リテラシー

図書館流通センター(TRC)、日販コンピュータテクノロジイ(NCT)との連携により図書館でのプログラミングワークショップの実証実験を開始

図書館流通センター(TRC)と日販コンピュータテクノロジイ(NCT)は、両者が連携し、図書館でのプログラミングワークショップの実証実験を開始したと発表しています。

NCTのタブレット連動型のプログラミング教育向けロボットを用いて行うもので、図書館職員が簡単に運営できるとともに、参加者がより満足できるプログラミングワークショップを開発して、効果検証を行なうことを目的としています。

図書館向けプログラミングワークショップのパッケージは、2019年4月にリリース予定と発表されています。

「こくり」ロボットプログラミングのワークショップを開催しました@練馬区立大泉図書館(TRC,2019/1/9)
https://www.trc.co.jp/topics/event/e_ooizumi_02.html

米・Ithaka S+R、一次資料を用いた教育の大学図書館等による効果的な支援方法の把握を目的とした調査プロジェクトの開始を発表

2019年1月16日、米・Ithaka S+Rが、一次資料(primary sources)を用いた大学生を対象とする教育を、大学図書館等が効果的に支援するための方法を把握するため、研究プロジェクトを開始すると発表しました。

同プロジェクトは、米国及び英国の大学図書館等のグループと連携し、一次資料を用いた教育に関する教員のニーズや知見を深く掘り下げ、図書館・文書館・特別コレクション等がこの活動を支援するための条件を把握することが目的とされています。

Announcing a New Project on Teaching with Primary Sources(Ithaka S+R,2019/1/16)
https://sr.ithaka.org/blog/announcing-a-new-project-on-teaching-with-primary-sources/

韓国・国立子ども青少年図書館、子どもの読書習慣促進を目的に、子育て等に関する専門チャンネル「育児放送」と覚書を締結

2019年1月15日、韓国国立中央図書館(NLK)の国立子ども青少年図書館は、妊娠・出産・育児・幼児教育等に関する専門チャンネル「育児放送」と覚書を締結したと発表しています。

両機関が持つ専門知識をもとに、子どもの読書習慣や読書能力を涵養することを目的とされており、キャンペーンの実施が予定されています。

국립어린이청소년도서관-육아방송 업무협약 체결(韓国国立子ども青少年図書館,2019/1/15)
https://www.nlcy.go.kr/menu/17310/bbs/30014/bbsDetail.do?idx=1045837

大阪市立図書館、「大阪市立図書館英語を学ぶための各種サービス」を公開

2018年12月27日、大阪市立図書館が、「大阪市立図書館英語を学ぶための各種サービス」を公開しました。

同館が提供している、自宅等のパソコンで24時間いつでも利用可能な英語を学ぶための各種サービス(電子書籍、音楽配信サービス)を案内するものです。

また、同館が所蔵する英語で書かれた本の検索方法や、関連コーナーの紹介も行っています。

大阪市立図書館英語を学ぶための各種サービス(大阪市立図書館,2018/12/27)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jou04igey-510#_510

LIS Newsが選ぶ2018年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国)

2018年12月14日、図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2018年の10大ニュースを発表しています。

1. LGBTやドラァグクイーンに関する図書館の展示・蔵書・プログラムへの異議申し立て

2. データ侵害がプライバシー問題を刺激
※ケンブリッジ・アナリティカ社

3. 複数館で図書館の資料延滞者への罰金廃止

4. オープンアクセス(OA)の行方

5. 虚偽の、もしくは、不審な内容の論文に関するスキャンダル

6. 法律に関する問題(アバンダンウェアとフェアユース・米ジョージア州立大学の電子リザーブ訴訟・マラケシュ条約・米国著作権局の米国議会図書館(LC)からの移管等)

7. 刑務所での禁書

8. サーチエンジンは偏っている
※“Algorithms of Oppression”(抑圧のアルゴリズム)の出版

9. フェイクニュースの拡大

10. オピオイドの蔓延が継続

米国図書館協会(ALA)、コンピュータサイエンス教育週間中にプログラミング教育活動を実施する学校図書館・公共図書館250館への少額助成を実施

2018年11月29日、米国図書館協会(ALA)の“Libraries Ready to Code”事業は、12月3日から9日までの「コンピュータサイエンス教育週間」期間中にプログラミング教育に関する活動を実施する学校図書館・公共図書館への少額助成(500ドル)対象250館を発表しました。

選ばれた250館では、Google社の映像を用いたコンピューターサイエンスプログラム“CS First”を使って、子どもにコンピューターサイエンスに触れてもらう活動を実施します。

子どもプログラミング書籍を小学校100校の図書室に届けるプロジェクト、「プログラミング教育に関する推薦図書10冊」の寄贈の実施を発表

2018年10月25日、子どもプログラミング書籍を小学校100校の図書室に届けるプロジェクトが、「プログラミング教育に関する推薦図書10冊」の寄贈の実施を発表しました。

2020年から全ての小学校においてプログラミング教育が必修化されることにともない、すべて子どもがプログラミングに触れ、一人でも学べる書籍を全国の小学校100校の図書室に届けるプロジェクトです。

「プログラミング教育に関する推薦図書」は、コンピュータ出版販売研究機構(CPU)が主催する「プログラミング書籍品評会」で選ばれた10冊で、一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)から寄贈されます。

応募期間は11月20日までですが、100校になった時点で締切となります。寄贈先の確定にあたっては、地域による調整(同一地域に複数申込みの場合)や、プロジェクトの趣旨を理解しての図書の有効利用がなされるかという点が考慮されるとのことです。

ベネッセ教育総合研究所、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表

2018年10月26日、ベネッセ教育総合研究所が、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表しました。

電子書籍の読書履歴のデータ、学力テスト、読書についてのアンケート調査の結果をまとめたもので、読書が学力や学びの姿勢に与える影響や、その変化を追跡することを目的に実施されたものです。

主な分析結果として、たくさん読書をしている子どもほど学力が向上し、特にその影響は「算数」に見られること、 読書は学力が低い子どもたちにプラス効果が大きいこと、子ども自身も「学びの広がり」「他者とのつながり」など幅広い読書のメリットを実感していること、が指摘されています。

詳細な分析データは、後日、公開される予定です。

ニュースレター(2018.10.26 更新)【小学生の読書に関する実態調査・研究】(ベネッセ教育総合研究所)
https://berd.benesse.jp/special/bigdata/ebookanalysis.php

韓国、2018年「全国図書館運営評価」における優秀図書館を発表:最優秀賞はソウル特別市・広津情報図書館及び大邱広域市・月背小学校

2018年10月23日、韓国の文化体育観光部と、大統領所属図書館情報政策委員会は、今年の「全国図書館運営評価」において優秀図書館に選ばれた図書館を発表しています。

「全国図書館運営評価」は、図書館サービスの改善を目的に、2008年から、公共・学校・専門・兵営・刑務所の図書館を対象に行われているもので、2018年は、2,399館が参加しました。

大統領表彰2館、国務総理表彰7館、副総理兼教育部長官表彰3館、文化体育観光部長官表彰33館、図書館情報政策試飲会委員長特別賞33館の計48館が選ばれました。受賞館には、優秀図書館を示すプレートと賞金が授与されます。

最優秀賞にあたる大統領表彰には、ソウル特別市の広津情報図書館(読書サークルの結成、人文学講座の拡張、3Dプリンター等を備えたメイカースペースの設置、コミュニティの構築)及び大邱広域市の月背(월배)小学校(教育課程と連携しての図書館利用教育の実施及び児童の自発的読書活動の促進)が選ばれています。

優秀図書館に選ばれた48館は、10月24日、江原道で開催されている、第55回全国図書館大会で表彰されます

フィリピンの貧困地域の教育環境整備を目的に子どものための図書室を建設するクラウドファンディングプロジェクトが実施中:「プリキュア15周年キャンペーン」が協力

2018年10月4日、国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパンが、フィリピン・サマール島に子どものための図書室を建設するためのクラウドファンディングプロジェクト「プリキュアも応援します♡「おしごと体験図書室」建設プロジェクト!」を開始しています。

就学率が低い同地域の子どもの教育環境を整備するため、「おしごと体験図書室」を建設し、本を配置するとともに、科学実験・料理・裁縫・楽器作成/演奏などの、仕事や「ものづくり」を体験することで、将来への夢や希望を育むことが目的とされています。

その他、スポーツをするためのスペースや、アニメや絵本作成のためのスペースも計画されているほか、図書室ではフィリピンの子どもにも人気がある日本のアニメやキャラクターにも触れることもできるとしています。また、これまで十分な教育を受けることができなかった保護者の利用も想定されています。

建設が計画されているのは、台風による被害が大きいサンタリタ市アニボンゴン村内の学校です。

なお、「プリキュア15周年キャンペーン」の協力を得て、返戻品が「プリキュア」コラボレーショングッズとなっています。

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