国際連合

国際図書館連盟(IFLA)、国連SDGsの一部としての情報への有意義なアクセスの進捗状況に係る報告書の2019年版を公表

2019年5月23日、国際図書館連盟(IFLA)が、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の一部としての、情報への有意義なアクセスの進捗状況に係る報告書“Development and Access to Information Report”の2019年版(DA2I 2019 Report)を公表しました。

図書館が社会的・経済的に包摂的な社会を促進したと評価される事例調査を共有するために、米・ワシントン大学のTechnology and Social Change Groupと連携して作成されたものです。

その年の「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム(HLPF)」で取り上げられた開発目標に焦点を当てており、2019年版では、情報へのアクセスが「4: 質の高い教育をみんなに」「8: 働きがいも経済成長も」「10: 人や国の不平等をなくそう」「13: 気候変動に具体的な対策を」「16: 平和と公正をすべての人に」といった目標の達成を如何に促進するかについて特集しています。

世界情報社会サミット(WSIS)のユネスコ(UNESCO)が組織するセッションで、電子リソースプラットフォームの世界規模での連合GLOALLが発足

2019年4月8日にスイス・ジュネーブで開催された世界情報社会サミット(WSIS)のユネスコ(UNESCO)が組織するセッションで、日本のJ-STAGEを含む、世界の6つの電子リソースプラットフォーム(AmeliCA、AJOL、Érudit、J-STAGE、OpenEdition、SciELO)は、多文化・多主題・多言語的な手法のもと、科学的知識の民主化のために協力することに合意しました。

これを受けて、科学的・学術的知識は国連の持続可能な開発目標(SDGs)達成に不可欠な世界的公共財であるという原則の下、プラットフォームの世界規模での連合としてGLOALL (Global Alliance of Open Access Scholarly Communication Platforms) が発足しました。

GLOALLはあらゆる場所、主題、言語で生産された知識の民主化を促進することに加えて、多言語による学術情報流通の基準、製品、サービスの開発の促進を目指すものです。

欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)、“A Library Manifesto for Europe”に署名

2019年3月20日、欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)は“A Library Manifesto for Europe”に署名したことを発表しました。

“A Library Manifesto for Europe”は、国際図書館連盟(IFLA)がコーディネートしている活動であり、ヨーロッパにおける図書館の役割を簡潔に要約した声明を発表しています。 誰もが情報資源にアクセスできることの保証、オープンサイエンス支援の場、国連の持続可能な開発目標の達成等が主要な内容です。

この声明は、ウェブサイト上で、英語版だけでなく、スペイン語版、フランス語版、ドイツ語版が公開されています。

“A Library Manifesto for Europe”には、EBLIDAのほか、欧州研究図書館協会(LIBER)、Public Libraries 2030、SPARC Europeがパートナーに名を連ねています。

韓国図書館協会(KLA)が「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する図書館での実践事例を募集:事例集を作成し国内外に配布

2019年4月3日、韓国図書館協会(KLA)が、国際連合(UN)の「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する図書館(国立・公共・大学・専門・学校等)での実践事例の募集を開始しました。

KLAでは、集められた情報に基づいて『事例集』を作成し、国内の図書館及び、2019年のIFLA年次大会において海外の関係機関に配布し、国内外で共有することで、持続可能な開発の拡散及び活性化の契機とすることを目的としています。

募集期間は5月15日までです。

[안내]지속가능발전목표(SDGs)에 관한 도서관 실천사례 공모 안내(KLA,2019/4/3)
https://kla.kr/jsp/info/association.do?procType=view&f_board_seq=56732

京都外国語大学に京都国連寄託図書館が設置される

2019年4月10日、京都外国語大学の国際交流会館(9号館)2階に、京都国連寄託図書館が同大学のアジア関係図書館に併設して設置されることが発表されています。

プレスリリースによると、京都国連寄託図書館は1956年に国連から指定を受け、関電ビル・京都新聞社ビル・立命館大学へと設置されてきましたが、2018年3月の立命館大学での利用提供終了を受け、同大学に開設されます。他の国連寄託図書館が国公立図書館、大学図書館などの下に設置指定を受けているのとは異なり同大学と日本国際連合協会京都本部が協力して管理・運営されます。

資料数は6万冊で、館内閲覧のみの利用ですが、学内外の学生のほか一般市民も利用可能です。

(取材案内)京都外国語大学に京都国連寄託図書館を設置(共同通信PRワイヤー)(毎日新聞,2019/4/3)
https://mainichi.jp/articles/20190403/pls/00m/020/521000c

国際連合(UN)の“SDG Book Club”、「持続可能な開発目標(SDGs)」の「1 貧困をなくそう」に関する子ども向け図書リストを公表

国際連合(UN)の“SDG Book Club”が、「持続可能な開発目標(SDGs)」の「1 貧困をなくそう」に関する子ども向け図書リストを公表しました。

英語版では以下の3冊が公表されており、その他、アラビア語版・中国語版・フランス語版・ロシア語版・スペイン語版でも各言語の図書が各々公表されています。

・Serafina's Promise
・Last Stop on Market Street
・A Chair For My Mother(かあさんのいす)

@unpublications(Twitter,2019/4/3)
https://twitter.com/unpublications/status/1113104656476114944

First SDG Book Club Selection Available(IFLA,2019/4/2)
https://www.ifla.org/node/92084

国際連合(UN)の“SDG Book Club”、「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する子ども向け図書リストを2019年4月から毎月発表:国際出版連合(IPA)・国際図書館連盟(IFLA)等が協力

2019年3月12日、国際連合(UN)は、2018年9月に発足した“SDG Book Club”が、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」について子ども(6歳から12歳)が学び、実際に行動することを促すことを目的に、国連の公用語6言語によるSDGsに関する図書リストを4月から毎月発表すると発表しました。

ボローニャ・ブックフェアの開催中、「国際子どもの本の日」である4月2日に最初の選定図書として「目標1」に関するリストが発表され、2020年9月の「目標17」まで17か月間にわたって発表されます。

図書選定にあたっては、国際出版連合(IPA)・国際図書館連盟(IFLA)・European and International Booksellers Federation(EIBF)・国際児童図書評議会 (IBBY) ・ボローニャ・ブックフェアが協力しています。

【イベント】情報・システム研究機構シンポジウム2018「SDGsに向けた新しい取り組み~データサイエンスによる日本からの貢献~」(2/8・東京)

2019年2月8日、東京大学伊藤謝恩ホール(東京都文京区)において、情報・システム研究機構シンポジウム2018「SDGsに向けた新しい取り組み~データサイエンスによる日本からの貢献~」が開催されます。

シンポジウムでは、データサイエンスの最先端研究に取り組む同機構の研究者による講演や、同機構との分野融合研究が進む国文学研究資料館のロバート・キャンベル館長による講演が行われます。

参加費無料(要申込・先着順)です。主なプログラムは以下のとおりです。

”Apples and Oranges” 混ぜたら何ができる?~異分野融合でさらなる発展を~
ロバート・キャンベル氏(人間文化研究機構 国文学研究資料館 館長)

世界最北のエンジニアの現場のお話~極域研究を救うデータサイエンス~
照井健志氏(情報・システム研究機構 国立極地研究所 特任研究員)

日本DNAデータバンク・これまでの30年とこれから〜国際連携による巨大生命情報基盤へのデータ集約とそれにまつわる諸問題〜
中村保一氏(情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 教授)

名古屋大学附属図書館、ミニ展示「持続可能な開発目標(SDGs)」を開催中:学生が企画したSDGsの世界をカードゲームで体感できるワークショップも実施

名古屋大学附属図書館が、2018年12月11日から2019年1月11日にかけて、ミニ展示「持続可能な開発目標(SDGs)」を開催しています。

また、2019年1月10日には、名古屋大学の学生が企画した、図書館をプラットフォームにSDGsの世界をカードゲームで体感できるワークショップが実施されます。事前の申し込みが必要で参加費は500円です。

@Nagoya.Univ.info.lib.kikin(Facebook,2018/12/16)
https://www.facebook.com/Nagoya.Univ.info.lib.kikin/posts/563898864036033

英国図書館情報専門家協会(CILIP)、国連の持続可能な開発目標(SDGs)への図書館の貢献を紹介

英国政府が国連の持続可能な開発目標(SDGs)のレビューを実施し、その一環として、2018年11月16日を締切に、同目標達成に貢献する事業についての情報提供を個人や団体に呼びかけています。

そのことを受け、10月31日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)は、図書館が、目標の3(すべての人に健康と福祉を)、4(質の高い教育をみんなに)、5(ジェンダー平等を実現しよう)、8(働きがいも経済成長も)、9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、10(人や国の不平等をなくそう)、11(住み続けられるまちづくりを)、16(平和と公正をすべての人に)、17(パートナーシップで目標を達成しよう)において重要な役割を果たしていることがUKSSD(英国のSDGs推進のための組織横断的なネットワーク)が最近まとめた報告書“Measuring up: How the UK is performing on the UK Sustainable Development Goals”で明らかになったと紹介しています。

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