デジタル化

奈良文化財研究所、「史的文字データベース連携検索システム(実証試験版)」 を公開

2020年3月29日、奈良文化財研究所が、「史的文字データベース連携検索システム(実証試験版)」 を公開しました。

東アジアや世界での木簡・文字資料の研究、特に史的文字に関する研究資源についてのデータベース連携ポータルサイトであり、奈良文化財研究所が運営しています。

各機関の独自性を尊重した対等な連携検索、IIIFに準拠した枠組み、オープンデータ化も含めた利便性の向上の3点が同サイトの特徴としてあげられており、国内外の複数機関が所蔵・管理する史的文字について、数千年におよぶ200万件もの高精細な文字画像を、横断的に検索することができるとしています。

現在参加している機関(奈良文化財研究所(木簡庫)、東京大学史料編纂所(電子くずし字字典データベース)、国文学研究資料館(国文研字形検索β)、国立国語研究所、京都大学人文科学研究所、中央研究院歴史語言研究所・数位文化中心(簡牘字典―史語所蔵居延漢簡資料庫))以外にも、さらなる参加を広く呼びかけていくとしています。

愛知県公文書館、「バーチャル文書館」を開設:所蔵資料検索システムもリニューアルし国立公文書館デジタルアーカイブの横断検索に参加

2020年3月27日、愛知県公文書館が、同館ウェブサイトのリニューアルに合わせ、「バーチャル文書館」を開設しました。

2019年度に最終巻の刊行を終えた『愛知県史』の編纂時に収集した資料の一部を分かりやすい解説文とともに紹介するほか、過去の企画展の展示物の紹介や古文書の解読に挑戦できる古文書講座などが搭載されています。

また、4月1日には所蔵資料検索システムをリニューアルし、画像が閲覧できる機能が追加されるほか、国立公文書館デジタルアーカイブの横断検索にも参加するとしています。

愛知県公文書館Webサイトに「バーチャル文書館」を新設します(愛知県, 2020/3/27)
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/houmu/kobunshokan6.html

愛知県公文書館 バーチャル文書館
https://kobunshokan.pref.aichi.jp/vr_archive/

神奈川県立金沢文庫、2020年3月31日から「国宝 金沢文庫文書データベース」を公開

2020年3月27日、神奈川県立金沢文庫は、3月31日から「国宝 金沢文庫文書データベース」を公開すると発表しました。

同文庫では、称名寺(横浜市)が所蔵し同文庫が管理している国宝「金沢文庫文書」(4,149点)のデジタルアーカイブ化に取り組んでおり、そのうち500点の古文書の詳細情報が、高精細画像とともにインターネット公開されます。

各画像には、古文書のくずし字を読めるよう本文を活字体にした翻刻データがついており、また、年月日や人名、地名など、さまざまなキーワードから検索可能となっています。

全点公開に向けて、随時更新するとしています。

神奈川県立金沢文庫
https://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm
※「3月31日(火)より、国宝 金沢文庫文書データベース公開」とあります。

東京大学総合図書館、『東京帝國大學五十年史』編纂時に収集された資料群「東京帝国大学五十年史料」のうち295点の画像をオンライン公開

2020年3月27日、東京大学総合図書館は、「東京帝国大学五十年史料」のうち、デジタル化及びメタデータの整備が完了した295点の画像をオンライン公開したことを発表しました。公開データは利用目的を問わず、特段の手続きなく利用可能とあります。

「東京帝国大学五十年史料」は、1932年刊行の『東京帝國大學五十年史』編纂にあたり収集された469点の資料群です。東京大学の歴史に関する公文書、記録、及び編纂のための参考図書等からなり、うち317点が「東京大学史関係資料」として重要文化財に指定されています。

重要文化財を含む「東京帝国大学五十年史料」を公開しました(東京大学附属図書館, 2020/3/27)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/news/20200327-1

千葉大学附属図書館、学生サークルによる約40年前の民話の聞き取り調査報告書のデジタル覆刻版を機関リポジトリで追加公開:福島・長野・山梨の民話を集録した4冊

2020年3月25日、千葉大学附属図書館が、『千葉大学日本文化研究会 民俗調査報告書 リポジトリ用覆刻版』4冊を、「千葉大学学術成果リポジトリ CURATOR」で公開したと発表しています。

公開されたのは、同大学の学生サークル「千葉大学日本文化研究会」(1996年春に廃部)が、故川端豊彦千葉大学名誉教授の指導を受けて、1973年から1993年にかけて、東北地方・関東地方・中部地方を中心に、民話や習俗などの聞き取り調査を行って刊行した『民俗調査報告書』35冊のうち4冊(福島県・長野県・山梨県)です。

「千葉大学日本文化研究会」の初代会長をはじめとする千葉大学卒業生らが2014年から進めてきたデジタル覆刻作業の成果であり、今回の公開分を含め、これまで15冊がリポジトリ上で公開されています。

約40年前に聞き取り調査で集めた民話を学術成果リポジトリから公開しました(第3弾)(千葉大学附属図書館, 2020/3/5)
https://www.ll.chiba-u.jp/topics/2019/topics_20200325_curator.html

オーストリア・ウィーンミュージアム、新型コロナウイルス流行下におけるウィーンの状況を示す写真の提供を呼びかけ

オーストリアのウィーンミュージアムが、新型コロナウイルス流行下におけるウィーンの状況を示す私生活及び職業生活の写真の提供を呼びかけています。

新型コロナウイルス感染症による危機が、ウィーンにとってどういう意味を持ったのか、将来の世代が理解できるようにすることを目的としており、提供されたものの中から選択が行なわれ、ミュージアムのコレクションとなります。

全ての地域・言語が対象で、電子メールで送信する際には、提供者にとってのそのものの意味を簡単に教えるよう求めています。

CORONA IN VIENNA: A HISTORICAL COLLECTION PROJECT (Wien Museum)
https://www.wienmuseum.at/en/corona-collection-project

Wien Museum
https://www.wienmuseum.at/en

京都大学貴重資料デジタルアーカイブ、文学研究科所蔵の重要文化財「大日本史編纂記録」の第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までを公開

2020年3月27日、京都大学貴重資料デジタルアーカイブは、文学研究科所蔵の重要文化財「大日本史編纂記録」の第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までを公開したことを発表しました。

同大学の文学研究科と総合博物館は2018年度から「大日本史編纂記録」の修復・電子化事業を実施しており、修復・電子化が完了した第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までの1,506画像が京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開されています。

「大日本史編纂記録」の修復・電子化事業は今後も引き続き行われ、その成果は随時京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開する、としています。今回の公開によって、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、1万7,638タイトル、136万5,106画像となっています。

文学研究科所蔵重要文化財『大日本史編纂記録』第6冊から第10冊、第21冊から第50冊までを公開しました(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ,2020/3/27)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/news/2020-03-27

国立公文書館、デジタルアーカイブへのデジタル画像約210万コマの追加を発表

2020年3月18日、国立公文書館が、2019年度に作成した特定歴史公文書等のデジタル画像約210万コマの、デジタルアーカイブへの追加を発表しています。

行政文書からは、昭和63年(1988年)の御署名原本や戦争調査会事務局書類等3万7,645コマ、内閣文庫からは外務省・司法省・大蔵省・内務省等旧蔵の和書149万1,424コマ、及び、紅葉山文庫・昌平坂学問所等旧蔵の漢籍57万1,642コマが対象です。

お知らせ(国立公文書館デジタルアーカイブ)
https://www.digital.archives.go.jp/news/
※2020.03.18欄に「新規画像追加のお知らせ」とあります。

デジタルアーカイブへのデジタル画像追加のお知らせ(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/owning/new/

京都大学貴重資料デジタルアーカイブでアジア関係の絵葉書コレクション1,848点が公開

2020年3月19日、京都大学図書館機構は、アジア関係の絵葉書コレクションの画像を京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開したことを発表しました。

京都大学東南アジア地域研究研究所政治経済共生研究部門(貴志俊彦教授)が中心となり、2004年以降収集が行われてきたアジア関係の絵葉書のうち、同大学附属図書館に寄贈された1,848点の画像が、コレクション「絵葉書からみるアジア」として公開されています。

収集された絵葉書は、「日本」「中国」「中国(蒙古)」「中国(満洲)」「香港」「台湾」「朝鮮半島」「東南アジア」「ソ連/ロシア」「樺太/サハリン」「太平洋」といった広範な地域に及んでいるとあります。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館へ寄贈された「絵葉書からみるアジア」1848点を公開しました(京都大学図書館機構, 2020/3/19)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1384846

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