Europeana

Europeana、ウェブサイト公開開始から10周年

2018年11月20日、Europeanaが、2008年11月20日に行われた最初のウェブサイト公開から10周年となることを記念し、メッセージと動画を公開しました。

今後の課題として、各機関がコレクションをEuropeanaとより共有しやすくすること、3Dのような新たなフォーマットの標準化、機械学習や人工知能といったテクノロジーの利用を挙げつつ、10年間の感謝を述べています。

Thank you from Harry Verwayen on Europeana's tenth anniversary(europeana pro, 2018/11/20)
https://pro.europeana.eu/post/thank-you-from-harry-verwayen-on-europeana-s-tenth-anniversary

欧州歴史教育者協会が教員研修講師向けガイドを公開:EuropeanaのDSI-3プロジェクトの一環

2018年11月14日付けのEuropeanaのニュースで、欧州歴史教育者協会(EUROCLIO) がEuropeanaと連携して作成した教員研修講師向けガイド“How to use online tools to promote historical thinking?”(歴史的思考力を高めるためにどうオンラインツールを活用するか)の公開について紹介されています。

本ガイドは、受講者が歴史教材ポータルサイトHistorianaのeラーニング環境とEuropeanaのコンテンツを用い、歴史的思考力を高めるためのeラーニング教材を作成・利用することを促し、サポートするためのものであり、ワークショップの構成案や利用できる参考資料の紹介等が含まれています。

欧州歴史教育者協会のウェブサイトでは、本ガイドをEuropeana DSI -3プロジェクトの成果として紹介しています。

スウェーデン王立図書館(NLS)へのラボ創設のための調査報告書が公開:国立図書館のラボの調査等を実施

2018年10月16日、スウェーデン・ウメオ大学のPelle Snickars教授が、スウェーデン王立図書館(NLS, スウェーデン語ではKB)がラボを創設することを提案する報告書“datalab.kb.se A Report for the National Library of Sweden”を公開しました。

同氏が、スウェーデン王立図書館にラボを設置するための情報を調査・評価することの提案を受け、同館等からの資金援助や人的支援を受けて、調査を実施した結果をまとめたものです。

報告書は、“Library Labs” 、“Digital Scholarship” 、“Recommendations”の3つの章から構成されています。

“Library Labs”は、各館の環境の違いに注意しながら、近年、国立図書館等に設置されたラボの現状を概観したもので、英国図書館(BL)、オランダ王立図書館(KB)、米国議会図書館(LC)、Europeana、デンマーク王立図書館、オーストリア国立図書館のラボが取り上げられています。

欧州委員会(EC)、Europeanaの評価と今後の進展に関する報告書を公開

2018年9月6日、欧州委員会(EC)が、Europeanaの評価と今後の進展に関する、欧州議会及び欧州理事会宛の報告書“REPORT FROM THE COMMISSION TO THE EUROPEAN PARLIAMENT AND THE COUNCIL on the evaluation of Europeana and the way forward”を公開しました。

同報告書では、Europeanaは、標準化や相互運用性、ネットワーク構築などにより、欧州のデジタル文化遺産を欧州全体に行きわたらせる上で、重要な役割を果たしたとしています。

一方で、量的は期待を上回っているものの質的にはまだ問題があるとし、扱っている地理・テーマ・文化の範囲や、メタデータの多言語対応・詳細さ・正確さ、ポータルの技術インフラ改善・多言語対応・検索及びフィルタリンク機能の追加などの課題を指摘しています。

また、評価に基づき、今後のEuropeanaの進展に関し、

・データプロバイダやアグリゲーターがEuropeanaのサービスを利用しやすくする

・AI、言語処理、ビッグデータを活用して出来るだけ自動化した、欧州各国の文化遺産の幅や深さを効果的に紹介するためのコンテンツのキュレーションの実施

欧州委員会(EC)、Europeanaに関するパブリックコンサルテーションに寄せられた回答への予備調査結果を公表

2018年4月23日、欧州委員会(EC)が、2017年10月17日から2018年1月14日にかけて実施したEuropeanaに関するパブリックコンサルテーションに寄せられた回答への予備調査結果をまとめた報告書を公表しました。

アンケート調査により得られた1,221の回答を分析したものです。

予備調査の段階として、アンケート調査の回答への傾向として

1.欧州全体での価値を創造していることへの合意が多数を占めていること
2.品質・認知向上・検索機能など解決すべき課題やその優先事項が示されていること
3.検索機能の多言語対応、全文検索、さらなるテーマ資料や資料の集約といった今後提供すべき機能・サービス・活動が示されていること

の3点を紹介しています。

最終的な分析結果をまとめた報告書は2018年6月に公開されます。

ECでは、2016年5月31日付のデジタルアクセスにおけるEuropeanaの役割に関する決定を受けて、Europeanaの評価を開始しています。今回の調査結果はEuropeanaの評価に反映されるとともに、今後の開発に役立てられることになります。

【イベント】懇談会 「Europeanaの翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト」(2/23・東京)

2018年2月23日、東京大学情報学環福武ホールにおいて、デジタルアーカイブ学会技術部会と一般財団法人人文情報学研究所との共催により、懇談会 「Europeanaの翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト」が開催されます。

Europeanaで翻刻プロジェクトを進めている Frank Drauschke氏が来日するのを機会に実施されるものです。

話題提供として以下の2つの講演が実施されます。

「クラウドソーシング翻刻のための基盤形成:日本古典籍の場合」(逐次通訳付き)
飯倉洋一氏(大阪大学大学院文学研究科)

「共通の歴史を市民の手で - Europeana 1914-1918 と翻刻」 (逐次通訳付き)
Frank Drauschke氏

参加には事前の申し込みが必要です。

Europeana の翻刻プロジェクトと日本の翻刻プロジェクト(デジタルアーカイブ学会,2018/2/13)
http://digitalarchivejapan.org/1979

E1990 - 「デジタルアーカイブ」の新たな評価法:Impact Playbook概説

2017年10月,Europeanaより評価方法の新規開発プロジェクトの成果物として“Impact Playbook: For Museums, Libraries, Archives and Galleries”(以下プレイブック)の第一部が公開された。プレイブックは「インパクト評価」を実施するための手順・方法をまとめた一種のガイドラインであり,Europeanaだけでなく,その参加機関である欧州各域の図書館・博物館・公文書館・ギャラリー等が各々のデジタルアーカイブ関連事業の持つ多様な価値を各々の見方で評価し,かつその評価結果を他者と共有できるようにするための「共通言語」としての役割を果たすという。

2017年にEuropeanaでよく検索された語のランキング:第3位に「Japan」

2017年12月21日、Europeanaが、今年Europeanaでよく検索された語の上位20位までを発表しています。

1位は“Paris”(フランスの首都・パリ)、2位は“Funny”で、3位に“Japan”(日本)が入っています。

4位以下は次の通りです。

4.Hungary
5.Budapest
6.Marc Chagall
7.Greece
8.Picasso
9.Vincent Van Gogh
10.Portrait
11.Genazzano
12.Romania
13.Mona Lisa
14.dog
15.Portugal
16.Granada
17.Rembrandt van Rijn
18.Wolfgang Amadeus Mozart
19.Map / maps
20.Monet

欧州文化遺産デジタル化統計調査プロジェクトENUMERATE、第4回統計調査の結果報告書を公開

欧州における文化遺産のデジタル化に関する統計調査プロジェクト“ENUMERATE”による第4回調査の結果をまとめた報告書“Report on ENUMERATE Core Survey 4”が、調査を担当したオランダのDEN財団のウェブサイトで公開されています。

同調査は、EuropeanaのDSI-2のプロジェクトのもと隔年で実施されているもので、2011年の初回調査、2013年の第2回調査、2015年の第3回調査に続く今回の調査は、約1,000機関を対象に、2015年5月から2015年7月にかけて実施されました。

2017年11月21日付けのEuropeanaの記事では、デジタル化戦略を持つ機関の増加、82%の機関が所蔵資料のデジタル化を実施、文化遺産機関の所蔵資料の平均22%がデジタル化済といった調査結果の内容が紹介されています。

“ENUMERATE”では、今回の結果が、概ね前回調査の内容と一致していることから、調査の間隔を4から5年とすることを勧告するとともに、文化遺産が一般の人々に与える影響について把握する調査方法について検討するとしています。

Europeana、文化遺産機関が人々の生活に与えている影響を評価する方法を指南する“Impact Playbook”の“PHASE I: Impact Design”を公開

2017年10月18日、Europeanaが、ミュージアム、図書館、アーカイブの日常の活動が人々の生活に与えている影響を評価する方法を指南する“Impact Playbook For Museums, Libraries, Archives and Galleries”の“PHASE I: Impact Design”を公開しました。

文化遺産機関が人々の生活に与えている、もしくは、与えようとしている影響を特定するためのプロセスを案内するもので、文化遺産機関全体で適用できる共通の方式として、文化遺産や評価の専門家によって作成されました。

今回公開されたものは、影響評価を企画する最初の段階について知ることができるようになっており、6つに分けられた各ステップでは、明確な目標とアウトカムに焦点があてられています。

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