写真

ザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館、写真25万点をWikimedia Commonsから提供

ドイツのザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館(Sächsische Landesbibliothek - Staats- und Universitätsbibliothek Dresden)が2009年3月31日、Wikipediaの姉妹プロジェクトであるWikimedia Commonsで、写真25万点をクリエイティブ・コモンズの表示-継承ライセンスで提供することを発表しています。ドイツ連邦公文書館による同種の試みに続くものです。

Commons:Deutsche Fotothek - Wikimedia Commons
http://commons.wikimedia.org/wiki/Commons:Deutsche_Fotothek

英・豪・Nzの国立図書館、国立公文書館が次々とFlickrに進出

米国議会図書館(LC)やオランダ国立公文書館などに続き、英国、オーストラリア、ニュージーランド各国の国立図書館や国立公文書館が次々と、デジタル化した写真をFlickrで公開する試みを開始しています。

Flickr: National Library of Scotland's Photostream
http://www.flickr.com/photos/nlscotland/
Flickr: National Library of Australia's Photostream
http://www.flickr.com/photos/national_library_of_australia/
Flickr: National Library of New Zealand's Photostream
http://www.flickr.com/photos/nationallibrarynz/

Flickr: The National Archives UK's Photostream
http://www.flickr.com/photos/nationalarchives/
Flickr: National Archives of Australia's Photostream

Wikipediaと英米の15美術館が協同で、美術館展示品の写真撮影コンテストを開催

Wikipediaが米国のスミソニアン・アメリカン・アート美術館、メトロポリタン美術館、英国のヴィクトリア&アルバート美術館など15美術館と協同で、美術館展示品の写真撮影コンテスト“Wikipedia Loves Art”を開催しています。これは、リストに掲げられたものを借りたり、探したりする借り物競争・宝探し“Scavenger Hunt”(英語では「ゴミ探し」)と銘打たれており、参加者(チームも可)は、事前に各美術館が指定した複数のテーマに合致する美術館展示品の写真を決められたルールに則ってできるだけ多く撮影し、Flickrに所定のタグをつけて、所定のクリエイティブ・コモンズのライセンスにしてアップロードします。どれだけ多くのテーマの写真を撮影したかという量と、またその写真の面白さ・美しさという質で評価され、各館ごとの優勝者には賞品(無料招待券、図録等)が与えられます。また優れた写真はWikipediaの記事ページに、撮影者の氏名つきで掲載される場合もあるようです。このイベントはバレンタインデーにちなみ、2月の1か月間行われています。

Wikipedia Loves Art
http://en.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:Wikipedia_Loves_Art

Flickr: Wikipedia Loves Art

図書館や公文書館所蔵の古い写真をウェブ公開することがもたらす利益

2009年1月19日付けNew York Times紙に、ドイツ連邦公文書館とWikipediaの連携、LCとFlickrの連携を例に取り上げ、古い、歴史的写真を多数所有する図書館や文書館が、写真をウェブ上に積極的に公開することの意味について論じた記事“Historical Photos in Web Archives Gain Vivid New Lives”が掲載されています。
貴重な写真をより多くの人と共有できるようになることに加え、ウェブコミュニティから寄せられる情報によって、図書館や文書館が書誌情報を十分把握できていない写真の素性を明らかにできる可能性があることの重要性が強調されています。

Historical Photos in Web Archives Gain Vivid New Lives
- New York Times 2009/1/18付けの記事

Google、ライフ誌掲載の写真1,000万点をオンライン公開へ

Google社は、写真グラフ誌“LIFE”と提携し、LIFEの写真アーカイブのオンライン公開を開始することを発表しました。これらの写真には、これまで一般に公開されていなかったものが非常に多く含まれているということです。古くは18世紀後半の写真コレクションも見ることができるほか、著名な写真家の作品や、さまざまな歴史的瞬間を捉えた写真をオンラインで閲覧できます。現在公開されている写真は200万点ほどだということですが、Google社は、ここ数ヶ月の間にLIFEのすべての写真アーカイブを追加し、1,000万点程度を公開するとしています。

LIFE Photo Archive available on Google Image Search
- Official Google Blog 2008/11/18付けの記事

オランダ国立公文書館、写真コレクションの一部をFlickrで公開

オランダ国立公文書館(Nationaal Archief)は、写真共有サイトFlickr上での、同館が所蔵する写真コレクションの一部公開を開始しました。オランダへの移民の写真、第一次および第二次世界大戦の写真、1928年アムステルダムで開催されたオリンピックの写真などが今後もアップロードされていくということです。

Nationaal Archief's photostream
http://www.flickr.com/photos/nationaalarchief

オランダ国立公文書館ニュースリリース(オランダ語)
http://www.nationaalarchief.nl/nieuws/nieuws/Nationaal_Archief_op_Flickr_The_Commons.asp?ComponentID=15674&SourcePageID=12907#1

広報などに写真を利用するとき、図書館員が気をつけておくべきこと

近年、図書館で開催されたイベントの写真を図書館のウェブサイトで紹介したり、写真共有サイトにアップロードしたりする図書館が増えていると思われますが、写真を使用したりアップロードしたりする際に、図書館員が気をつけておくべきことについて、Information Today誌が発行するニューズレター “Marketing Library Services”の記事がまとめています。
それによると、個人が特定できる写真を無断で使用した場合は、訴訟を起こされてしまう可能性があるため、(1)どのような目的で写真を使用するのか、(2)個人が特定できる写真かどうか、に基づき、必要な場合は、写真の使用について権利者に許諾をとる必要があるとしています。また、許諾書盛り込むべき事項、許諾書の保存期間などについても言及しています。
なおこの留意点は、米国のケースを基に作成されたものです。

20世紀初頭のチベットの写真等を大学図書館がデジタル化・公開(米国)

米国ウィスコンシン大学ミルウォーキー校図書館が、世界初となるラサのポタラ宮殿の写真を含む、1900年から1901年と1932年から1937年にそれぞれ撮影された、チベットの写真約900点と、19世紀末から20世紀初頭のチベットの地図10点をデジタル化し、ウェブサイトで公開しています。これらの資料は、米国地理学会の図書館が保管しているもので、1900年から1901年に撮影された写真は、当時のチベットを訪れたモンゴル人仏教徒によるもの、1932年から1937年に撮影された写真は、米国人の写真家・冒険家フォルマン(Harrison Forman)氏によるものだということです。20世紀初頭のラサは、外国人が足を踏み入れることを禁じていたため、これらの写真は非常に貴重なものとなっています。

LC-Flickrの写真公開プロジェクトにスミソニアンも参加

米国議会図書館(LC)と画像共有ウェブサイト"Flickr"が始めた歴史的写真の公開プロジェクト"The Commons"に、18の博物館等からなるスミソニアン協会(Smithsonian Institution)も参加すると発表しています。

すでに、アインシュタインの写真など800点を公開済みで、近く1200点追加する予定としています。

Smithsonian adds photos to Flickr Commons
http://news.cnet.com/8301-13580_3-9973041-39.html

Flickr: The Commons
http://flickr.com/commons/

スミソニアン協会の歴史的写真も「Flickr」で公開 - 「The Commons」計画 - マイコミジャーナル

カナダ国立図書館文書館、災害写真のサイト

カナダ国立図書館文書館が、カナダにおける自然災害の写真と説明を集めたサイト"SOS! Canadian Disasters"を公開しています。

SOS! Canadian Disasters
http://www.collectionscanada.ca/sos/index-e.html

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