データベース

Elsevier社の抄録・引用文献データベースScopus、2021年初頭までの開発の展望を示したロードマップを発表

Elsevier社の抄録・引用文献データベースScopusは、2020年9月16日付のブログ記事において、2021年初頭までの開発の展望を示したロードマップを発表しました。

Scopusは、2020年8月時点で、継続刊行中の学術雑誌2万4,000タイトル以上が索引化し、学術論文を中心に約7,980万件のレコードが収録されたデータベースです。記事の公開時点から2021年初頭までの主な開発の展望として、以下のことを表明しています。

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、関西大学デジタルアーカイブで「近代漢語文献データベース」を公開

2020年9月4日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)は、関西大学デジタルアーカイブで「近代漢語文献データベース」を公開したことを発表しました。

近代漢語文献データベースは、KU-ORCAS現センター長の内田慶市教授を研究代表者として2006年度から2007年度に実施された科学研究費補助金(基盤研究(B))事業「19世紀『官話』の諸相—『周縁(ヨーロッパ・琉球・朝鮮・日本)』からのアプローチ」、および「関西大学アジア文化交流研究センター(CSAC)・言語文化班」の研究成果の一部としてかつて公開されていた「近代中国語コーパス」を新たに構築しなおしたものです。内田センター長の個人蔵書のうち、近代漢語関係資料約150点について、テキストデータと資料画像を対応させながら検索・閲覧することが可能となっています。

近代漢語文献データベースは、「ログイン」ボタンから新規登録を行うことで利用可能となります。

独・ビーレフェルト大学図書館の運用するオープンアクセス(OA)学術リソース検索エンジンBASEの検索対象が2億件を突破

ドイツのビーレフェルト大学図書館が運用するオープンアクセス(OA)学術リソース検索エンジンBielefeld Academic Search Engine(BASE)は、2020年8月13日付のブログ記事において、8,000件以上の情報源に由来する2億件以上のリソースが検索対象となったことを発表しました。

同ブログ記事では、2012年以降のBASEの情報源とリソース件数の推移を表した表が示されています。また、Crossrefのプラットフォームを介した出版社由来の文献の索引化が件数増加の主要因となっていることや、OA文献探索のためのブラウザ拡張機能UnpaywallのAPI活用によって以前よりも多くのOA文献を提供できるようになったことなどを紹介しています。

Über 200 Millionen Nachweise in BASE(BASE Weblog,2020/8/13)
https://ekvv.uni-bielefeld.de/blog/base/entry/%C3%BCber_200_millionen_nachweise_in

NDLラボ、「次世代デジタルライブラリー」の画像検索対象の拡大・機能追加等を実施

2020年8月31日、国立国会図書館のNDLラボは、ウェブサイトで公開中の「次世代デジタルライブラリー」について、画像検索の対象が拡大し機能等の追加が行われたことを発表しました。

NDLラボは、「次世代デジタルライブラリー」の改善点として、以下の3点を挙げています。

・「国立国会図書館デジタルコレクション」でインターネット公開中の著作権保護期間が満了した約33万6,000点の図書及び古典籍のデジタル化資料の全ての図版等へ画像検索の対象が拡大(ただし、全文テキスト検索の対象は従来同様NDC6類の資料のみ)
・切り出された図版の内容に関連するタグ付与・絞り込み検索機能の追加
・Webブラウザ上で実行する余白の自動切り出し機能の追加

また、従来から提供しているページ分割機能や紙面の白色化機能などの実験的機能も、全資料について引き続き利用することができます。

「次世代デジタルライブラリー」の検索対象の拡大等のお知らせ(NDLラボ,2020/8/31)
https://lab.ndl.go.jp/news/2020/2020-08-31/

ユサコ株式会社、信頼できるジャーナル・ハゲタカジャーナルに関するCabells社提供のデータベース商品について総代理店契約を締結

ユサコ株式会社は2020年8月26日付の「ユサコニュース第319号」の中で、学術出版におけるジャーナルの評価・分析ツール等を提供する米国のCabells社の2件のデータベース商品について、総代理店契約を締結したことを発表しました。

ユサコ株式会社が総代理店契約を締結した商品はCabells社の“Cabells Journalytics”と“Cabells Predatory Reports”です。“Cabells Journalytics”は、信頼できるジャーナルの情報を提供するデータベースで、専門家の選定による18分野1万1,000誌の書誌情報、質評価メトリクス、エディターのコンタクト情報、投稿情報、オープンアクセス、採択率、募集中の論文情報などが収録されています。“Cabells Predatory Reports”は、ハゲタカジャーナル情報を検索できるデータベースで、専門家の選定による疑わしい雑誌のタイトル、ISSN、発行国、分野、ウェブサイトや、各タイトルの問題点などが収録されています。

台湾・中央研究院、中国・魏晋南北朝時代の小説等に記された病気に関する記述のデータベースを公開

台湾・中央研究院デジタル文化センターによる2020年8月24日付けのお知らせで、中央研究院中国文哲研究所の「滴水空明」研究室が2020年7月に公開したデータベース「疾病感覚地図」が紹介されています。

「疾病感覚地図」は、中国・魏晋南北朝時代の小説集35作品と歴代の高僧伝4作品に記された病気に関する記述を検索・表示できるデータベースです。記述に含まれる病人の本籍等に基づいて地図上に記述のマッピングを行った「疾病地図」や、記述を時系列に沿って整理した「疾病事件」、キーワードやカテゴリーから記述を検索できる「資料庫検索系統」等のコーナーが含まれています。

また、記述の内容にあわせたタグ付けによる整理も試みられており、例えば魏晋南北朝時代の小説集に記された記述には「心身」「情感」「生死」「命運」「徴兆」といったタグが用意されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、新型コロナウイルス感染拡大防止のための再休館に伴い、館外から一時的に利用可能なオンラインDBの提供期間を2020年末まで延長

2020年8月28日、韓国国立中央図書館(NLK)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための再休館に伴い、8月31日まで館外から一時的に利用可能としていたオンラインDB11種の提供期間を12月31日まで延長すると発表しました。

対象となるのは、東亜日報、朝鮮日報、KOREASCHOLAR、DBpia、e-articleの国内5種類と、MarketLine Advantage、Nature、SAGE、Springer、Taylor & Francis、Wileyの国外6種類のDBです。

館外利用可能な38種類のDBは期限なしで提供されます。

국내외 웹DB 11종 관외 서비스 제공 기간 연장(~12. 31.)(国内外ウェブDB11種館外サービス提供延長(~12.31.))(NLK,2020/8/28)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50601000000.do?schM=view&id=37033&schBcid=normal0202

英国工学技術学会(IET)、索引データベースInspecにJ-STAGE収録誌53誌を追加

英国工学技術学会(IET)は、2020年8月14日付けのプレスリリースにおいて、J-STAGEと提携し、IETが作成する工学・物理学・コンピューターサイエンス分野の索引データベースInspecにJ-STAGE収録誌53誌を追加したことを発表しました。

プレスリリースには、対象となったJ-STAGE収録誌のリストも掲載されています。

東京大学経済学図書館・経済学部資料室、「古貨幣・古札統合データベース」を更新:日本銀行金融研究所貨幣博物館所蔵分の「藩札等」のデータを追加

2020年8月24日、東京大学経済学図書館・経済学部資料室が、「古貨幣・古札統合データベース」の更新を発表しました。

日本銀行金融研究所貨幣博物館所蔵分の「藩札等」についての9,911件のデータを追加したものです。

その他、既公開分データの誤植・リンクの間違い等の修正や、データベースの文字セットのUTF-8への変更も行われています。

古貨幣・古札統合データベースの更新(8/24)(東京大学経済学図書館・経済学部資料室,2020/8/24)
http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/?p=11719

古貨幣・古札統合データベース
https://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000381kahei

文化庁、2020年度の「メディア芸術アーカイブ推進支援事業」の採択結果を公開

文化庁が2020年度の「メディア芸術アーカイブ推進支援事業」の採択結果を公開していました。

23件の応募があり、

・一般財団法人大阪国際児童文学振興財団の「明治、大正、昭和初期の子ども向け雑誌のデジタル化」(支援予定額:330万円)
・特定非営利活動法人ゲーム保存協会の「国内レトロ PC ゲーム データベース情報入力」(支援予定額:416万円)
・森ビル株式会社の「日本特撮アーカイブ」(支援予定額:493万円)
・公益社団法人日本漫画家協会の「日本漫画家協会所蔵本及び資料の調査整理・デジタル化事業」(支援予定額:234万円)
・一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムの「アニメ脚本と脚本家のデータベース構築」(支援予定額:352万円)

など、15件が採択されています。

ページ