台湾

台湾国家図書館、LINE公式アカウントを開設

2020年7月2日、台湾国家図書館は、LINE公式アカウントの開設を発表しました。アカウントを通じて、同館のイベントに関する最新情報を迅速に入手できる、としています。

國家圖書館有Line了!!(台湾国家図書館, 2020/7/2)
https://www.ncl.edu.tw/information_237_10909.html

参考:
慶應義塾大学日吉メディアセンター、LINE公式アカウントで質問を受付中
Posted 2020年6月19日
https://current.ndl.go.jp/node/41268

豊橋市図書館(愛知県)、LINE公式アカウントを開設
Posted 2017年12月21日
https://current.ndl.go.jp/node/35213

E2266 - 台湾における公共貸与権の試行導入

2019年12月31日に,台湾の教育部および文化部は記者会見を開き,公共貸与権の試行導入計画を発表した。公共貸与権(Public Lending Right;CA1579参照)は,「公共貸出権」「公貸権」ともいい,「図書館の貸出しに着目して何らかの金銭を作家に支給する制度」である。欧州を中心に30以上の国・地域で導入されているが,東アジアでは初の試みである。

国立台湾美術館、台湾の美術に関する研究資料等を収録したデジタルアーカイブ「台湾美術知識庫」を公開

2020年5月22日、国立台湾美術館は、台湾の美術に関する研究資料等を収録したデジタルアーカイブ「台湾美術知識庫」の公開を発表しました。

「台湾美術知識庫」は、1946年から2006年にかけて開催された「台湾省全省美術展覧会」に関する文献史料の構築を主軸としており、同館がこれまで出版した美術雑誌、論文等の情報も収録しています。現時点で約2万6,000件の資料を収録しており、全文を閲覧できる資料も多く含まれるとあります。

國美館「台灣美術知識庫」上線,開放臺灣美術研究資料線上參閱(新聞稿)(国立台湾美術館, 2020/5/22)
https://www.ntmofa.gov.tw/information_1074_110958.html

台湾・故宮博物院、ビデオゲーム「あつまれ どうぶつの森」向けのオープンデータコーナーを開設:「翠玉白菜」「肉形石」などの収蔵品データを提供

2020年5月21日、台湾・故宮博物院は、同院のオープンデータを提供するページ「故宮Open Data専区」の中に、ビデオゲーム「あつまれ どうぶつの森」向けデータのコーナーを開設したことを発表しました。

第一弾として、「翠玉白菜」や「肉形石」など、同院の代表的な収蔵品22点のデータが公開されており、無料でのダウンロードが可能です。

用翠玉白菜妝點你的美好家園!故宮Open Data專區加入《動物森友會》(故宮博物院, 2020/5/21)
https://www.npm.gov.tw/zh-TW/Article.aspx?sNo=04011299

故宮博物院、「あつ森」に参入 「翠玉白菜」など名品のデータを配布/台湾(フォーカス台湾, 2020/5/22)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202005220005.aspx

台湾・国家人権博物館、オーラルヒストリーのコレクション等を収録したデジタルアーカイブを公開

2020年4月30日、台湾の文化部は、同部に属する国家人権博物館が、設立2周年となる2020年5月18日にデジタルアーカイブ「台湾人権故事教育館」(Taiwan's Human Rights Stories)等のデジタルコンテンツを公開することを発表しています。

「台湾人権故事教育館」には台湾における人権の歴史に関する同館の所蔵資料が収録されており、口頭インタビューを記録した視聴覚資料248点及び筆記資料15点、講演映像68点、電子ブック42点、研究報告書49点が含まれるとあります。

また、1949年から1987年にかけての戒厳令下に政治犯の収容施設が設けられ、現在は記念公園となっている「白色恐怖緑島紀念園区」(Green Island White Terror Memorial Park)のバーチャルツアーも公開されます。

Human rights museum goes digital for International Museum Day(文化部, 2020/4/30)
https://www.moc.gov.tw/en/information_196_110809.html

台湾・文化部、2020年台北国際ブックフェアのオンライン版を公開

2020年5月15日、台湾の文化部は、2020年台北国際ブックフェアのオンライン版公開を発表しました。同ブックフェアは台北市内で開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年3月に開催中止が発表されていました。

オンライン版では、6つのテーマ別展示を収録した「主題展Online」、作家へのインタビューや出版社による作品・作家紹介の動画を収録した「閲読沙龍Online」(読書サロンオンライン)、各出版社が自社の出版物を紹介する「Online Book秀」(オンラインブックショー)等のコーナーが設けられています。

Welcome to the online edition of the 2020 Taipei book fair(文化部, 2020/5/15)
https://www.moc.gov.tw/en/information_196_110892.html

台湾・文化部、デジタルアーカイブ「国家文化記憶庫」を2020年10月に正式公開予定

2020年5月8日、台湾の文化部は、デジタルアーカイブ「国家文化記憶庫」を2020年の10月17日(台湾文化の日)に正式公開する予定であることを発表しました。台湾文化に関する資料や物語を収集し、文化の記憶として広く公開するものです。

文化部は、民衆による地域の知識保存への参加促進と文化資源のオープンアクセス化を目的として、2017年から「国家文化記憶庫」の構築プロジェクトを立ち上げ、公的機関・民間団体との協力を進めてきました。現時点で、すでに252万点超のデータを収集しています。

2020年7月にデータ提供者と研究者を対象とした試験公開を行い、そのフィードバックを踏まえて調整を行った後に正式公開を行うとしています。

型塑台灣文化DNA的國家文化記憶庫 七月試營運 十月正式上線(文化部, 2020/5/8)
https://www.moc.gov.tw/information_250_110619.html

台湾で図書の「営業税」が免除に:2021年中に開始予定

2020年4月23日、台湾の文化部は、図書を対象とした「営業税」(日本の消費税に相当)の徴収免除について財政部と合意し、2021年中に開始する予定であることを発表しました。

関連法規の改訂を予定しており、印刷版・電子版の図書出版業者を対象に、文化部の認可を経た印刷版・電子版の図書について営業税の免除が行われます。台湾国家図書館との提携により、将来的には出版業者が同館にISBN/EISBNの申請を行う際に、営業税免除の認可申請も同時に行えるようにするとあります。

台湾の国際放送局「中央廣播電台」(Radio Taiwan Internatinal:RTI)による2020年4月24日付け記事では、図書の営業税免除について、台湾・遠流出版社の董事長・王榮文氏など出版界からのコメントが掲載されています。王氏は、図書の営業税免除は鄭麗君文化部長の任期中最大の政治業績であるとし、台湾全土5,000の出版社にとって、5%の営業税免除は多額ではないが多少とも助けになるとコメントしています。

国立台湾大学図書館、感染症をテーマとした所蔵資料展示を開催:展示資料リストも公開

国立台湾大学図書館は、2020年4月14日から5月31日まで、感染症をテーマとした所蔵資料展示「病毒危機 ─ 瘟疫、人性與末日:傳染病主題館藏展」を本館内で開催しています。

同展示は、感染症の歴史に関する資料や、感染症に関する文学・映画等を紹介する内容となっています。展示資料65点のリストもExcel形式で公開されており、展示紹介ページの左上に設けられた「書單下載」(ブックリストのダウンロード)のリンクからダウンロード可能です。

病毒危機 ─ 瘟疫、人性與末日:傳染病主題館藏展(国立台湾大学図書館)
http://www.lib.ntu.edu.tw/node/3712
※展示紹介ページです。

参考:
国立台湾大学図書館、新館移転20年を記念した特集冊子を刊行
Posted 2018年11月16日
https://current.ndl.go.jp/node/37045

台湾国家図書館、学位論文の著者に同館データベース上での全文公開許諾を呼び掛け:感染拡大防止期間における知識共有促進のため

2020年3月26日、台湾国家図書館は、同館の修士・博士論文データベース「台湾博碩士論文知識加値系統」に収録されている学位論文の著者に対し、全文公開許諾の呼び掛けを発表しました。

「台湾博碩士論文知識加値系統」では、利用登録を行なえば51万点を超える学位論文の全文を無料で閲覧できるものの、まだ31万点余りの論文が公開の許諾を得られておらず、閲覧には国家図書館に直接来館する必要があるとしています。新型コロナウイルスの感染が拡大している状況において、遠方からの来館による感染リスクを避けつつ知識共有の促進を図るため、今回の呼び掛けが行われました。

許諾の手続きは、ダウンロード・印刷した許諾書に自筆で記入し、オンラインフォームに記入済みの許諾書画像を添付して提出するという流れになっており、簡易に行えるものであることも記載されています。

國家圖書館呼籲民眾授權學位論文全文公開,防疫期間共同促進知識便捷共享(台湾国家図書館, 2020/3/26)
https://www.ncl.edu.tw/information_237_10809.html

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