蔵書構築

OCLC Research、研究図書館の「研究コレクション」に関するシンポジウムの報告書を刊行

2017年8月2日、OCLC Researchが、2016年10月に、米・ケンブリッジのNorton's Woods Conference Centerで、研究図書館における「研究コレクション」を再検討すること目的に、図書館の担当者や研究者が集まって行なわれたシンポジウムの報告書“The Transformation of Academic Library Collecting: A Synthesis of the Harvard Library's Hazen Memorial Symposium”を刊行しました。

研究図書館のコレクション、特に共同コレクションの将来や、伝統的に特殊コレクション・アーカイブコレクションと呼ばれてきたコレクションの再検討をテーマとした発表や参加者による議論をまとめたものとなっています。

国立がん研究センター、全国の公共図書館等にがん情報を届ける『届けるを贈る 届けるを支える 「がん情報ギフト」』プロジェクトを始動

2017年7月31日、国立研究開発法人国立がん研究センターは、全国の公共図書館等にがん情報を届ける『届けるを贈る 届けるを支える 「がん情報ギフト」』プロジェクトを始動させました。

このプロジェクトは、全国から寄付を募り、寄付をした人が指定した都道府県への寄付金が3万円集まるごとに指定都道府県の公共図書館等1館に「がん情報ギフト」を寄贈する取り組みです。「がん情報ギフト」とは、国立がん研究センターのがん対策情報センターが科学的根拠に基づき作成・発行するがんに関する資料のセットです。蔵書用冊子58種、配布用冊子8種、ちらし1種等がセットになっています。

米国の公共図書館における青年向けLGBTQ資料コレクションの所蔵状況に関する調査(文献紹介)

2017年7月に刊行された、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)の“The Journal of Research on Libraries and Young Adults”8巻1号に、米国の公共図書館での青年向けLGBTQ資料コレクションの所蔵状況の調査結果を報告する論文““Provide the Highest Level of Service”: Public Library Collections of LGBTQ* Materials for Adolescents in the United States””が掲載されています。

ミズーリ大学のiScoolの研究者や公共図書館職員等が、ALAが選定したLGBTQに関する若者向け推薦図書リスト“Rainbow Book list”等に基づいて作成した80冊の図書リストをもとに、様々な人口規模の全米24の図書館の蔵書を調査した結果をまとめたものです。

論文によると、人口規模が30万人以上の図書館では、リスト上のほとんどのタイトルが所蔵されている一方、人口2万人以下の図書館では、人口当たりの冊数の割合が最も高かったとされています。

清須市立図書館(愛知県)、「日本一ビールに詳しくなるための図書コーナー」を開設

愛知県の清須市立図書館が、「日本一ビールに詳しくなるための図書コーナー」を開設しました。2017年7月7日から利用可能となっています。

市内に所在するキリンビール名古屋工場との連携企画で、図書コーナーの棚のデザインは、名古屋芸術大学デザイン学部スペースデザインコースが担当し、コンペで1位となったデザインが採用されています。

図書コーナーには約2,000冊の本の収蔵が可能で、日本一ビールに詳しくなるための資料のほか、市内の企業に関する資料、あわせて読んでほしい本などが配置されています。

Twitter(@kiyosu_library,2017/7/7)
https://twitter.com/kiyosu_library/status/883120536267571201

くしろ古本市実行委員会、くしろ古本市2017を開催:比較的新しい本は2018年2月開館予定の市立釧路図書館(北海道)新館の蔵書として活用

くしろ古本市2017実行委員会が、2017年7月30日及び31日に、北海道の市立釧路図書館で、くしろ古本市2017を開催します。

同実行委員会では、7月16日から7月23日まで、古本市で販売する古本を集めますが、集まった本の中で比較的新しい本は、2018年2月開館予定の新館の蔵書として活用するとされています。

くしろ古本市2017開催とご協力のお願い! (市立釧路図書館)
http://kushirolibrary.jp/furuhonichi2017/

くしろ古本市2017ポスター
http://kushirolibrary.jp/wordpress/wp-content/uploads/furuhonichi2017poster.pdf

堺市立図書館、市内各館の特色ある資料を紹介するページを開設

2017年6月20日、大阪府の堺市立図書館が、同館ウェブサイト内に、市内各館の特色ある資料を紹介するページを開設しています。

中央図書館の「地域資料コーナー」、市立学校園の教員支援等を行う教育センターと併設されている中図書館の「教育情報コーナー」、東図書館のビジネス書コーナー、鳳保健文化センター内の西図書館の「健康情報コーナー」、外国人住民が増加している南図書館の「多文化資料情報コーナー」、市内で最も子育て世代が多い北図書館の「子育て支援情報コーナー」、美原図書館の「ティーンズエリア」が紹介されています。

あわせて、同館が実施している、各館での一般資料の分担収集の担当分野も紹介しています。

一般資料の分担収集・各図書館の特色ある資料のご紹介(堺市立図書館,2017/6/20)
http://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/library/oshirase/170616buntan.html

E1923 - 大阪府立中央図書館の蔵書評価の取組みについて

大阪府立中央図書館(以下,当館)では,2013年度から2015年度にかけて「蔵書評価」に取り組み,その結果を2017年3月刊行の『大阪府立図書館紀要』第45号で報告した。

神奈川県立川崎図書館、社史フェア2017を開催

神奈川県立川崎図書館が、2017年6月21日から6月24日まで、社史フェア2017を開催します。

同館で所蔵する2016年に刊行された社史(経済団体史等を含む、約200点)を、まとめて展示するものです。

社史フェア 2017(神奈川県立川崎図書館)
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/osirase17001.htm

参考:
神奈川県立川崎図書館、バーチャル「社史室」(β版)を開設
Posted 2016年5月6日
http://current.ndl.go.jp/node/31516

豊橋市中央図書館(愛知県)、「田﨑文庫」を開設:愛知大学名誉教授・田﨑哲郎氏の旧蔵書

2016年6月7日、愛知県の豊橋市中央図書館が、愛知大学名誉教授の田﨑哲郎氏から図書4,527冊の寄附を受け、同館内に「田﨑文庫」を開設したと発表しています。

日本近世史の研究を専門とする同氏が研究のために集めた、江戸時代から明治にかけての歴史書などの図書が中心で、このほか一般図書や文芸書、目録なども含まれます。

中津市立小幡記念図書館(大分県)、「郷土の作家資料室」を開設:同市出身の作家、松下竜一氏の旧蔵書などを展示

2017年6月1日、大分県の中津市立小幡記念図書館が、同館のカウンター前に、「郷土の作家資料室」を開設しました。

同市出身の作家、漫画家等5名の作品等が展示されています。

資料の中心は、『豆腐屋の四季』等で知られる、同市を代表する作家、松下竜一氏の自宅が2016年12月に取り壊された際に、自宅にあった旧蔵書約4,000冊の中から、図書館に寄贈された、特に重要な612冊です。

その他、松下氏のファンの家族からの寄贈本120冊や、久恒啓一氏(多摩大学副学長)、巴里夫氏(漫画家)、藤田傳氏(劇作家)、小野不由美氏(作家)の作品も展示されています。

開設にあわせ、6月1日から6月12日にかけて、企画展示コーナーで「松下竜一 著作展示」が行わるほか、カウンター前で松下氏の母校・大分県立中津北高等学校所有の「豆腐屋の四季」自筆原稿が展示されます。

また、同期間中、小幡記念図書館のアートスペースで「松下竜一写真展」も開催されています。

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