インドネシア

稲むらの火の館(和歌山県)とアチェ津波博物館(インドネシア)、津波防災に関し提携

2016年1月16日、和歌山県有田郡広川町にある稲むらの火の館で、稲むらの火の館と、インドネシアのアチェ州バンダ・アチェ市にあるアチェ津波博物館の、津波に関連する2館の間の提携に関する調印式が行われました。

稲むらの火の館は、1854年11月5日発生の安政南海地震による大津波の際,村人が自らの収穫した稲むらに火をつけることで人命救助した逸話に関連する津波防災に関する施設で、「稲むらの火」の逸話は2015年12月22日に国際連合で採択され制定された「世界津波の日」(11月5日)の由来ともなりました。

報道によると、アチェ津波博物館に対して和歌山県や広川町などから、「稲むらの火」に関する映像DVD(英語・インドネシア語字幕)や、世界津波の日の紹介パネルなどが贈られたようです。

Museum Tsunami Aceh Jalin Kerja Sama dengan Tsunami Educational Center di Kota Hirokawa(在大阪インドネシア共和国総領事館, 2016/1/18)

ビル&メリンダ・ゲイツ財団のPerpuSeruプログラム、インドネシアの公共図書館のIT基盤整備に追加投資

2015年10月27日付のJakarta Post紙によると、インドネシアの、99県の451ヶ村にある550の公共図書館に、コンピューター、研修プログラム、メンタリング(熟練者が未熟練者に助言や手助けを実施すること)などを設置するため、ビル&メリンダ・ゲイツ財団のPerpuSeruプログラムが、1,200万米ドルの追加投資を行なうとのことです。また、コカコーラ財団インドネシア、インドネシア国立図書館、内務省、テルコム・インドネシア、マイクロソフトとの連携も継続するとのことです。

追加の投資では、パプア、スラウェシ、東ヌサ・トゥンガラマルク、マルク各州の県がターゲットとなっているとのことです。

2011年にインドネシアで開始された同プログラムでは、公共図書館をIT基盤のコミュニティセンターに転換させ、これまでに16州・34県・84ヶ村の118の図書館を支援してきたとのことで、今後の長期ビジョンでは、2025年までに少なくとも2,000万人の生活水準を向上させることを目指しているとのことです。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団の図書館イニシアチブプログラムであるPerpuSeruプログラムでは、54か国以上の2万8,000館の図書館を通じて2億5,300万の人々に支援の手を差し伸べてきたとのことです。

インドネシアの子どもたちに本を届ける「移動図書館馬」(記事紹介)

2015年10月20日付けの、Reutersの記事で、ジャワ島(インドネシア)の中部ジャワ州・Purbalinggaにある、Serang村のRidwan Sururi氏が行っている馬を用いた移動図書館の取組みが紹介されています。

Ridwan Sururi氏は、図書館や学校が乏しい地域の子供たちに本を提供し、読書推進を行っているとのことです。

記事では、この「移動図書館馬」動画も掲載されていて、馬が背の両側に本を積んだかごを担ぎ、Ridwan Sururi氏とともに、子どもたちのもとに本を届ける様子が紹介されています。記事によると、用いられている本は寄贈されたもので、馬を用いる理由は、子どもたちを惹きつけるから、とのことです。

Mobile library delivers books on horseback in rural Indonesia(Reuters, 2015/10/20)
http://www.reuters.com/article/2015/10/20/us-indonesia-mobile-library-idUSKCN0SE2UG20151020

関連:
The Indonesian horse that acts as a library(BBC News, 2015/5/6)

【イベント】国際交流基金、講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催(4/24・東京)

2014年4月24日、国際交流基金JFICライブラリーが講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催します。講師は早稲田大学教授の和田敦彦氏です。東南アジア地域6ヶ国 (タイ・ベトナム・フィリピン・シンガポール・インドネシア・マレーシア) の研究機関や図書館にある日本資料について、その来歴や現状を紹介しながら、研究や学習を支援するための日本資料の在り方や、より効果的な資料/情報の提供について探る講演会とのことです。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

国際交流基金JFICライブラリー講演会 東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~(国際交流基金)
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/news140424.html

案内チラシ
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/pdf/news140424.pdf

“Ache Tsunami Archive”が公開

2013年12月26日「Ache Tsunami Archive」が公開されました。2004年の同日に発生した「インド洋大津波」から9年目の公開となります。首都大学東京の渡邉英徳研究室が京都大学・地域研究統合情報センター(CIAS)の山本博之氏・西芳実氏と共同で制作したものということです。

このアーカイブは、これまでにリリースされてきた、東日本大震災アーカイブなどのアーカイブシリーズと同様のシステムデザインが施されており、デジタル地球儀「Google Earth」に、インド洋大津波に関する多元的な資料がマッピングされているとのことです。

具体的には、津波災害を生き延びた被災者たちの証言や被災直後から集められていた写真、世界から現地に届いた支援の手をあらわす光の線などが閲覧できるとのことです。

写真については、タイムスライダーを操作することで、時系列に沿って絞り込み表示を可能にしたり、ズーム度合いに応じて写真のサムネールサイズが変化するようなインタフェースも取り入れており、大量のアイコンを一つ一つクリックせずとも、写真の内容を知ることができるようになっているとのことです。

Ache Tsunami Archive
http://aceh.mapping.jp/index.html

アーカイブズ・シリーズ

世界で最も厚い本の記録を更新か(インドネシア)

2010年11月11日付けのReutersの記事が、インドネシアにある世界記録博物館の館長の話として、米国のオバマ大統領のインドネシア訪問にあわせて出版されたオバマ大統領に関する本が、世界で最も厚い本の記録を更新したと伝えています。本のタイトルは、“The Collection, Obama and Pluralism”で、ページ数は5,472ページ、厚さは34センチメートルとのことです。ちなみに、これまで世界一厚いとされていた本は、英国のアガサ・クリスティーによる限定版『ミス・マープル選集』の4,032ページ(厚さ32.2センチメートル)だったようです。

インドネシアで5472ページの「オバマ本」、厚さ34センチ (2010/11/11付け Reutersの記事)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18114620101111

Indonesian Book on Obama Sets Record for Thickest Book (2010/11/10付け Epoch Timesの記事)
http://www.theepochtimes.com/n2/content/view/45746/

参考:
世界最大?の本が発売へ(オーストラリア)

E873 - 第11回アジア・太平洋電子図書館国際会議がインドネシアで開催

第11回アジア・太平洋電子図書館国際会議(11th International Conference on Asia-Pacific Digital Libraries:ICADL2008,E587,E744参照)が,インドネシア・バリ島クタにおいて,2008年12月2日から5日の4日間にわたって開催された。今回のテーマは「情報へのユニバーサル・ユビキタスなアクセス」であった。…

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