日本

国立アイヌ民族博物館、収蔵図書OPACを公開

2020年7月22日、国立アイヌ民族博物館は、収蔵図書OPACの公開を発表しました。

同館は、北海道白老町にあるアイヌ文化の復興・発展のナショナルセンター「ウポポイ(民族共生象徴空間)」内に所在し、ウポポイ開業と同日の2020年7月12日に開館しました。

同館のライブラリは、アイヌ文化や歴史を取り上げた書籍を中心に、専門的な学術書、世界の先住民族についての本、絵本や写真集、図鑑など、幅広い世代に向けた資料を収蔵しており、収蔵図書OPACにより検索が可能です。資料はライブラリ内での閲覧が可能(貸出は不可)ですが、2020年7月30日時点では新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため閉室しています。

ジャパンサーチ(試験版)、一般社団法人全国美術館会議をつなぎ役として「愛知県美術館コレクション」「東京富士美術館収蔵品データベース」と連携

2020年7月28日、ジャパンサーチ(試験版)は、一般社団法人全国美術館会議をつなぎ役として「愛知県美術館コレクション」「東京富士美術館収蔵品データベース」と連携したことを発表しました。

一般社団法人全国美術館会議は、ジャパンサーチに対し所蔵作品データを提供する美術館を全国的に取りまとめる役(「つなぎ役」)を担っており、同法人の正会員である美術館は同法人を通じてジャパンサーチに連携できるようになっています。

東京富士美術館も、2020年7月29日付けで連携に関するお知らせを発表しており、国立を除く美術館としてはじめて、同館と愛知県美術館の2館がジャパンサーチに参加することを報告しています。

また同館は、ジャパンサーチとの連携にあたり、同館ウェブサイトに掲載している所蔵作品画像について、今後、誰でも自由に利用できるパブリックドメインとしての運用を新たに開始することとした、と発表しています。

ジャパンサーチ正式版の公開日が2020年8月25日に決定

2020年7月27日、内閣府知的財産戦略推進事務局は、国の分野横断型の統合ポータルであるジャパンサーチについて、2020年8月25日から正式版を公開し、本格運用を開始することを発表しました。

ジャパンサーチは、2019年2月27日から試験版が公開されていました。正式版の公開後も、機能改善及び拡充を実施しつつ、デジタルアーカイブの構築・共有と利活用を促進するための環境づくりを推進するとしています。

ジャパンサーチ正式版の公開日について(知的財産戦略本部, 2020/7/27)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/jpsearch.html

参考:
E2176 - 国の分野横断統合ポータル ジャパンサーチ試験版公開後の動向
カレントアウェアネス-E No.376 2019.09.19
https://current.ndl.go.jp/e2176

広島県立図書館、中学生・高校生を主な対象とした電子図書館サービス「With Booksひろしま」を開始

2020年7月28日、広島県立図書館が、中学生・高校生を主な対象とした電子図書館サービス「With Booksひろしま」を開始することを発表しました。

同サービスは、利用者各自の端末でインターネットを通じて電子書籍を読めるものです。発表によると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けた、「うちで読もうよ」~ Stay Home! Read Books! ~プロジェクトの一環であり、7月29日から開始しています。

主な対象者は中学生・高校生といった青少年ですが、県内に在住または在学・在勤し、スマートフォン・パソコン・タブレット端末を使用できる環境がある人が利用可能です。貸出料金は無料(通信費は自己負担)であり、1度に2点まで、14日間借りることができます。

同館の利用カード、または広島県電子申請システムによる同館電子図書館サービスの利用申請が必要です。

山形県立図書館、「7月27日からの大雨被害に関する県内公共図書館(室)の開館状況(7月30日現在)」を公表

2020年7月30日、山形県立図書館が、「7月27日からの大雨被害に関する県内公共図書館(室)の開館状況(7月30日現在)」を公表しています。30日午前9時時点で、臨時休館の図書館はないとのことです。

町内で最上川が氾濫した大石田町立図書館(山形県)においては、7月31日から8月2日まで開館時間を短縮するとしているほか、断水によりトイレが使用できなくなっています。また、同館が入居する虹のプラザ、および、町役場において各種新聞が閲覧できることを案内しています。

E2282 - コロナアーカイブ@関西大学の開設経緯,特徴とその意図

コロナアーカイブ@関西大学は,関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)の一プロジェクトとして2020年4月17日に開設した,ユーザー参加型のコミュニティアーカイブである。KU-ORCASは,本学の東アジア文化研究のブランディング事業を推進する目的で設立されたセンターであり(E1967参照),その目的からすればこの取り組みはやや異質かもしれない。本稿では,一歴史研究者としての視点から,コロナアーカイブ@関西大学の開発経緯や特徴,その意図をまとめておきたい。

E2283 - 現在(いま)をアーカイブする:COVID-19図書館動向調査

  saveMLAKは,2011年の東日本大震災をきっかけに,被災したMLAK(美術館・博物館,図書館,公文書館,公民館)の情報を集約し,ウェブサイトでの公開を行っている。

  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大に伴い,2020年4月7日に,政府による一部都府県を対象とした緊急事態宣言が発出された。その直後である4月9日,株式会社カーリルによる全国の図書館休館調査の結果が発表された。この結果を受け,4月12日,saveMLAK有志の打ち合わせにてCOVID-19に関する取り組みが検討された。

E2281 - 津高生に本を届けようプロジェクト:学校休業期間の取組

三重県立津高等学校図書館では,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で学校の臨時休業の中,外出を控え自宅で頑張る生徒のために,インターネットによる図書館の蔵書検索/予約サービスと自宅への本の郵送サービスを2020年5月8日から開始した。「津高生に本を届けようプロジェクト」と名付けたこの取組の経緯と結果を報告する。

佐倉市(千葉県)、withコロナにおいて屋外公共空間の利用を促進しながら豊かな暮らしを提供する社会実験「公共空間×移動図書館×豊かな日常」を実施

2020年7月29日、千葉県の佐倉市が、8月11日に、社会実験「公共空間×移動図書館×豊かな日常」を実施すると発表しました。

現在、公共施設では、新型コロナウイルスの感染を防止するため様々な制限があり、今後、市民サービスを向上させ、安心な場所を提供していくためには、従来利用されてこなかった屋外公共空間の活用が必要であることから、移動図書館を中心とした公共と民間のコンテンツを合わせた新たな図書館サービスの可能性を模索し、屋外公共空間の利用を促進しながら豊かな暮らしの提供を行うための社会実験として行われます。

今回は「早朝の水辺で、本とコーヒーとパンで豊かな一日の始まり」をテーマに新しい移動図書館のあり方を提案するもので、市内のふるさと広場駐車場において、雑誌、新聞、ランニング・サイクリング・健康増進関連の本などを中心に取り揃えた移動図書館やキッチンカーが出店し、(仮称)佐倉図書館等新町活性化複合施設の内容説明も行われます。

社会実験『公共空間×移動図書館×豊かな日常』について(佐倉市,2020/7/29)
http://www.city.sakura.lg.jp/0000027340.html

株式会社ネットアドバンス、中高生向け総合学習支援ツール「ジャパンナレッジSchool」を2021年4月にリリース

2020年7月21日、株式会社ネットアドバンスは、「ジャパンナレッジ」のノウハウを生かした中高生向け総合学習支援ツール「ジャパンナレッジSchool」を2021年4月にリリースすることを発表しました。

同社は、生徒自ら課題を設定し調査研究を深める「探究学習」や、各教科学習においてのICT活用などをバックアップすることを目的とした総合学習支援ツールとして、「ジャパンナレッジSchool」を説明しています。出版各社から提供された中高生の学習に役立つ辞事典・参考書・叢書・新書・統計資料などを一括検索・閲覧できるインターネットサービスであり、生徒一人ひとりにID・パスワードが付与され、インターネット環境下であれば学校・家庭を問わずどこでも利用可能であることなどが紹介されています。

株式会社ネットアドバンスは、導入を検討する機関を対象とした無料体験サービスを2020年10月に実施予定です。

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