ACRL(大学・研究図書館協会)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、学術図書館員による学術成果物へのオープンアクセスに関する方針について声明を発表

2016年7月11日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、学術図書館員の学術成果物のオープンアクセス(OA)に関する方針について、声明を発表したことが発表されています。

ACRLは、学術図書館員が学術成果を出版する際、OA雑誌で出版すること、そうでない雑誌で出版する場合でもオープンアクセス可能なリポジトリに保存することを慣行にすること、などを推奨する、としています。学術図書館員は、機関や資金提供者の方針に沿うことなどを考慮にいれつつ、リポジトリに保存した学術成果について、いつOAにするのかということについて責任を持つべきであるとしています。

また、ACRLは学術図書館員に対し、単行書、プレゼンテーション資料、灰色文献、データについてもOAにすることを奨励する、としています。

ACRL issues policy statement on open access to scholarship by academic librarians(ALA, 2016/7/11)
http://www.ala.org/news/press-releases/2016/07/acrl-issues-policy-statement-open-access-scholarship-academic-librarians

参考:

2016年、大学・研究図書館のトレンド(記事紹介)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が刊行している“College & Research Libraries News”(C&RL News)の2016年6月号に,2016年における大学・研究図書館のトレンドを紹介した記事“2016 top trends in academic libraries”が掲載されています。

紹介されているトレンドは以下の通りです。

・Research data services (RDS)
・Data policies and data management plans
・Professional development for librarians providing RDS
・Digital scholarship
・Collection assessment trends
・ILS and content provider/fulfillment mergers
・Evidence of learning: Student success, learning analytics, credentialing
・Digital fluency in the Framework
・Critical information literacy in the Framework
・Altmetrics

米国の大学・研究図書館協会、“RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage”誌をオープンアクセスに

2016年5月17日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、同会が発行する、特殊コレクションや文化遺産に関する雑誌“RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage”を、2016年春号からオープンアクセスとすると発表しています。

2016年春の理事会で新しい方針が承認されたことにより、最新号へのエンバーゴが撤廃され、2000年の創刊号から最新号までの利用が可能となっています。

印刷版はそのまま維持されるようです。

RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage Becomes Open Access(ACRL,2016/5/17)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/11902

RBM: A Journal of Rare Books, Manuscripts, and Cultural Heritage Becomes Open Access
http://rbm.acrl.org/

参考:
College & Research Libraries誌が創刊号から全てオンラインで無料利用可能に

米国の大学・研究図書館協会、学生の知識や学業面での達成度への学術図書館の貢献を明らかにした報告書を公開

米国図書館協会(ALA)傘下の大学・研究図書館協会(ACRL)が、学生の知識や学業面での達成度への学術図書館の貢献を明らかにした報告書“Documented Library Contributions to Student Learning and Success: Building Evidence with Team-Based Assessment in Action Campus Projects”を公開しています。

報告書では、その証拠として以下の4点を確認しています。

1.図書館活用(情報リテラシー)教育が学生の能力を向上させていること。
2.図書館の利用が学業達成度(成績評価・在籍率)を増進させていること。
3.図書館が大学内の他組織と共同して行う教育プログラムが学生の知識を強化(進学面、学術面での自信、在籍率)していること。
4.情報リテラシー教育が学生の教養の成果(問題解決能力)を強化していること。

ACRL report shows compelling evidence of library contributions to student learning and success(ALA,2016/4/27)

CA1870 - 動向レビュー:ACRL高等教育のための情報リテラシーの「枠組み」 ―白熱する議論に向けて― / 小田光宏

2015年2月に、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、2000年に制定した「高等教育のための情報リテラシー能力基準(Information Literacy Competency Standards for Higher Education)」(1)(以下、「能力基準」と記す)の改訂版に相当するものとして、「高等教育のための情報リテラシーの枠組み(Framework for Information Literacy for Higher Education)」(2)(以下、「枠組み」と記す)を策定した。本稿は、この「枠組み」の概要を紹介するとともに、特徴となる性格を指摘し、今後の議論の素材とするものである。...

2016年Leab展示賞の受賞作品発表 イェール大学で開催された「イェール大学図書館所蔵日本関係資料」展も選出

2016年3月10日、アメリカ図書館協会(ALA)傘下、大学・研究図書館協会(ACRL)の貴重書・手稿部会(Rare Books and Manuscripts Section:RBMS)が、Katharine Kyes Leab and Daniel J. Leab“American Book Prices Current” 展示賞(Leab展示賞)の2016年の受賞4作品と選外佳作1作品を発表しており、2015年にイェール大学バイネッキ貴重書・手稿図書館で開催された“Treasures from Japan in the Yale University Library”(イェール大学図書館所蔵日本関係資料)が第3部門(inexpensive) の受賞作品として選ばれています。

その他、以下の作品が受賞しています。

・第1部門(expensive)
選外佳作作品:“The Writing on the Wall: A Catalogue of Judaica Broadsides from the Valmadonna Trust Library”(Herbert and Eileen Bernard Museum of Judaica)

・第2部門(moderately expensive)

ALA JobLISTが2016年の利用者が選ぶ求人・求職サイトトップ25に選ばれる

米国図書館協会(ALA)等が運営する図書館・図書館情報学関係の求人・求職サイト”ALA JobLIST”が、WEDDLE’s Media Groupが毎年、求職者・リクルーター・雇用者を対象に実施している”User’s Choice Award”で、利用者が選ぶ求人・求職サイトトップ25の中に選ばれました。

ALA JobLISTはALAのAmerican Libraries誌と、大学・研究図書館協会(ACRL)のCollege & Research Libraries News誌が、ALAの人材育成・求人局(HRDR)と協力して2006年に立ち上げたサイトです。WEDDLE’s Media Groupは米国で求職者・雇用者向けのガイド等を出版している企業で、これまで11年にわたって”User’s Choice Award”を実施しています。2016年は3,800票以上の投票があったとのことです。

Winners WEDDLE's 2016 User's Choice Awards
http://www.weddles.com/awards/

ALA JobLIST receives WEDDLE’s 2016 User’s Choice Award(ALA、2016/3/10付け)

E1774 - 研究成果の計量的指標に関するガイド<文献紹介>

Roemer, Robin Chin.; Borchardt, Rachel. Meaningful metrics: a 21st century librarian’s guide to bibliometrics, altmetrics, and research impact. Association of College and Research Libraries, 2015, 241p, ISBN 978-0-8389-8755-1.

ACRL、2016年の大学図書館優秀賞と“Academic/Research Librarian of the Year”を発表

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2016年の大学図書館優秀賞受賞館と“Academic/Research Librarian of the Year”の受賞者を発表しています。

大学図書館優秀賞には、コミュニティカレッジ部門にニュージャージー州のハドソン郡コミュニティカレッジ図書館、カレッジ部門にミネソタ州のマカレスター大学デウィットウォーレス図書館、大学部門にジョージア州のアトランタ大学センターロバートW.ウッドラフ図書館が選ばれています。

“Academic/Research Librarian of the Year”には、ノースカロライナ州立大学の副学長兼図書館長であるナター(Susan K. Nutter)氏が選ばれています。

2016 ACRL Excellence in Academic Libraries Award Winners Announced(ACRL,2016/1/11)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/11204

Nutter named 2016 ACRL Academic/ Research Librarian of the Year(ALA,2016/1/14)

米国大学・研究図書館協会(ACRL)、2014-2015年度の年報を公表

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、同会が発行する"College & Research Llbraries News"の76巻11号(2015年12月)において、2014-2015年度の年報を公表しています。

2014-2015 Annual Report(ACRL)
http://crln.acrl.org/content/76/11/603.full.pdf

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