を公開したことを発表しました。

国立国語研究所が調査研究により収集・作成し、同研究所の研究情報発信センター研究資料室へ収蔵された保存箱と音声・映像ファイルの概要が公開されています。

2019年度のニュース一覧(国立国語研究所)
https://www.ninjal.ac.jp/newsyears/2019/
※2019年10月8日付けのニュースに「研究資料室収蔵資料の保存箱目録と音声・映像ファイル目録を公開しました。」とあります。

保存箱目録(国立国語研究所)
https://rmr.ninjal.ac.jp/boxes/

スコットランド国立図書館(NLS)、多様な分野のスコットランドの音楽を含む録音資料の寄贈を受ける:デジタル化にも着手

2019年9月30日、スコットランド国立図書館(NLS)が、音楽愛好家のWilliam Dean-Myatt氏から7,500点のシェラック盤のレコードの寄贈を受けたと発表しています。

70年以上かけて録音資料を収集してきた同氏からは、これまで同館に対して3,000点の資料が寄贈されています。同館が所蔵するSPレコードのほとんどは同氏からの寄贈によるものです。

コレクションにはシェラック盤に加え、ビニール盤、カセットや少数ながら蝋管も含まれています。分野的には、大部分が営利のために大量生産されたものですが、ゲール語の歌、ミュージック・ホールの録音資料、フィドル・バグパイプによる音楽等、多様な分野のスコットランドの音楽も含まれます。

コレクションはすでに整理され、同館の検索システムで調べることができます。また、オンラインで利用できるようデジタル化作業も開始されています。

【イベント】熊本大学教育学部音楽学講座主催国際シンポジウム「近代の音と声のアーカイブズ」(9/17・熊本)

2019年9月17日、熊本大学において、熊本大学教育学部音楽学講座主催、ドイツ・ボン大学人文学部日本・韓国学専攻の共催の国際シンポジウム「近代の音と声のアーカイブズ」が開催されます。

世界各地で始まりつつある様々なメディアの保存と公開の現状について、ドイツ・ボン大学日本映画講釈SPレコードコレクションのデジタル化・公開プロジェクト事例を中心とした基調講演のほか、パネル報告を実施し、多彩な熊本の記録の保存のあり方とその将来を検討することを目的としています。

参加費は無料で、定員は先着170人です(予約可)。

内容は以下の通りです。

・挨拶
古島幹雄氏(熊本大学 理事・副学長)
佐藤祐治氏(元熊本県芦北振興局長・元熊本県県政文書課長)

・パネル報告
趣旨説明 湯川史郎氏・山田高誌氏  

東京藝術大学附属図書館、藝祭(大学祭)期間中に大学院映像研究科等とのコラボレーションによるイベント「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019」を開催

2019年9月5日、東京藝術大学附属図書館は9月6日から8日に行われる藝祭(大学祭)期間中に同館のB棟において、大学院映像研究科等とのコラボレーションによる企画「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019」を開催することを発表しました。

「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019」では、大学院映像研究科メディア映像専攻修士1年の学生やRAM Association(同大学のメディアプロジェクトを構想する映像ドキュメンタリスト育成事業)らが展示、パフォーマンス、ワークショップなど様々な形で発表を行う展覧会「オブジェとしての本」や図書館所蔵の蓄音機・SPレコードによる30分の「蓄音機コンサート」、1,000円の寄付で図書館受入対象外の本3冊とオリジナルトートバックが配布される「古書バザール」などの企画が実施されます。

特定非営利活動法人映画保存協会、ウェブページ「磁気テープの適切な取扱いと保存方法」を公開

2019年8月24日、特定非営利活動法人映画保存協会は、ウェブページ「磁気テープの適切な取扱いと保存方法」の公開を発表しました。

主にカセットテープやVHS等のビデオテープを対象として、歴史や特長等の紹介とともに、適切な取り扱い及び保存の方法について解説しています。

「磁気テープの適切な取扱いと保存方法」を公開(特定非営利活動法人映画保存協会, 2019/8/24)
http://filmpres.org/whatsnew/10963/

磁気テープの適切な取扱いと保存方法(特定非営利活動法人映画保存協会)
http://filmpres.org/preservation/library02/

ユネスコ“Information for All Programme”と国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)、磁気テープ記録の長期保存問題に取組む“Magnetic Tape Alert Project”を開始

2019年7月15日、ユネスコの“Information for All Programme”(みんなのための情報プログラム)は、国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)と共同で、“Magnetic Tape Alert Project”を開始したと発表しています。

今日の人類の言語的・文化的に多様な知識は、過去60年間に作成された磁気テープ記録に基づいているものの、2025年頃には再生装置がなくなる可能性が高く、それらの記録を長期的に保存するためには、デジタル化し、リポジトリ内に保存することが唯一の方法と考えられおり、多くの専門機関では既に対応が進められています。

一方で、小規模機関や個人所有のものについては多くのものが未対応であることから、同プロジェクトは、視聴覚資料へのアクセスを失う差し迫ったリスクについて利害関係者に注意喚起することを目的として開始されました。

【イベント】2019年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会(6/8-9・大津)

2019年6月8日・9日、滋賀県大津市の成安造形大学において、2019年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会が開催されます。

2日目の学会総会が会員限定である以外は、本会員・非会員を問わず誰でも参加可能です。参加には事前の申し込みが必要で、参加費は両日共通・資料代込で、会員(賛助会員含む)1,000円(学生会員 500円)、非会員・団体購読会員 2,000円(学生 1,000円)です。

1日目は、「アート・ドキュメンテーションとデータベースとの関係を探る──知の蓄積と共有化のために」をテーマとしたシンポジウム等が開催されます。シンポジウムの内容は以下の通りです。

・開会挨拶 赤間 亮氏(アート・ドキュメンテーション学会 会長)

・シンポジウム趣旨説明 古賀 崇氏(アート・ドキュメンテーション学会 幹事長)

・講演1 知の蓄積を加速させる外部データベースの育成
 赤間 亮氏(立命館大学アート・リサーチセンター 副センター長)

鳥取県立図書館、同県関係の過去の放送番組を無料で視聴できる「放送ライブラリー」の視聴サービスを開始

2019年4月11日、鳥取県立図書館が、2月23日から同館郷土資料室の専用端末において「放送ライブラリー」の視聴サービスを行っていることを発表しています。

放送法に基づいて放送番組センターが運営する放送番組専門のアーカイブ施設「放送ライブラリー」が保存・公開しているテレビ・ラジオ番組の中から、郷土を取り上げたドキュメンタリー番組を無料で視聴することができます。

「放送ライブラリー」が、図書館や博物館などの利用者に、地域にゆかりのある過去のテレビ番組を視聴してもらう「放送ライブラリー公開番組ストリーミングサービス」を提供するもので、全国の県立図書館の中では、岡山県立図書館に次いで2番目と発表されています。

Internet Archive(IA)、米・ボストン公共図書館(BPL)から移管されたSPレコードの音源をデジタル化して公開

2019年3月29日、Internet Archive(IA)が、米・ボストン公共図書館(BPL)からデジタル化及び物理媒体の保存のために移管されたSPレコード(78rpm)5万点を超す音源をデジタル化して公開したと発表しました。

作業期間は18か月で、Internet ArchiveによるSPレコードのデジタル化プロジェクト“Great 78 Project”の中での最大のコレクションとなりました。

デジタル化とあわせて、ボランティアにより、手動及びアルゴリズムを用いて、出版されたディスコグラフィー(目録)との紐付け作業が実施されており、80%以上の音源が、その当時のレビュー情報を保持しているかもしくはリンクがなされています。また、250作品については、米・コネチカットカレッジの楽譜のデジタルコレクションを基に、その曲の楽譜が併せて表示されます。

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