マンガ

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、20世紀初期の同国のマンガ制作者に関する情報提供を呼びかけ

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)が2020年10月1日付のブログ記事で、20世紀初期に同国で制作されたマンガの著者を特定する目的で、同館への情報提供を呼びかけています。

ニュージーランドでは、1920年代から1930年代にかけて地方の新聞紙面等で子ども向けを中心としたマンガの制作・掲載が始まりました。この時期のマンガ制作者は後に著名になった人物が数人確認されるものの、大半については制作者不明となっています。

NLNZはこうした制作者不明のマンガについて、制作者が誰か、制作の動機は何か、制作には何が影響を与えたのかなどを特定するために、代表的な作品を記事上で示しながら、心当たりのある作品についての情報提供を呼びかけています。NLNZへの情報提供は、図書館宛の質問フォーム、またはブログ記事内でのコメントにより行うことができます。

Early comics — who are they?(NLNZ,2020/10/1)
https://natlib.govt.nz/blog/posts/early-comics-who-are-they

明治大学米沢嘉博記念図書館、同館ウェブサイト上で「インターネットで見る 園山俊二展 ~家族・自然・冒険~」を開催中

明治大学米沢嘉博記念図書館(東京都千代田区)が、2020年9月25日から「インターネットで見る 園山俊二展 ~家族・自然・冒険~」を開催しています。

漫画家・園山俊二氏の原画からスキャンされた100点以上の原稿や、「がんばれゴンベ」「ギャートルズ」など1エピソード分の同氏の代表作、同氏の出身地である島根県松江市に関するコンテンツ、展示のみどころの映像紹介等が同館ウェブサイト上で展示されています。

明治大学に所属する学生・教職員は、2020年9月25日から10月19日、または10月31日から11月20日までの期間に、事前予約制により同館1階の企画展示コーナーで原画を鑑賞することができます。

E2304 - フランスの図書館ではどのような本が読まれているのか?

2020年6月5日,フランス文化省は2019年版の“ Baromètre des prêts et des acquisitions dans les bibliothèques de lecture publique”を発表した。これは,公共図書館における資料の貸出・購入実績の年次動向調査の報告書であり,2014年に開始された同調査の6回目にあたる。なお,本稿では「公読書のための図書館(les bibliothèques de lecture publique)」を便宜上「公共図書館」と意訳した。「公読書(lecture publique)」とは,市民の読書の機会保障を国や自治体の責務として位置づけるフランス行政独自の概念であり,その主な担い手は公共図書館である。

「角川武蔵野ミュージアム」が2020年8月1日にプレオープン:「グランドギャラリー」「マンガ・ラノベ図書館」等がオープン

2020年7月2日、株式会社KADOKAWAは、公益財団法人角川文化振興財団が、同社と所沢市(埼玉県)が共同で進めるプロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設「ところざわサクラタウン」内の「角川武蔵野ミュージアム」のプレオープンを2020年8月1日に決定したと発表しています。

同ミュージアムは、図書館・美術館・博物館が融合する文化複合施設として隈研吾氏が設計したもので、8月1日のプレオープン時には1階の「グランドギャラリー」「マンガ・ラノベ図書館」および2階のカフェがオープンするほか、10月15日まで竣工記念展「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」が開催されます。

マンガ・ラノベ図書館は、約2.5万冊の書籍があり、ラノベやマンガの分類ジャンルの開発など多彩なアプローチでラノベ・マンガの魅力を発信するとしています。

グランドオープンは2020年11月6日が予定されています。

豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(東京都)、2020年7月7日に開館

2020年6月18日、豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(東京都)が、2020年7月7日に開館すると発表されました。当面の間、新型コロナウイルス感染症拡大対策のため入館は予約制です。

同ミュージアムは、トキワ荘の持つ歴史的意義や文化的価値の再評価と、マンガ・アニメを核とする地域文化の継承・発展を目的としています。当初は3月22日開館予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため延期されました。

また、6月22日付で掲載されたお知らせには、37.5度以上の発熱や風邪の症状がある人は来館を避けること、マスクの着用や咳エチケット等、来館に際しての留意点や、入口での検温をはじめとした同館で行われている新型コロナウイルス感染症拡大防止の取組が記載されています。

開館日決定のお知らせ(豊島区立トキワ荘マンガミュージアム, 2020/6/18)
https://tokiwasomm.jp/news/2020/06/post-10.php

「高知まんがBASE」が2020年4月1日にオープン:まんが文化に関する情報発信・人材育成・交流の場の拠点

2020年4月1日、同日に開館した高知県立公文書館の一部を活用して、「高知まんがBASE」が開設されました。

「高知まんがBASE」は、全国に先駆けて「まんが王国」を宣言し、まんが文化の振興に取り組んできた高知県における、新たなまんが文化に関する情報発信・人材育成・交流の場の拠点として開設されました。約7,000冊のまんがを読める読書コーナー、アナログ・デジタルの両方でまんがが描けるまんがルームなどが設置されています。また、「まんが王国・土佐」の紹介として高知県に縁のある漫画家のサイン展示やまんが作画体験のためのデジタル機器貸出なども行われています。

【令和2年4月1日オープン】まんが王国・土佐情報発信拠点「高知まんがBASE」(高知県,2020/3/31)
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/141701/2020033100438.html

高知まんがBASE
http://www.kochi-mangabase.jp/

マンガ・アニメ・ゲーム・メディアアートの「研究の手引き」が公開:「文化庁メディア芸術連携促進事業」の一環として行われたプロジェクトの成果

メディア芸術に関する情報を掲載する文化庁のウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ」の2020年3月5日付け記事に、マンガ・アニメ・ゲーム・メディアアートの4分野における「研究の手引き」のPDF版が掲載されています。

これらの手引きは、「文化庁メディア芸術連携促進事業」の一環として、2015年度から2019年度にかけて実施されたプロジェクト「研究マッピング」の成果として制作されたとあります。

2019年度メディア芸術連携促進事業 研究マッピング「研究の手引き」(メディア芸術カレントコンテンツ, 2020/3/5)
https://mediag.bunka.go.jp/article/article-16068/

「これも学習マンガだ!」実行委員会、「マンガの図書館利用に関するアンケート」の調査結果を公表

2020年2月28日、新しい世界の発見や学びにつながるマンガを選出・発表し、作品を国内外の読者に届ける事業「これも学習マンガだ!」の実行委員会は、岐阜県下の高等学校及び特別支援学校の司書を対象として実施した「マンガの図書館利用に関するアンケート」の調査結果を発表しました。

同アンケートは、「これも学習マンガだ!」事務局長・山内康裕氏が、岐阜県高等学校教育研究会図書館部会研究大会(2019年11月開催)で講演を行った際、その参加者事前課題として実施されたものです。回答者は64名でした。

調査概要では、調査対象として以下の内容が示されています。

・高校図書館ではマンガをどれくらい扱っているか
・高校図書館ではどんなマンガを扱っているか
・高校図書館ではどんなマンガが読まれているか
・マンガと図書館利用者数の関係について
・マンガと一般書利用の関係について
・マンガを教育に活かす可能性について
・高校図書館におけるマンガの有用性と課題

【イベント】デジタルアーカイブ産学官フォーラム(2/26・東京)

2020年2月26日、国立国会図書館東京本館(東京都千代田区)において、内閣府知的財産戦略推進事務局が主催するデジタルアーカイブ産学官フォーラムが開催されます。

特にデジタルアーカイブの長期保存/長期利用保証、利活用促進の問題に焦点を当てた内容となっており、産学官の関係者とアーカイブ機関の取組、課題等について情報共有・意見交換が行われます。また、ジャパンサーチの正式版公開に向け、試験版の機能拡充、活用事例の共有を行うとしています。

参加費無料であり、定員300人(要事前申込み、先着順)です。当日の主な内容は次のとおりです。

〇第1部(プレゼン)
〈コンテンツのデジタル化と保存について〉
・原画(漫画)に忠実なデジタルデータ化とその利活用事例について
横手市増田まんが美術館
・映画フィルムのデジタル化とデジタルリマスターの取り組みについて
株式会社KADOKAWA/国立映画アーカイブ

〇第2部(好事例発表とパネルディスカッション)
〈利活用促進について〉
・企業アーカイブおよび公的アーカイブ機関の利活用事例について

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