マンガ

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館の過去10年間の貸出しデータを用いて行なった小中高生に人気のある図書の分析結果を発表

2019年8月7日、韓国国立中央図書館(NLK)が、全国844の公共図書館の過去10年間の貸出しデータ約7億9千万件を用いて行なった小中高生に人気のある図書の分析結果を発表しました。

小学生では、キム・ヨンジュ『チャジャン麺・ちゃんぽん・酢豚(짜장 짬뽕 탕수육)』、イ・ヨンソ『本と戯れる家』が過去10年にわたってよく読まれてきたこと、人気貸出図書上位500位のうちシリーズ作品や学習漫画が80%を占めること(ただし高学年になるほど単行本・シリーズ作品の割合が増える)等が指摘されています。

中高生に関しては、人気がある本は、シン・ギョンスク『母をお願い』であること、人気貸出図書上位500位のうち文学の割合が圧倒的に多く(74.8%)、社会科学(7%)・自然科学(6%)・哲学(2.6%)と続くこと、最近1年間では進路関係の図書の貸出が多くなっていることや、人気貸出図書から言葉遣い・環境問題・社会問題にも関心を示していることがわかること、などが指摘されています。

宮城県図書館、「漫画家生活40周年記念 いがらしみきお展」の開催を発表

宮城県図書館が、宮城県加美町中新田出身で、仙台市在住の漫画家いがらしみきお氏の企画展「漫画家生活40周年記念 いがらしみきお展」を同館展示室で開催すると発表しています。

いがらし氏の漫画家生活40年にスポットを当てた企画展であり、いがらし氏が同館に寄贈した代表作『ぼのぼの』キャラクター入り直筆サイン色紙10枚や、同館が所蔵するいがらし氏の作品等が展示されます。

入場無料であり、開催期間は、2019年6月15日から9月8日までのうち図書館開館日の午前9時から午後5時までです。

【予告】漫画家生活40周年記念「いがらしみきお展」開催について(宮城県図書館)
http://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1371-20190615-0908.html

米・サウスカロライナ大学に18万点のコミックスコレクションが寄贈される

2019年5月1日、米・サウスカロライナ大学(University of South Carolina)はオハイオ州の個人収集家Gary Lee Watson氏から、同氏が収集した14万3,000点のコミックス、2万点の雑誌、1万5,000点のペーパーバック、5,000点のパルプ誌を含む合計18万点のコミックスコレクションが寄贈されたことを発表しました。

寄贈されたコレクションには幅広い年代の作品が含まれており、その中にはマーベル・コミックス社が1963年に刊行した『アベンジャーズ』(Avengers)第1号をはじめとする、希少なアメリカン・コミックスの代表的な作品も含まれています。

大学図書館のAssociate Dean of special collectionsであるElizabeth Sudduth氏は、寄贈されたコレクションは8月29日から館内展示される予定で、展示に関連してコミックス作家の講演など様々な企画も計画していることから、コレクションが大いに関心を集め利用されることを期待している、としています。

韓国・釜山広域市蓮堤区、公共漫画図書館を建設へ

2019年5月2日、韓国・釜山広域市蓮堤区が、全国初の公共漫画図書館「釜山漫画図書館」を建設すると発表しました。

文化体育観光部の図書館構築支援事業への公募に選定されたことから建築されるもので、「小さな図書館」や24時間貸出・返却が可能な「U-図書館」の設置とあわせて建設されます。

釜山漫画図書館は2020年10月に複合文化移設内に開館予定(772平方メートル)で、総事業費は16億ウォン(国費4億ウォン、市費3億ウォン、区費9億ウォン)です。

同区では、図書館情報学の教授、釜山漫画連帯、地域住民などからなる諮問委員会を設置し、住民等の意見を積極的に取り入れるとしています。

主要事業として、韓国の漫画史アーカイブ展、グリム童話の原作など漫画・ウェブトゥーンのギャラリー展示などがあげられています。

熊本市の健軍商店街に「健軍まんが図書室」がオープン:漫画本は熊本マンガミュージアムプロジェクトが提供

2019年5月5日、熊本市の健軍商店街にある健軍まちなか図書館「よって館ね」内に「健軍まんが図書室」がオープンしました。

地元紙の報道によると、健軍商店街振興組合が設置したもので、若い世代に商店街をアピールし、活性化につなげることが目的です。また、漫画本約1,500冊は、NPO法人・熊本マンガミュージアムプロジェクトが提供しています。漫画本は定期的に入れ替えられます。貸し出しはしていません。

よって館ねに健軍まんが図書室オープン!(健軍商店街)
http://www.piacres.net/_src/5890/img20190426140144022047.jpg

@KMMP_PR(Twitter,2019/5/5)
https://twitter.com/KMMP_PR/status/1124892147629432832

横手市増田まんが美術館(秋田県)、2019年5月1日にリニューアルオープン

秋田県の横手市増田まんが美術館が、2019年5月1日にリニューアルオープンします。

旧増田町出身の漫画家である矢口高雄氏の偉業を記念して、1995年10月に公民館・図書館・郷土資料館を併設する複合施設「増田ふれあいプラザ」内にマンガをテーマとして開館した美術館で、今回、マンガの歴史からマンガができるまでといったマンガのすべてが分かる美術館として、また、カフェやライブラリー、ショップのある美術館としてリニューアルされました。

5月1日から5月5日にかけて、漫画家・声優などが出演する各種オープニングイベントが開催されます。

横手市増田まんが美術館のリニューアルオープン(横手市増田まんが美術館, 2019/4/1)
http://manga-museum.com/?p=216

「横手市増田まんが美術館」リニューアルオープン!(秋田県,2019/4/17)
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/41613

韓国国立中央図書館(NLK)、韓国漫画映像振興院と業務協約を締結:ドラマ化・映画化されたウェブトゥーン(ウェブ漫画)の長期的・持続的な収集・保存

2019年4月2日、韓国国立中央図書館(NLK)が、韓国漫画映像振興院と業務協約を締結したと発表しました。

協約を通じて、両機関は、図書館法第20条2(オンライン資料の収集)に依拠して、ドラマ化・映画化されたウェブトゥーン(ウェブ漫画)の長期的・持続的な収集・保存に取組みます。

NLKでは、韓国漫画映像振興院から保存価値の高いウェブトゥーンの原文ファイルと書誌データの移管を受けて永久保存するとともに、ウェブトゥーン研究者のために研究情報サービスを提供する予定です。

국립중앙도서관-한국만화영상진흥원 간 업무협약(MOU) 체결(NLK,2019/4/2)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=10027&notice_type_code=3&cate_no=4

学校図書館問題研究会、白泉社コミックスにおける利用者のプライバシーにかかわる描写に関して白泉社宛てに文書を送付

2019年3月21日、学校図書館問題研究会(学図研)は、白泉社が刊行した『花よりも花の如く』18巻と『魔法にかかった新学期』2巻において利用者のプライバシーにかかわる描写があったことから、プライバシーに対する配慮をお願いするとともに、学校図書館の現状と学図研の考えを伝えるために、全国委員会の検討を経た文書を白泉社宛てに送付したと発表しています。

2019年3月 白泉社コミックス 利用者のプライバシーにかかわる描写(学図研,2019/3/21)
http://gakutoken.net/jo5vpkcjc-49/#_49

2019年3月 白泉社コミックス 利用者のプライバシーにかかわる描写(学図研)
http://gakutoken.net/opinion/appeal/

漫画・アニメに特化した文化スペース「台湾漫画基地」が台北市にオープン

台湾の文化部(文化政策等を担当する省庁)は、2019年1月30日付けの日本語ニュースにおいて、漫画・アニメに特化した文化スペース「台湾漫画基地」が台北市華陰街にオープンしたことを紹介しています。

2019年1月24日のオープンであり、漫画関連の展覧会開催や、国産漫画の販売コーナー、漫画家の創作スペース、業種を超えたマッチングの場を設ける等の取組により、台湾の漫画産業の発展を促進する役割を担うとしています。

「台湾漫画基地」のウェブサイト上の記載によれば、同スペースは文化部が台湾の漫画産業育成のために設置したものとあります。

台湾初の「漫画基地」、台北に誕生 漫画産業の発展を後押し(文化部, 2019/1/30)
https://jp.moc.gov.tw/information_131_96565.html

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)で開催された同国の漫画家に関するウィキペディアエディタソン(記事紹介)

2019年1月26日にニュージーランド国立図書館(NLNZ)で開催された同国の漫画家に関する記事を編集するウィキペディアエディタソンについて、同館の1月30日付のブロクで紹介されています。

同館では、研究図書館員が同国のマンガに関する資料を提供し、同館のカメラマンがウィキペディアに掲載する漫画家の顔写真の撮影を行ないました。

実施にあたっては、ウィキペディアの編集者が男性・米国人が中心でそのことがウィキペディアに影響していることから、同国の漫画家、特に女性の漫画家に焦点をあてて行なわれています。

成果としては、6記事が新たに公開されたほか、22記事の改善が行われ、その他、Wikidataに12アイテムが作成・追加されました。

開催日以降も記事の追加が続いています。

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