図書館

東北地方太平洋沖地震による図書館の被災情報等をまとめたサイトが、博物館・文書館の情報も併せて“SaveMLA”として統合

東北地方太平洋沖地震で被災した図書館、博物館、文書館の被災情報・救援情報は、震災後にそれぞれ“savelibrary”、“savemuseum”、“savearchives”として開設された別々のウィキサイトで提供されていましたが、2011年4月1日に、これら3つのサイトが“SaveMLA”として一つのウィキサイトに統合され、被災情報等の提供が行われるようです。

SaveMLA
http://savemla.jp/wiki/SaveMLA

参考:
東北地方太平洋沖地震による図書館の被災情報・救援情報をまとめたサイト
http://current.ndl.go.jp/node/17754

E1148 - Europeana,2011-2015年の戦略計画を公表

 2011年1月14日,欧州デジタル図書館“Europeana”が2011-2015年の戦略計画“Strategic Plan 2011-2015”を発表した。戦略計画の冒頭では,Europeanaの目的を,文化への新たなアクセス方法を提供し,欧州の社会的経済的発展を促すこと,と明確にしている。そしてその目的の達成には,デジタル化における知的所有権法制やデジタル化事業を加速することの必要性,長期的な財政基盤の確保が課題であると指摘し,戦略計画ではそれらの課題に立ち向かうためのアウトラインを示している。戦略計画は,次の4つのキーワードからなる戦略トラックで解説されている。...

E1143 - 「デジタルルネサンス」に向けた欧州委員会への提言

 2011年1月10日,欧州委員会(EC)情報社会・メディア総局の有識者委員会(Comite des Sages)が,報告書“The New Renaissance”をECへ提出した。報告書では,博物館,図書館,文書館等の文化機関の所蔵資料をデジタル化して公開することが,文化や知識へのアクセス向上につながり,教育面でも大きな効果があること,また,デジタル化の新たな技術とサービスの発展に寄与するとして,経済的な利益をもたらすものであると述べられている。そして報告書では,その環境整備のために,6項目の提言が示されている。各項目の主たる内容は次の通りである。...

世界知的所有権機関(WIPO)がレポートを刊行 テーマは知的所有権と伝統文化に関する図書館等の法的課題

世界知的所有権機関(WIPO)が2010年12月付けで、“Intellectual Property and the Safeguarding of traditional cultures : Legal Issues and Practical Options for Museums, Libraries and Archives”と題するレポートを刊行しています。執筆者は、WIPOのMolly Torsen氏とJane Anderson氏です。レポートでは、「伝統的文化表現」(Traditional Cultural Expression)の保護と保存、そして促進を取り巻く法的問題を分析し、特に知的所有権による伝統的文化表現の保護が、博物館、図書館、文書館に対して引き起こす課題に焦点を当てているようです。また、参照事例も紹介しているとのことです。

Intellectual Property and the Safeguarding of traditional cultures : Legal Issues and Practical Options for Museums, Libraries and Archives
http://wipo.int/export/sites/www/tk/en/publications/1023.pdf

全欧州規模のホロコースト関係資料のオンラインデータベース化プロジェクトが始まる

2010年11月16日、欧州委員会(EC)の研究開発情報サービス委員会(CORDIS)のニュースによると、“European Holocaust Research Infrastructure”というコンソーシアムが設立され、今後同コンソーシアムによって、ホロコースト関係資料のデータベースの構築が行われるとのことです。このプロジェクトは、オランダにある戦争資料の研究機関“NIOD”を中心に、EUの11か国とノルウェー、そしてイスラエル各国から、図書館や文書館、博物館等20機関が参加しているようです。データベースは、全欧州規模に分散しているホロコースト関係の資料を一元的に閲覧できるものを目指し、今後4年間かけて構築されるとのことです。

European Holocaust Research Infrastructure
http://www.ehri-project.eu/

NIOD-led Holocaust Studies project launched (2010/11/16付け NIODのニュース)
http://www.niod.knaw.nl/actueel/default.asp?ID=703

EU making sure Holocaust never happens again (2010/11/17付け EC CORDISのニュース)

【イベント】「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル III」開催(11/30)

NPO法人「知的資源イニシアティブ(IRI)」が主催する「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル」の第3回が、2010年11月30日に開催されます。博物館・図書館・文書館(MLA)の連携について、過去2回のラウンドテーブルの成果を受けて、MLAのもつ文化情報資源と公共施設としての場を国の基本的な情報・知識基盤としてどのように活用すべきか、その方向性を明確にすることにより、文化情報資源政策形成の重要性を社会的にアピールするとのことです。

日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル III
http://www.iri-net.org/forum/mlart03.html

参考:
「日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブルII」開催(2010年6月・東京)
http://current.ndl.go.jp/node/16053

クラウドでコレクションを公開・管理する“Omeka.net”ベータ版が発表される

2010年10月28日、米国ジョージ・メイソン大学の「歴史とニューメディアセンター」(Center for History and New Media)が、“Omeka.net”(ベータ版)を公開しました。この“Omeka.net”は、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”のクラウド版のようです。

Omeka.net
http://omeka.net/

Omeka.net Beta Launches (2010/10/28付け Omekaのニュース)
http://omeka.org/blog/2010/10/28/omeka-net-beta-launches/

参考:
研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”が正式リリース
http://current.ndl.go.jp/node/13156

米国Creative Commons、パブリックドメインマークを発表

2010年10月11日、米国のCreative Commonsが、著作権保護対象外の資料をインターネットを通じて容易に提供できるようにするためのツールとして、パブリックドメインマーク(Public Domain Mark)を発表しました。また、Creative Commonsのプレスリリースによると、パブリックドメインマークの最初の大規模な採用者は欧州デジタル図書館“Europeana”となるとのことで、2011年半ばまでに、Europeanaのポータルサイトで提供される著作権保護対象外の資料に対しては、パブリックドメインマークがつけられるようです。なお、この件に関するEuropeana側からの発表は、10月14日から15日にオランダ・アムステルダムで開催される“Europeana Open Culture 2010 Conference”の場で行われるようです。

Public Domain Mark 1.0
http://creativecommons.org/publicdomain/mark/1.0/

レイ・チャールズ記念図書館がロサンゼルスで開館

2010年9月23日、レイ・チャールズの記念図書館(Ray Charles Memorial Library)が、米国ロサンゼルスで開館しました。同日はレイ・チャールズの生誕80周年に当たるそうです。同館には、レイ・チャールズの舞台衣装やサングラスなどが陳列されているほか、レイ・チャールズのリズムとメロディをミキシングできる専門室やカラオケルームも用意されているとのことです。なお、同館は招待した学校の児童が利用できるのみで、一般公開は来年になるとのことです。

Ray Charles Foundation
http://www.theraycharlesfoundation.org/Foundation.html

Ray Charles Memorial Library Opens In L.A. (2010/9/24付け NPRのニュース)
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=130098859

Ray Charles Memorial Library Opens in Los Angeles (2010/9/27付け the Boomboxの記事)

Twitter上でのイベント、“Follow a Library Day”

2010年10月1日に、Twitterを運営している、自分の好きな図書館についてTwitter上で紹介し、フォローを促すイベント“Follow a Library Day”が開催されるようです。イベント主催者のウェブサイトでは、参加者に対して、当日のツイートの際に、ハッシュタグ(#followalibrary)の使用を呼び掛けています。

#followalibrary
http://www.followalibrary.blogspot.com/

Follow a Library! (2010/9/16付け ALA TechSourceの記事)
http://www.alatechsource.org/blog/2010/09/follow-a-library.html

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