博物館

国立文化財機構、京都・奈良・九州の各国立博物館の新時代プランを公表

2019年10月11日、国立文化財機構は、京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館各館が策定した新時代プランを公表しました。

【イベント】文化財防災ネットワーク推進事業シンポジウム「地域社会と文化財 ― 身近にある文化財、それをまもり伝える意味」(12/7・東京)

2019年12月7日、東京国立博物館において、国立文化財機構主催の文化財防災ネットワーク推進事業シンポジウム「地域社会と文化財 ― 身近にある文化財、それをまもり伝える意味」が開催されます。

2019年4月に文化財保護法が改正され、地方公共団体に対して、指定文化財・未指定文化財の隔てなく、各地域での文化財の保存活用のための取り組みの計画的・継続的な実施を求めていることから、地域の文化財に焦点を当て、それをまもり伝えていくことの意味と方法を考えるものです。

聴講無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は300人(申し込み先着順)です。

内容は以下の通りです。

・基調講演
人口減少社会における文化財保護の可能性 宗田好史氏(京都府立大学副学長・教授)

・プログラム
講演1 みんなでまもる地域の文化財―和歌山県の取り組みから 大河内智之(和歌山県立博物館主任学芸員)

講演2 地域の復興に文化財が果たす役割―福島県双葉町の文化財 吉野高光(福島県双葉町教育委員会総括主任主査)

・パネルディスカッション
宗田氏、大河内氏、吉野氏、岡田健氏

2019年度グッドデザイン賞発表:図書館・博物館等も受賞

2019年10月2日、公益財団法人日本デザイン振興会が、2019年度のグッドデザイン賞を発表しています。

「グッドデザイン大賞」など特別賞は10月31日に発表予定です。

受賞者には図書館、美術館等も含まれます。

グッドデザイン賞概要
https://www.g-mark.org/activity/2019/outline.html

2019年度グッドデザイン賞受賞結果
https://www.g-mark.org/award/search?from=2019&to=2019&keyword

市民交流センター [須賀川市民交流センターtette](福島県)
https://www.g-mark.org/award/describe/49506

館山市(千葉県)、ウェブサイトに「被災した歴史資料の取扱いに困ったら相談を!」を掲載:安房地域各市町の文化財担当課や博物館に相談するよう呼びかけ

2019年10月2日、千葉県の館山市が、同市のウェブサイトに「被災した歴史資料の取扱いに困ったら相談を!」を掲載しました。

台風15号で自宅や地区の集会所等が被災し、保管していた歴史資料の取扱いに困ったときは、処分を検討する前に、安房地域の各市町の文化財担当課や博物館に相談するよう呼びかけるもので、水に濡れた古い文書や写真、壊れた彫刻等もすぐに捨てたり燃やしたりしないよう依頼しています。

館山市立博物館・南房総市教育委員会生涯学習課・鴨川市郷土資料館・鋸南町歴史民俗資料館に相談すれば、保管方法のアドバイスなどを行うとしています。

歴史資料の事例として以下があげられています。

・戦前の文書や手紙、日記
・戦前の写真・絵はがきや新聞
・地区の記録や引継ぎ文書
・お祭りやオコモリ(講)の掛軸や道具
・神社・寺院やお神輿などの彫刻
・木や石でできた仏像や神像
・絵馬・棟札など木の板に絵や文字が書かれたもの

中国・テンセント、ブラジル国立博物館のデジタルコレクションを公開

2019年9月27日付けの新華網の記事で、中国・テンセントによるブラジル国立博物館のデジタルコレクション公開が報じられています。2018年9月にブラジル国立博物館が火災被害を受けたことから、2018年11月、テンセントは同館と協力しデジタル博物館を構築することを発表していました。

デジタルコレクションはテンセントのソーシャルメディアプラットフォーム・Wechat(微信)上での公開とあります。同館の火災前の所蔵資料に関する約700点のデジタル情報を収録し、そのうち約400点は一般から提供を受けたものです。

Mini-program launched to showcase fire-ravaged National Museum of Brazil(新華網, 2019/9/27)
http://www.xinhuanet.com/english/2019-09/27/c_138428704.htm

Artstor、英・ウェルカムコレクションの所蔵作品をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開する“Open Artstor: Wellcome Collection”を公開

2019年9月27日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているARTstorが、“Open Artstor: Wellcome Collection”を公開しました。

英国のウェルカムコレクション(Wellcome Collection)が所蔵する資料の10万点を超すデジタル化画像を、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもと公開したものです。

New: 100,000 images from the Wellcome Collection(Artstor,2019/9/27)
https://www.artstor.org/2019/09/27/new-100000-images-from-the-wellcome-collection/

ジャパンサーチ(試験版)、データカタログサイトDATA.GO.JPと連携開始

2019年9月26日、ジャパンサーチ(試験版)は、総務省行政管理局が運用するデータカタログサイトDATA.GO.JPと連携を開始し、各府省が提供するオープンデータセット約2万5,000件が検索可能となったことを発表しています。

@jpsearch_go(Twitter, 2019/9/26)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1177157564728922112

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年9月26日付けのお知らせに「「データカタログサイト」と連携しました」とあります。

東日本大震災津波伝承館(岩手県)がオープン

2019年9月22日、岩手県が陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園内に整備を進めていた「東日本大震災津波伝承館」(愛称:いわてTSUNAMIメモリアル)がオープンしました。

館内では、津波災害の歴史や、東日本大震災津波による被災の事実、震災から得た教訓、被災地の復興の姿などを伝える展示や映像上映が行われています。入館は無料です。

令和元年9月22日(日)「東日本大震災津波伝承館」オープン‼(東日本大震災津波伝承館, 2019/9/23)
https://iwate-tsunami-memorial.jp/245/

常設展示(東日本大震災津波伝承館)
https://iwate-tsunami-memorial.jp/permanent/

米国議会図書館(LC)や英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)等の米・英の機関が文化機関におけるデジタルスカラシップの役割をテーマに連携

2019年9月18日、米国の人文科学基金(NEH)・国立科学財団(NSF)・スミソニアン協会・議会図書館(LC)及び英国の芸術人文科学研究会議(AHRC)、工学物理科学研究会議(EPSRC)が、図書館・博物館等の文化機関の未来を再考するため連携すると発表されています。

文化機関におけるデジタルスカラシップの役割をテーマに連携するもので、組織のリーダーシップの方向性や新たな学芸的実践の開発、新たな最先端な研究や課題の開拓、21世紀型のコレクションを基盤とした研究方法の推進といった、利用者が文化遺産を体験する方法を変革することが目指されています。

連携事業の第1弾として、9月18日と19日、米・ワシントンDCでワークショップが開催されます。

ワークショップは、両国の学術機関・文化機関の専門家(データ科学者・考古学者・デジタルキュレーター・鳥類学者)により、デジタル技術が博物館等に影響を与えている(今後与えるであろう)ことを調査するもので、機械学習・人工知能(AI)・クラウドソーシング等の共同作業モデル、来館者の体験向上などをテーマとしています。

今後の連携活動の基盤となるよう、優先されるテーマや推奨される活動など、当日の議論をまとめた報告書が出される予定です。

【イベント】第13回資料保存シンポジウム「文化資料のゆくすえ ― 令和に期待すること ―」(10/15・東京)

2019年10月15日、情報保存研究会と日本図書館協会は、東京都千代田区の一橋大学一橋講堂で、第13回資料保存シンポジウム「文化資料のゆくすえ ― 令和に期待すること ―」を開催します。

内容は以下の通りです。

・基調講演 
国立公文書館館長 加藤丈夫 氏
「公文書の重要性と令和に伝えていくこと」

・特別講演
青山学院大学教授 小田光宏 氏(日本図書館協会理事長)
「資料保存の継承:令和における図書館の役割」

東京国立博物館特任研究員 田良島哲 氏
「ミュージアムのデジタル情報と活用の新たな視角」

第13回資料保存シンポジウム 令和元年10月15日(火)に開催!(情報保存研究会)
http://www.e-jhk.com/html/index.html

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