ACRL(大学・研究図書館協会)

ACRL、2010年の大学図書館優秀賞と“Academic/Research Librarian of the Year”を発表

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2010年の大学図書館優秀賞受賞館と“Academic/Research Librarian of the Year”の受賞者を発表しています。大学図書館優秀賞のコミュニティカレッジ部門にペンシルバニア州のバックス・カウンティー・コミュニティカレッジ図書館、カレッジ部門にイリノイ州のエルムハースト・カレッジのA.C.ビューラー図書館、大学部門にインディアナ大学ブルーミントン図書館が選ばれています。また、“Academic/Research Librarian of the Year”には、Maureen Sullivan Associatesのオーナーで、シモンズ・カレッジ図書館情報学大学院の実務教授(Professor of Practice)であるサリバン(Maureen Sullivan)氏が選ばれています。

2010 ACRL Excellence in Academic Libraries Award Winners(ACRLのニュースリリース)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/2010/01/21/2010-acrl-excellence-in-academic-libraries-award-winners/

米国図書館協会等、全ての連邦機関に対するパブリックアクセス義務化を要望

米国図書館協会(ALA)と米国大学・研究図書館協会(ACRL)は共同で、ホワイトハウス科学技術政策室(OSTP)に対し、連邦による助成研究のパブリックアクセス方針義務化の範囲を、全ての連邦機関にまで拡大することを求める意見を提出しました。この意見では、「対象となる連邦機関」「義務化」「より早い時点でのパブリックアクセス化」「バージョン」「フォーマット」「コストコントロール」「フィードバック機能」という7つの論点について、要望がまとめられています。

ACRL and ALA call for increased public access to federally funded research(ALAによるニュースリリース)
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/?p=4235

意見本文
http://www.acrl.org/ala/mgrps/divs/acrl/issues/scholcomm/ostpcomments.cfm

Endorse short embargo period, partnerships for repositories
- Library Journal 2010/1/14付けの記事

学術図書館をテーマにした新しいOA誌登場(米)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、学術図書館や、学術図書館で働くライブラリアンをテーマにした、新しいオープンアクセス誌“Codex”の刊行を開始しました。なお、この雑誌は査読誌となっています。

Codex
http://journal.acrlla.org/index.php/codex/index

New Peer-Reviewed, Open Access Journal About Academic Librarianship Debuts - Resource Shelf 2010/1/9付けの記事
http://www.resourceshelf.com/2010/01/09/new-peer-reviewed-open-access-journal-about-academic-librarianship-debuts/

『聞かれざる声―機関リポジトリのエンドユーザ』と題するプレプリント、ACRLのウェブサイトで公開

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)のウェブサイトで、新しいプレプリント“Unheard Voices: Institutional Repository End-Users”(『聞かれざる声―機関リポジトリのエンドユーザ』)が公開されています。このプレプリントはミシガン大学の研究者らによるもので、機関リポジトリのエンドユーザ20名に対するインタビュー調査を基に、彼らが機関リポジトリをどう特徴づけているか、彼らはなぜ/どうやって機関リポジトリを使っているか、機関リポジトリに関する信頼性判断を彼らはどうやって行っているか、といったことを分析しています。

ACRL Preprint: Unheard Voices: Institutional Repository End-Users
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/2010/01/05/new-preprint-available-4/

ALAほか、Googleブックス和解案に関する懸念を示す文書を司法省に提出

米国連邦司法省に対し、米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、大学・研究図書館協会(ACRL)は合同で、Googleブックス和解案に関する懸念を示す文書を送付したということです。具体的には、和解案の展開を法律的に監視すること、Googleが機関購読料を高額に設定しないよう保証すること、等を司法省に求める内容になっています。

Library associations raise Google Book Search pricing concerns to DOJ
- District Dispatch 2009/12/17付けの記事
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/?p=4156

オンラインでのヴァーチャル・レファレンスで「人間的な」感じを出すために

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が発行しているC&RL Newsの2009年11月号(Vol.70,No.10)に、チャットなどのオンラインでのヴァーチャル・レファレンスの改善のためのヒントをまとめた記事が掲載されています。対面とオンラインでは、表情などの微妙な点が伝わらないことが課題であるとし、その克服のために以下のような点をヒントとしてあげています。

・利用者が歓迎されていることがわかるような挨拶をする
・何のための調べものかなど、利用者の背景の情報を得る
・どのくらい時間がかかるかを利用者に伝える
・「 :)」や「 :D」 といった絵文字も使用する
・利用者が他にまだ何か要望がないかを確認してから終了する

How to be a person: Tips and tricks for virtual reference
http://www.acrl.org/ala/mgrps/divs/acrl/publications/crlnews/2009/nov/person.cfm

Article: How to Be a Person: Tips and Tricks For Virtual Reference(2009/11/23付けResourceShelfの記事)

ACRL、「学術図書館の動向と統計」の2008年版を公表(米国)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、「学術図書館の動向と統計」の2008年版(“2008 Academic Library Trends and Statistics”)を公表しています。資料収集、支出、電子資料、デジタル化などの項目について、大学、大学院等の機関種別にまとめられており、要約部分のみ無料で閲覧できます。

New ACRL publication: 2008 Academic Library Trends and Statistics(2009/10/20付けALAのNEWS)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/october2009/2008academiclibtrends_acrl.cfm?persistent=0&expy_dt=

SPARCとACRL、SCOAP3に関するQ&Aを作成

高エネルギー物理学分野のコアジャーナルの予約購読にかかっていた費用を転用してオープンアクセス化することを目ざす、研究助成機関・研究図書館によるコンソーシアム“SCOAP3”に関するQ&Aを米国大学・研究図書館協会(ACRL)とSPARCが共同で作成し、公開しています。このモデルの周知や評価に役立てることを目的としており、「ビジネスモデルは?」「このモデルを図書館が支持することの意義は?」「SCOAP3を支持するために自図書館ができることは何か?」といった19の疑問に対する回答がまとめられています。

SPARC and ACRL release new SCOAP3 FAQ - More libraries commit to innovative new proposal with answers to key questions
http://www.arl.org/sparc/media/09-0428.shtml

SCOAP3 – Frequently Asked Questions and Answers
http://www.arl.org/sparc/publications/papers/scoap3_09april.shtml

参考:
E812(No.132)高エネルギー物理学は再び学術情報流通に革新をもたらすか?

オープンアクセス出版社の持続可能性に関する課題とは?

米国図書館協会(ALA)年次大会の一環として2007年6月23日に開催された、SPARCと米国大学・研究図書館協会(ACRL)のフォーラム“Course check: A conversation with three open access publishers about the challenges of sustainability”の発表資料と録音資料(OGG形式、MP3形式)が、SPARCのウェブサイトに公開されました。オープンアクセス出版を手がけているPublic Library of Science(PLoS)、BioMed Central、Hindawi Publishingの3社が、それぞれ、持続可能性の課題について報告しています。

Course check: A conversation with three open access publishers about the challenges of sustainability - SPARC
http://www.arl.org/sparc/meetings/ala07/

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