マンガ

学校図書館問題研究会、白泉社コミックスにおける利用者のプライバシーにかかわる描写に関して白泉社宛てに文書を送付

2019年3月21日、学校図書館問題研究会(学図研)は、白泉社が刊行した『花よりも花の如く』18巻と『魔法にかかった新学期』2巻において利用者のプライバシーにかかわる描写があったことから、プライバシーに対する配慮をお願いするとともに、学校図書館の現状と学図研の考えを伝えるために、全国委員会の検討を経た文書を白泉社宛てに送付したと発表しています。

2019年3月 白泉社コミックス 利用者のプライバシーにかかわる描写(学図研,2019/3/21)
http://gakutoken.net/jo5vpkcjc-49/#_49

2019年3月 白泉社コミックス 利用者のプライバシーにかかわる描写(学図研)
http://gakutoken.net/opinion/appeal/

漫画・アニメに特化した文化スペース「台湾漫画基地」が台北市にオープン

台湾の文化部(文化政策等を担当する省庁)は、2019年1月30日付けの日本語ニュースにおいて、漫画・アニメに特化した文化スペース「台湾漫画基地」が台北市華陰街にオープンしたことを紹介しています。

2019年1月24日のオープンであり、漫画関連の展覧会開催や、国産漫画の販売コーナー、漫画家の創作スペース、業種を超えたマッチングの場を設ける等の取組により、台湾の漫画産業の発展を促進する役割を担うとしています。

「台湾漫画基地」のウェブサイト上の記載によれば、同スペースは文化部が台湾の漫画産業育成のために設置したものとあります。

台湾初の「漫画基地」、台北に誕生 漫画産業の発展を後押し(文化部, 2019/1/30)
https://jp.moc.gov.tw/information_131_96565.html

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)で開催された同国の漫画家に関するウィキペディアエディタソン(記事紹介)

2019年1月26日にニュージーランド国立図書館(NLNZ)で開催された同国の漫画家に関する記事を編集するウィキペディアエディタソンについて、同館の1月30日付のブロクで紹介されています。

同館では、研究図書館員が同国のマンガに関する資料を提供し、同館のカメラマンがウィキペディアに掲載する漫画家の顔写真の撮影を行ないました。

実施にあたっては、ウィキペディアの編集者が男性・米国人が中心でそのことがウィキペディアに影響していることから、同国の漫画家、特に女性の漫画家に焦点をあてて行なわれています。

成果としては、6記事が新たに公開されたほか、22記事の改善が行われ、その他、Wikidataに12アイテムが作成・追加されました。

開催日以降も記事の追加が続いています。

日本マンガ学会、「ダウンロード違法化の対象範囲拡大に対する反対声明」を発表

2019年1月23日、日本マンガ学会が、同学会理事連名による「ダウンロード違法化の対象範囲拡大に対する反対声明」を発表しました。

2018年12月に公表された文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会の「中間まとめ」において、「著作物の種類・分野による限定を行うことなく広くダウンロード違法化の対象範囲に含めていくべきとの方向性については、概ね共通認識が得られた」とされていることを踏まえてのものです。

反対声明では、「現在のインターネット環境においては、研究あるいは新たな創作のために、記事・図版・文章の一部などを合法・違法を問わずメモとしてダウンロードし、クリッピングすることは日常的に行われており、こうした行為を「違法」とすることは、むしろ広範囲での研究・創作の萎縮を招く懸念が非常に大きい」等、ダウンロード違法化の対象範囲拡大に関する問題点を4点挙げています。

その上で、著作物の享受や消費行為は新たな著作物を創造する「生産行為」でもあり得るとし、この点が「中間まとめ」では考慮されていないと指摘するとともに、日本のマンガ文化はこうした「生産行為」を基礎として発展してきたと述べています。

静岡県立静岡東高等学校図書館、「東高まんが祭り」を開催(記事紹介)

2018年12月20日付けの静岡新聞で、静岡県立静岡東高等学校図書館が12月末まで実施している「東高まんが祭り」が紹介されています。

記事によると、同取組は2018年度から実施され、約500冊のマンガが用意されており、教職員推薦のマンガも配置されているとのことです。

学校図書館の活用法を模索 静岡東高、まんが祭り(静岡新聞,2018/12/20)
http://www.at-s.com/news/article/education/579952.html

東高まんが祭り取材(静岡県立静岡東高等学校,2018/12/20)
http://www.shizuoka-east.jp/jotd0l6yk-9/#_9

東京都新宿区、漱石山房記念館と新宿歴史博物館での「文豪ストレイドッグス」とのコラボ展示開催を発表

2018年11月17日、東京都新宿区は、2018年12月15日から2019年1月31日の間、同区立の漱石山房記念館と新宿歴史博物館において、漫画「文豪ストレイドッグス」とのコラボ展示を実施すると発表しました。

新宿にゆかりのある文豪キャラクターについて、等身大スタンディ・解説パネルの展示等を行うほか、漱石山房記念館では夏目漱石、芥川龍之介の原作者描き下ろしイラストの展示も行うとしています。

文豪ストレイドッグス×新宿区(新宿区, 2018/11/17)
http://www.city.shinjuku.lg.jp/kanko/bunka02_002143.html

市貝町立図書館(栃木県)、平成30年台風第24号による蔵書の被害を受けて住民に寄贈を呼びかけた漫画の貸出を開始

2018年10月1日未明、平成30年台風第24号により、コミックス1,438冊、新着雑誌29冊に被害を受けた栃木県の市貝町立図書館が、利用者から寄贈を受けた漫画の貸出を開始しました。

蔵書の被害を受け廃棄処分を行った同館では、利用者に不要となった漫画の寄贈を呼びかけていましたが、今回、受入処理が済んだものから貸出しを開始したものです。

@ittokun_ichikai(Twitter,2018/11/11)
https://twitter.com/ittokun_ichikai/status/1061535564179165184

日本マンガ学会、「自治体による「有害図書」指定範囲の拡大に対する反対声明」を発表

2018年10月11日、日本マンガ学会が、同学会理事連名による「自治体による「有害図書」指定範囲の拡大に対する反対声明」を発表しました。

声明では、自治体による「有害図書」指定の範囲拡大への強い憂慮を示すとともに、公共図書館での収集や提供に制限をもたらしかねないことや、大学図書館での資料収集に対する自己規制などが危惧されることを指摘しています。

自治体による「有害図書」指定範囲の拡大に対する反対声明(日本マンガ学会)
http://www.jsscc.net/info/130532

参考:
図書館問題研究会、「有害図書」に関する2つのアピールをウェブサイトに掲載
Posted 2018年9月25日
http://current.ndl.go.jp/node/36703

龍ケ崎市(茨城県)が運営する漫画図書館・市街地活力センター「まいん」、2018年9月30日に閉館:市関連施設での再利用分等を除いた一部の蔵書を市民に無料配布

茨城県龍ヶ崎市が運営するまんが図書館である、市街地活力センター「まいん」が、2018年9月30日に閉館すると発表しています。

市民相互の交流とコミュニティ活動を推進し同市の中心市街地の活性化を図るための施設として建設され、約2万冊のまんがや絵本が自由に閲覧できましたが、社会情勢や生活環境の変化などを受け、一定の役目を終えたとの判断のもと閉館することとなったものです。

同市では、蔵書(まんが本・児童書等)の有効活用を図るため、市関連施設での再利用分等を除いた一部の蔵書について、市民へ無料で譲るとしており、2018年10月6日から10月21日まで、同センターにおいて無料配布が行われます。

市街地活力センター「まいん」閉館のお知らせ(龍ヶ崎市,2018/9/7)
https://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/kurashi/shisetsu/sonota/155100a20180907.html

米国図書館協会(ALA)、新設されたグラフィックノベルス&コミックスラウンドテーブル(GNCRT)の会員募集を開始

2018年9月5日、米国図書館協会(ALA)が、新設されたグラフィックノベルス&コミックスラウンドテーブル(Graphic Novels & Comics Round Table:GNCRT)の会員募集を開始しました。

GNCRTは、蔵書構築・プログラム・アドヴォカシーといったグラフィックノベルスやコミックスを担当している図書館・図書館職員を支援することを目的としており、図書館関係会議での発表やコミックス関係のイベントへの参加、助成金の管理、グラフィックノベルスやコミックスを担当している図書館員や研究者のネットワーク構築などを実施します。

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