日本

三重県立図書館、津藩の歴史をまとめた『津藩史稿』第1巻の翻刻版を公開

2020年10月7日、三重県立図書館が、津藩の歴史をまとめた『津藩史稿』第1巻の翻刻版を公開したと発表しています。

同館では、分かっている範囲で同館が全巻を一括所蔵している、津市の郷土史家・梅原三千による、津藩初代藩主・藤堂高虎から第12代藩主・高潔に至るまでの藩主や藩の歴史をまとめた資料『津藩史稿』(全29巻)を翻刻することとし、このたび第1巻分について作業を終えたことから公開したものです。

今後も翻刻作業を継続し、4か月ごとに1巻分公開する予定です。

あわせて、10月29日まで、同館地域資料コーナーにおいて、『津藩史稿』やその原稿など梅原が残した草稿類や書写資料の一部を展示するミニ展示「梅原三千と津藩史稿」を開催します。

津藩の歴史をまとめた『津藩史稿』第1巻の翻刻版を公開します(三重県立図書館,2020/10/7)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/index.php?key=jor6mwo20-28#_28

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、連続オンライン講座「学術コミュニケーション技術セミナー(JPCOAR Monday)」を開催

2020年10月13日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)が、連続オンライン講座「学術コミュニケーション技術セミナー(JPCOAR Monday)」の参加申込を開始したことを発表しました。

同講座は、学術情報流通の周辺知識の習得を目的として、2020年10月26日から12月7日の期間で4回開催されます。参加費は無料で、開催前日までの申込が必要です。

開催日およびプログラムは以下の通りです。

・10月26日 プログラムA:オープンアクセス及び機関リポジトリ周辺技術解説
・11月2日 プログラムB:デジタル・アーカイブ周辺技術解説
・11月16日 プログラムC:電子ジャーナル・データベース周辺技術解説
・12月7日 プログラムD:著者名・機関識別子、検索サービス周辺技術解説

学術コミュニケーション技術セミナーの参加申込について(JPCOAR, 2020/10/13)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=141#_href_532

株式会社メディアドゥ、ブロックチェーン技術を活用した新たな電子書籍の流通プラットフォーム構築において“Amazon Managed Blockchain”を正式採用

2020年10月9日、株式会社メディアドゥは、同社によるブロックチェーン技術を活用した新たな電子書籍の流通プラットフォーム構築において、Amazonのクラウドコンピューティングサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」が提供する“Amazon Managed Blockchain”を正式採用したことを発表しました。

株式会社メディアドゥは“Amazon Managed Blockchain”正式採用の背景として、周辺サービスが充実し、より高い安定性とパフォーマンスを実現するプラットフォームであり、配信基盤もAWS上で実現可能であることを挙げています。

同社はオープンソースのブロックチェーンプラットフォーム“Hyperledger Fabric”の研究を経て、社会実装可能なコンソーシアムチェーンの基盤開発をすでに完了しており、トランザクション当たり年間約1.75兆円の流通量をカバー可能と試算される、ブロックチェーン技術を活用したプラットフォームによる電子書籍サービスの提供に向けて準備を進めています。

日本出版販売株式会社・株式会社トーハン、2020年11月から雑誌返品業務の物流拠点を統合し協業を開始

2020年10月5日付で、日本出版販売株式会社(日販)と株式会社トーハンは、両社間で合意済の雑誌返品業務の物流拠点統合実施について、そのスケジュールを発表しました。

2020年11月以降、トーハン東京ロジスティックスセンターで行われていた雑誌返品業務は、日販のグループ会社である出版共同流通株式会社蓮田センターで実施されます。円滑な移行を図るため、蓮田センターで作業するトーハンの業量は段階的な増加を予定しています。

日販とトーハンは、書籍返品業務、書籍新刊送品業務、雑誌送品業務について、物流作業の効率化を通じて、将来に向けて持続可能な出版流通網の再構築を目的に、引き続き協業の検討を進めることを表明しています。

物流協業に関するお知らせ(雑誌返品業務の協業開始)(日販,2020/10/5)
https://www.nippan.co.jp/news/20201005/

大阪市立住吉図書館・西淀川図書館・平野図書館、IKEA鶴浜からの家具・インテリア雑貨の寄附を受け、子ども向けスペースを改装:配色・レイアウトも共同で検討

2020年10月13日、大阪市立図書館が、住吉図書館・西淀川図書館・平野図書館の子ども向けスペースを改装したと発表しています。

これは、IKEA Family 子ども募金プロジェクトの一環として、イケア・ジャパン株式会社 IKEA鶴浜から、ソファーなどの家具やインテリア雑貨を寄附をうけたことによるもので、加えて、子どもにとって、本やおはなしの世界がもっと好きになる居心地のいい空間になるよう、配色やレイアウトを一緒に考え改装したものです。

今後、他の大阪市立図書館の子ども向けスペースも改装する予定です。

住吉・西淀川・平野各図書館の子ども向けスペースを改装しました(大阪市立図書館,2020/10/13)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo81h7smn-510#_510

【イベント】南山アーカイブズ設立5周年記念講演会「アーカイブズと図書館:大学におけるLA連携の可能性」(10/14・オンライン)

2020年10月14日、南山学園(名古屋市)の南山アーカイブズが、設立5周年記念講演会「アーカイブズと図書館:大学におけるLA連携の可能性」をオンラインで開催します。

内容は以下の通りです。南山学園のアカウントがない人は10月12日までに南山アーカイブズまでメールにて申し込む必要があります。

・天理大学 古賀 崇 教授
「図書館と文書館・アーカイブズ:共通点と相違点の相互認識から、相互連携へ進むために」

・大阪大学 菅 真城 教授
「大学におけるMLA連携の可能性-大阪大学の事例を中心に-」

【お知らせ】南山アーカイブズ主催オンライン講演会の開催(2020年10月14日)について(南山アーカイブズ,10/5)
http://www.nanzan.ac.jp/archives/news/20201014.html

全国学校図書館協議会(全国SLA)、「第1回情報活用授業コンクール」を実施:創立70周年記念事業の一環

2020年10月9日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、「第1回情報活用授業コンクール」を実施することを発表しました。

発表によると、「情報活用授業コンクール」は、全国SLAの創立70周年記念事業の一環として開始されます。学校図書館を活用することで児童生徒の主体的・意欲的な学びを支え、授業展開を豊かにし、情報活用能力の習得することを狙いとした授業実践を広げることを目的としています。創立20周年の記念事業として創設された「学校図書館賞」の実践の部では、体系的な授業が対象とされていますが、同コンクールは過去3年以内の単元の授業実践を対象としています。

「第1回情報活用授業コンクール」の応募期間は、2021年2月1日から3月31日までで、優秀賞10点程度と情報活用推進校が選出されます。評価の観点は、「どのような資料・情報を使ったか」、「資料・情報をどのように利用させたか」、「どのように指導したか」の3点が挙げられています。

国際日本文化研究センター図書館、同館が受付する相互貸借・文献複写の請求金額の一部を減額:新型コロナウイルス感染症の拡大防止対応の長期化に伴う措置

2020年10月9日、国際日本文化研究センター図書館(京都市西京区)は、同館がILLサービスで受付する相互貸借・文献複写の請求金額の一部を減額することを発表しました。

同館の措置は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対応の長期化に伴い、外部者来館利用の休止期間中の所蔵資料閲覧や研究のための共有を補う代替手段のひとつとして講じられます。同館はこの措置の実施により、現物貸借における貸出時の郵送料や、文献複写における複写物の郵送料といった、同館から依頼館への発送にかかる郵送料を加えずに、相互貸借・文献複写の請求金額を設定します。

実施期間は同館の外部者来館利用休止期間とされ、2020年10月12日から31日の期間に試行的に運用し、11月1日以降本格的な運用を開始します。同措置の対象は、当面の間、日本国内の機関となります。なお、古典籍資料の外部業者による撮影等、特殊な対応を伴う場合は同措置の対象外となります。

ビジネス支援図書館推進協議会、「米国図書館協会(ALA)2019年次大会「ジャパンセッション」報告書」の全文をオンライン公開

2020年10月6日、ビジネス支援図書館推進協議会は、同協議会のウェブサイト上で「米国図書館協会(ALA)2019年次大会「ジャパンセッション」報告書」の全文をオンライン公開したことを発表しました。

同報告書は、2019年に同協議会が米国図書館協会(ALA)ワシントン大会で行ったジャパンセッションの発表およびそれに付随して行われた米国図書館視察の報告書です。同協議会は公開された報告書について、ALA年次大会における発表等の事業を推進するために実施したクラウドファンディング協力者への返礼品として編集・出版したものだが、好評な反応を得たことや、同事業の記録を残しその成果を周知する意図から、ウェブサイト上で公開することを決定した、としています。

日本図書館協会、文部科学省委託事業「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」障害者サービス初級講座「すべての図書館で行ってほしい障害者サービスの実際」を実施

2020年9月30日、日本図書館協会(JLA)は、文部科学省委託事業「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」障害者サービス初級講座「すべての図書館で行ってほしい障害者サービスの実際」を実施することを発表しました。

同講座は、JLA障害者サービス委員会の企画・運営により実施されます。都道府県立図書館等の職員を対象に、地域の障害者サービスをゼロから進展させるための研修会を体験し、そのノウハウを次年度以降の開催につなげるため、障害者サービスの理念・実際のサービス方法・障害者への配慮・機器の操作支援など、障害者サービスを初歩から学ぶ講座として開催されます。

同講座は、ウェブ会議サービスZoomを用いたウェブ参加と日本図書館協会2階研修室(東京都中央区)での直接参加を併用して行われます。全3日間の講座を2回実施し、第1回は2020年11月17日から19日、第2回は2021年2月1日、8日、15日の開催です。

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