蔵書構築

県立長野図書館、企画展「Re’80(リ・エイティーズ) -バブルでトレンディだった新人類たちへ-」を開催 全国初?の展示図書が気に入ったらそのまま持ち帰りできる企画展

県立長野図書館が、2016年11月1日から24日にかけて、1980 年代に出版された約 500 冊の図書にスポットをあてた企画展「Re’80(リ・エイティーズ) -バブルでトレンディだった新人類たちへ-」を開催しています。この企画展では1980年代の図書を年代順に展示するとともに、当時の世相や流行等を紹介しています。また、県立長野図書館が実施してきた「団体貸出」サービスを通じて「信州の読書活動の歴史」もふり返るとのことです。

なお、この企画展で展示されている図書は団体貸出サービス向けに複数冊、用意していた図書を1冊残して整理した、いわゆる除籍図書とのことです。そのため、閲覧者は気に入った図書があれば、そのまま持ち帰ってよいとされています。県立長野図書館のウェブサイトではこのような展示スタイルは「全国の図書館初?」とされています。

全国の図書館初?!お持ち帰りができる企画展!「Re’80(リ・エイティーズ)-バブルでトレンディだった新人類たちへ」(県立長野図書館、2016/10/30)
http://www.library.pref.nagano.jp/kikaku_1611_re80

CA1883 - 動向レビュー:デジタル時代における国立図書館の蔵書構築―欧米国立図書館を対象とした調査報告― / 吉家あかね

デジタル形態の資料(以下、電子リソースとする)が普及し、様々な情報のネットワーク利用が急速に進む現代において、図書館の「蔵書」はもはや、有形物のみを意味するものではなくなっている。多くの図書館が電子リソースをその収集対象に加えている現在、図書館の蔵書構築の意味するところも大きく変化している。...

日本交通公社の「旅の図書館」がリニューアルオープンへ(10/3)

2016年10月3日、公益財団法人日本交通公社が運営する、旅行・観光に関する研究書、実務書、ガイドブック、雑誌などを所蔵する「旅の図書館」が、リニューアルオープンします。

リニューアルのコンセプト・特徴は、
・観光の研究や実務に役立つ図書館
・独自の図書分類の構築と専門性・希少性の高い蔵書の公開
・知見やネットワークを共有する観光の研究・情報プラットフォーム

とのことで、日本十進分類法(NDC)を用いつつ専門分野に対応した分類の構築、ビル内に100名規模のシンポジウムが開催可能な「ライブラリーホール」を設けることなどが発表されています。また、蔵書は約6万冊です。

なお、同館のリニューアルは、日本交通公社の「'22ビジョン」に基づくもので、また、日本交通公社は2016年4月に文部科学省から「学術研究機関」に指定されています。

「旅の図書館」がリニューアルオープンします(10月3日) - 観光の研究・情報プラットフォームをめざして -(日本交通公社, 2016/9/15)
https://www.jtb.or.jp/news/release-renewal-open-library
https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2016/09/release-library-0915.pdf

北米研究図書館協会が報告書シリーズ“SPEC Kit”第352号を公開:「蔵書評価(Collection Assessment)」がテーマ

2016年9月付けで、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第352号を刊行しました。今号のテーマは「蔵書評価(Collection Assessment)」です。

蔵書評価の方法、指標、実践例などに関し、ARL加盟館を対象に、図書館員が収集・分析しているデータ及びそれらを用いる目的とその結果、データの共有範囲などについて調査したものです。

目次とサマリーだけでなく全文がPDFファイルで無料で公開されています。

SPEC Kit 352: Collection Assessment
http://publications.arl.org/Collection-Assessment-SPEC-Kit-352/

Collection Assessment, SPEC Kit 352, Published by ARL(ARL, 2016/9/7)
http://www.arl.org/news/arl-news/4107-collection-assessment-spec-kit-352-published-by-arl#.V9Cc1dI_F8E

参考:
北米研究図書館協会(ARL)、“SPEC Kit”のオープンアクセス化を予定
Posted 2016年8月1日

カナダ国立図書館・文書館、作家・モンゴメリーに関するコレクションを同館に寄贈した人物へのインタビューをポッドキャストで配信:東京・神保町での収集体験も紹介

『赤毛のアン』で知られるカナダの作家・モンゴメリーに関するコレクション全てをカナダ国立図書館・文書館(LAC)に寄贈したコーエン(Cohen)氏に、同館の特別コレクション担当司書スキャンロン(Scanlon)氏がインタビューした様子がポッドキャストで配信されています。

インタビューのなかで、収集の際に最も興味深かった体験として、東京・神保町で“Akage no An”という単語を手掛かりに『赤毛のアン』を収集した時のことが話されています。

スクリプトや、インタビュー時や関連資料の写真もあわせて公開されています。

Kindred Spirits After All(LAC,2016/8/4)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/news/podcasts/Pages/kindred-spirits-after-all.aspx
※ポッドキャストとスクリプト

Spirits After All Flickr Album(Flickr)
https://www.flickr.com/photos/lac-bac/sets/72157670701762725
※写真

Anne in the library: introducing the Cohen Collection(LAC)

韓国・法院図書館と英国・オックスフォード大学ボドリアン法律図書館、韓国の法律関連資料の寄贈に関する覚書を締結

韓国のメディアが、同国の最高裁判所(大法院)に設置されている法院図書館と英国・オックスフォード大学ボドリアン法律図書館が、2016年8月1日、「大韓民国法院図書館とオックスフォード大学法律図書館間の大韓民国の法律図書寄贈に関する覚書」を締結したことを報じています。

記事によると、法院図書館では、海外の法律図書館運営機関に対して同国の法律関係資料を寄贈することを通じて海外での韓国法研究を支援しており、2007年から、米国・ドイツの7機関(コロンビア大学、ワシントン大学、ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校 /フライブルグ大学、マックス・プランク研究所、ベルリン自由大学)とも同様の覚書を締結しているとのことです。

その他、法院図書館では、12か国48の法科大学と資料交換協定を締結し、学術誌・論文集・判例集等の法律資料の交換を行っていることが紹介されています。

한국 법률서적·자료, 옥스퍼드대에서 교육자료로 활용(連合ニュース,2016/8/2)
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2016/08/01/0200000000AKR20160801155400004.HTML

법원도서관‧영국 옥스퍼드대 법학도서관 MOU 체결(法律ジャーナル,2016/8/2)

CA1876 - 動向レビュー:公立図書館における住民との協働による地域資料サービスの構築 / 相宗大督

1950年制定の図書館法第3条第1項において、郷土資料、地方行政資料の収集が謳われている。しかし、同法成立以降、公立図書館が近代化を進めていくなかで貸出しを軸にした資料提供サービスが主流となり、この分野において「郷土資料」「地方行政資料」という用語の定義自体、はっきりしていたとは言い難い。...

宇佐市民図書館(大分県)で、地域資料の収集等を目的として地元企業の寄付金によって運営される「三和文庫」の資料展を開催中

大分県の宇佐市民図書館・渡綱記念ギャラリーで、2016年5月24日から7月10日まで、「三和文庫資料展2016」が開催されています。

三和文庫は、地元の酒造メーカー三和酒類株式会社からの寄付金で運営されている文庫で、1985年から続くものです。

寄付金の総額は4,000万円に達しており、宇佐地域の歴史・文化・民俗に関する資料の収集や、この地域に関わる歴史等の書籍を出版・販売するために使われています。これまで購入した資料は、古文書・書画が40種、書籍が約1千冊、出版した書籍は7種になります。購入・出版された資料は宇佐市民図書館で保管されています。

今年の展示では、昨年度収集し、初めて一般公開する賀来飛霞の動植物画(3点)をはじめ、古文書・書画を中心に89点が展示されています。

三和文庫資料展2016(宇佐市民図書館)
http://www.usa-public-library.jp/gallery/event.html

チラシ
http://www.usa-public-library.jp/pdf_mainte/attach/728/pdf_file/pdf_file.pdf

三和文庫 出版物ご案内(宇佐市)
http://www.city.usa.oita.jp/soshiki/43/607.html

参考:

【イベント】神奈川県立川崎図書館、社史フェア in SHIBUYAを開催(東京・7/8-9)

2016年7月8日と7月9日の両日、神奈川県立川崎図書館が、社史フェア in SHIBUYAを開催します。

同館が2014年から開催している社史フェアを、流行の発信地「渋谷」で出張開催するもので、社史フェア2015、2016で展示した社史から、特徴のあるものなど100点が展示されます。

会場は、朝日新聞社メディアラボ渋谷分室で、7月8日には、医学書院取締役副社長・金原俊氏による『医学書院の70年』の編纂に関する講演会が、7月9日には、同館司書による展示社史の見どころ紹介が行われます。

社史フェア in SHIBUYA(神奈川県立川崎図書館)
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/osirase16008.htm

参考:
【イベント】神奈川県立川崎図書館、社史フェア2016を開催(神奈川・6/22-25)
Posted 2016年6月13日
http://current.ndl.go.jp/node/31785

【イベント】神奈川県立川崎図書館、社史フェア2015を開催(川崎・6/24-27)
Posted 2015年5月14日
http://current.ndl.go.jp/node/28464

神奈川県立川崎図書館、バーチャル「社史室」(β版)を開設

東亜図書館協会、東アジア研究の基盤強化を目指して蔵書構築等の課題解決に取り組むプログラムの助成対象を発表

2016年6月15日、東亜図書館協会(CEAL)が、アンドリュー・メロン財団からの支援を受けて東アジア研究の基盤強化を目指し蔵書構築等の課題解決に取り組むプログラム“Innovation Grants for East Asian Librarians program”の助成対象が決定したと発表しています。

1件目は、カリフォルニア大学アーバイン図書館の“From Curation of Collection to Creation of Knowledge: Building a Bilingual Dictionary of Ming Government Official Titles through Crowdsourcing”プロジェクトで、中国のレファレンスコレクションの欠けている箇所を埋めることを目的に、明代の官名(Official Title)に関するオンライン版の対訳辞書をクラウドソーシングで作成するものです。Charles O. Huckerの“A dictionary of official titles in Imperial China”に明代の600件以上の翻訳語を追加して構築することになっており、成果は同校のデジタルリポジトリで公開されます。

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