日本

E2310 - 公立図書館における蔵書構成・管理に関する報告書について

全国公共図書館協議会は,2018年度に蔵書構成・管理についてのアンケート調査を実施,2019年度にはその調査結果を分析し、それぞれ『2018年度(平成30年度)公立図書館における蔵書構成・管理に関する実態調査報告書』『2019年度(令和元年度)公立図書館における蔵書構成・管理に関する報告書』を発行した。全国の公立図書館における蔵書構成・管理の実態を把握・分析し,今後の蔵書構成・管理に関する課題解決の一助となり,図書館の一層の発展に資することを目的としたものである。過去の類似調査では,蔵書構成プロセスの「資料選択」に関わる調査が多かったが,今回の調査では,資料選択のほかにも幅広く取り上げることとした。

富士吉田市立図書館(山梨県)、図書館職員らが名画に扮する「なりきり展覧会」を開催中:「なりきり画」の下には画集を展示

2020年10月3日から10月31日まで、山梨県の富士吉田市立図書館が、図書館スタッフが名画に扮する「なりきり展覧会」を開催しています。

報道によると、同館職員・アルバイト・教育委員会幹部ら総勢22人が、「種をまく人」「モナ・リザ」といった絵画15点の主人公と同じような衣装と格好で写真を撮影した上で、絵画の背景を合成して作成した「なりきり画」を展示するものです。

「なりきり画」の下には、画集をならべて実際の作品と比較できるようになっているとのことです。

♪なりきり展覧会♬へのご招待!!(富士吉田市立図書館,2020/10/3)
http://flib.fujinet.ed.jp/forms/info/info.aspx?info_id=45482

武蔵野市立吉祥寺美術館(東京都)、子ども向け動画ワークショップ『「おいしいぶどう すっぱいレモン」-よーくみてから、かいてみよう!-』を開催中:参加者はYouTube動画を見て作品を郵送/応募作品は美術館・図書館で展示

東京都の武蔵野市立吉祥寺美術館が、2020年10月1日から、YouTubeを用いたこども向けのワークショップ『「おいしいぶどう すっぱいレモン」-よーくみてから、かいてみよう!-』を開催しています。

参加者(4歳から小学校6年生まで)は、彦坂木版工房の講師によるおいしそうに描くためのアイデアについてのYouTube動画を保護者等といっしょに視聴した後、ぶどうかレモンの絵をおいしそうに描いて同館あてに郵送します(11月8日締切。消印有効)。参加費は無料です。

応募作品は、同館において11月26日から12月13日まで展示予定のほか、その後、武蔵野プレイスと武蔵野市立吉祥寺図書館でも展示される予定です。また、彦坂木版工房のウェブサイトでも公開されます。

その後、彦坂木版工房からのコメント付きで、参加者のもとに応募作品が返却されるほか、おいしそうにえがいた3人の参加者に絵本がプレゼントされます。

令和元年台風第19号の被災写真等を集約する「“猪の満水”災害デジタルアーカイブ」のデモサイトがオープン(長野県)

2020年10月8日、「“猪の満水”災害デジタルアーカイブ」のデモサイトがオープンしました。

長野県知事の10月9日の会見等によると、長野県が信州大学と共同で構築したもので、2019年の令和元年台風第19号の教訓を後世に伝えるために被災状況の写真などの記録を集約するデジタルアーカイブです。

“猪の満水”災害デジタルアーカイブ(デモサイト)オープン(“猪の満水”災害デジタルアーカイブ,2020/10/8)
https://chikuma-archive.shinshu-bousai.jp/?p=58

20201009 長野県知事会見(YouTube)
https://youtu.be/C1AG1zEpiiI
※長野県の公式YouTubeチャンネル。同デジタルアーカイブについては11:38頃から紹介。

国内外の複数機関が所蔵・管理する史的文字の画像を横断検索できる「史的文字データベース連携検索システム」が正式に開始

2020年10月13日、台湾・中央研究院デジタル文化センターは、「史的文字データベース連携検索システム」が同日に日本・台湾で正式に開始されたことを発表しました。

同システムは、東アジアや世界での木簡・文字資料の研究、特に史的文字に関する研究資源についてのデータベース連携ポータルサイトであり、日本内外の複数機関が所蔵・管理する史的文字の画像約200万件の横断検索が可能です。発表では、IIIF準拠、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスによる画像公開といった特徴も紹介されています。

同システムの構築は、日本の奈良文化財研究所、東京大学史料編纂所、国文学研究資料館、国立国語研究所、京都大学人文科学研究所、台湾の中央研究院に属する歴史語言研究所とデジタル文化センターの共同事業として行われました。今後も、他の機関に対し参加の呼びかけを行うとしています。

京都大学貴重資料デジタルアーカイブ、同大学理学研究科生物科学図書室が所蔵する博物学資料21点を公開

2020年10月9日、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは、同大学理学研究科生物科学図書室が所蔵する博物学資料21点を公開したことを発表しました。

同資料は、2010年から2012年にかけて、京都大学のグローバルCOEプログラム「生物の多様性と進化研究のための拠点形成」の補助による修復・電子化の上、「生物科学図書室 Digital Archives」として公開された資料です。京都大学貴重資料デジタルアーカイブは、「生物科学図書室 Digital Archives」の公開データのプラットフォーム移行を実施し、同アーカイブのコレクション「京都大学所蔵資料でみる博物学の時代」の一部として公開しました。

これにより、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、1万7,663タイトル、137万2,575画像となっています。

理学研究科生物科学図書室が所蔵する博物学資料21点を公開しました(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ,2020/10/9)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/news/2020-10-09

令和2年7月豪雨で浸水被害を受けた大牟田市(福岡県)の三川地区公民館・駛馬地区公民館、貸館および図書コーナーの蔵書の貸出を再開

2020年7月に発生した「令和2年7月豪雨」の浸水被害により臨時休館していた福岡県大牟田市の三川地区公民館・駛馬地区公民館が、貸館および図書コーナーの蔵書の貸出を再開しています。

三川地区公民館は復旧工事等がほぼ終了したことを受けて、2020年10月12日から貸館および図書の貸出を再開しました。ただし、図書は本棚が設置されるまでの間、一部の配置となり、インターネットによる蔵書の検索ができない状態になっています。

駛馬地区公民館は2020年10月1日から貸館および図書の貸出を再開しました。ただし一部について、当面の間、貸出できない図書があり、インターネットによる蔵書の検索ができない状態になっています。

三川地区公民館再開のお知らせ(大牟田市)
https://www.city.omuta.lg.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=13965&class_set_id=7&class_id=628

認定NPO法人おもちゃの図書館全国連絡会、おもちゃ図書館の新型コロナウイルス感染症対策に関するアンケートの結果を公開

2020年10月13日、認定NPO法人おもちゃの図書館全国連絡会が、おもちゃ図書館の新型コロナウイルス感染症対策に関するアンケートの結果を公開したことを発表しました。

アンケートは、同連絡会に加入している362館を対象に、7月から9月にかけて実施され、150件の回答が寄せられました。発表によると、回答のうち、93%の館が新型コロナウイルス感染症の影響で休館を余儀なくされ、9月時点では7割の館が活動を再開しています。

結果をまとめた資料では、休館の開始時期・理由、休館中の取組、再開館の時期・サービスの提供状況、新型コロナウイルス感染症対策のために購入したものや実施した対策等について述べられています。

最新ニュース(おもちゃの図書館全国連絡会)
https://www.toylib-jpn.org/index.html#news
※2020年10月13日付で、「【新型コロナウイルス対策に関する緊急アンケート】の概要 <報告>」が掲載されています。

近畿病院図書室協議会・日本病院ライブラリー協会・日本図書館協会、著作権法第31条における「図書館等」への病院図書館の追加を求める要望書を連名で提出

日本病院ライブラリー協会のウェブサイト上に、要望書「文化審議会著作権分科会での「図書館関係の権利制限の見直し(デジタル・ネットワーク対応)について」における検討について(依頼)」が掲載されています。

近畿病院図書室協議会・日本病院ライブラリー協会・日本図書館協会の連名により、2020年9月15日付けで文化庁長官に提出された要望書であり、著作権法第31条における「図書館等」への病院図書館の追加を求めています。

著作権トピックス(日本病院ライブラリー協会)
https://jhla.jp/katudo/chosakuken/topics/
※「令和2年9月15日」の欄に要望書が掲載されています。

文化審議会著作権分科会での「図書館関係の権利制限の見直し(デジタル・ネットワーク対応)について [PDF:2ページ]
https://jhla.jp/files/2020youbou0930.pdf

学校図書館問題研究会、著作権法第31条における「図書館等」への学校図書館の追加を求める要望書を提出

2020年10月10日、学校図書館問題研究会は、2020年9月26日付で「著作権法第 31 条における「図書館等」に学校図書館を加えることについて(要望)」を提出したことを発表しました。発表によれば、提出先は「関係の方々」とあります。

学校図書館においても著作権法第 31 条に基づく複製が可能となるよう、第31 条の「図書館等」の範囲に学校図書館を追加するよう求める要望書であり、要望に至った理由として7点を挙げています。

同研究会では、文化審議会著作権分科会の「図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム」の会議において新たに学校図書館が「図書館等」に位置付けられるよう、今後も活動を進めるとしています。

著作権法第31条における「図書館等」に学校図書館を加える要望書を提出(学校図書館問題研究会, 2020/10/10)
http://gakutoken.net/jo8ok83vu-870/#_870

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