私立図書館

「図書館の自己評価、外部評価及び運営状況に関する情報提供の実態調査」の報告書

文部科学省のウェブサイトに、「図書館の自己評価、外部評価及び運営の状況に関する情報提供の実態調査(平成21年3月)」という調査報告書が掲載されています。同調査は、図書館の自己評価・外部評価に関するガイドラインの策定及び今後の図書館のあり方検討にに資する基礎的資料とすることを目的として実施され、文献調査、アンケート調査、ヒアリング調査などが行われたとのことです。

図書館の自己評価、外部評価及び運営の状況に関する情報提供の実態調査(平成21年3月)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/shiryo/1284904.htm

2.1 アメリカの私立図書館について

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獨協大学 経済学部  井上 靖代(いのうえ やすよ)

 私立図書館は大きく分けて、貸出をおこなう図書館(lending library)と参考調査のみをおこなう図書館(research library)の2種がある。アメリカの私立公共図書館は会員制図書館からはじまったものや、19世紀終わり頃から登場した個人あるいはその一族が資産を投じて設立した図書館などがある。ここでは一般に公開(公共化)していない個人所有の文庫や図書館は除外する。利用条件は様々であるが、会費を支払うことで利用可能としている市民に公開された「公共」図書館を取り上げる。

 貸出図書館の多くは設立時に集団で設立資金を投資し、建物や資料費、人件費など運営費用を拠出したもので、一定の職種集団が次世代の労働者養成のため設立した学校等に付属して設立されたものや一定の階級(社会経済的・人種民族的・文化地理的などで仮想的に限定された集団)を利用者とみなすものなどが多い。

「図書館について、みんなに知って欲しいこと」大賞を募集中(米国)

知的好奇心をもつ子ども向けの書籍を刊行している出版社“Smart Poodle Publishing”が、「図書館について、みんなに知って欲しいこと」に関するエッセイを募集しています。大賞に選ばれると賞金500ドル(約5万円)とともに、受賞作品をウェブ及び紙媒体で発表されます。
残念ながら応募は、米国に在住する公共図書館、私立図書館、学校図書館、大学図書館職員のみとのことです。

What I Wish Everyone Knew About Librarians Writing Contest
http://smartpoodlepublishing.com/contest.html

Writing Contest: What I Wish Everyone Knew About Librarians

オトバンクが会員制図書館「六本木ライブラリー」にオーディオブックを提供

株式会社オトバンクが、六本木ヒルズ内の会員制図書館「アカデミーヒルズ 六本木ライブラリー」の会員向けに、オーディオブックの無償提供を開始した、と発表しています。

オーディオブック配信サービス「FeBe」のコンテンツ、および、新刊本のダイジェスト版を音声化して配信する「新刊JP」のコンテンツを提供するとのことです。

日本最大のオーディオブック配信サービス「FeBe」、アカデミーヒルズにて人気コンテンツ無償提供開始
http://www.release-net.biz/main/release/?rid=1239

オトバンク、「新刊JP」の音声コンテンツを六本木ライブラリーに提供
http://www.venturenow.jp/news/2008/08/21/1100_005461.html

ミュージカル“CATS”による遺産を私立図書館に寄付(英国)

英国にある世界最大の私立貸出図書館・ロンドン図書館に対し、ミュージカル“CATS”の原作である詩“The Old Possum's Book Of Practical Cats”の作者T.S. エリオットの未亡人が、改築費用の一部として250万ポンド(約5.3億円)を寄付したと報じられています。T.S. エリオットはこのロンドン図書館の館長を13年間務めており、「もしこの図書館がなくなったら、文学界にとって大きな災難であり、どんな図書館でも埋められない空虚が残る」という言葉を残しています。

Andrew Lloyd Webber's Cats aids £2.5m donation to London Library - Times Online

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