英国

【イベント】平成30年度大学図書館シンポジウム「大学教育のICT化と著作権法改正: 学習資源のデジタル化と図書館資料の活用」(5/18・東京)

2018年5月18日、東京都新宿区の早稲田大学早稲田キャンパスにおいて、国公私立大学図書館協力委員会(JULIB)著作権検討委員会主催の、平成30年度大学図書館シンポジウム「大学教育のICT化と著作権法改正: 学習資源のデジタル化と図書館資料の活用」が開催されます。

教育の情報化に対応した権利制限規定の改定を含む、著作権法の一部を改正する法律案が国会に上程され、4月17日に衆議院で可決されたことから、教員から図書館資料の教材利用に関する図書館への問い合わせ等が今後増えることも予想されるなど、法改正を受けた補償金制度の概要や図書館における複製に係る第31条との関係について理解を深めておくことが必要であることから開催されるものです。

参加費は無料ですが、定員は82名で、事前の申し込みが必要です(先着受付順)。

内容は以下の通りです。

・挨拶   
荘司雅之氏(早稲田大学図書館事務部長)

・趣旨説明 
服部光泰氏(大学図書館著作権検討委員会主査、早稲田大学図書館)

・著作権法改正がもたらす大学図書館と著作権団体との関係の変化
森 一郎氏(東京大学附属図書館)

英国放送協会(BBC)、効果音のデジタルアーカイブ“BBC Sound Effects(Beta)”を公開

2018年4月17日、英国放送協会(BBC)が、“BBC Sound Effects”のBeta版を公開したと発表しています。

BBC Archiveが所蔵する効果音やフィールド・レコーディングに関する録音1万6,016点をWAVフォーマットで公開したものです。

公開されたデータは試聴できるほか、個人や教育・研究といった非商用目的であれば再利用も可能です。

@BBCArchive(Twitter,2018/4/17)
https://twitter.com/BBCArchive/status/986236214272389120

BBC Sound Effects(Beta)
http://bbcsfx.acropolis.org.uk/

EBSCO社、OA電子学位論文への検索・アクセスを提供するEBSCO Open Dissertationsを公開

2018年4月9日、EBSCO社はオープンアクセス(OA)の電子学位論文(ETD)を検索し、アクセスできるWebサービスEBSCO Open Dissertationsを公開しました。

同サービスは2017年11月に、EBSCO社がBiblioLabs社と協同で立ち上げを発表したもので、OAのETDへのアクセス・検索性向上を目的とするものです。サービス提供開始時点で4カ国・30以上の機関が参加しており、80万本以上のETDが検索対象となっています。

Open Dissertations Project from EBSCO Information Services Goes Live(EBSCO、2018/4/9付け)
https://www.ebsco.com/news-center/press-releases/open-dissertations-project-from-ebsco-information-services-goes-live

Springer Compact(オフセット契約)によるオープンアクセス(OA)の状況

2018年3月22日、オープンアクセス(OA)におけるAPC(論文処理加工料)の透明性が高く、効率的な管理体制の構築を目的とするドイツの団体INTACTが、Springer Nature社のオフセット契約モデルSpringer CompactによるOAの実現状況に関する調査結果をブログで公開しました。

オフセット契約とは電子ジャーナルのビッグディール費用とAPCを一括して機関が支払うモデルです。INTACTの調査では、オーストリアの大学図書館協会、ドイツのマックス・プランク・デジタル・ライブラリ(MPDL)、オランダのVSNU、スウェーデンのBibsamコンソーシアム、そしてイギリスのJISCのデータを用い、2016~2017年のSpringer Compact対象雑誌について、OA論文の割合や、そのうちオフセット契約の結果OAになったものの割合等を調査しています。

米国化学会(ACS)、化学分野のプレプリントサーバーChemRxivを支援するため、英国王立化学会(RSC)、ドイツ化学会(GDCh)と提携

2018年3月20日、米国化学会(ACS)は、化学分野のプレプリントサーバーChemRxivの財政的・戦略的発展を支援するため、英国王立化学会(Royal Society of Chemistry:RSC)、ドイツ化学会(Gesellschaft Deutscher Chemiker:GDCh)と提携することを発表しました。

剽窃のチェックなどの新しい機能も実装されるようです。

この提携により、ChemRxivは化学分野の研究コミュニティによるプレプリントサーバーとなり、引き続きChemRxivが維持され、化学コミュニティのニーズを満たすことができるだろうとしています。

独マックス・プランク協会、英IOP Publishingとオープンアクセスパイロット契約を締結 ハイブリッドOAのAPCを一括管理

2018年3月7日、英IOP Publishingは独マックス・プランク協会(Max-Planck-Gesellschaft)とオープンアクセス(OA)を推進する新たなパイロット・ライセンス契約を結んだことを発表しました。

このパイロット・ライセンス契約においては、いわゆるハイブリッドOAのためのAPC(論文処理加工料)を雑誌購読料とまとめて処理することになります。マックス・プランク協会の研究者がIOPの雑誌(有料の雑誌)で論文を発表する場合、追加の手続き等は一切なく、当該論文はハイブリッドOA化されます。

Max-Planck-Gesellschaft to grow open access publishing with IOP(IOP Publishing、2018/3/7付け)
http://ioppublishing.org/news/max-planck-gesellschaft-to-grow-open-access-publishing-with-iop/

大学・研究図書館協会の国際的な連合体IARLA、行動規範(values statement)を発表

2018年3月5日、カナダ研究図書館協会(CARL)・オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)・欧州研究図書館協会(LIBER)・英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)による大学・研究図書館協会の国際的な連合体“International Alliance of Research Library Associations” (IARLA) が、行動規範(values statement)を発表しました。

研究や学習のための公共財であること、研究や学習のための情報へのグローバルなアクセスを第一に考えること、公共財として情報資源の管理・生産・保存を重視すること、学問の自由・知的自由を原則とすること、多様性・包摂性を重視すること、職務基準・倫理基準を遵守すること、を掲げています。

図書館が、研究や学習に役立つ一連のサービスを実施する最良の機関であることを示すことも目的としており、全ての研究図書館が、キャンパス内の関係者や他の研究機関等との交渉において利用することを推奨しています。

英国のウェルカム・トラスト、オープンアクセス(OA)ポリシーの全体的な見直しを発表

2018年3月5日、英国のウェルカム・トラストが、オープンアクセス(OA)ポリシーの全体的な見直しを初めて行なうと発表しました。

見直しの背景として、学術コミュニケーションの変化、OA化のためのコストの上昇など、研究論文の公開に関してこの10年間で大きな変化があったことをあげています。

ウェルカム・トラストがOAポリシーを推進する目的は、人間の健康を改善するという同団体の使命を果たすことにありますが、今回の見直しでは、完全なOAへの移行の支援、準拠するのにできるだけ明瞭・完結であること、ポリシー遵守のコストが校正でバランスの取れたものであること、の3点を目標に加えるとしています。

見直しはウェルカム・トラスト内で6か月かけて実施されますが、作業の参考とするため、オンライン調査や関係機関との相談、英国研究会議(RCUK)・英高等教育助成会議(HEFCE)のOAポリシーの調査等がおこなれます。

またOAポリシーが変更された場合、適用まで十分な時間を確保するとしています。

研究データ管理計画書作成支援ツール“DMPTool”のVer.3が公開

2018年2月27日、研究データ管理計画書の作成を支援する“DMPTool”のVer.3の公開が発表されています。

米・カリフォルニア大学のDMPToolと英・Digital Curation CentreのDMP Onlineという二つの研究データ管理計画書作成支援ツールを統合したものです。

Ver.3では、助成機関の助成要件情報の更新、インターフェイスの変更、各種ガイドの公開等が行われているほか、今後、スペイン語・フランス語・ドイツ語・ブラジルポルトガル語・日本語への翻訳が予定されています。

New DMPTool launched today!(DMPTool Blog,2018/2/27)
https://blog.dmptool.org/2018/02/27/new-dmptool-launched-today/

DMPTool
https://dmp.cdlib.org/

Google Arts & Cultureで、英国図書館(BL)のハリー・ポッター20周年記念展示のオンライン版が公開

英国図書館(BL)が2018年2月28日まで開催している、ハリー・ポッター20周年記念展示“Harry Potter: A History of Magic”のオンライン版が、2018年2月27日、Google Arts & Cultureで公開されました。

公開時点では6か国語(英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・ヒンディー語・ブラジルポルトガル語)に対応しています。

With just a flick of a wand, “Harry Potter: A History of Magic” is on Google Arts & Culture(Google,2018/2/27)
https://www.blog.google/topics/arts-culture/just-flick-wand-harry-potter-history-magic-google-arts-culture/

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