博物館

スウェーデン・IKEAミュージアム、過去70年分のIKEAカタログをオンラインで公開

2020年8月11日、スウェーデンの家具メーカーIKEAの歴史を紹介するIKEAミュージアム(所在地はスウェーデンのエルムホルト)が、過去70年分のIKEAカタログをオンラインで公開することを発表していました。

IKEAカタログの歴史をめぐる同ミュージアムでの展覧会“IKEA Catalogue Through the Ages”の開催にあわせたものであり、IKEAミュージアムのウェブサイト上で閲覧可能となっています。同展覧会のキュレーターであるAnna Sandberg Falk氏は、「カタログの歴史はIKEAとデモクラティック・デザインの歴史でもありますが、おそらく最も興味深いのは、この70年の間に私たちの家での生活がどう発展してきたかの歴史でもあることです」と述べています。

オンライン版IKEAカタログに関するFAQによれば、現在はスウェーデン版のカタログのみ利用可能となっており、将来的には他国版のカタログも掲載する予定とあります。

国際博物館会議(ICOM)、美術館・博物館における新型コロナウイルス感染症の影響に関するフォローアップ調査を実施

2020年9月7日、国際博物館会議(ICOM)が、美術館・博物館における新型コロナウイルス感染症の影響に関するフォローアップ調査を実施すると発表しました。

同調査は、ICOMが5月に報告書を公開した調査に続く第2弾の調査です。世界中の美術館・博物館およびその職員に新型コロナウイルス感染症の感染拡大が及ぼしている影響に関する情報を収集・比較することを目的としています。質問項目には、前回の調査に関連する項目に加え、最近の変化に関する項目も含まれていると述べられています。

Follow-up survey: the impact of COVID-19 on the museum sector(ICOM, 2020/9/7)
https://icom.museum/en/news/follow-up-survey-the-impact-of-covid-19-on-the-museum-sector/

九州大学附属図書館、図書館・博物館・文書館の連携展示「九州大学のコレクション ―大学創設期のアジア学術交流と古地図 ―」を開催

2020年9月1日から、九州大学附属図書館が、同大学の図書館・博物館・文書館による連携展示「九州大学のコレクション ―大学創設期のアジア学術交流と古地図 ―」を開催しています。

同大学主催の国際イベント“Kyushu University Asia Week 2020”の一環として実施されている記念デジタル展示であり、同大学創設期の研究者の収集資料の紹介や、アジアとの学術交流の様子、同大学が所蔵するアジアの古地図のデジタル画像等が公開されています。

図書館・博物館・文書館の連携展示「九州大学のコレクション ―大学創設期のアジア学術交流と古地図 ―」(九州大学附属図書館, 2020/9/2)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/35638

日本銀行金融研究所貨幣博物館、ウェブサイト上で「おうちミュージアム」を実施中

日本銀行金融研究所貨幣博物館が、ウェブサイト上で同館を楽しめるコンテンツを紹介する「おうちミュージアム」を掲載しています。

2020年9月1日時点で、同館の資料を利用したクイズやぬり絵をはじめとした「貨幣博物館ワークシート」、同館の展示資料や貨幣の歴史の紹介、中学生・高校生向けの学習ツールが公開されています。

おうちミュージアム(日本銀行金融研究所貨幣博物館)
https://www.imes.boj.or.jp/cm/collection/home/

参考:
公益財団法人日本博物館協会、新型コロナウイルス感染症のため休館中の博物館が来館できない利用者を対象に実施している取組を紹介
Posted 2020年3月11日
https://current.ndl.go.jp/node/40454

和歌山県立博物館、企画展「喜多村進と徳川頼貞 ―南葵音楽文庫をめぐるひとびと―」を開催中

和歌山県立博物館が、2020年8月29日から10月4日まで、企画展「喜多村進と徳川頼貞 ―南葵音楽文庫をめぐるひとびと―」を開催中です。

作家・俳人であり、また、紀伊徳川家の私設図書館である南葵文庫や南葵音楽図書館に勤め、1933年からは和歌山県立図書館に司書として勤務した喜多村進に関する展示です。

同館は、2005年に同氏の子孫から同氏に関する資料の寄贈を受けており、今回、調査研究による成果を踏まえ、紀州徳川家当主・徳川頼貞からの書簡・絵葉書、南癸文庫・南葵音楽図書館に関する資料、喜多村が生涯にわたって残した多様な文芸作品が展示されます。

企画展「喜多村進と徳川頼貞 ―南葵音楽文庫をめぐるひとびと―」(和歌山県立博物館)
https://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/susumu-yorisada/frameset.htm

日本学術会議、提言「博物館法改正へ向けての更なる提言~2017年提言を踏まえて~」を公表

2020年8月27日、日本学術会議は、提言「博物館法改正へ向けての更なる提言~2017年提言を踏まえて~」を公表しました。

この提言は2017年の提言「21世紀の博物館・美術館のあるべき姿―博物館法の改正へ向けて」を背景に作成されました。2017年の提言発出後の法改正や中央省庁の組織改編により、文化財保護法と博物館法の一元化に向けた議論の素地が生まれた一方、公立博物館の地方独立行政法人化の加速が見込まれることから、博物館法改正による多様化が進む博物館の現状との乖離を解消、及び、学芸員資格制度や公立博物館における人事・予算・運営の窮迫の改善の必要等を指摘しています。

新たに発出された提言では、「登録博物館制度から認証博物館制度への転換」、「学芸員資格制度の改革及び研究者としての学芸員の社会的認知の向上」、「博物館の運営改善と機能強化」の3点を来るべき博物館法改正とその後の展望として示し、文化審議会博物館部会等での検討を期待する提言として以下の5点を挙げています。

浦河町(北海道)、「読書も乗馬も楽しもう!あおぞら図書館in乗馬公園」を開催:令和2年度浦河町立図書館子ども読書推進事業

北海道の浦河町が、2020年9月12日に、令和2年度浦河町立図書館子ども読書推進事業として「読書も乗馬も楽しもう!あおぞら図書館in乗馬公園」を開催すると発表しています。

乗馬公園、博物館、地域おこし協力隊員との共同企画で、同町の乗馬公園の園庭で、小学生・幼児とその保護者先着50組(事前申込)を対象に、コロナ禍の長期化の気分をリフレッシュしてもらうことを目的に、読書・乗馬・昔あそび・小枝工作などが楽しめる時間を用意したものです。また、希望者のみを対象に、後日図書館に展示する、当日の思い出を「絵」に描く企画も行われます。

読書も乗馬も楽しもう!あおぞら図書館in乗馬公園(浦河町)
https://www.town.urakawa.hokkaido.jp/event/catetemp2_event2020/aozora_library_2020.html

閣議において「令和2年5月15日から7月31日までの間の豪雨による災害についての激甚災害及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令」が決定:図書館を含む公立社会教育施設の災害復旧事業に要する経費の3分の2を補助

2020年8月25日、閣議において、令和2年7月豪雨など梅雨前線等による一連の災害を激甚災害として指定し、また、適用すべき措置を指定する「令和2年5月15日から7月31日までの間の豪雨による災害についての激甚災害及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令」が決定されました。公布・施行は8月28日です。

激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の第16条に基づき、激甚災害(本激)により被害を受けた、特定地方公共団体が設置する公立社会教育施設(公民館、図書館、体育館、運動場、水泳プール等)の災害復旧事業に対する補助事業に要する経費の3分の2が補助されます。

令和2年8月25日(火)定例閣議案件(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2020/kakugi-2020082501.html

三重県、「三重の歴史・文化デジタルアーカイブ」とジャパンサーチの連携を発表

2020年8月22日、三重県は、同県が運営する「三重の歴史・文化デジタルアーカイブ」が、ジャパンサーチと、ジャパンサーチの正式公開日である8月25日付で連携すると発表しました。

「三重の歴史・文化デジタルアーカイブ」は、2014年5月に公開された、同県内の文化施設等の所蔵品や図書、歴史的公文書や行政資料・統計資料、文化財や地域文化資産などの20のデータベースを横断的に検索できるシステムで、2020年7月末現在、約29万件のデータが検索可能です。

連携対象は「三重の歴史・文化デジタルアーカイブ」で公開されているすべてのデータで、今後も随時情報を更新し、ジャパンサーチ内の連携機関を紹介するページ等も活用し同県の文化情報を発信していくとしています。

「三重の歴史・文化デジタルアーカイブ」が「ジャパンサーチ」と連携します(三重県,2020/8/22)
https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0011900109.htm

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