公立図書館

韓国・釜山図書館、国内外12種類の学術データベースの提供を開始:DBpiaと国外4点のデータベースについては館外からも利用可

2020年11月19日、韓国・釜山広域市は、代表図書館(当該地域の図書館施策を策定・施行し、関連サービスを体系的に支援する図書館)である釜山図書館において、国内外12種類の学術データベースの提供を開始すると発表しました。

提供されるのは、国内8点(DBpia・KISS・e-article・SCHOLAR・KRpia・KoreaA2Z・韓国国立中央図書館原文DB・韓国国会図書館原文DB)、国外4点(ProQuest Central・Ebook Central・Music and Dance Online・Classical Scores Library)のデータベースです。

DBpiaについては同館以外の所管する38の公共図書館でも利用可能とするほか、DBpiaと国外4点のデータベースについては、同館の会員は、釜山広域市電子図書館を通じて館外からも利用できます。DBpiaの館外閲覧は新型コロナウイルス感染症対応として2020年末までの提供です。

韓国の公共図書館においてProQuest Centralを提供するのは初めてと発表されています。

ハンブルク州立・大学図書館(ドイツ)、1597年にハンブルクで初めて印刷された高地ドイツ語版のルター訳聖書を新規受入

2020年11月4日、ドイツのハンブルク州立・大学図書館(Staats- und Universitätsbibliothek Hamburg)は、1597年にハンブルクで初めて印刷された高地ドイツ語(Hochdeutsch)によるマルティン・ルターのドイツ語訳『新約聖書』を、新規に受入したことを発表しました。

同館が受入したルター訳聖書は高さ10センチメートル程度の小冊子で、ハンブルクで印刷された中では最も古い高地ドイツ語による新約聖書です。ザクセン・アンハルト州のヴィッテンベルクをはじめとする他地域では、1522年から高地ドイツ語による新約聖書が普及していましたが、ハンブルクでは盛んに用いられていた低地ドイツ語(Niederdeutsch)版のみ印刷されることが数十年続いていました。

16世紀末頃までにハンブルクで高地ドイツ語が浸透したため、需要に応えて高地ドイツ語版の『新約聖書』が1597年に印刷されました。1598年には同じ印刷業者がハンブルクで初めてルターの『小教理問答書』の高地ドイツ語版を印刷していますが、この刷も同館の入手した高地ドイツ語版『新約聖書』に合冊されています。

多気町立勢和図書館(三重県)、「おいしいね本大賞inたき」プロジェクトを実施中:町内の飲食店等が紹介する図書を展示し投票上位本を地元書店で販売

三重県の多気町立勢和図書館が、2020年11月8日から12月27日まで、「おいしいね本大賞inたき」プロジェクトを実施中です。

町内の飲食店等が紹介する「おいしいね本」を展示しており、児童書・小説・ノンフィクションの3部門で、読みたいなと思った本の投票を受け付けています。

大賞は2021年1月に発表予定で、各部門の上位3冊と大賞本は、地元書店で販売されます。

@seiwalib(Facebook,2020/11/7)
https://www.facebook.com/seiwalib/posts/3744725938911829

「おいしそう」読んで元気に 多気・勢和図書館、食テーマに本紹介(47NEWS(中日新聞),2020/11/11)
https://www.47news.jp/5481186.html

【イベント】地図から紐解き、編み直す地域情報(12/1・長野/塩尻/オンライン)

2020年12月1日、県立長野図書館と塩尻市立図書館の主催により、「地図から紐解き、編み直す地域情報」が開催されます。

誰もがアクセス可能なデジタルデータ・コンテンツを軸に、公共図書館が果たす役割を改めて考えることを目的としたイベントです。

県立長野図書館、塩尻市立図書館での会場参加ほか、オンラインでの参加が可能です。参加を希望する場合は事前の申し込みが必要であり、会場参加の定員は各20人です。

当日のプログラムは以下を予定しています。

・講演1「地域の再発見から情報を繋ぎ直す」
諸田和幸氏(アーバンデータチャレンジ長野ブロック・伊那市地域おこし協力隊)

・講演2「地理院地図を活用して地域を紐解く」
高橋陽一氏(アーバンデータチャレンジ実行委員・東洋大学公民連携専攻 客員教授)

・「信州ナレッジスクエア」の紹介、参加者によるディスカッション

京都市図書館、京都府立植物園の催し「秋は植物園」に参加:園内で植物に関する児童書・絵本の貸出や紙芝居の実演を実施

2020年11月14日、京都市図書館は、京都府立植物園(京都市左京区)の催し「秋は植物園」に参加することを発表しました。

「秋は植物園」は、2020年11月21日・22日に京都府立植物園の大芝生地で開催される催しです。植物園内の紅葉の下で、自然の素材を使った手作り体験会等が行われます。京都市図書館は21日の催しへ参加します。

同館は出前事業専用軽ワゴン車「青い鳥号」に積まれた、植物に関する児童書・絵本とともに参加します。「青い鳥号」に積まれた資料は、同館の図書館カードがあればその場で貸出することも可能です。また、同館職員による紙芝居の実演も予定されています。

「秋は植物園」および同館の事業に参加するためには、植物園への入園料が必要です。

足立区立佐野図書館(東京都)、「魔法使い養成講座」を開催:同館所蔵資料を用いて覚えた手品をおはなし会で披露

東京都の足立区立佐野図書館が「魔法使い養成講座」を開催します。

対象は小学生で、2020年12月12日に、同館にある魔法(手品)に関する本を用いてトランプを使った魔法(手品)を覚え、12月16日に開催されるおはなし会で覚えた魔法(手品)を披露する講座です。受講者はトランプを持参する必要があります。

講座は先着5人までで、費用は無料です。

魔法(手品)が披露されるおはなし会は誰でも参加が可能です。

佐野図書館:魔法使い養成講座 魔法のクリスマスおはなし会(12月12日、16日)(足立区,2020/11/10)
https://www.city.adachi.tokyo.jp/toshokan/chiikibunka/toshokan/202201212sano.html

鹿児島市、鹿児島市立まちなか図書館(仮称)におけるサウンディング型市場調査の結果を発表

2020年11月16日、鹿児島市が、鹿児島市立まちなか図書館(仮称)におけるサウンディング型市場調査の結果を発表しています。

同市では、天文館地区に整備予定の再開発ビル内に既存の市立図書館とは別に中心市街地のにぎわい創出にもつながる新たな図書館を整備することとし、2019年12月には「鹿児島市立まちなか図書館(仮称)基本計画」を策定しています。

2020年度は、同計画に基づき「鹿児島市立まちなか図書館(仮称)サービス計画」等の検討を行っており、今回のサウンディング型市場調査は、その一環として実施したものです。

鹿児島市立まちなか図書館(仮称)におけるサウンディング型市場調査の結果(鹿児島市,2020/11/16)
http://www.city.kagoshima.lg.jp/kyoiku/kanri/tosyokan/01matinaka/201115_saundingkextuka.html

米・ボストン公共図書館(BPL)、 人種的公平(Racial Equity)に関する活動計画を策定

2020年11月10日、米・ボストン公共図書館(BPL)が、評議員会(Board of Trustees)において、人種的公平(Racial Equity)に関する図書館の声明および活動計画が承認されたと発表しています。

同文書は、公衆衛生上の危機としての人種差別に関する市長の声明に沿って起草されたもので、図書館職員・評議員会・市長の公平性に関する専門スタッフの意見を取り入れて策定されました。同館が反人種差別組織の組織となるためのコミットメントを確立し、図書館業務における明確な次の段階を示すものです。同館では現在、表現や包摂性・多様性を通じて有色人種の声を高めることに意図的に焦点をあててBPLの蔵書が構築されていることを保証するため、収集方針を見直しています。

また、同取組を支援するため、BPLの慈善活動部門であるボストン公共図書館基金(BPLF)が、7万5,000ドルの匿名の助成を受けたとしています。助成は、Black Lives Matterや反人種差別に関する図書の利用増に対処するため、新タイトルの購入や複本の購入、ライセンスの追加に用いられました。

電子出版制作・流通協議会(電流協)、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2020年10月01日)」を公表

2020年11月5日、電子出版制作・流通協議会(電流協)が、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2020年10月01日)」を公表しました。

前回2020年7月1日時点と比較して、実施自治体は14増加し114自治体、電子図書館(電子書籍貸出サービス)は14増加し111館となっています。

電流協 お知らせ
https://aebs.or.jp/
※2020年11月5日欄に「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2020年10月01日)公表の件」とあります。

電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2020年10月01日)(電流協)
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html

鶴ヶ島市立中央図書館(埼玉県)、「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を見ながら伝統行事を学ぶ児童向け企画「つるがしまてくてく歩き 行くぜ!脚折雨乞」を開催

2020年12月6日、埼玉県の鶴ヶ島市立中央図書館が児童向けの企画として、「つるがしまてくてく歩き 行くぜ!脚折雨乞」を開催します。

「脚折雨乞」は、竹とわらで作られた巨大な龍蛇が市内を練り歩き降雨を祈願する雨乞い行事で、江戸時代から続く鶴ヶ島市の伝統行事です。「つるがしまてくてく歩き 行くぜ!脚折雨乞」は、「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を見ながら、行事で龍蛇が歩くルートと同じ、市内の白髭神社・善能寺・雷電池の約2キロのルートを歩いて行事の内容を学ぶ企画として開催されます。

参加には申し込みが必要です。小学校3年生から6年生の児童(保護者同伴が必須)が申込対象で、定員は先着10組です。

【中央児童イベント】12月6日開催「つるがしまてくてく歩き 行くぜ!脚折雨乞」のお知らせ(鶴ヶ島市立図書館,2020/11/6)
https://www.tsurugashima-lib.jp/news.php?id=597

ページ