デジタル化

米国議会図書館(LC)、デジタル化した「内務省検閲発禁図書コレクション(Japanese Censorship Collection)」247点をオンラインで公開

2018年4月16日、米国議会図書館(LC)が、デジタル化した「内務省検閲発禁図書コレクション(Japanese Censorship Collection)」247点をオンライン公開した事を発表しています。

第2次世界大戦後接収され、米・ワシントン・ドキュメント・センターを経てLCに移管された、戦前の日本の内務省が検閲した書籍やゲラ等1,327点を、国立国会図書館(NDL)と共同でデジタル化したもので、1923年から1945年までの資料が含まれます。

そのうち、著作権の保護期間が満了した247点がオンラインで公開されており、今後も著作権保護期間が満了した作品から随時追加公開されていきます。著作権保護期間中の資料については館内で閲覧できます。

Library of Congress Digitizes Unique Japanese Censorship Collection (LC,2018/4/16)
https://www.loc.gov/item/prn-18-042/

九州大学附属図書館の九大コレクションがIIIFに対応

2018年4月16日、九州大学附属図書館は、九大コレクションがデジタル画像の相互運用のための国際規格IIIFに対応したことを発表しました。

九大コレクションで公開している資料のうち、画像ファイル(JPEG形式)があるもの(貴重資料の一部、蔵書印画像、炭鉱画像)が対象になります。ビューワーにはUniversal Viewerを採用しています。

九大コレクションは2017年12月、IIIFのImage APIに対応していましたが、今回Presentation APIを実装し、IIIFに正式に対応しました。

附属図書館所蔵資料のデジタル画像が活用しやすくなりました(国際規格IIIFに対応)(九州大学附属図書館, 2018/4/16)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/16059

九大コレクション
https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_search/

国文学研究資料館、「日本語の歴史的典籍のデジタル化に関するマニュアル」を公開

2018年4月13日、国文学研究資料館が、「日本語の歴史的典籍のデジタル化に関するマニュアル」を公開しました。

このマニュアルは、同館が実施する「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画(歴史的典籍NW事業)」で古典籍をデジタル化する際の仕様書を基に、特に撮影方法に重点を置いて作成されたものです。クリエイティブ・コモンズ表示 4.0 国際ライセンス(CC BY 4.0)の下に提供されています。

お知らせのバックナンバー(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/news.html
※「2018年4月13日 古典籍のデジタル化(撮影)マニュアルを公開します。」とあります。

古典籍のデジタル化(撮影)マニュアル(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/database.html#section03

米国政府印刷局(GPO)、1936年創刊号からの全ての連邦官報のデジタル化を完了

2018年4月11日、米国政府印刷局(GPO)は、国立公文書館連邦官報事務局(OFR)と共同で、1936年創刊号からの全ての連邦官報(Federal Register)のデジタル化を完了したと発表しています。デジタル化された連邦官報は計1万4,587号、200万ページ近くに上ります。

これにより、1936年からの全ての連邦官報が、連邦政府の情報を利用できるデータベース“govinfo”から閲覧できるようになりました。

News and Press Releases (2018)(GPO)
https://www.gpo.gov/who-we-are/news-media/news-and-press-releases
※「04/11 GPO Completes Digitizing All Issues of the Federal Register」とあります。

米・ハリーランサムセンター、再生不可能となる恐れがある録音資料2,862点のデジタル化作業の開始を発表

2018年4月5日、米・テキサス大学オースチン校ハリーランサムセンターが、全米人文科学基金(NEH)の助成を得て、再生不可能となる恐れがある録音資料2,862点のデジタル化作業を2018年9月から2年間かけて実施すると発表しました。

デジタル化の対象となる録音資料は、同センターのキュレーター・保存専門家・アーキビスト・図書館員が、所蔵する48のコレクションのなかから、重要性・希少性・保存状態等に基づき選定しました。

同センターに所蔵されている録音資料には、他機関では未所蔵の非営利の資料が多く、データベースには1万5,000点の資料が登録されています。既に3,000点を超す資料がデジタル化され公開されていますが、今回のプロジェクトが完了すると約6,000点の資料がデジタル化されることになります。

フランス欧州・外務省、フランス国立図書館(BnF)と連携し「デジタル外交図書館」(bibliothèque diplomatique numérique)を公開

2018年3月12日、フランスの欧州・外務省(Ministry for Europe and Foreign Affairs)が、「デジタル外交図書館」(bibliothèque diplomatique numérique)を公開しました。

提携を結んだ機関にGallicaの技術を提供して新しい電子図書館を構築するフランス国立図書館(BnF)のプログラム“Gallica marque blanche”の一環として構築されたものです。

同省のデジタル化された文書やGallicaに含まれる文書を閲覧することができ、公開されている文書は「外交史」「条約」「協定・協約」「フランスの委任統治・保護国」「刊行物(政府・外国)」のカテゴリーに分類されています。

神戸市、阪神・淡路大震災関連文書の整理作業を終了

2018年3月30日、神戸市が、2010年度から進めてきた阪神・淡路大震災関連文書の整理作業が終了したことを発表しました。

整理作業では、目録化とともに、文字が薄れて読めなくなったFAXや感熱紙等は判読可能となるよう修復され、また、フロッピーディスク・ビデオ・ネガフィルム等はデジタル化した上でDVDへの保存等が行われました。整理・保存を終えた震災関連文書の文書ファイル数は、合計約2万6,000点(ダンボール箱約3,700箱)となります。

これらの文書については、個人情報が含まれる場合があるため、公開には神戸市情報公開条例による手続が必要です。

阪神・淡路大震災関連文書整理作業の終了(神戸市, 2018/3/30)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2018/03/20180330040102.html

【イベント】シンポジウム「デジタル写真データベースが拓く学術活動の未来―蓄積された画像資料をいかに活用するのか―」(5/19・東京)

2018年5月19日、東京都千代田区の一橋大学一橋講堂において、科学研究費助成事業(科研費)による研究プロジェクト「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」が主催するシンポジウム「デジタル写真データベースが拓く学術活動の未来―蓄積された画像資料をいかに活用するのか―」が開催されます。

同プロジェクトは、国外における日本の学術調査に関わる写真・動画資料を集積したデータベース「地域研究画像デジタルライブラリ」(DiPLAS)の構築を目指しており、地域研究に関わる進行中の科研費プロジェクトを対象に、過去に蓄積された画像資料のデジタル化・共有化を技術的に支援しています。

同シンポジウムでは、この分野での研究支援の重要性を訴えるとともに、支援対象となった研究の進展に同プロジェクトが及ぼした効果を検証するとしています。

発表内容は以下の通りです。

カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)とカナダの記録遺産へのアクセスを提供するCanadiana.orgが統合

2018年4月3日、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)とカナダの記録遺産(documentary heritage)へのアクセスを提供するCanadiana.orgが統合を発表しました。

研究環境の変化に伴い、2016年6月から統合の議論を始めていました。統合した組織は2018年4月1日からすでに運営を始めており、今後はCRKNが、学術雑誌のライセンシング活動を続けるとともに、Canadiana.orgのサービスを通じてカナダの記録遺産のデジタル化、アクセス、保存の支援を行います。

CRKN and Canadiana.org Merge as Combined Organization(CRKN, 2018/4/3)
https://www.crkn-rcdr.ca/en/crkn-and-canadianaorg-merge-combined-organization

公益財団法人交通文化振興財団、「交通文化振興財団デジタル資料館」を公開

2018年4月2日、公益財団法人交通文化振興財団が、「交通文化振興財団デジタル資料館」を公開しました。

同財団がデジタル化を進めてきた鉄道・船舶・航空機・車等といった同財団所蔵の交通関係資料が公開されており、2017年に実施したクラウドファンディングにより制作されたものです。

今後も不定期にこれまでデジタル化を進めてきた資料や新たにデジタル化した資料を追加していく予定としています。

@kotubunka(Facebook,2018/4/2)
https://www.facebook.com/kotubunka/photos/a.872589372888518.1073741828.870212343126221/1001932416620879/

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