博物館

【イベント】ICOM京都大会2019報告会・ワークショップ「新しいミュージアムの形とは?」(1/13・京都)

2020年1月13日、京都文化博物館(京都市中京区)において、ICOM京都大会2019報告会・ワークショップ「新しいミュージアムの形とは?」が開催されます。

2019年9月に開催されたICOM京都大会において、核となるテーマであった博物館定義・持続可能性・防災・アジア美術などを参加者の視点で振り返り、大会の成果を今後日本のミュージアムや日々の業務にどのように還元できるのか検討する、という趣旨の下で開催されます。

第1部のICOM京都大会報告会では、大会の各セッションの要点等の共有等が行われます。参加費は無料ですが事前申し込みが必要で定員は160人です。

第2部のワークショップでは、報告を踏まえて今後日本のミュージアムはどのように変わっていけるか、日々の業務の中で具体的にどのようなことができるか、に関するディスカッション等が行われます。参加費は無料ですが、参加対象が博物館職員、博物館研究者・ICOM会員有資格者に限定されています。また事前申込制で定員は50人程度です。

日本近代文学館、特別資料のデジタル画像の館内端末での閲覧サービスを開始

2019年12月3日、日本近代文学館が、12月から一部の特別資料(原稿・書簡などの肉筆資料)のデジタル画像の館内端末での閲覧サービスを開始したと発表しています。

同館では、焼損や経年劣化により閲覧利用できなかったものや、閲覧頻度が高い資料のデジタルデータの作成を開始しており、今後も順次対象資料を増やし、データ化を進めていく予定としています。

画像のプリントアウト、データのコピー、写真撮影はできません。

特別資料デジタル画像閲覧が始まりました(日本近代文学館, 2019/12/3)
https://www.bungakukan.or.jp/cat-whatsnew/12269/

参考:
日本近代文学館、ウェブサイトをリニューアル:「特別資料」の所蔵検索や図書・雑誌のコピー申込みフォームの新設など
Posted 2018年5月14日
https://current.ndl.go.jp/node/35984

カナダ研究図書館協会(CARL)、カナダの記憶機関におけるデジタル保存の現状とニーズについての調査レポートを公開

2019年11月29日、カナダ研究図書館協会(CARL)は、カナダの記憶機関におけるデジタル保存の現状とニーズについての調査レポート“Final Report of the Survey on Digital Preservation Capacity and Needs at Canadian Memory Institutions, 2017-2018”の英語版及びフランス語版の公開を発表しました。

カナダにおけるデジタル保存活動の現時点の見取り図を提供し、存在するギャップや顕著に見られるニーズを特定することを目的として、CARLのデジタル保存ワーキンググループが実施した調査の成果を報告するものです。

調査は二つのフェイズからなり、第一フェイズでは、2017年10月から12月にかけて、CARLに所属する29機関を対象として調査が行われました。その後、2018年12月から2019年1月にかけて調査結果のアップデートが行われています。第2フェイズでは、より広いカナダの記憶機関を対象として2018年8月から9月に調査が行われ、両フェイズ合計で52機関から完全な回答が寄せられました。今回、回答結果のデータセットもあわせて公開されています。

全国科学博物館協議会、『全科協ニュース』Vol49. no.6をウェブサイトに掲載:SNSの活用を特集

2019年12月1日、全国科学博物館協議会(JCSM)が、『全科協ニュース』Vol49. no.6(2019年11月)をウェブサイトに掲載しました。SNSの活用を特集しています。

内容は以下の通りです。

金尾滋史氏(滋賀県立琵琶湖博物館)「博物館をとりまくSNS事情」

石田 惣氏(大阪市立自然史博物館)「市民科学にTwitterを用いる利点と課題 ー #カキ調査を例として」

村上寛之氏(海遊館)「試行錯誤からよい事例の積み重ね」

岡本 真氏(アカデミック・リソース・ガイド株式会社)「SNSフレンドリーなミュージアム環境の構築に向けて」

全科協ニュース Vol49. no.6を掲載しました(JCSM, 2019/12/1)
http://jcsm.jp/news/%e5%85%a8%e7%a7%91%e5%8d%94%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9-vol49-no-6/

翠玉白菜を真似てストレッチ:台湾・故宮博物院が所蔵品から体操を考案、動画も公開

2019年11月28日、台湾・故宮博物院は、「翠玉白菜」や「毛公鼎」など所蔵品8件から着想を得て、体操「故宮国宝動動操」を考案したことを発表しました。

故宮博物院は長年にわたり各年齢層に応じた教育普及活動に力を入れています。今回の「故宮国宝動動操」もその一環であり、作業療法士と故宮博物院のボランティアガイドとの共同作業により、高齢者の健康維持に適した体操として考案されました。YouTube上で体操のプロモーション動画とレクチャー動画も公開されています。

跟著翠玉白菜做伸展!故宮首創「故宮國寶動動操」,跟文物一起長命百歲(故宮博物院, 2019/11/28)
https://www.npm.gov.tw/zh-TW/Article.aspx?sNo=04011045

英国図書館(BL)、同館を含む英国の6つの文化遺産機関の研究成果を閲覧できるリポジトリ“Shared Research Repository”のBETA版を公開

2019年11月26日、英国図書館(BL)が、リポジトリ“Shared Research Repository”のBETA版の公開を発表しました。

英国の高等教育機関の研究成果はリポジトリを通じて公開されている一方で、文化・遺産機関による研究成果は各機関が思っているほど気づかれていないことから構築されたものです。

同リポジトリからは、BLを含め、大英博物館・ロンドン考古学博物館(MOLA)・スコットランド国立博物館・キュー王立植物園・テートモダンの6つの機関の職員や研究員による、記事・図書の章・データセット・展示の解説・会議での発表資料・ブログ等様々な研究成果を検索・閲覧することができます。

現在は選定したいくつかの成果のみが検索可能ですが、今後数か月の間に多くの研究成果が追加される予定です。また、BETA版の運営が順調であれば、コンテンツ量や連携機関の拡大方法についての検討を行うとしています。

ジャパンサーチ(試験版)、「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始

2019年11月25日、ジャパンサーチ(試験版)は、東京大学が学内の様々なデジタル化されたコレクションの横断検索が可能なポータルサイトとして構築している「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始したことを発表しました。

「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」上のメタデータのうち、利用条件がパブリック・ドメイン・マーク(PDM)、CC0、CC BY、CC BY-SAであるものがジャパンサーチ(試験版)に提供され検索可能となっています。

@jpsearch_go(Twitter,2019/11/25)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1198874505923313664

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年11月25日付けのお知らせに「東京大学の「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」と新たに連携しました!」とあります。

【イベント】令和元年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-震災伝承施設と震災アーカイブ-(1/11・仙台)

2020年1月11日、東北大学災害科学国際研究所(仙台市)で、国立国会図書館(NDL)と同研究所とが共催し、「令和元年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-震災伝承施設と震災アーカイブ-」を開催します。

震災伝承施設の海外の事例であるハワイの太平洋津波博物館(Pacific Tsunami Museum)の取組の紹介及び、国内の震災アーカイブや震災伝承施設の現状報告を行い、最後に、震災伝承施設と震災アーカイブがどのように関係していくことで互いの利活用の向上につながるかについて議論します。

参加は無料です。定員は200人(先着順)で、事前の申込みが必要です。

内容は次のとおりです。

【特別講演】
「太平洋津波博物館の取組について」
マーリーン・スー・ムリー氏(ハワイ太平洋津波博物館館長)

【報告①】震災の記録を伝える~震災アーカイブの進捗報告

「北海道胆振東部地震から厚真町が伝えたいこと」
起田淳氏(厚真町地域防災マネージャー)
長瀧夢子氏(厚真町まちづくり推進課企画調整グループ主任)

「熊本大学の熊本地震アーカイブについて」
山尾敏孝氏(熊本大学名誉教授)

【イベント】新潟県中越地震15周年災害資料シンポジウム「繰り返す災害と長く付き合うために」(12/15・新潟)

2019年12月15日、新潟大学において、新潟県中越地震15周年災害資料シンポジウム「繰り返す災害と長く付き合うために」が開催されます。

新潟大学災害・復興科学研究所、地震・火山噴火予知研究協議会史料考古部会「日本海沿岸地域を中心とした地震・火山現象の解明のための史料収集と解析」グループの主催です。

共催の新潟県歴史資料救済ネットワークのウェブサイトによると、参加費は無料・事前の申し込みも不要で、内容は以下の通りです。

・趣旨説明
原 直史氏(新潟大学人文学部)

・長岡市山古志地域の被災歴史資料と滝沢繁研究資料-自治体史編さん・資料レスキューから地域史研究へ-
田中洋史氏(長岡市立中央図書館文書資料室)

・新潟県立歴史博物館の取り組み-文化財レスキューを続けるためには-
田邊 幹氏(新潟県立歴史博物館)

・甦る山古志の民具-中越地震被災民俗資料の整理とこれから-
飯島康夫氏(新潟大学人文学部)

・宮城での歴史資料保全活動16年-4度の自然災害を経て-
佐藤大介氏(東北大学災害科学国際研究所)

・全体討論

台湾・故宮博物院、Google Arts & Cultureにコンテンツを追加:所蔵品の高精細画像、オンライン展示など

2019年11月12日、台湾・故宮博物院は、Google Arts & Culture上の同館のページにコンテンツを追加したことを発表しました。

4つのオンライン展示と、2015年12月に開館した同館南部院区のバーチャルツアーが追加されているほか、所蔵品200点余りの高精細画像を追加することも発表されています。

故宮深化與Google Cultural Institute合作,與全球共享數位典藏資源(故宮博物院, 2019/11/12)
https://www.npm.gov.tw/zh-TW/Article.aspx?sNo=04011020

National Palace Museum(Google Arts & Culture)
https://artsandculture.google.com/partner/national-palace-museum-taiwan

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