日本

著作物の教育利用に関する関係者フォーラム、2020年第1回フォーラムの配布資料・議事概要を公開

教育関係者、有識者、権利者で構成する「著作物の教育利用に関する関係者フォーラム」のウェブサイトにおいて、2020年6月15日にオンライン会議として開催された2020年度第1回フォーラムの配布資料・議事概要が公開されています。

同フォーラムで使用された「改正著作権法第35条運用指針(令和3(2021)年度版)検討の方向性(案)」、「改正著作権法第35条運用指針(令和2(2020)年度版)増補版(案)」などの5種類の配布資料と、要旨としてフォーラム内での発言等を記録した「議事概要」がPDFファイル形式で公開されています。

本フォーラム 第1回(2020年6月15日)(著作物の教育利用に関する関係者フォーラム)
https://forum.sartras.or.jp/minutes/20_main/20_m1/

ジェトロ・アジア経済研究所図書館、「ウェブ資料展:途上国と感染症」を実施中

2020年7月13日から、日本貿易振興機構(ジェトロ)のアジア経済研究所図書館が、同研究所のウェブページ上で「ウェブ資料展:途上国と感染症」を実施しています。

同資料展は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けたものであり、同館が収集した、過去および現在に開発途上地域で発生した「感染症」に焦点を当てた書籍、論文、報告書等が紹介されています。

7月28日現在では、SARSを教訓とした中国の公的医療保険改革、タイの近代医療の歴史、感染症と国際協調に関する記事が掲載されています。

ウェブ資料展:途上国と感染症(ジェトロ・アジア経済研究所図書館)
https://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Column/Special/Infection.html

【イベント】3週間でオンライン開催に転換した図書館総合展の記録と報告(8/19・オンライン)

2020年8月19日、日本電子出版協会(JEPA)の主催により、オンラインセミナー「3週間でオンライン開催に転換した図書館総合展の記録と報告」が開催されます。

2020年11月にオンラインで開催される第22回図書館総合展に関して、営業・プレゼン・交流等はどのようにオンライン化可能か等について、図書館総合展運営委員会事務局の長沖竜二氏による講演が行われます。セミナーの概要については、以下の通りです。

・典型的にリアルなイベント“展示会”“フェスティバル”の今年
・デジタルリテラシー、あるのかないのか図書館業界
・対するのは、ウイルスか責任・説明か
・展示会における“リモート状態”のポジティブ化──むしろ拡がった可能性
・COVID-19を機に、変わるべし・変わりそう・変わるかも、な図書館界と展示会

YouTube LiveまたはZoomから参加可能であり、参加費は無料です。参加を希望する場合は、事前に申し込み(先着順)が必要です。

全国の自然史系博物館・大学による令和2年7月豪雨の被害を受けた人吉城歴史館(熊本県)所蔵の植物標本レスキュー支援活動が開始

2020年7月28日、全国の自然史系博物館・大学による令和2年7月豪雨の被害を受けた人吉城歴史館(熊本県)所蔵の植物標本のレスキュー支援活動の開始が発表されています。

同館所蔵の前原勘次郎氏が採集した植物標本が令和2年7月豪雨により水損被害受けたことから、人吉市の依頼により、熊本県および熊本県博物館ネットワークセンターがこの標本を搬出しましたが、水損した標本の数が約3万点という膨大な量であることから、迅速な保存処理を行うために、「植物系学芸員メーリングリスト」などを通じ全国の自然史関係機関に協力を依頼したところ、国立科学博物館が、東日本大震災時の被災標本修復を担った岩手県立博物館や西日本自然史系博物館ネットワーク等と連携して全国での分散対処の調整を行って、各機関が協働し水損した標本の修復に取り掛かるものです。

貴重な標本を救え!!全国の自然史系博物館・大学による「令和2年7月豪雨」植物標本レスキュー支援活動について(国立科学博物館,2020/7/28)[PDF:2ページ]
https://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/430769.pdf

【イベント】2020年度第1回J-STAGEセミナー「ジャーナルから見た研究データ:研究データ公開の意義」(8/28・オンライン)

2020年8月28日、2020年度第1回J-STAGEセミナー「ジャーナルから見た研究データ:研究データ公開の意義」が、ウェブ会議システムZoomによるオンラインセミナーとして開催されます。

2020年度のJ-STAGEセミナーは、オープンサイエンスの進展や研究不正の防止といった観点で、研究データの公開を重視する動きが増えていることから、年間テーマを「ジャーナルから見た研究データ」と定め、論文根拠データの公開に関する情報提供が実施される予定です。第1回セミナーでは、「研究データ公開の意義」をテーマに、研究データ公開が学術コミュニケーションにもたらす変化や、海外ジャーナルの動向等についての解説と共に、論文著者の研究データ公開に関する実践事例の紹介が行われます。

参加無料ですが事前申込が必要です。主な内容は以下のとおりです。

・開会挨拶

・「研究データ公開が学術コミュニケーションにもたらす変化」 (仮)
 倉田敬子氏(慶應義塾大学)

・「Research data and scholarly journals: developments, policy and implementation」
 Dugald McGlashan氏(INLEXIO)

東京大学総合図書館、公開済の「ピラネージ画像データベース」に検索機能・画像に関するデータ等を追加した「拡張版」を公開

2020年7月22日、東京大学総合図書館は、2019年9月にリニューアル公開済の同館所蔵貴重図書コレクション『ピラネージ版画集』をデジタル化した「ピラネージ画像データベース」について、検索機能・画像に関するデータ等を追加した拡張版を公開したことを発表しました。

「ピラネージ画像データベース」のオリジナル版は、1999年度から2003年度に実施された特別推進研究(COE)「象形文化の継承と創成に関する研究」により構築・公開されました。2019年9月に、東京大学総合図書館がこれを引き継いで、システム運用上の問題から公開が停止していた同データベースについて、画像とメタデータのみ提供する「シンプル版」として公開しました。その後、COEの当時の従事者から協力を得たことにより、オリジナル版の公開当初に提供されていた機能を全て搭載した「拡張版」公開が可能になった、としています。

内閣府、「統合イノベーション戦略2020」を公表

内閣府が2020年7月17日に閣議決定された「統合イノベーション戦略2020」を公表しています。

「統合イノベーション戦略2020」は、新型コロナウイルス感染症の拡大や大規模災害の発生、イノベーションをめぐる覇権争いの激化など、国内外の状況が著しく変化したこと、また、第201回国会において、人文・社会科学やイノベーションの概念を追加する改正科学技術基本法が成立したことを踏まえて、重点的に取り組むべき施策として策定されました。以下の4点が戦略の柱として盛り込まれています。

① 新型コロナウイルス感染症により直面する難局への対応と持続的かつ強靭な社会・経済構造の構築
② スタートアップ・エコシステム拠点都市の形成やスマートシティの実現と国際展開などの推進
③ 研究力を強化するための若手研究者の挑戦支援や、大学等の間での連携による世界に伍する規模のファンドの創設、人文・社会科学の更なる振興
④ AI、バイオ、量子技術、マテリアルといった基盤技術や、感染症や自然災害などに対する安全・安心に関する科学技術、環境エネルギーなど重要分野の取組の強化

稲城市立中央図書館(東京都)、「Zoomでミニビブリオバトル」を開催

2020年8月10日、東京都の稲城市立中央図書館が、ウェブ会議サービスZoomを使ってビブリオバトルを行う「Zoomでミニビブリオバトル」を開催します。

定員は5人で、参加にはビデオ通話のできる環境が必要です。参加申込者に対して招待メールが送られます。

【中央】Zoomでミニビブリオバトル(稲城市立図書館,2020/7/23)
http://www.library.inagi.tokyo.jp/index.php?key=joapuw1c1-554#_554

Zoomでミニビブリオバトル 進め方[PDF:1ページ]
http://www.library.inagi.tokyo.jp/?action=common_download_main&upload_id=5517

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)、「令和2年7月豪雨関連ページ」を開設

2020年7月22日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が、「令和2年7月豪雨関連ページ」を開設しました。

九州・長野・岐阜地区の資料保存利用機関等の状況確認結果や、資料保全活動に役立つ情報へのリンクが掲載されています。

全史料協 新着情報
http://www.jsai.jp/
※2020.7.22欄に「令和2年7月豪雨関連ページを公開しました」とあります。

令和2年7月豪雨関連(全史料協) 
http://www.jsai.jp/rescueA/202007rain/index.html

参考:
日本図書館協会(JLA)図書館災害対策委員会、令和2年7月豪雨に関する情報を掲載
Posted 2020年7月15日
https://current.ndl.go.jp/node/41503

京都大学、同大学構内に所在する登録有形文化財「尊攘堂」及び構内遺跡の調査・研究成果のオンライン公開を開始

2020年7月22日、京都大学は、同大学文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センターのウェブサイトにおいて、同大学構内に所在する登録有形文化財「尊攘堂」のパノラマツアー、及び同大学構内遺跡の調査・研究成果映像資料のオンライン公開を開始したことを発表しました。

同センター・京大文化遺産調査活用部門の資料室として、同大学構内における埋蔵文化財調査成果の保存・展示目的に使用されている尊攘堂は、2018年6月の大阪北部を震源とする地震で内部が損傷したことから閉室し、修復工事が進められていました。修復工事の完了により、2020年3月にリニューアル開室が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で現在も公開を見合わせていることから、360度のパノラマ写真を用いてリニューアル後の尊攘堂内部をオンラインで観覧可能な「尊攘堂パノラマツアー」が公開されました。「尊攘堂パノラマツアー」では、主要な展示品について詳細な画像と解説文とともに観覧することが可能となっています。また、同大学構内に所在する遺跡の調査・研究成果を一般向けに紹介する映像として、「京都大学キャンパスの遺跡」もオンラインで公開されています。

京都大学は、これらのオンライン公開は、同大学が遺跡の上に建つ大学であることの周知と、文化遺産への理解の啓発が目的である、としています。

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