蔵書構築

清須市立図書館(愛知県)、地元のビール工場と連携して「ビールの楽しみ方講座」を開催

2016年7月31日、愛知県の清須市立図書館が、地元のキリンビール株式会社名古屋工場と連携して、「ビールの楽しみ方講座」を開催します。

味比べしながらビールに詳しくなることを目指した講座で、受付開始日の6月26日中に定員に達したため予約は既に締切られています。

同館は「ビールに日本一詳しい図書館!」を目指しており、講座当日は、ビール関連の書籍を集めたコーナーのお披露目や、ビール関連コーナーに設置するオリジナル本棚の模型展示などが予定されています。

Twitter(@kiyosu_library)
https://twitter.com/kiyosu_library/status/743637328732708873
https://twitter.com/kiyosu_library/status/747004725669683200
https://twitter.com/kiyosu_library/status/747004910097436672

イベント案内(清須市立図書館)
http://www.library-kiyosu.jp/event/event2016_06.htm

参考:
沖縄国際大学図書館、学芸員資格取得を目指す学生が実習として企画した「R.Y.U.K.Y.U 泡盛展」を開催中

Publishers Communication Groupが2016年の学術・専門図書館の予算に関するホワイトペーパーを発表 世界全体では1.4%の増加と予想

2016年5月31日、Ingenta社の出版コンサルタント部門Publishers Communication Group(PCG)が、2016年の学術・専門図書館の予算に関するホワイトペーパー”Library Budget Predictions for 2016”を公開しました。

このホワイトペーパーは大学・研究機関や企業、政府、病院等の図書館の、予算に関する権限・知識を持つ図書館員を対象とする電話調査の結果に基づくもので、調査には世界中の686機関が回答したとされています。調査結果の実数そのものではなく、世界全体における各国の図書館予算の割合に基づき重みづけした結果が報告されています。

結果の概要によれば、既にマーケットが成熟した国では予算の増加は少なく、北米では前年比1%程度の増加、ヨーロッパでは0.1%程度の減少が見込まれるとのことです。特に北米では図書向け予算は1.9%の増加が見込まれるものの、雑誌予算は0.2%の増加にとどまるとされており、多くの雑誌の購読中止が発生すると見込まれています。一方、南アメリカや中東、アフリカ、アジアでは数%程度の予算増が見込まれていますが(アジアについては中国・インド等の影響)、一昨年から昨年の増加に比べると、増加の幅が小さくなった地域が多いとのことです。世界全体では前年比1.4%程度の増加になるだろうとしています。

2016年、大学・研究図書館のトレンド(記事紹介)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が刊行している“College & Research Libraries News”(C&RL News)の2016年6月号に,2016年における大学・研究図書館のトレンドを紹介した記事“2016 top trends in academic libraries”が掲載されています。

紹介されているトレンドは以下の通りです。

・Research data services (RDS)
・Data policies and data management plans
・Professional development for librarians providing RDS
・Digital scholarship
・Collection assessment trends
・ILS and content provider/fulfillment mergers
・Evidence of learning: Student success, learning analytics, credentialing
・Digital fluency in the Framework
・Critical information literacy in the Framework
・Altmetrics

シカゴ公共図書館、同地の劇場における演劇・ダンスのライブ映像の所蔵と利用提供に関して俳優同盟と同意

2016年5月17日付けの、米・イリノイ州シカゴの地元紙によると、シカゴ公共図書館(CPL)と俳優同盟が、同地の劇場での演劇・ダンスのライブ映像をCPLで所蔵し、利用に供することに合意したと発表しています。

CPLのハロルド・ワシントン図書館内にある、演劇・ダンスなどのライブ映像を記録化し、教育や芸術資料として市民に提供する非営利団体Chicago Film Archive of Performance(C-FAP)が撮影したもので、この合意により、CPLのコレクションとして永久保存されることになるとのことです。

既に21作品が撮影されており、6月末には利用できるように準備中とのことです。

最終的に、年末には40作品の映像化を目指していると報じられています。

Chicago will have a film archive of live performance (Chicago Tribune,2016/5/17)
http://www.chicagotribune.com/entertainment/theater/news/ct-chicago-film-archive-of-live-performance-cfap-20160517-story.html

カナダ・カルガリー公共図書館、地元FM局と連携し、図書館の永久保存コレクションとするローカルミュージックを選定 あわせてコンサートも実施

カナダ・アルバータ州のカルガリー公共図書館と、地元FM局CJSWが連携し、図書館の永久保存コレクション構築のため、この30年間のカルガリーのローカルミュージックの選定作業を実施したことが地元紙で報じられています。

同館では、事業に合わせて、地元のミュージシャンが演奏し、選定されたローカルミュージックのCDを貸出すイベント“Calgary Local Music Library”を実施しており、2016年5月7日に、メモリアル・パーク公共図書館でコンサートを実施した後も、写真・ポスター等でディスプレイされ、CDや試聴用のリスニングステーションを乗せたカートが、8か月かけて、8つの分館を巡回するとともに各館でもコンサートを実施するとのことです。

Twitter(@calgarylibrary,2016/5/5)
https://twitter.com/calgarylibrary/status/728310808812216320

Local Library Launch(cjsw,2016/4/20)
http://cjsw.com/local-library-launch/

日本書籍出版協会、文部科学大臣宛提出文書「図書館資料購入費、図書館整備充実に関わる経費について(要望)」を公開

2016年3月24日、一般社団法人日本書籍出版協会は、3月18日付の文部科学大臣宛提出文書「図書館資料購入費、図書館整備充実に関わる経費について(要望)」をウェブサイトに掲載しました。

社会の読書基盤として必須の学校・公共・大学図書館の整備充実に向け、図書資料購入費や図書館拡充のための経費の十分な予算確保を要望するもので、図書館と出版界は、本を生み出し後世に伝える仕事を相互補完的に担う表裏一体の関係にあるとし、学校・公共・大学図書館において資料購入費の手当てが十分でないことへの危惧が数値等とともに示されています。

一般社団法人 日本書籍出版協会
http://www.jbpa.or.jp/

図書館資料購入費、図書館整備充実に関わる経費について(要望)(日本書籍出版協会, 2016/3/17付)
http://www.jbpa.or.jp/pdf/documents/toshokanzougaku201603.pdf

中山町立図書館ほんわ館(山形県)、前町長の遺族から寄付金と蔵書の寄贈を受け「大津保信文庫」を開設

中山町立図書館ほんわ館(山形県)は、前町長・大津保信氏の遺族から寄付金と蔵書の寄贈を受け「大津保信文庫」を設置したとのことです。

寄贈された本は多方面に及び、中でも江戸に関する本は100冊を超えるとのことです。

また、寄付金により購入した本は「大津保信文庫」の印をつけて順次一般書や児童書の本棚に並ぶとのことです。

『ほんわ館だより』第41号(2016年2月)
http://www.town.nakayama.yamagata.jp/honwakan/pdf/vol41.pdf

中山町立図書館「ほんわ館」
http://www.town.nakayama.yamagata.jp/honwakan/

香川県立図書館、大平正芳元首相の旧蔵書等からなる「大平文庫」を開設

香川県立図書館が、公益財団法人大平正芳記念財団から、2015年3月31日に閉館した旧大平正芳記念館所蔵の大平正芳元首相の旧蔵書や関連図書8,593冊の寄贈を受け、2016年2月16日、「大平文庫」を開設するとのことです。

また、開室にあわせて、2月16日から4月17日まで、記念展示「大平正芳の生涯と愛した本たち」を開催するとのことです。

県立図書館に「大平文庫」を開設します(香川県立図書館)
http://www.library.pref.kagawa.jp/oohirakaisetu.pdf

公益財団法人大平正芳記念財団
http://www.ohira.org/

米国議会図書館・米国民俗センター、創立40周年を記念して、2016年の米国民の生活を写した写真を共有し、同センターの蔵書とするためのキャンペーンを実施

米国議会図書館(LC)の米国民俗センター(The American Folklife Center:AFC)が、創設40周年を記念し、米国民に呼びかけて、2016年の庶民の生活のスナップショットを共有する年間キャンペーンを実施するとのことです。

現在の研究者が、AFCの所蔵資料を用いて、過去の伝統を研究するのと同様に、将来の研究者が2016年の庶民の生活を理解できるようにすることを目的としており、写真はFlickr上で公開し、“MyTradition”のタグを付与してCreative Commonsライセンスで共有するように求めています。

その後、2016年末に、LCが、Flickr上で“MyTradition”のタグがあり、Creative Commonsライセンスである写真を収集し、AFCのコレクションにするとのことです。

同キャンペーンは、AFC創設40周年のプログラムの一環で、この他、年間を通じて、コンサート・講義・会議やシンポでの発表・巡回展・出版物の刊行などAFC40周年を祝う活動が計画されているとのことです。

American Folklife Center Launches "My Tradition" Photo Campaign(LC,2016/1/19)

研究図書館センター(CRL)、購入提案プログラム(Purchase Proposal Program)を通じてマイクロフィルムコレクション7点を購入

2015年12月22日、北米の研究図書館センター(CRL)は、同センターの購入提案プログラム(Purchase Proposal Program)を通じてマイクロフィルムコレクション7点を19万2,215ドルの価格で購入したと発表しています。

この購入提案プログラムでは、単館では予算的に購入が難しいマイクロ資料やリプリント版を、CRLで購入するように推薦することができるプログラムとのことです。

購入した資料はCRL加盟館で相互貸借可能とのことです。

今回購入されることになった資料は以下の通りです。

・Arts and Culture Newspapers and Serials from Egypt, 1915-1974
・Church Missionary Society Archive, Section V: Missions to the Americas, Part 4: British Columbia, 1856-1925
・La Gaceta Mercantil De Buenos Aires, 1823-1852
・The Illustrated Weekly of India, 1940-July 1955
・El Nacional (Buenos Aires),1852-1899

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