日本

小田原駅東口図書館(神奈川県)、入居する複合商業施設「ミナカ小田原」のグランドオープンを記念して「地域とつながる鉄道」をテーマとしたオープニングイベントを開催

2020年12月4日から6日まで、神奈川県の小田原駅東口図書館は、同館の入居する複合商業施設「ミナカ小田原」が12月4日にグランドオープンすることを記念して、「地域とつながる鉄道」をテーマとしたオープニングイベントを開催します。

オープニングイベントとして、小田原鉄道歴史研究会や、『知のナビ事典:日本の鉄道』の著者である専修大学の野口武悟教授、小田原市ゆかりの俳優である合田雅吏氏によるトークイベントが企画されています。また、12月5日には同じフロアに入居する子育て支援施設「おだぴよ子育て支援センター」とともに、子ども向けのプログラムを実施します。その他、館内では鉄道のジオラマ、鉄道写真等に関する展示も開催されています。

小田原駅東口図書館は、駅近という利便性に合った情報提供や、「歴史と文学の街小田原」の魅力を市民と連携しながら発信する図書館として、2020年10月19日に「ミナカ小田原」の6階にプレオープンしました。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、「国内機関における研究データ管理の取り組み状況調査」を開始

2020年12月1日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、「国内機関における研究データ管理の取り組み状況調査」を開始したことを発表しました。

同調査は、国内の大学・研究機関を対象とした機関内での研究データ管理の取り組み状況に関する調査として、一部を大学ICT推進協議会研究データマネジメント部会(AXIES-RDM部会)と協力して、2020年11月27日から12月28日まで実施されています。調査対象機関は、JPCOAR会員機関、AXIES会員機関、及び国内の大学・研究機関です。

同調査は、研究データ管理の取り組みの基礎情報、ニーズ把握、管理体制の構築状況、サービスの実施状況、情報インフラの整備状況等に関する、回答所要時間約50分程度の設問で構成されています。

お知らせ(JPCOAR)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/
※2020年12月1日付で「国内機関における研究データ管理の取り組み状況調査を開始しました」というお知らせが掲載されています。

泉佐野市立図書館(大阪府)、南海電鉄泉佐野駅に図書館の予約資料を受け取ることが可能な貸出ロッカーを設置

2020年12月1日、大阪府の泉佐野市は、南海電気鉄道株式会社「泉佐野駅」の協力の下、泉佐野駅の切符売り場付近に、泉佐野市立図書館で予約した図書を受取できるロッカーを設置したことを発表しました。

2020年12月1日以降、予約図書の受取場所に「泉佐野駅」を指定することで、駅のロッカーで予約図書を受取可能になっています。図書館は予約図書の準備の完了後、予約者に対してロッカー番号とロッカーを開けるための4桁の暗証番号を通知します。

設置されたロッカーは、泉佐野駅の始発から終電までの駅に立ち入り可能な時間帯に利用することができます。

泉佐野市報道提供資料 [PDF:246KB](泉佐野市,2020/12/1)
http://www.city.izumisano.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/35/PR20201201.pdf

株式会社紀伊國屋書店、大学・公共図書館向け電子図書館サービスKinoDenに本文音声読み上げ機能を追加

2020年12月3日、株式会社紀伊國屋書店は、大学・公共図書館向け電子図書館サービスKinoDenにおいて、電子書籍の本文閲覧に際しインターネットブラウザを利用して音声読み上げができる機能を追加したと発表しました。発表では、「読書バリアフリー法」に基づく図書館での「アクセシブルな電子書籍」提供への期待の高まりに応えるもの、と述べています。

KinoDenが収録する電子書籍のうち、EPUBリフロー型フォーマットのタイプの中で出版社が許諾した電子書籍約3,000点が本文音声読み上げの対象となります。この機能は、現在はインターネットブラウザからの閲覧のみに限定しているものの、2021年前半にはKinoDenが採用する電子書籍アプリbREADER Cloud上でも実現する予定とあります。

熊本市、市立図書館等において県立図書館蔵書の貸出・返却サービスを実施することを発表:利用者の利便性向上、新型コロナウイルス感染症の感染防止が目的

2020年12月3日、熊本市は、同市の図書搬送ネットワークに熊本県立図書館を加え、市立図書館等において県立図書館蔵書の貸出・返却サービスを実施することを発表しました。2021年1月13日からの実施であり、実施施設は市立図書館、公民館図書室、市議会図書室等の22か所となっています。

実施目的として、新型コロナウイルス感染防止に配慮しながら利用者の利便性向上を図ることを挙げています。このサービスにより、資料の借入・返却において熊本県立図書館へ行く必要がなく、移動距離が短縮できるとしています。

県立図書館蔵書の貸出に当たっては、県立図書館のウェブサイトで借りたい資料と受取館を指定します。予約及び借入には県立図書館登録カードが必要であり、県立図書館の貸出ルール(貸出冊数、貸出期間等)が適用されます。

株式会社リグネ、ウェブサイトを通じた書店とユーザーとのマッチングサービス「ブックカルテ」を開始:書店員に1万円分の書籍を選書してもらうサービス

2020年12月3日、株式会社リグネは、書店とユーザーとのマッチングサービス「ブックカルテ」を同日から開始することを発表しました。

「ブックカルテ」のウェブサイトで選書を依頼したい書店員を選び、1万円分の書籍を選書してもらうサービスです。いわた書店(北海道・砂川市)が実施する選書サービス「一万円選書」の仕組みを参考とし、同書店からの許可も得たものとあります。

全国の書店と”本を読みたい人”をマッチングするサービス「ブックカルテ」をリリースしました!(PR TIMES, 2020/12/3)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000019567.html

ブックカルテ
https://bookkarte.com/

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、サイエンスマップ2018を公表

2020年11月25日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、論文データベース分析により国際的に注目を集めている研究領域を俯瞰した「サイエンスマップ2018」(2013年から2018年が対象)を発表しました。

「サイエンスマップ2018」では902の国際的に注目を集めている研究領域が見い出されました。日本の参画領域数は前回発表した「サイエンスマップ2016」における299領域から25領域減少し、参画領域割合も3ポイント減少して30%となりました。中国のシェアが50%以上を占める研究領域数が148領域存在しており、中国の先導により形成される研究領域数が拡大している一方で、現状では中国内での引用が多い状況であることも指摘されています。

発表では、人工知能が関係している研究領域の動向、社会科学等が関係している研究領域の動向の分析も行ったこと、インタラクティブにサイエンスマップの表示が可能なウェブ版もあわせて公開していることも紹介しています。

京都大学貴重資料デジタルアーカイブが公開3周年:蔵経書院文庫所収資料、谷村文庫猪苗代家本、菊池三渓自筆稿本等の画像も追加公開

2020年12月1日、京都大学図書館機構は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブが2017年12月1日の正式公開から3周年を迎えたことを発表しました。

2017年12月1日時点の公開件数は3,719タイトル39万4,069画像でしたが、2020年12月1日時点では1万9,427タイトル161万3,314画像であり、150万画像を超える規模となっています。

同日には、以下の資料画像の追加公開についても発表されています。

・仏典・仏教関係コレクション「蔵経書院文庫」163タイトル
・谷村文庫猪苗代家本、菊池三渓自筆稿本等1,507タイトル

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 公開3周年、画像が150万件を超えました(京都大学図書館機構, 2020/12/1)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1387870

『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』誌がバックナンバーのオンライン公開を順次開始:刊行後3年程度が経過した段階でオンライン上で無償公開する方針を併せて発表

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)が刊行する図書館専門誌『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』は、2020年12月1日付のFacebookアカウントの投稿において、同誌のバックナンバーのオンライン公開を開始したことを発表しました。

LRGは同誌のバックナンバーの多数が在庫僅少となり、入手が難しくなっていることを受けて、刊行後3年程度が経過した段階でオンライン上で無償公開する方針を発表しました。無償公開の第1弾として、2012年11月から2013年8月までに刊行されすでに完売・終売した、創刊号から第4号がslideshareで公開されました。

LRGは2017年3月刊行の第18号までのバックナンバーについて、オンライン公開を順次進める予定です。

@LRGjp(Facebook,2020/12/1)
https://www.facebook.com/LRGjp/posts/3195534650550717

東京大学総合図書館の改修工事が完了しアジア研究図書館とともにグランドオープン:2012年に開始した「東京大学新図書館計画」が完了

2020年12月1日、東京大学は、東京大学総合図書館の別館竣工・本館改修工事・アジア研究図書館開館を含む「東京大学新図書館計画」が全て完了したことを受けて、11月26日に学内関係者によるグランドオープン記念式典を開催したことを発表しました。

東京大学総合図書館は、2012年に開始した「新図書館計画」により、2014年度から2017年度に行われた別館新築工事、2015年度から2020年度に実施された本館耐震改修工事を経て、資料収容能力385万冊、座席数総計約1,100席を有する図書館となりました。また、2020年10月、同館の本館4階にアジア研究のための第一級の学術資料、貴重な蔵書やコレクションを収集し、研究機能を備えた図書館としてアジア研究図書館が開館しました。

改修工事を経た東京大学総合図書館では、本館1階の記念室や3階のホールの創建当時の意匠が復元され、別館には約300万冊の収容力を持つ地下40メートルに及ぶ自動書庫や、学習やイベントのためのスペース「ライブラリープラザ」が設置されています。

記念式典の内容は、東京大学附属図書館のウェブサイト上で、後日動画として公開される予定です。

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