フィリピン

公共図書館を通じた経済・社会的発展を目指すプロジェクト"Beyond Access"が、家族関係の再構築のため、高齢者向けに無料のデジタルスキルトレーニングを提供(フィリピン)

フィリピンでは、人口の10~12%(約10万人)が、家族を家に残したまま職を求めて海外に移住しており、それは、家族の関係を変化させているとのことです。

テクノロジーの活用は、家族関係を再構築する可能性を提供するが、フィリピンの故郷の高齢者である両親が、簡単なオンラインツールを使用できない場合、この可能性を実現することができないため、公共図書館を通じた経済・社会的発展を目指すプロジェクト"Beyond Access"では、フィリピンの地域社会の図書館において、高齢者のための無料のデジタルスキルトレーニングを提供しており、インターネットの閲覧、ソーシャルメディアの利用、電子メールの利用などのプログラムが行われているとのことです。

Why Senior Citizens Must be Part of the Information Society(Beyond Access,2015/7/29)
http://beyondaccess.net/2015/07/29/senior-citizens-information-society/

参考:
Beyond Access、ウルグアイ国立図書館等と行うプロジェクトに協力する公共図書館を発表
Posted 2015年3月17日
http://current.ndl.go.jp/node/28167

アジア開発銀行、研究成果を公開するオープンアクセスリポジトリ開設

2015年2月12日、フィリピン・マニラに拠点を置くアジア開発銀行(ADB)が、ADBが行うアジア・太平洋地域の経済・開発に関する研究成果を公開するオープンアクセス(OA)リポジトリを公開しました。公開時点でADBによる近年の研究成果2,000件以上が閲覧できるほか、1966年のADB創設以来の5,000件以上の文献の情報が検索できるとのことです。

ADBのプレスリリースでは、Vice-President for Knowledge Management and Sustainable DevelopmentであるBindu N. Lohani氏の言葉として、「(例えば)アゼルバイジャンの大学院生の中に、次代の開発に関わる優れたアイディアを持っている人がいるかも知れない」、「彼ら・彼女らがその優れたアイディアの実現のために必要な情報や研究成果に制限なくアクセスできるよう保障することは、我々の義務である」というコメントが紹介されています。

ADB Adopts Open Access for its Development Research(Asian Development Bank、2015/2/12付け)
http://www.adb.org/news/adb-adopts-open-access-its-development-research

【イベント】国際セミナー「災害からの復旧に果たす図書館の役割」(2/11)

2015年2月11日、日本図書館協会2階研修室にて、IFLAアジア・オセアニア地区常設委員会と日本図書館協会の共催で、国際セミナー「災害からの復旧に果たす図書館の役割」が開催されます。

Teresita C. Moran氏(ファーイースタン大学)による「ハイヤン台風から学んだこと:フィリピン図書館の経験」、Premila Gamage博士による「スリランカの津波で影響を受けた図書館の復旧努力」、河村宏氏(DAISY Consortium前会長)による「インクルーシブな災害アーカイブの開発-人類の共有資産としての被災体験と災害知識の共有における図書館の役割」の3つの講演が予定されているとのことです。講演には通訳がつくとのことです。

参加費は無料ですが、なるべく事前の申し込みが推奨されているとのことです。

国際セミナー「災害からの復旧に果たす図書館の役割」(日本図書館協会企画調査部, 2015/1/8)
http://jlakc.seesaa.net/article/411999773.html

“Cataloging & Classification Quarterly”誌で世界のRDAの適用状況を特集

“Cataloging & Classification Quarterly”誌の2014年52巻、6-7号で世界のResource Description and Access(RDA)の適用状況について紹介する記事を集めた特集が組まれています。

中国、フィリピン、シンガポール、イラン、トルコ、イスラエル、ドイツ語圏の諸国、メキシコ、カナダにおけるRDAの適応状況、フランス語、スペイン語への翻訳の活動について取り上げられているようです。

Cataloging & Classification Quarterly(Volume 52, Issue 6-7, 2014)
http://www.tandfonline.com/toc/wccq20/52/6-7

RDA Around the World(JSC, 2014/9/24)
http://www.rda-jsc.org/RDAaroundtheworld.html

【イベント】国際交流基金、講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催(4/24・東京)

2014年4月24日、国際交流基金JFICライブラリーが講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催します。講師は早稲田大学教授の和田敦彦氏です。東南アジア地域6ヶ国 (タイ・ベトナム・フィリピン・シンガポール・インドネシア・マレーシア) の研究機関や図書館にある日本資料について、その来歴や現状を紹介しながら、研究や学習を支援するための日本資料の在り方や、より効果的な資料/情報の提供について探る講演会とのことです。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

国際交流基金JFICライブラリー講演会 東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~(国際交流基金)
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/news140424.html

案内チラシ
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/pdf/news140424.pdf

CDNLAOニュースレター、最新号の特集は"歴史文書"-ニュージーランド国立図書館の地震後の対応などを紹介

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第79号が公開されています。“歴史文書”についての特集の第2号として、ニュージーランドのクライストチャーチでの地震後の国立図書館の対応についての記事など、以下の記事が掲載されています。

オーストラリア: To read in the libraries of dreams
ニュージーランド: Documenting unexpected events
フィリピン: NLP Leaves Its Mark: The Official Repository of the Written Cultural Heritage of the Philippines

CDNLAOニュースレター 第79号
http://www.ndl.go.jp/en/cdnlao/newsletter/index.html

参考:
CDNLAOニュースレター、最新号の特集は"歴史文書"-中国国家図書館の歴史文書などを紹介 Posted 2013年11月27日
http://current.ndl.go.jp/node/24956

フィリピン台風:ALAがフィリピンの図書館救済のための基金を立ち上げ

米国図書館協会(ALA)が、フィリピンの図書館救済のための基金を立ち上げていました。この基金は、米国からの寄付を受けつけ、台風30号(Haiyan)で被災したフィリピンの図書館やアーカイブの再建支援に使用されるものとのことです。

Philippines Library Relief(ALA)
http://www.ala.org/offices/philippines-library-relief

参考:
フィリピン台風:国際図書館連盟が現在の情報収集等の状況を伝えるドキュメントをウェブに掲載
Posted 2013年11月14日
http://current.ndl.go.jp/node/24849

フィリピン台風:国際図書館連盟が現在の情報収集等の状況を伝えるドキュメントをウェブに掲載

2013年11月14日、国際図書館連盟(IFLA)が台風30号(Haiyan)についてドキュメントをウェブサイトに掲載しました。IFLAがフィリピン国立図書館と連絡を取っており、Antonio Santos氏から必要なこと等について情報を得ていること、フィリピン図書館協会(PLAI)の会長であるElizabeth Peralejo氏が、寄付金の送付先についての情報を含む文書(A call for action)を同会のウェブサイトに掲載していることなどを伝えています。

Typhoon Haiyan
http://www.ifla.org/node/8156

A call for action(PLAI, Elizabeth Peralejo氏)
http://plai.org.ph/index.php/news/28-news/23-call-action

フィリピン台風:米国国立医学図書館等、生物医学関係論文のフルテキストを期間限定で無料提供

台風30号(Haiyan)の被害を受けたフィリピンの被災地域を支援するため、米国国立医学図書館(NLM)が、生物医学関係論文のフルテキストを期間限定で無料提供する“Emergency Access Initiative”(EAI)を実施するとアナウンスしています。期間は、2013年11月11日から12月9日とのことです。

EAIはNLMとと医学図書館全米ネットワーク(National Network of Libraries of Medicine)、米国出版社協会(AAP)のProfessional/Scholarly Publishing Division等が合意している緊急支援イニシアティブです。

NLM Helping in the Philippines – Typhoon Haiyan(NLM, 2013/11/12)
http://nnlm.gov/ntc/2013/11/12/nlm-helping-in-the-philippines-typhoon-haiyan/

Emergency Access Initiative
http://eai.nlm.nih.gov/

参考:
米国国立医学図書館(NLM)等、震災支援のため、生物医学関係論文のフルテキストを期間限定で無料提供 Posted 2011年3月16日

フィリピン国立図書館、中国語図書専門資料室を開設

2012年12月6日、フィリピン国立図書館が同館内に中国語図書専門資料室(China Book Room)を開設しました。これは、中国国家図書館の図書寄贈プログラム“中国の窓”が、フィリピン国立図書館に対して2006年以来寄贈を続けてきた結果によるものとのことです。

National Library of the Philippines (NLP) launches China Book Room (National Library of Philippinesの記事)
http://web.nlp.gov.ph/nlp/?q=node/6661

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