SPARC

カリフォルニア州議会に、州の助成を受けた研究のパブリックアクセス義務化を求める法案提出

カリフォルニア州議会に、州の助成を受けた研究のパブリックアクセスの義務化を求める法案(The California Taxpayer Access to Publicly Funded Research Legislation: AB 609)が提出されました。この法案は州議会議員のBrian Nestande氏が提出したもので、州の助成を受けた研究者に対し、成果の電子版を公的にアクセス可能なオンラインデータベースに提供することを求めるものとなっています。研究成果を、出版後6ヶ月以内に、カリフォルニア州立図書館を通じて無料で利用可能とすることが目指されているようです。

米SPARCでは、カリフォルニア州の住民に対し、法案を支持する意見を州議会議員に送るよう求めています。

Call to Action: Support the California Taxpayer Access to Publicly Funded Research Act (AB 609)(米SPARCによるAB609の紹介ページ, 2013/4/17付け)
http://www.sparc.arl.org/media/california-considers-state-level-public-access-pol.shtml

米SPARC、Article Level Metricsの解説資料を公表

2013年4月16日、米SPARCが、論文単位の評価指標である“Article-Level Metrics(ALMs)”を解説した資料“Article-Level Metrics -- A SPARC Primer”を公表しました。この資料は、大学の経営陣向けに作成されたもので、ALMsの定義や、ALMsとオープンアクセスの関係、ALMsが研究者の評価に与える影響、ALMsの限界と可能性等についてまとめられているようです。

Article-Level Metrics -- A SPARC Primer (PDF)
http://www.sparc.arl.org/bm~doc/sparc-alm-primer.pdf

New SPARC Community Resource on Article-Level Metrics (SPARC 2013/4/16付けの記事)
http://www.sparc.arl.org/media/blog/new-sparc-community-resource-on-article-level-metr.shtml

SPARC releases new community resource on Article-Level Metrics (KnowledgeSpeak 2013/4/17付けの記事)

PLOSとSPARC、OASPAがオープンアクセスの程度が分かるガイドブックを公開

2012年10月19日に、PLOS、SPARC、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)がオープンアクセスウィークに備え共同で、オープンアクセス(OA)を構成する重要な要素(例えば、読者の権利、再利用の権利、著作権等)を解説したガイドブック“How Open Is It?”を公開しました。このガイドは、論文著者に対して、ジャーナルポリシーに従いながらどのように論文を公開すればよいのか考える助けとなるものとして、財団等の組織にとっては、ポリシー等においてOAのレベルを設定する際の参考になるものとして作成されたものとのことです。

How Open Is It? (PDF)
www.plos.org/wp-content/uploads/2012/10/OAS_English_web.pdf

Open Access Spectrum (OAS)
https://www.plos.org/about/open-access/howopenisit/

HowOpenIsIt? New Guide Released (SPARC 2012/10/19付けの記事)
http://www.arl.org/sparc/media/HowOpenIsIt_Final_Guide_Released.shtml

オープンアクセスの定義は?―多様な“オープンさ”を6つの観点で整理した文書のドラフト版をSPARCらが公開

米国のSPARC、PLOS、オープンアクセス学術出版社協会(OASPA)の三者が共同で“HowOpenIsIt?”という資料を作成し、そのドラフト版を公表しました。2012年10月8日までパブリックコメントを募っています。最終版は今年のオープンアクセスウィーク(10月22日~28日)に公開される予定です。

この短い文書ではオープンアクセスの定義がテーマになっています。オープンアクセスと一口に言っても、刊行後すぐに論文が公開されるものや、6か月間や12か月間の禁止期間(エンバーゴ)を経て公開が許可されるものなど、その“オープンさ”は様々です。ここでは、そういった多様な“オープンさ”を、「読者の権利」「再利用に係る権利」「著作権」「投稿に係る著者の権利」「自動的な投稿」「機械可読性」という6つの観点から、その強弱を各5段階に分けて整理しています。

HowOpenIsIt?(PDF:2ページ)
http://www.arl.org/sparc/bm~doc/howopenisit_open-review.pdf

How Open Is It? - Request for Public Comment(SPARC 2012/9/25付け情報)

米SPARC、オバマ大統領に対して連邦政府機関によるパブリックアクセス方針の策定を要望

米国SPARCのHeather Joseph議長が、公的助成研究のパブリックアクセス方針についてオバマ大統領に訴える文書(2012年7月18日付け)が公表されました。文書では、科学・工学分野の全ての連邦機関がパブリックアクセス方針を策定することを求めています。大統領への説明として、欧州委員会や英国研究会議の動きを手短に紹介しつつ、米国では科学研究への助成を行っている11の主要連邦機関のうち国立衛生研究所(NIH)がパブリックアクセス方針を策定しているのみであると述べ、オンライン署名サイト“We are the People”で28,000以上ものが人々が署名を行なったなどと紹介しています。

オバマ大統領宛ての文書(PDF:2ページ)
http://www.arl.org/sparc/bm~doc/sparc-ata-wh-copy.pdf

Heather Joseph, Executive Director(SPARC)
http://www.arl.org/sparc/about/staff/joseph.shtml

参考:
英国政府が「Finchレポート」に対する公式見解を、英国研究会議と欧州委員会がオープンアクセス方針を発表
http://current.ndl.go.jp/node/21385

米国図書館協会(ALA)など10団体、政府助成の研究成果へのオープンアクセスに影響を与える法案に反対を表明(米国)

米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、Creative Commons、SPARCなど10団体は、2012年1月24日付けで、米国連邦議会下院に提出されている法案“The Research Works Act”(法案番号H.R.3699)に反対する文書を公表しています。この法案は、民間の出版物に掲載された研究成果の公開について政府機関が関与することや、研究成果の公開について政府機関が著者に同意を求めることを制限しようとするもので、文書では、税金が用いられた研究の成果に国民がアクセスできなくなることを問題視しています。

(ARLのサイトに掲載された、10団体による声明文)
http://www.arl.org/bm~doc/lt_oawg_3699_24jan12.pdf

Bill Summary & Status 112th Congress (2011 - 2012) H.R.3699 CRS Summary(米国議会図書館調査局(CRS)による、H.R.3699の概要)
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/bdquery/z?d112:HR03699:@@@D&summ2=m&

SPARC、大学図書館による出版活動に関するレポートを公表

SPARCが、2011年11月1日に、北米の大学図書館における出版活動に関する調査プロジェクト“Library Publishing Services: Strategies for Success”の結果をまとめたレポートを公表しています。2010年10月から2011年9月の期間に行われた、223機関を対象にした質問紙調査、ケーススタディ、ワークショップ、文献調査による調査の結果と、将来に向けた提言等が掲載されています。現時点でのレポートは「バージョン1.0」とのことで、2011年内にコメントを受け付け、2012年初頭に最終版が公表されるとのことです。

Library Publishing Services: Strategies for Success Research Report(レポート本文)
http://wp.sparc.arl.org/lps/

“PLoS ONE”、SPARC Innovatiorに選ばれる

2011年6月30日に、米国SPARCは、学術コミュニケーションを変革する活動を行っている個人や団体を表彰するSPARC Innovatorに、2006年創刊の全科学分野・医学分野の査読付きオープンアクセス誌である“PLoS ONE”を選出したようです。

PLoS ONE named as the new SPARC Innovator: Public Library of Science changes the face of open-access publishing, again (SPARC 2011/6/30付けの記事)
http://www.arl.org/sparc/media/11-0630.shtml

SPARC、オープンアクセス出版のための情報源のインデックスを公開

SPARCは、2011年5月26日に、オープンアクセス出版のための情報源のインデックス“Open-access Journal Publishing Resource Index”を公開しています。ウェブ上で無料で入手できる文献等を、計画・編集・技術等のテーマに分けて紹介しているものです。

SPARC introduces Open-access Journal Publishing Resource Index(SPARC 2011/5/26付けのニュースリリース)
http://www.arl.org/sparc/media/11-0526.shtml

Open-access Journal Publishing Resource Index
http://www.arl.org/sparc/partnering/planning/index.shtml

SPARC、調査結果をオープンアクセスにすることよる経済的還元についての研究報告を公表

米国のSPARCが、連邦政府から資金提供された調査の結果をオープンアクセスにすることによる経済的還元についての研究を行い、その研究報告“The Economic and Social Returns on Investment in Open Archiving Publicly Funded Research Outputs”を公表しています。調査結果のアクセシビリティや、調査と開発(R&D)分野での経済的・社会的な効果についての研究などがまとめられています。

NEW STUDY EXAMINES THE ECONOMIC RETURNS OF PUBLIC ACCESS POLICIES(SPARCのニュースリリース)
http://www.arl.org/sparc/media/10-0804.shtml

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