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鹿児島市、「鹿児島市立まちなか図書館(仮称)基本計画(素案)」を公表:パブリックコメントを実施中

2019年8月21日、鹿児島市は、「鹿児島市立まちなか図書館(仮称)基本計画(素案)」を公表しました。公表にあわせ、同日から2019年9月20日まで、鹿児島市内に「住所を有する方」「事務所又は事業所を有する方」「勤務・通学する方」を対象としたパブリックコメントを実施しています。

鹿児島市では、同市の天文館地区に整備予定の再開発ビル内に、商業施設と一体となった公共空間(図書館は市所有、子どもの遊び場・カフェは民間所有)を官民が連携して創出する方針を決定しており、今回の基本計画案はその方針を受けて策定されたものです。

基本計画案は「1 はじめに(目的)」「2 基本コンセプト」「3 基本方針」「4 サービス計画」「5 蔵書計画」「6 空間計画」「7 管理運営計画」「8 再開発ビル内の官民連携」「9 整備スケジュール」からなり、整備スケジュールによれば2022年の供用開始予定となっています。

【イベント】セミナー「学習スペースの最先端—スペースの活用・評価・改善—」(9/3・豊中)

2019年9月3日、大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市)において、同大学全学教育推進機構教育学習支援部が主催し、同大学附属図書館が共催するセミナー「学習スペースの最先端—スペースの活用・評価・改善—」が開催されます。

日本を含む世界中の大学で学習スペースの調査研究を行っているジョン・オージェリ氏(パリデジタル大学共同創立者兼プロジェクト・ディレクター、上智大学海外招聘客員教員)が、学習スペースの最先端とその活用法、及び評価・改善のツール(LSRS)の紹介を行う内容です。使用言語は「英語・通訳無(部分解説あり)」とあります。

参加費は無料であり、参加対象及び定員は学内外の教職員40名(事前申し込み要、先着順)となっています。

学習スペースの最先端—スペースの活用・評価・改善—(大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部)
https://tlsc.movabletype.io/event/190903.html

【イベント】未来の図書館を描くシンポジウム~(仮称)新図書館計画の策定に向けて~(9/7・千葉)

2019年9月7日、千葉市生涯学習センター(千葉市中央区)において、千葉市中央図書館が主催するシンポジウム「未来の図書館を描くシンポジウム~(仮称)新図書館計画の策定に向けて~」が開催されます。

千葉市図書館では、将来の社会構造の変化を見据えた新たな図書館モデルへの転換を図るため、2019年度、(仮称)新図書館計画の策定に向けた準備を進めており、各方面から幅広く意見を聴取することを目的としてシンポジウムを開催するものです。

参加費は無料であり、定員は270名(申し込み要、多数の場合は抽選)です。申し込み方法は電子メールまたはFAXとなっており、申し込み期間は2019年8月24日までです。

当日のプログラムは次のとおりです。

〇第1部:基調講演
テーマ「現代の情報環境と図書館の役割」
講師:
茂木健一郎氏(脳科学者/ソニーコンピューターサイエンス研究所上級研究員)

【イベント】講演会「『少年少女の家』とオズボーン・コレクションのおはなし~トロント公共図書館の児童図書館活動~」(10/9・神戸)

2019年10月9日、神戸市立中央図書館(神戸市中央区)において、同館が主催する講演会「『少年少女の家』とオズボーン・コレクションのおはなし~トロント公共図書館の児童図書館活動~」が開催されます。

カナダ・トロント市に1922年に設立された児童図書館「少年少女の家」と、トロント公共図書館が所蔵する児童文学の古典コレクション「オズボーン・コレクション」に関し、トロント公共図書館のオズボーン・コレクション室に勤務するモンゴメリ研究家の梶原由佳氏による講演が行われます。なお、オズボーン・コレクションは、英国の図書館員エドガー・オズボーン氏が「少年少女の家」に寄贈した英国児童文学の稀覯本 2,000冊が母体となっています。

参加無料で、定員は中学生以上の方80 名(要申し込み、先着順)となっています。申し込みの受付は、電話あるいは申し込みフォームにより2019年9月8日から開始されます。

京都府立図書館、現在地での開館110周年を記念して京都大学総合博物館と連携した特別展示を実施

京都府立図書館が、2019年8月23日から9月25日まで、現在地(京都市左京区岡崎)での開館から110周年を迎えることを記念して、京都大学総合博物館と連携した特別展示を実施します。

特別展示では、日本の鉱物学の黎明期に収集された旧制第三高等学校(京都大学総合人間学部の前身)の鉱物標本26点とその解説パネル、京都府立図書館が所蔵する鉱物図書や京都の地質学書の展示が行われます。また、「府立図書館110周年ミニ展示」として、京都府立図書館の旧館当時の家具等の展示も行われます。

京都府立図書館 お知らせ
https://www.library.pref.kyoto.jp/
※2019.08.22欄に「京都府立図書館岡崎開館110周年記念 京都大学総合博物館所蔵鉱物展示 and 府立図書館110周年ミニ展示のご案内」とあります。

益田市立図書館(島根県)の図書館前の広場で「としょキャン!!」が開催:図書館の新しい可能性を開拓するMYBRARY Projectの一環

島根県の益田市立図書館において、2019年8月12日に、図書館前の広場を利用した企画「としょキャン!!」が開催されました。

市民の有志からなる「ヒビノデザイン」が主催し、益田市教育委員会と益田市立図書館が共催した企画で、同館の新しい可能性を開拓し、「まいにち行きたくなる、わたしの図書館」にすることを目指すMYBRARY(マイブラリー)プロジェクトの一環として実施されたものです。

開催前の地元紙の報道によると、主催組織の代表が2018年から同館において話し合い、約200の改善点や意見のなかから、同館で「できる」ことを増やそうと計画したものとのことです。

Facebookのイベントページによると、直径3メートルの竹での「スター★ドーム」づくり(完成後しばらく常置)、竹灯籠でのライトアップ、本や図書館についての語らい等の実施が紹介されています。

としょキャン!!
https://www.facebook.com/events/347368332868192/

劇団新派、新派上演年表検索システムを公開

2019年8月22日、劇団新派が、新派上演年表検索システムの公開を発表しました。

松竹大谷図書館が所蔵する東京・京都・大阪等での劇団新派の公演プログラムや公演関係資料をもとに作成し、立命館大学アートリサーチセンターのウェブサイトで公開したものです。

上演年月、劇場、演目、興行名、スタッフ名で検索可能で、2001年以降については出演者名、役名でも検索できます。

1945年から2016年までの公演が公開されており、2017年以降については随時追加していく予定です。

新派の上演年表が検索できるようになりました(劇団新派,2019/8/22)
https://www.shochiku.co.jp/shinpa/news/190822.html

情報・システム研究機構、国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開

2019年8月19日、情報・システム研究機構は、2019年8月1日に同機構の国立極地研究所が所蔵する写真のデジタルアーカイブを公開したことを発表しました。主に国立極地研究所アーカイブ室が所蔵してきた画像のうち約14,000枚を収録しています。

画像の内訳は、南極の画像約12,000枚、北極の画像約1,500枚、極地研究所の活動に関する写真となっており、第1次南極地域観測隊以来の記録写真や、北極の動植物、過去の研究プロジェクトに関する記録画像等が含まれています。

今回公開されたデジタルアーカイブは、同機構データサイエンス共同利用基盤施設極域環境データサイエンスセンター(PEDSC)がアーカイブし、データベース化したものです。IIIF(トリプルアイエフ)に対応しており、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスによる利用条件の表示も行われています。

国立極地研究所アーカイブ室では、今回の公開分以外にも多数の写真を所蔵しており、PEDSCとの協力によりデータベース化、公開を進めるとしています。

CHORUS、2016年8月以来の千葉大学との共同取組による達成事項と今後の展望を示した「成功体験」をウェブサイト上で紹介

出版社・学協会が公的助成研究成果のパブリックアクセス拡大に向けて組織した官民イニシアティブCHORUSの2019年8月20日付のNewsにおいて、CHORUSと千葉大学の共同取組による達成事項と今後の展望を示した「成功体験」“Chiba University Brings Kaizen to CHORUS”が紹介されています。

千葉大学は2016年8月のCHORUSのオープンアクセス(OA)拡大に向けた試行プロジェクトの参加、及び試行プロジェクト終了後の正式契約締結以来、CHORUSと緊密に共同してOA促進のための取り組みを続けています。千葉大学はCHORUSとの共同取組の中で、よりよくなるために変化する「改善」の意識の下、CHORUSが提供する「CHORUS機関ダッシュボード・サービス」が教員の研究成果のモニタリングやOA方針遵守率の向上といったニーズをよりいっそう満たすことができるように改良に向けた提案を行っています。

【イベント】国際ワークショップ「民博が所蔵するアイヌ民族資料の形成と記録の再検討――データベースとその活用」(9/15・吹田)

2019年9月15日に、大阪府吹田市の国立民族学博物館において、公開シンポジウム国際ワークショップ「民博が所蔵するアイヌ民族資料の形成と記録の再検討――データベースとその活用」が開催されます。

同館では、所蔵するアイヌ民族に関連する5,000点以上の標本資料について、2016年度から2019年度までの4年計画で資料情報を充実させ、アイヌ文化に関心をもつ人びとが利用しやすいデータベースを提供する準備を進めています。ワークショップでは、国内外のアイヌ資料所蔵機関の資料情報の整理・公開状況や将来的な連携のあり方などについて事例報告や討論をとおして課題の共有とともに、同館所蔵アイヌ資料の試作版データベースや古い資料(コレクションの成り立ち)を研究する意義と可能性についての検討が行われます。

参加には事前の申し込みが必要です。

主な内容は以下の通りです。

・趣旨説明および「民博所蔵アイヌ民族資料データベース」試作版について 齋藤玲子氏(国立民族学博物館准教授)

・特別報告「100年前のアイヌ資料収集 バラートシ・バログのフィールドワークをたどって」 ダヴィド・ショムファイ氏(ハンガリー科学アカデミー民族学研究所/民博外国人研究員)

・コメントおよび質疑応答

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