TNA(英国国立公文書館)

英国国立公文書館(TNA)、2018/2019年の年次報告書を公開

2019年7月25日、英国国立公文書館(TNA)は2018/2019年の年次報告書である“Annual Report and Accounts of The National Archives 2018-19”の公開を発表しました。

今回発表された年次報告書は2018年4月から2019年3月までの期間を対象に、事業・アカウンタビリティ・財務状況などが報告されており、2015年から4年間実施していた戦略計画“Archives Inspire”の完了を示したものである、としています。

英国国立公文書館(TNA)、首相府、内閣府の文書の一部を公開:1994年から1995年にかけての文書が中心

2019年7月18日、英国国立公文書館(TNA)は、同国の首相府及び内閣府の文書の一部を公開したと発表しています。

公開されたのは主に1994年から1995年にかけての文書であり、メージャー元首相政権下における英国内外の様々なテーマに光を当てるものであるとしています。また、1950年代から60年代にかけての文書も一部含まれます。

今回新たに公開された文書には、国内ではメートル法化、1950年代から60年代にかけてのダウニング街10番地(首相官邸)の改修・再建、国営宝くじの開始に関するもの等が、国際的にはルーマニア、ロシア、シエラレオネ、南アフリカと英国との関係に関する様々な文書が含まれるとあります。

文書はTNAの閲覧室で閲覧できるほか、文書の一部はデジタル化され、TNAのオンライン目録“Discovery”で検索して閲覧及びダウンロードすることが可能です。

英国国立公文書館(TNA)、同館における初のアーティスト・イン・レジデンスプログラム対象者を決定

2019年7月16日、英国国立公文書館(TNA)は、TNAでは初となるアーティスト・イン・レジデンスプログラム対象者が、芸術家、研究者であるMichael Takeo Magruder氏に決定したことを発表しています。

アーティスト・イン・レジデンスプログラムでは、TNAに一定の期間招聘された芸術家が、TNAでの作品制作を行います。同氏の任務は、TNAのデジタル資源を用いて示唆に富む芸術作品やインスタレーションの制作をすることとあります。

また、同氏のこれまでの実績から、TNAの新戦略“Archives for Everyone”で述べた現在進行中のデジタル開発分野での取り組みを強調するに当たり、ふさわしい人物であると紹介されています。

最初の滞在は2019年8月から開始され、2020年3月から6か月間、展覧会が開催される予定となっています。

英・Jisc、文化遺産に関する分野横断合同会議“Discovering Collections, Discovering Communities(DCDC)”の主催メンバーに加わる

2019年6月24日、英国国立公文書館(TNA)と英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)は、英国のJiscが新たに文化遺産に関する分野横断合同会議“Discovering Collections, Discovering Communities(DCDC)”の主催メンバーに参加したことを発表しました。

DCDCは英国最大の文化遺産に関する分野横断合同会議で、英国・欧州はじめ各国から毎年400人以上のアーキビスト、図書館員、研究者等が参加して、コレクションの影響力からデジタル変換まで文化遺産に関わる様々の問題が検討されます。

今年度の会議DCDC19はTNA、RLUK、Jiscの主催により“Navigating the digital shift: practices and possibilities”をテーマとして、2019年11月12日から11月14日までバーミンガムで開催され、DCDCのウェブサイトで参加登録の受付が開始されています。

英国国立公文書館(TNA)、EUR-Lexから英国関連の文書とデータを抜き出して保存する“EU Exit Web Archive”を公開

2019年7月3日、英国国立公文書館(TNA)が、“EU Exit Web Archive”の公開を発表しています。

EU離脱準備における法的確実性と調査の支援を目的としており、同日付でEU離脱担当政務次官が議会に提出した声明文書によると、“EU Exit Web Archive”は、EU法の公式情報源であるEUR-Lexから英国関連の文書とデータを引き出したものです。離脱の日まで更新が行われ、離脱後は、EU離脱についての関連するEU文書の永久的な歴史的記録としての機能を果たすと説明されています。

また、国民が、EU離脱後にも適用される法を探すことができるように、TNAの法令検索・閲覧ウェブサイト“legislation.gov.uk”に関連するEU法を追加したこともあわせて発表されています。

@UkNatArchives(Twitter,2019/7/3)
https://twitter.com/UkNatArchives/status/1146423729406263296

イングランド芸術評議会(ACE)・英国国立公文書館(TNA)、国・地方の計画の現状や公的貢献制度に関するガイドを公表:近隣地区計画内に図書館・アーカイブズが含まれるようにすることが目的

2019年6月13日、イングランド芸術評議会(ACE)と英国国立公文書館(TNA)が、ガイダンス“Championing archives and libraries within local planning”を公表しました。

図書館やアーカイブズの専門家が、国や地方の計画の現状や、開発者による公的貢献制度への意識を高めることで、地方政府の近隣地区計画内に図書館やアーカイブズが含まれるようにインフラ開発の評議会全体において計画者等との議論をまとめることができるようにすることが目的です。

New planning guidance for archives and libraries (TNA,2019/6/13)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/new-planning-guidance-for-archives-and-libraries/

E2116 - 特別コレクションの引用データ記述形式に関する報告書

2018年11月,英国研究図書館コンソーシアム(RLUK),英国国立公文書館(TNA)及び英・Jiscは,特別コレクション(Unique and Distinct Collections:UDCs)の引用データ記述形式について考察した報告書“Citation Capture: Enhancing Understanding of the Use of Unique and Distinct Collections within Academic Research and the Research Outputs Produced as a Result”を公開した。引用データ記述形式の標準化及び収集・保存方法の効率化を進めて,UDCsの利用動向を測定できるようにすること,そして,英国のUDCs所蔵機関が将来計画を策定する際に,引用データを情報源として有効に活用していくための提案を行うことが本報告書の目的である。以下,報告書の内容を紹介する。

英国国立公文書館(TNA)、首相府、内閣府の文書の一部を公開

2018年12月28日、英国国立公文書館(TNA)は、同国の首相府及び内閣府の主に1994年の文書の一部を公開したと発表しています。

今回新たに公開された文書には、メージャー元首相政権下のもののほか、サッチャー元首相政権後期のものも含まれます。

文書はTNAの閲覧室で閲覧できるほか、文書の一部はデジタル化され、TNAのオンライン目録“Discovery”で検索して閲覧及びダウンロードすることが可能です。

Prime Minister’s Papers from 1994 released(TNA,2018/12/28)
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/prime-ministers-papers-from-1994-released/

E2085 - 第15回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2018)<報告>

2018年9月24日から27日までの4日間にわたり,第15回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2018;E1863ほか参照)が,米国マサチューセッツ州のハーバード大学ジョセフ・B・マーティン会議場で開催された。2004年に始まったiPRESは,電子情報の保存に係る政策や具体的な事例の紹介,国際的な取組からNPO団体のような比較的小さな組織の活動まで,様々なトピックを幅広く扱っている。

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)・英国国立公文書館(TNA)・Jisc、特別コレクションの引用方法の一貫性・正確性の改善に関する課題・条件、及び、引用データの効率的な収集に必要な戦略やツールについて考察した報告書を公開

2018年11月1日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)は、英国国立公文書館(TNA)・Jiscと共同で実施した、現在の特別コレクション(Unique and Distinct Collections:UDC)の引用方法の一貫性や正確性の改善に関する課題や条件及び、引用データの効率的な収集に必要な戦略やツールについて考察した報告書“Citation Capture: Enhancing Understanding of the Use of Unique and Distinct Collections within Academic Research”を公開しました。

引用方法を標準化することでアーキビスト・図書館員等が利用状況を把握し、情報に基づく意思決定を容易にすることや、資金調達の際に事実に基づく評価指標を提供できるようにすることが目的とされています。

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