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韓国国会図書館、国会記録保存所が所管する国会関係記録の閲覧サービスを開始

2020年7月31日、韓国国会図書館が、国会記録保存所が所管する国会関係記録の閲覧サービスを8月3日から開始すると発表しています。

これまで、国会関係記録を閲覧できたのは、国会所属機関や公共機関のみで、一般利用には情報公開請求による手続きが必要でしたが、今回、30日前から5日前までの事前予約により利用できるようにしたものです。

利用可能な記録は、制憲議会から2004年8月までに作成された公開記録物約43万件です。

사이버 홍보실(サイバー広報室)(韓国・国会図書館)
https://www.nanet.go.kr/libintroduce/bododata/selectBodoDataList.do
※「333 국회도서관, 국회기록물 대국민 열람 서비스 실시 2020-07-31」(333 国会図書館、国会記録物対国民閲覧サービス実施 2020-07-31)とあります。

国際日本文化研究センター(日文研)、一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムが収集した放送脚本資料の一部を受け入れると発表

2020年7月30日、国際日本文化研究センター(日文研)が、一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムから、同コンソーシアムが収集した放送脚本資料の一部の寄贈を受けると発表しました。

1950年代以降のテレビ・ラジオ番組の脚本5,500冊超を今後数年間にわたって受け入れる予定で、今回、その第一弾として、2000年代以降のNHKラジオドラマの脚本を中心とする約800冊を受贈したとしています。

テレビ・ラジオ番組の脚本資料を受贈しました(日文研,2020/7/30)
http://topics.nichibun.ac.jp/pc1/ja/sheet/2020/07/30/s001/

参考:
CA1958 - 脚本アーカイブズ活動の成果と今後の展望 / 石橋 映里
カレントアウェアネス No.341 2019年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1958

E2282 - コロナアーカイブ@関西大学の開設経緯,特徴とその意図

コロナアーカイブ@関西大学は,関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)の一プロジェクトとして2020年4月17日に開設した,ユーザー参加型のコミュニティアーカイブである。KU-ORCASは,本学の東アジア文化研究のブランディング事業を推進する目的で設立されたセンターであり(E1967参照),その目的からすればこの取り組みはやや異質かもしれない。本稿では,一歴史研究者としての視点から,コロナアーカイブ@関西大学の開発経緯や特徴,その意図をまとめておきたい。

GitHub、GitHubアーカイブプログラムの一環でコードを北極圏に保存

2020年7月16日、GitHubが”GitHub Archive Program: the journey of the world’s open source code to the Arctic”と題したブログ記事を公開しました。記事では、GitHubアーカイブプログラムの一環で、GitHubで公開されているコードが北極圏にある貯蔵庫(GitHub Arctic Code Vault)にアーカイブされたことを報告しています。

GitHubアーカイブプログラムは、将来の世代のためにオープンソースソフトウェアを1000年間にわたり保存することを目的としています。2020年2月2日にGitHub上の全てのアクティブな公開されているリポジトリのスナップショットを作成しました。このプログラムのパートナーであるPiqlは、21TBのリポジトリのデータをpiqlFilm(デジタル感光性アーカイブフィルム)に転写しました。それらは、2020年7月8日にノルウェー・スヴァールバル諸島に所在するGitHub Arctic Code Vaultに格納されました。ブログ記事では、保存までの過程が写真と共に報告されています。

直方市立図書館(福岡県)内に、寄贈を受けた記録文学作家・上野英信氏の「筑豊文庫」の資料等を紹介する「筑豊文庫資料室」がオープン

2020年7月21日、福岡県の直方市立図書館内に「筑豊文庫資料室」がオープンしました。

報道によると、同市が4年前に寄贈を受けた、筑豊の炭鉱を舞台とした記録文学の作家・上野英信氏が自宅に開設した「筑豊文庫」の書籍や炭鉱の資料等約7,000点や同氏の作品を紹介する資料室としてオープンしたものとのことです。

筑豊文庫資料室がオープン(NHK NEWS WEB(北九州 NEWS WEB),2020/7/21)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20200721/5020006567.html

米・ペンシルベニア大学図書館、20世紀米国の黒人歌手マリアン・アンダーソン氏に関するコレクション2,500点以上のデジタル化を完了しオンライン公開

2020年7月14日、米国のペンシルベニア大学図書館は、20世紀米国の黒人歌手マリアン・アンダーソン(Marian Anderson)氏に関するコレクション2,500点以上のデジタル化が完了したことを発表しました。

同館は、デジタル化したコレクションには、アンダーソン氏の手紙・日記・インタビュー・演奏会プログラム・私的な録音等の一次資料が含まれ、全体として同氏の約60年に及ぶ歌手・社会活動家としての経歴を網羅するものである、としています。コレクションのデジタル化には、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)の「隠れた特別コレクションのデジタル化助成プログラム」による11万ドルの助成が活用されました。

アンダーソン氏は1897年にフィラデルフィアで生まれ、1965年に引退するまで世界的に活躍した黒人歌手です。右派女性団体“Daughters of the American Revolution”によるコンサートホールでの演奏拒否をきっかけとした首都ワシントン・リンカーン記念堂階段上での7万5,000人に対する1939年4月9日の野外コンサートや、1955年に実現した黒人歌手として初めてとなるメトロポリタン・オペラの舞台での主役としての出演など、公民権運動の文脈でも活躍しました。

野球殿堂博物館図書室(東京都)、「COVID-19 野球アーカイブ」を実施中:新型コロナウイルス感染症の野球への影響についての関連資料を収集

野球殿堂博物館図書室(東京都)が、新型コロナウイルス感染症の野球への影響についての記録を後世に残すため、関連資料を収集する「COVID-19 野球アーカイブ」を実施しています。

取組の一環として、2020年3月1日から、スポーツ新聞6紙の収集、保存を行っています。

発表によると、今後、図書や雑誌も随時追加されます。

COVID-19 野球アーカイブ(野球殿堂博物館)
https://bml.opac.jp/opac/Notice/detail/7

参考:
豊田市郷土資料館(愛知県)、新型コロナウイルス感染症拡大下の暮らしの記憶を集め継承する「コロナの中の暮らしの記憶2020⇒2120プロジェクト」を実施中
Posted 2020年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/41512

岡山シティミュージアム(岡山市)、企画展「岡山市立中央図書館所蔵 災害の記録」を開催中:岡山市立中央図書館所蔵の役場文書・古文書から震災・水害・感染症の記録79点を展示

岡山市の岡山シティミュージアムにおいて、2020年7月16日から8月1日(前期)、および、8月7日から8月30日(後期)にかけて、企画展「岡山市立中央図書館所蔵 災害の記録」が開催されています。

岡山市立中央図書館が所蔵する、岡山市へ合併された旧町村に由来する役場文書や、市民から寄贈された古文書のうち、岡山市域を襲った地震・水害・感染症による災害の記録79点を展示するものです。

また、室戸台風水害、百間川の改修、疫病除けの祭礼といった展示に関連する映像作品7点も会場内で上映されます。

岡山市立中央図書館所蔵 災害の記録(岡山シティミュージアム,2020/7/17)
https://www.city.okayama.jp/okayama-city-museum/0000023376.html

米・アイオワ大学、“Black Lives Matter”に関する大学構内のスプレーペイントの写真を保存

2020年7月9日、米国のアイオワ大学が、“Black Lives Matter”に関する大学構内のスプレーペイントを写真に撮り、保存を行うことについて記事を掲載しました。

同大学では、建築年数や建材への特別な処置の必要性を踏まえて、建物におけるスプレーペイントの除去作業が進められています。記事の中では、スプレーペイントが持つメッセージを残し、偏見やバリアを取り除くためのガイドとすることを今回の取組の目的として挙げられています。写真は、同大学図書館が運営するアーカイブに保存される予定としています。

Libraries preserving images of spray-painting from Black Lives Matter protests(University of Iowa, 2020/7/9)
https://now.uiowa.edu/2020/07/libraries-preserving-images-graffiti-black-lives-matter-protests

福井大学附属図書館医学図書館、展示『昭和の作曲家 古関裕而と福井医科大学学歌~完成までのあしあと』を開催中

福井大学附属図書館医学図書館が、2020年7月6日から31日まで、展示『昭和の作曲家 古関裕而と福井医科大学学歌~完成までのあしあと』を開催しています。

同館の展示は、福井大学松岡キャンパス(福井県永平寺町)で、作曲家・古関裕而氏による旧福井医科大学学歌制作に関する資料が発見されたことを受けて、発見資料と共に旧福井医科大学と同氏のつながりがわかる資料を展示する目的で実施されています。

地元紙の報道によると、発見された資料は、同氏が作曲した、旧福井医科大学の学歌の手書き楽譜や歌が収録されたオープンリールの原盤などです。旧福井医科大学の開学40年を迎え、福井大学の記念誌発行委員会が過去の資料を整理する中で、文書庫内に「昭和59年9月29日」付けのマスター版テープや手書きの楽譜2枚、同氏の手紙のコピー等が保管されていたことを確認した、と紹介されています。

医学図書館展示『昭和の作曲家 古関裕而と福井医科大学学歌~完成までのあしあと』(福井大学附属図書館,2020/7/6)
https://www.flib.u-fukui.ac.jp/content/news/20200706

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